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2025-01-06 54:16

第二百三十六回 『復讐 消えない傷痕』は、やおい

第百二十二回「黒沢清っていいね」から三ヶ月。ようやく『復讐 消えない傷痕』を見たぞ。今年もよろしくお願いします。

サマリー

このエピソードでは、映画『復讐 消えない傷跡』についての感想や分析が述べられています。特に、前作との違いや登場人物の関係性の中で、復讐のモチベーションやストーリーの本質についての戸惑いが共有されています。ポッドキャストの第236回では、復讐とそれに伴う感情的な葛藤が語られています。相川翔が演じるキャラクターが復讐を追求する中で直面する複雑な人間関係と感情が描かれ、作品全体に漂う虚無感が考察されています。このエピソードでは、復讐と友情が交錯する物語を中心に、登場人物たちの内面を深く掘り下げていきます。映画の展開や深いテーマが語られ、特に重要なシーンが印象的に描かれ、聴衆に強いメッセージを伝えます。また、映画『復讐 消えない傷痕』の感想と評価についても言及されており、主役の相川翔の演技や映画の終わり方に対する考察が展開され、物語のテーマやメッセージが深く掘り下げられます。さらに、映画『復讐 消えない傷痕』とその内容について詳細に議論されており、特に登場人物のキャラクターや映画の面白さ、他の作品との比較に焦点が当てられています。

新年の挨拶と映画の導入
あけましておめでとうございます。
ポイエティークRADIOです。
お相手は、私、柿内正午と奥さんです。
どうぞ、よろしくお願いします。
本年もよろしくお願いします。
本年もよろしくお願いします。
今のね、最初から本年もって言ったしとけば、
新年っぽさ、新年バージョンで綺麗に収まったね。
一番最初しか、一番最初しか考えられなかったね。
ちょっと惜しかった。
ということで、
ここで別に撮り直しはしないという感じですけれども、
2025年1月2日、撮っております。
というわけでね、
まだでも我々は、
2024年に、
残したね。
宿題を残してきたから、
2024年番外編というか、造感号的な感じ。
これをやらなきゃ年は越せないということで、
見ましたよ。
映画の感想と分析
黒澤清志、脚本監督、相川翔主演。
復讐、消えない傷跡。
半年くらい前にね、復讐運命の訪問者を。
そんなに言われる?
さすがに嘘。
それは嘘。
でも見てね。
あれはめちゃくちゃ面白かったと。
だけど最後相川翔主が歌うのは何なんだっていう話をしてたんだよね。
で、2作目も見ますかって言って、
次の映画に見るとか言ってたはずなのに、
気づいたら、
年を越していたということで、
映画染めですね。
今年はこれから始めるぞということで、
復讐、消えない傷跡を見ました。
ということで、今見終えてね、
すぐひとまずお茶を入れて、
小豆バーをポリポリ食べながら撮ってますけど、
もうすでにちょっとこの、
ここの録音に至るまでの5分、10分くらいで、
一旦ちょっとこうさ、
結構喋っちゃった。
結構喋ってしまったから、
ちょっと再放送をしながらって感じなんですけど、
あのね、まずね、困惑しましたね、我々は。
うん、困惑した。
冗談じゃねえよ。
あのね、とりあえずね、
まずあのエンディングテーマは変わらず、
相川翔の冗談じゃねえだったんですよ。
で、一作目は、
もうすごいそのハードバルトな世界観に、
かなり引き込まれて前編にみなぎる緊張が、
あの相川翔の歌によって一気にずっこけるっていう、
そのシチュエーションに冗談じゃねえって思いましたが、
今回の消えない傷跡に関しては、
相川翔が冗談じゃねえって歌いだした時に、
それはこっちのセリフだと、
いう気持ちになる映画でしたね。
という感じで、
何だったんだろうかという感じなんですけど、
まず、あのちょっと、
ここすり合わせてないから言っておくと、
僕は結構好きだった。
僕は結構好きだったけど、
どれだけあなたがこれから文句を言おうと、
そうだねとしか言えないと思う。
それは別になんていうと、
僕は割と自分の気に入った作品でも、
ボロカソ言われてもそんなに、
自分に傷はつかないタイプの人間なので、
あなたには遠慮なく、
汚い意見をいただければと思うんですけど、
どっちかどう話していきましょうか。
私が言ったことも交えながら、
さまってもらっていい?
