英語の習得に関する不安
こんにちは、5秒で外国人のハートと信頼をゲット、あなたの可能性を切り開く、英語学習者と世界を繋ぐキューピッド、グローバリッシュ講師の高橋アキです。
本日は、本当に英語が話せるようになるのか不安です、というご質問へお答えいたします。
先日、生徒さんからこの質問をいただいたんですけれども、この話をお聞きする中で、
先生、英語が話せるようにならない人はどういう人ですか?というご質問をいただきました。
私の考えでは、英語が話せるようにならない人は、声帯などに問題があって声が出ない人や、脳に損傷や障害があって言語運用ができない方、もしくは支障がある方、
つまり、英語に限らずとも話すことが不可能な人です、とお伝えいたしました。
すると、その生徒さんから、そんなレベルですか?と驚きのリアクションをいただいたんです。
その方が、昔、先生という方に、ご本人かご友人かはわからないんですけれども、お前の頭では一生英語は無理だよと言われたことがあるんですよ、ということを教えてくださったんです。
こういう話を、英語を勉強している途中に、先生というような方から言われてしまうと、英語を習得するには、ある程度、知能指数的なIQがいくらとか、
そういう基準を満たしていないと習得できないんじゃないかっていうふうな思いを植え付けられてしまうんじゃないかなと思いました。
なので、先生という立場の人の発言は、本当に気をつけなければいけないと思いました。
英語に限らず、語学学習は暗記が必要なので、記憶力が良いとか、物を覚えるのが得意っていうのは、すごく言語習得に有利なスキルだとは言えます。
もちろん、IQが高い方が言語習得もより早くできることは想像しやすいと思うんです。
だけれども、世界を見渡すと、IQが高い方というだけが英語を話しているわけではないということも事実です。
ちょっと例としてご紹介させていただきたいのは、アメリカのニューヨークのタクシードライバーさんなんですけれども、ニューヨークのタクシードライバーさんは、移民が多いことですごく有名です。
こうした方々は様々な事情やバックグラウンドがあって、ニューヨークに来られてタクシードライバーという仕事をされていらっしゃると思うんですけれども、
共通しているのは、生活費を稼ぐためにタクシードライバーとして仕事をしなきゃいけないという必死さが共通しています。
なので、こういう仕方は自分のIQが高いとか低いとか、そういうことは関係ないんですね。
関係なく必死で英語を身につけていきます。
だって英語が話せないと誰もタクシーに乗ってくれないですし、お客様をちゃんと満足させてあげられないので、ビジネス仕事ができないからです。
俺IQが低いから英語無理だよって言い訳を言ってても、生活費が自動的に入ってくるわけではないんですよね。
なので、こういった方がタクシードライバーさんがIQが低いとか、そういったことを言いたいのではなくて、高い方もいらっしゃるし、もしかしたら低い方もいらっしゃるかもしれない。
だけれども、この必死さという共通点があれば英語を習得されるんです。
英語学習の必要性
その反面、IQが高くても言語を習得しない場合っていうのももちろんあります。
私が留学していたカナダでは、公用語が英語とフランス語です。
すべてのものに英語とフランス語が併記されていて、学校でもフランス語を学ぶんですね。
日本のように義務教育の間でフランス語を学びます。
だけれども、英語圏に住むカナダ人の方で、挨拶程度はフランス語が話せるけれども、自由にフランス語を話せる言語を、フランス語を操ることはできないという人はものすごくたくさんいます。
カナダのフランス語圏に行っても、フランス語圏の人たちが英語を話してくれるんですね。
仕事をしてても英語が世界の共通言語になりつつある今、相手の国の方が英語を話してくれるので、英語が話せれば問題ないので、
別にフランス語が公用語だろうが、他の言語を習得する理由っていうのがカナダにはないんです。
実際、私のカナダの友人たちはみんな大学を出ていて、IQが高いと思います。
けれども彼らはフランス語を話しません。
だから、自分に英語は無理っていう考え方はもう百害あって一理なしなので、今すぐ捨ててください。
あなたに足りないのはIQではなくて英語の必要性です。
だけれども、今は日本語で、日本で住むには日本語が喋れれば問題ないという時代ですが、
これから日本の人口が減っていって、どんどん人口が減少しています。
ですので将来英語は絶対に必要になります。
だから今からコツコツ準備をしておいていただきたいなと私は思っています。
少し厳しい話になってしまったかもしれませんけれども、
今日もお聞きいただきましてありがとうございました。
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アメリカの莫大な市場についていろいろお話ししたいと思いますので、
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本日もお聞きいただきありがとうございます。