諸行無常の誤解
前回の話に引き続き、今回は、諸行無常の意味を完全に履き違えている。
世間の人は大抵は、どんな健康でもいつか病気になるかもしれない。
でも、いつかは死んでしまう。
そういう教えだと思っているかもしれないけど、いや、そんなわけない。
ブッダがそんなことを言うわけがないんですよ。
もっと抽象的な意味だって、なぜわからないのかなと思う。
だってそのまんま受け取ったら、あらゆるものは変化しているっていう。
なぜそれをね、健康でもいつか病気になるとか、いつか亡くなるって、曲解するにも程があるでしょ、それ。
ねじ曲がった捉え方と言ってしまっていいかもしれない。
まあ人間は最後まで嘘だけど、これも人間の都合のいいように捉えているんだから。
わかりやすいように捉えているだけなんですよ。
ここまでのいろんな歴史を経て、そうねじ曲がってしまったのかな、どうなんだろう。
でも、物理学も。
でも、これわかっている通り、化学も進んで、
これはあらゆる物理空間にあるものは、常に変化しているっていう意味。
意味だというのは、そこまでは人類はわかっているわけであって、
世間の人はね、諸行無常の意味はね、さっき言ったように勘違いしてますよね。
全然そんな意味じゃないんですよ。
もちろん人間の頭ではね、なかなか理解しづらいですよね。
抽象的変化の理解
相対性理論なんかもね、あれを本当に理解しようとしても無理ですよ。
宮廷大の物理学科の生徒でさえ、完全には理解できないでしょう。
それと同じように、物理空間にあるものは全て実は変化しているんだって意味はわかりづらいと思うけど、
そういうことはないですよ、ぶったが言おうとしているのは。
ものすごい抽象的な意味なわけですよ。
これを理解するのは難しいかもしれないけど、
でもいろいろわかることはあって、
どんなね、これは不変性のある正しいことだと思っていても、
もう一回言いますけど、諸行無常ってのは、あらゆるものが変化しているって意味だからね。
一応変化していないのもあって、ほとんど変化するって意味じゃないから、あらゆるものが変化するって意味だから。
だからね、正しい考えなんて絶対そんな一緒ないでしょ。
で、実はこれは数学でもね、不完全性定理で、物理学でいう不確定性原理だっけな、不確実性原理だっけな、忘れたけど、
で、証明されてるんですよ。
これが絶対だっていう、そういう理論があるんですよ。
これを仏陀はもう分かったわけですよ。
そういう話なんですよ。
人間はいつか死んでしまうんだなんて、そういう理論ってあるんですよ。
そういう理論ってあるんですよ。
そういう理論ってあるんですよ。
だからね、人間は、
でも、
これはもちろん、
自分自身が、
自分自身が、
そういう話なんですよ
人間はいつか死んでしまうんだなんて そんな教えじゃないんですよこれ
でもあらゆるものが変化してるというのは なかなか理解しづらいですよね
もちろんね そこまで抽象的な意味じゃなかったらね
変化しないものもあったり
変化してるものもあったり
例えば東大がね 日本一に変化してた高い大学ってのは
ずっと変化してませんよね
あと毎朝散歩してる人がいたとしたら それも
その人のルーティンですもんね 変化してないですよね 変化しない行動ですよ
習慣ですよね
そうやって日曜で変化してるもの 変化してないものってあるんだけど
でも抽象的な意味では全て変化してるってことなんですよ
別に細かく言うととかいう話じゃなくて
抽象度を高めるとあらゆるものが変化してる
抽象的な話だから
別に関係ないよっていうことでもなくてね
関係あるかないかじゃないんですよ これは
この世界の説理だから これ
なかなか理解しづらいですよね
時には変化して時には変化しない
物によってはすごい変化して物によってはあまり変化しない
そういう教えじゃないんですよね
あらゆる物は変化してるって教えて
どんな物でも多少は変化してるとかそういう教えでもないんですよ
大きく変化してる物もあればほんの少し変化してる
そういう教えでもないんですよ
大きさなんてこの話では関係なくて
普段生活してて変化してないよでも実際は変化してるんだ
なんていう教えでもないんですよ
だいぶこれ吐き違えられそうですよ だからね
だいぶ人間的な常識的な感覚を捨てないと理解できないんですよ これね
目標と変化の影響
倉木もね これでいろいろ学んだことがあって
物事ってね大抵反省してもね
もう1秒2秒経てば
それに関することそれ自体もそうだけどそれに関することいろんなこと変化してるわけですよ
だからねあんまり反省しても意味ないってそこから学びましたね
あとはね
だってねその時その時の何が正しいかってね
全く違うわけですよ
自分が想像してる以上に違うわけですよ
それぐらいねあらゆる物事変化してるってことですよね
あとはね何か特に行動ですね考え方もそうだけど
特に行動変えてしまうと
相当それによる影響がある
もちろん他人に対しても影響を与えるしこの世界に対しても影響を与えるし
で自分自身ね
精神肉体に相当影響を与えてしまう
っていうこともね学びましたね
あとこのシェア
何が起こるかわかんない
一見
安心できる毎日を送ってても
1日後2日2日後1年後2年後
どうなってるかわかんない
そんなことを教える教えでもないんですよ
常に今閉めてみなさいみたいなそんな教えじゃないんですよね
それはすごい浅い取り方ですよ
あと倉木はもう一つも何なのかね
まあこの人間
諸行無常
だから諦めることを大事にしなさいってことは言うんだけど
諦めるってのは明らかにするっていう意味でもあってね
諦めるって一見苦手な意味で捉えられるかもしれないけど
いい意味で諦めるっていうかな
執着しないってことは大事で
これもね
生活に当ててはめたところで
わかりづらいけど
例えば目標を持ってもね
あらゆることが変化してるんだから
その目標が自分にとって正しい目標じゃなくなるかもしれないし
そういうことがあるってことですよね
自分にとってそんな目標を目指すのが良くなるってことも
時間の経過とともにあり得るってことですよ
ちなみにこの諸行無常って
時間の経過とともに物事は変化するとか
場所が変われば変化するとかそういう教えでもないんですよね
時間なの空間なのなっていう
人間の作った概念の範疇の話じゃないからねこれ
でもわかりやすく捉えられたらそういうことなんだけど
人と変わるときも良い曲になるかもしれないね
その人もね
ずっと同じ性格ってわけでもないし
ずっと同じ感覚ってわけでもないし
すごい信念を貫いてるような人でも変化してるってわけですよ
この人はこういうもんだと思って
それで執着するのも
それもね
この教えからわかりますよね
あとさっき東大は一番の偏差値だって言ったけど
これからAI化が進んで
偏差値も変わるだろうしそれによって
もちろん偏差値が変わるなどそういう教えではないんだけど
絶対に変化しないようなものでも
わかんないわけですよ
それは少なくともそれだけは言えますよね
それではしたっけ