今、この録音に至るまでの間に。
コピーライト私の悪口もあるかもしれないけど、
とりあえず。
悪口あった?
ツッコミ?
ツッコミ?
とりあえず、
どう見ていいか分からなかったっていうか、
前作の面白さを引き継いでみた。
重心が分からなかった。
どういう態度でこれ見ればいいんだっけっていうのが。
誰を気にしてみるべきかが結構散れてて、
思ったより登場人物が多い。
多いね。
それによって、
どこの関係性が深まっていく話なのか、
深まらない話なのかが、
結構気が散ったっていう。
何を見ればいいかよく分からない。
勝手にこっちが緊張するっていうか、
関わったことでひどい目に遭うんじゃないかみたいな。
例えば、福祉学校の女学生は絶対死ぬって思ったもんね。
絶対死ぬって思った。
けど、別に。
大丈夫だったっていうのとか。
そもそもヤクザとか警察、
警察はやめてるんだよね、相変わらず。
復讐のテーマと脚本の問題
一作目でやめてるから。
警察に追われる。
若い刑事に絡まれたり、
ヤクザとちょっと癒着して、
闇の社会にちょっとズグズグ入り込んでいるような感じがあったりして、
要するに誰に後ろからさせられるか分からない緊迫感を勝手に想像してたわけですよ。
そしたら、
簡単に言うと、前編すごいネルカット。
なんかもう、
余生の趣味、復讐みたいな感じ。
そうなの。
一作目はそれこそ絶対殺すとか、
こいつだけは許さないっていう、
それこそ復讐のモチベーションがあったんだけど、
今回の相川賞はもう復讐。
ライフワークなんだよね。
タイトルが復讐だから復讐してるみたいなとこあった。
あと何より、まず一作目でだけ見ると、
それこそその武坂一家。
ナオマさん。
ナオマさんがいる。
殺し屋一家ね。
殺し屋一家に目つけられてというか、
殺し屋一家に対して復讐しようっていうモチベーションを持っていたら、
自分の家族には、
自分の妻まで殺されてしまったっていう筋書きだと思って見てるんだけど、
二作目になったら急に妻が殺された理由は、
もうちょっと上の陰謀だったんだみたいな話にいつの間にかなってて、
しかもこれが下手なんだよ脚本が。
結構こっちがどういうモードで見ればいいんだっていうか、
そもそもこれ復讐、何を復讐してるんだっていうのを。
いよいよ見ようかって言うときに、
でもあの後どうするんだろうねって話をしてたじゃん。
復讐終わっちゃってるじゃんって。
そう。
思ってたらオープニングからいろいろあるんだよ。
強盗家なんかの。
薬の密売で横取りしてるみたいな。
オープニングの長橋は良かったね。
でも結構ダラダラしてたね。
ダラダラとした長橋から始まって、
1作目でストーブの前でカップ麺を食べてるむさかたちに
殺されたはずのおじさんがいたりしてね。
おじさんまた殺されちゃうんだけど、
いざこざがあった後にちょっとかっこいい銃撃戦がある。
いつも通りの廃墟の事務所に絶対金かかってない廃墟に
なんであんな人がいるのか分かんない。
おじさんがふんぞり帰ってるところに
入り口ってところに金属探知機があるんだけどさ。
金属探知機がピーピーって鳴る金属探知機なんだけど
ジリリーって鳴るんだよ。
そうだね。
まずそこでちょっと様子がおかしいんだけど。
若いもんはそこで銃を取り上げられたりするんだけど、
後から入ってくる相川翔は鳴ることを気にせず
とりあえず突っ込んで入ってきてそのまま撃ち殺すっていうさ。
あそこは良かった。
復讐こういうのだったって思って見てたんだけど、
でもそもそもあそこでこれ何の復讐なんだっていうのが
もうハテナが出るわけ。
説明がないからね。
よく分かんないけど警察官辞めて
どちらかというと裏社会寄りに相川翔はいるっぽい。
だけどその裏社会の中でもどっぷり仲間ってわけじゃなさそう。
長篠の逃がし屋みたいなドライバーとしてやってるっぽいんだけど
なんかよく分かんないけどその立場を利用して何か復讐が今解けたっぽい。
