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前回はね、一つのことを追求する倉木と、どんどん幅を広げていきたい倉木で、音楽の今、何を聴いているかで悩んでいると。
今、それで悩んでいるというよりは、どっちかにしかならないから、
例えば、新しいものを求めていく倉木の時には、一つのジャンルをひたすら聴いていくことができなくなるんですよ。
これ、困るんですよね。バランスが悪いから。
でね、今日ね、もう一つ気づいたことがあって。
何か新しいジャンルをどんどん開拓していきたい。
それはいいんだけど、今日アフリカのクラブミュージック、アフリカ人がやってるクラブミュージックを聴いてて思ったんだけど、
以前話しましたね、海外に行く時に、そこの国の言葉も、もう血肉になるまでわかってたり、
あと、それは現実的に難しいかもしれないけど、
でもある程度背景知識、そこの歴史とかがないと、なんだかよくわからないところに来ましたね。
もう終わっちゃうという話をしたんだけど。
これは音楽も同じだと思うんですよ。料理もそうだけど。
タベログなんか見たらそうですよ。
なんか、よくわからない味だったと。変わった味だったと。そういう感想で終わっちゃうんですよ、結局。
想像つくじゃないですか、なんかインドネシアの料理食べましたとか、カンボジアの料理食べましたって言っても。
よくわかんないで終わりそうでしょ。
いや音楽もそうだなと思ったよね、やっぱりね。
もの珍しさに何か幅広げていったとしても、そこのルーツだったり、その音楽ジャンルのルーツだったりを知らないと、何が何なのかわかんないで終わってしまうんですよ。
でも、例えばアフリカランチングだったりヒップホップ、これは別のなんか新鮮な要素があって、っていう風に思ったけど、
その要素っていうのはやっぱりアフリカの音楽なわけでしょ。
それについて全然聞いたこともなければ、よく知識もないっていう状態じゃん。何の感性も働かない状態だから。
だからなんかちょっと変わって、要素が変わって、よくわかんないので終わっちゃうんですよね。
最初はちょっと変わってて面白いと思うかもしれないけど、全然よくわかんないで聞いてるだけだから。
そういう意味じゃね、やっぱり日本人は例えばインドネシアの音楽聞いてもわかんないし、やっぱりアメリカの音楽じゃないかなだから。
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でもねラテン音楽なんかは魅力的に思うんだけど、やっぱり日本人はシューナーベンの音楽なんてやっぱり馴染みないからね。
そこで今どうしようかと今考えたのは、ファンク、ブルースとかのブラックミュージックなんだけど。
ブルースはね、これ全部聞くとしてもね、昔のチャンネル?
昔のしっかりルーツをねわかって、わかるべきかな。
例えレゲエ聴く人なんかね、ボブマリーの曲ぐらい聞いとけたもんだろうし。
ブラックミュージック好きな人はジェームスブラックぐらい聞いとけってみんな思うだろうし。
そういう意味じゃね、ラテンね、いや前ね、ジャズ勉強してた頃はラテンに興味あったんだけど、今はねちょっと昔の聴く気にならないかな。
でソウルミュージックはね、60年代の聞いてもいいと思うし70年代も80年代も。
ヒップホップはね、昔は聴いたけどね今は90年代の聴くとはならないかな。
でブルースファンクはこれについては問題ないんだけど。
だからソウルミュージックですね、はいいんじゃないかなと思ってて。
あとさっき言ったアフリカ人の。もう違うわけでしょだから。
どこまで遡ればいいのかわかんないし。遡りようないだろうしね。
今現在でどういう音楽があるのかちょっとよくわかんないし。
ラテンも非常に勉強しにくいだろうね、情報が少ないから。
あとね、青春時代に聴いた音楽って一生のどういう音楽を聴いていくかってことに影響を与えるっていうんで。
どうやらスポーティファイの研究とかあとね、ビルボードチャートを利用した研究とかで統計を取ったんだね。
それで13歳から、男性と女性では違うんだけど、男性だとね13歳から16歳だっけな。
で14歳の時にがそのピークっていうかね一番影響を受けやすいと。
14歳の時聴いた曲が一生聴き続けるような曲になるってことで。
クラッキーの場合はね、高2高3がドラゴンワーシュなんですよね。
ジャンルで言うとロック、ヒップホップ、ラテン。
16歳の時はね、R&Bかな。
中1がね、方角のヒップホップで。中2、だから14歳の時は洋楽ヒップホップ。
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で中3がヒップホップとR&B。
だからやっぱりヒップホップなのかなクラッキーにとっては。
しかも洋楽のヒップホップですね。
もうこれもっぱらこれでしたね。
こればっかり聴いてました。
レゲエも一切聴かないし。
普通はね、手を広げるんだけど前回話したように、
もう一つのことに追求しだしたらね、そればっかり聴くようになるんですよ。
ちょっと飽きてきて他も聴こうとかなんないんですよね。
で前ね、ラジオの音楽の録音してた時は、
例えばファンクを入れてたとしますか。
今言ったように一つの音を追求する。
でだったらもうファンクだけなんだけど、
どうしてもね、他のものを入れたいってクラッキーやってくるんですよ。
そしたらね、最初はジャズファンクだったんだけど、
インストモノですよね。
だけど歌も配置してもまあいいかなってなっちゃって。
でそうやって自分に甘えが出てね。甘えが出てるのか、
こだわりが薄らいでるのかわかんないんだけど。
それで歌物も入れるっていう風にね、書いたりも。
そういうこと、そういう変化はね、ありますね。
だから新しいものを求めるクラッキーがちょっと顔を出して。
まあちょっとどころじゃないね。そこからはどんどんね、ずるずるいっちゃうから。
じゃあこっちも入れていいんじゃないかってなっちゃうんですよ。
ソウルミュージックも入れていいんじゃないかっていう風になってきましたね。
それではしたっけ。