でもこの復讐結局何なんだっていうハテナがずっと浮かんでるわけ。
ここから説明されるだろうって思って見てると
なんかその次のシーンがまた長回しで車、ルパンみたいな車。
あまりボロボロの車。
車用な組みだっていうことなんだろうけど。
あまりにボロボロすぎるんだよな。
廃墟趣味が車にまでいってんだよ。
そろそろゴミ拾いのね、クズ屋の仕事を相川翔がしてて
そこにそのクズ屋に絶対スクラップになってただろうっていう車に乗ってくるヤクザたちが相川翔を乗せて
オープンカーなんだよね。
そこで本当に宮崎駿のアニメみたいに体のでかいおっさんがずっとこう
車からはみ出してすっげーつまんない話をずっとしてるの。
でマジでつまんない話をずっとしてるのを
ずっと前のカメラで多分前の車のカメラで撮ってるんだけど
道が悪くて
すごい揺れる。
すごいガタンガタンって上下に揺れるの。
だけどそれをずっと長回しで撮るっていう
なんかダラダラしたシーンがあっていつまでも終わんないの。
じゃあこれどうするんだろうみたいな。
で、なんか
途中で車、ちょっとお前運転変われみたいな感じで
その後ろで喋ってた親分が運転変わって
変わったとこでカットが変わるの。
で、あ、これでやっと終わるって思ったらまた
今度はさっき先まではその前からね
こう撮ってた車の長回しのシーンを今度は後ろからやるの。
またそこでもずっとこれと道合ってるんだっけみたいな
すっげーどうでもいい話ずっと延々と撮られて
でも最後無駄に道端の段ボールを車で吹き飛ばしていくことで
そのシーンを終えるんだけど
この時点で
ん?
ってなるわけ。
で、その後に
1でおなじみの元相川翔の職場のかっこいい警察署がさ
のシーンに移っていくわけ。
で、そこでなんか
おっ
説明があるのか?
あるのか?って思うと
ない。
んーまあ
あそこ
逆にあそこ以外は特に説明なかったよね。
あそこでもうそれか。で、大杉レンガのそこで出てくるのか。
多分そう。
あ、だからそこで
序盤最初にあった親分が
殺されたやつの現場検証があって
で、若い警察が出てきて
あそこのさ、若い警察がさ
切れ者として出てきてるのか
馬鹿として出てきてるのかよくわかんないんだよ。
なんかより馬鹿がいるじゃん。
現場検証の
いやでもさ、何が
あいつさ何言ったかってさ
3発撃たれてますみたいな話の後にさ
で、この警報器があったはずなのに
どうしたんでしょうみたいな話をした時に
これはな、結局なんか突っ込んでくるやつには意味がないんだよ
みたいなことを
言ってのけた後にさ
まあ犯人は相当な切れ者か
相当な馬鹿か
どっちかだみたいなことを言うんだけど
こいつ何も言ってないんだよ
何も言ってないんだけどそこで
こいつわかってますよみたいな感を出してくるのが
やばかった
なんかね、設定が上手いのか
芝居が下手なのかもはや
わからんって思った
でもね、共通してわかる
なんかね、僕が思ったのはとりあえず
ちょっと後で話すけど
車だらだら走ってる親分以外の
全てのキャラに
復讐の感情的葛藤
すごく愛情がこもってない
いてもいなくても
いい人たちがたくさんいた
そう
なんか
なんかね
なんか妖精だと思って
勝手に緊張しちゃうんだよね
勝手に緊張しちゃう
その親分
車の長回しのシーンも
こいつが
杯受けてくんねーんだよっていう話をさ
してるからさ
こいつも復讐の
ターゲットなのかなってちょっと思うよね
復讐のために
裏社会にいるために
仲良くしている
そしてそれがバレて詰められる
とか
元警察官だってことがバレちゃう
とか
偽名がバレるとか
そういう感じで
相川翔がヤクザに
追われる身になり
警察にも戻れず
みたいな感じになるのかな
っていう気持ちでこっちは見てるから
なんかその長回しとか
マジで撮りたかっただけじゃん
撮りたかっただけなんだよ
勝手にハラハラして
何もなかったっていうのが
ずっと続くんだよ
ずっと続いて
20分くらいしてようやく
実は相川翔の妻の死は
裏勤?
闇勤
なんかとりあえず
巨大な陰謀に巻き込まれてたんじゃないですか
みたいなことを
バカか賢いか分かんない若い警察が言うんだよ
それに対して
課長だった大杉蓮が
そしらの顔してとぼける
そのために謎の
鉄ラックの
奥と手前での
やりとりみたいな
のがあった
あそこはめっちゃいいシーンだったよ
あそこの大杉蓮はめちゃくちゃかっこよかった
タバコに火くれるかと思いきや
あれはめっちゃかっこよかった
あそこはおーいいシーンじゃん
あれはすごいそれっぽかった
あそこでだからなんか
設定はよく分かんない
よく分かんないっていうのは
どこまで本気か分かんない
食べる?
いただきます
何?
簡単に
あのさ
続編作るってなったときにさ
一旦一作目が評判よかったから
とかあしらあるわけじゃん
そこにさ後付けでさ
設定をつけないとさ
続編やりようがないのは目に見えてるわけじゃん
愛と虚無
作るよみたいなこと
言われてたとしてもさ
前の作品のさ
キャラクターに愛着があったりするとさ
一生懸命考えると思うんだよね
実はこういう
黒幕がいてこういう復讐が
あり得たみたいな
俺は
なんか大きな陰謀
で金の流れ
すげーふわっとしてんだよね
そうあのね
何も言ってないんだよ
だから
もしかしてこれ真面目に
見ちゃいけないのかなってそこら辺で
分かってくるんだけど
その割にはね
大杉蓮がかっこよすぎるっていう
問題もあるんだけど
あの大杉蓮の演技が
重いことによって
なんかこっからピリつくかも
ってちょっとまだ思ってる
だけど結果的に何もない
こっからその先のシーンの話は
別にしないんだけどあんまり細かくは
とにかくね
結局愛顔賞だらだら復讐してんの
妖精の趣味だから
その復讐の中で
何人か復讐すんだけど
最後のね
一応その映画のラスボスっぽい
相手と復讐する
ってなった時にさ
寝たけりなんだよねその相手が
その相手に対して
なんか問い詰めようとすると
その
年齢からするとかなり若めの
奥さんが
やめてくださいみたいな感じで
こうさすがりついてくる
それに対してすごい
愛顔賞が別にさものすごい
勢いでさ暴力的に排除するわけ
でもなくさ
引きずってって普通に引きずってって
ぽいってすんで
あれさうちに猫が来たからわかるけどさ
入っちゃいけない部屋に入っちゃった時の猫のさ
ひょいって抱き上げてはいこっちだよ
ってする時のさ
感じになってるわけでしかもそれがさ
戻ってくんだよ猫と一緒で人間も
別のルートでひょこって戻ってく
あそこつながってるんだね
みたいな
あれがさ普通にさ
緊張感かけらんない
緊張感もなければなんかその
妻を殺された
恨みで復讐を遂げようとしているけれども
この復讐をしようと思っていた
相手にもなんかその
愛し合ってる
伴侶がいてね
それが身を挺してこんな風に
守っているこんな中で
その相手に復讐を遂げるみたいなことには
なんて虚しいんだろうかみたいな
ありがちなテーマないんだよ
ただ
ただぽいってして
ぽいってしてまた戻ってくる
ずっと続けてて
勝手に読み取りはするわけじゃん
そういうのもずってたらね
会話上もさ
そういう話なわけじゃん
一応ね
してるはいるはずなんだよ
本人よりも
妻の方が
効果があるって
なんであんなこと言ったんだって
言うのはさ
それによって今さ
自分の妻がさ
お前も同じ目に合わせてやろうか
っていかにも言われそうな
姿勢だからさ
言うわけじゃん
全員防衛だからさ
そういうことで
よろしかったでしょうかみたいな
気持ちになる
多すぎるだけなんだよ
なんかそこに復讐を持たせてるの
っていう
感じで
これいつになったら
ピリつくんだろう
雰囲気が
思ってると終わるのね
なんか
冗談じゃねえよ
ダラダラしてたな
ちなみに僕
あれを一人で見てたの
勝手に仕上がれシリーズ
コメディ版のVC
勝手に仕上がりより
どたばた喜劇
テンポはあるの
内容もあるの
復讐は
なんだろうね
やっぱり一作目さ
一作目もさ
多すぎるみたいな
思い芝居が
そもそも芝居を見せる
作家性じゃない
そうだね
でも
面白かったのは
面白かったのは
武坂直雄さんが
セリフとは関係ないところで
すごみ
座ってるだけで怖い
言葉じゃないところの演技
は多分
好きにやり
そしてそれがちゃんと
乗っかってる
今回
そういうシーンもないし
そういう役者もいなかったから
なんか
全部ツルツル滑ってく
というか
高橋博史が一作目
脚本書いてたけど
ちゃんとしてたんだ脚本っていうのは思ったし
あと前編
運命の訪問者の方で
僕が好きなシーンは
すごい
足場の悪い砂利の
駐車場で
警察から戻ってきた武坂が
保護士のお兄ちゃんと
対面して
ひしって抱き合って
河原みたいなところで
ひしって抱き合って
割とダラダラと抱き合った後に
そのまま2人で
ダラダラくっちゃべりながら
車まで行って
車のところで
水たまりとか避けながら普通に歩いてって
車のところまで行って
車が走り出すまでの撮る長回しがあったじゃない
あそこのだらけ方が
結構好きなんだけど
あれはピリついてる中にあったから
そこが目立ったんだけど
今回は前編そういう感じだった
出たよ
だけどね
僕は結構好きだったのは
話がつまんない
ダラダラ喋る組長
めちゃくちゃ車用の
全体兼ねなさそうな
ヤクザの
組長が
だけが
ちゃんとキャラクターになってた
他のキャラクター
マジで何人も
かき割りみたいなキャラクターばっかり出てくる
相川翔も含む
一人だけちょっとだけ人間くさい
人がいるとしたら
組長だった
と思うのね
その組長と相川翔が
相川翔がどれくらい
その組長のことをどう思ってるのかが
あまり分かんないまま続くんだけど
終盤になって
もしかして結構しきびじゃないってなるわけ
でそこでやっと
僕はこの
映画の楽しみ方が分かったというか
そこで一気に書き換わったの
僕の中でこれどうしたらいいんだろうなってところから
やっぱり我慢して見てみるもんだな
というかこれは八百居なんだ
って思って
なんかね
そう考えてみると前編ほのかにね
BLなんだよ
でなんか
しかもその古き良き山なし
落ちなし意味なしのBLなんだよ
でなんかその
シチュエーションとしてなんかくたびれたおっさん二人が
でそのうち一人はすごいギラギラと
キャリアを積んできて元警察官
で片栄はもうずーっと腕繋がらない
中年
っていう
この二人がでもそのギラついてた方が
もう人生の目的を見失って
ほぼほぼ空転した
よくわからない復讐マシンになっている中
もう一人がずーっと
あの
あのねすっごいマジで
周りからの尋問もなさそうだし
なんか思いつきでなんか温泉の方に
事務所引っ越そうみたいなこと言い出して
周りからえ?みたいにされたりとか
とにかくすごい
マジで
思いつきだけで動く
何も思っていない男
でも何も思っていない男は
とにかくそのバリキャリだけど
キャリアを捨てて元ギラついていた
もて余している
空虚な
復讐マシンに対して
常に将棋とかを誘うの
あとなんかダーツしたりとか
するの
でなんかその
ぬるい感じ
徹底的になんとなく遠征感をずっと
伝えおってるんだけど
なんかぬるく終わってしまった
男2人がただキャッキャと
遊んでいる様に感じる
このほんのりした
この感じの
人間関係の複雑さ
あー良気が多いやな
って思って
なんかそう思うと
これはちょっと
良いのかもしれないって
思ったんだよ
それこそ全てがどん詰まってさ
2人ともすごいどん詰まった後にさ
温泉行くかって言ってさ
ドライブを始める
あなたと一緒に見た9話もそうだけどさ
黒沢清志のさ
車のシーンっていうのはすごいよね
あの絶対に不穏
普通に怖い
地獄に続いてそうなさ
暗い山道をずっと行く中をさ
あそこの組長のさ
不穏な朝日と兄弟の遊び
鼻歌の歌ってた時の顔はすごかった
もうなんかここで
途中で目をつぶっちゃう
ここで死んで終わるんだな
みたいなことを思って
その不穏さがすごい
あそこめっちゃ怖かった
あのシーンがめちゃくちゃ怖くて
急にまた怖くなったって思った
次の瞬間も夜が明けてて
ダメだ
道分かんないや
っていうんだよね
そこで朝日を浴びながら
逆光の中
男2人が急に
あそこの桜の枝に石ぶつけて
投げて
先にぶつけた方が1万円な
みたいなことを言いながらさ
キャッキャッキャ石を投げるシーンがずっと続くんだけど
僕はあそこのシーンは名シーンだと思う
あの逆光の中
石をだらだら投げ続ける男2人は
あれはテキサスチェンソーの
ラストシーンに匹敵する
名シーンだと思うんですけど
青春のダラダラ感
とにかく
あそこで僕は
あれは
もうBLだ
昔のBL
ヤホイの
ヤクザ物って
すごいフワフワしてるじゃん
フワフワしてるイメージがあるんですよ
なんていうの
もうちょっと真面目に
あれみたいな感じ
だけどと思ってたら
でも一応ヤクザだから最後はバドエンになるみたいな
なんかそのさっきまでの
このフワフワ
漫画タイムキララみたいなやつから
なんで急に最後だけ
バドエンにぬるく終わらせるんだみたいな
その感じがすごいあって
僕は途中から
あ、主旗日同士の
だらっとした
終わってしまった後の
日常系だったんだっていうところで
ちょっと
わかった気がしたんだよね
ミレクラ数や
あーそうね
そうかも
それこそミレクラ数で
検査とものがあるんだよね
うんうん
一巻だけで
完結してる
8の数って
要は
だから58回
はいはいはい
だから終わらせ方が
わからなくなった青春
その親分がやりたいのってさ
その
めっちゃ成り上がりたいっていうかさ
ダラダラ男たちで
男子高乗りで
ずっと遊んでたいだけ
なのに
部下が
全然遊んでくれない
なんか普通に
この人
のなんか
入るとこ間違えたなって
言われていることを
薄ら感じながら
それでも楽しくやりましょうよって
言ってくれるわけでもなく
どこに裏返しようかなって
思われている
でもそのまんまさ
その部下にさ
先行されてさ
ブチ切れちゃうわけじゃん
あれ最悪だったな
やると思った
でもお前ほんとにしょうがないやつだなって感じ
で別にそこで強制時できるわけでもないみたいな
そうだね
なんかその
青春の終わらせ方がわからないというか
なんか
仲良くしたいだけで
ヤクザになってしまった男と
復讐の
終わらせ方がわからない男が
身を寄せ合っているみたいな
過去と未来の狭間
でもだって
親分といるときの相川翔がさ
完全にさ女房役の顔をしてるんだよ
そうなんだよ
なんか素っ気ないけど結構優しいっていうかさ
そうなんだよ
ちゃんと来るし
復讐者なのか女房役なのか
元刑事のキラー付きなのか
なんかね
一個に絞ってほしいよね
登場人物が意外と多いのもそうだし
相川翔の側面としても
なんか多くて
なんかなんだろう
でも結局
なんか
主軸はこの親分との
なんか
ほんのりした
友情だったんだなって
最後まで見ないと
わかんない
最後まで見て
今しゃべってると
その
味方のね
だから
生命線が伸びたんですよ
って言ってるのと同じ
もしかして
やりたかったの?みたいな
正直ね
話して振り返って整理した途端に
どんどんいい映画だった気がしてくる
でもね見てる間はね
わかんねー
絶対この子ひどい上似合うとか
この刑事とは
なんかタンク
デコボココンビになるの?なんないの?
ならなそうだね
ていうかこいつたぶん全然使えないよね
みたいな
あのさ若い刑事のさ
何にもなさすごかったね
すごかったね
結局アンジョーは
すごい優秀ってことにしか
ならなかった
なんか餌あげた途端さ
ダメだったってことでしょ
最後結局
何の説明もなく死んじゃう
何の説明もなく
たぶんこれ死んでるんだろうなっていうのが
一瞬映るだけでもある
かわいそうすぎる
そこもその
若い子
まだちょっとやる気のある若い子
にほだされて
年長者であるアンジョーが
相川翔がしょうがねえなって言って
こうさ
若者を導いていって
最後その若者に託すことに意味を見出してさ
死ぬみたいなさ
例えばプランがさ
一個はさベタな形として
あり得るわけだよ
そうじゃなくてただただ若いやつの
やる気に対して
お前には分かんないよって
過ぎ話して好きにやれば
みたいなことを言って
そのまま若者が好きにやった結果さ
あっさり死ぬっていうさ
この流れになっててさ
本当にだからまだ
今始めている
今ただの中にいる若者に非常に冷淡
これはそのヤクザ側の
なり上がりたい若い子たちも
みんなそう
何か夢と希望だったり野心を持っている若い子たちが
ただ
無惨に死んでいく中
なんか
しょぼしょぼしてる
終わらせ方を見失ったおっさん2人だけが
なんかしょぼしょぼしたまま
ずっと生き延びていくっていう映画
だったわけだよね
すごいよね
しかもそれさこっちからするとね
見てる側からすると最初から
前回で終わってたはずなのに
なんで始めたんだろうって思ってるわけ
そしたら始め方が分かんないどころか
始まった瞬間からずっと終わり方が分かんないな
って書いて相川翔がいるから
なんで始めた?
っていう気持ちのまま
最後までいく
あれはすごいよね
なんか
こっちが聞きたいよっていう
なんで始めたか分からないまま
なんかとにかく終われない
ということだけが分かるっていう
なんか
今ここまで喋ってると
その復習したいんじゃなくて
しなきゃいけないんだよって
言うのがメタ発言だったの
メタ発言だったのか
復習っていう名前の映画だから
復習しなきゃいけないから
復習してんのか
っていうさ
この映画が始まってしまったから
仕方なく
動いてるのっていう
感じ
なんかね
これはほんとにただの印象で
その読み解きとは関係ないんだけど
なんかね
その
遠征感というか
倦怠感みたいなものの質が
ループものっぽい
ループものの
どんなに頑張ってもこのループ感抜け出せないって
分かってきた
ループ80回目とかの感じ
だけを見せられた感じがする
映画の比較として通っちゃったから
映画として続けなきゃいけないんだけど
これは
なんかやりたいとかじゃなくて
やらなきゃいけないからただやってるだけ
感が
あったよね
あったね
多分
温泉行く道で
打とうとしてる親分も
ここでダイブしたいけど
ダイブできない
修正力が働いてダイブできない
みたいな諦めに
見えてくる
降りれない感がすごい
する
どう見ればいいか分からない
とにかく
いつ
何かが展開するんだ
何が始まって何が終わるんだ
って思ってるまま終わる
どこが山でどこが落ちる
どこが意味だったんだ
何もない
すごかったよ
だから
石投げるシーンとかで
僕は確信したんだけど
5度を待ちながらだったんだな
あー
とにかく何かを待ってる
何かその劇的なクライマックスを
待ってるの2人とも
その復讐の本当の本当の黒幕を見つけて
そいつを殺すっていう
カタルシスを相変わらず求めてて
るんだけど
親分の方は最初からそこがクズクズで
よく分かんないんだけど
とにかく暇を潰すことしか考えてなくて
なんかもうこんな小学生みたいな遊びを
どんどんさ次々にさ
やるんだよね
だからもうとにかくこの無意な時間を
どう潰すかしか考えてない
ってことなんだな
切ないものシーン撮りしよう
そうそうそうそう
他の作品との比較
だから本当に
あれ5度なんだなって
思ったんだよ
石投げのシーンが良かったらまさにそういうところというか
帽子の被り方のさ
工夫をするとかさ
靴を脱いで振って
もう一回履き直すとかさ
そういうことをずっとしてるだけの映画だったんだ
っていう気がしてね
すごかった
うん
それでも見えちゃうから変だよね
だからやっぱりカメラ
ワークは
ストレスないから
見えちゃう
あれでカメラ
あそうそう
音響が
劇版は
劇版クソダサかったけどね
クソダサかったけど
イラッとはしない
っていうかさ
そもそもオープニングの劇版のシーンで
結構なんだって思ったよ
なにあれ
分かんない
すっごい痛めない
なんか
本当に何の
センスもないやつがガレージバンドの
素材で
お行儀よく作ったら
このくらいつまんない音楽ができるくらいの
劇版
すごかった
でもなんか
でも本当に
セリフも棒読みの人多いし
演技体も結構バラバラだし
演技の質もバラバラだし
なんだけど
なんか映ってるものと
映し方はすごい面白い
楽しいからなんか見れてしまうっていう
のがすごかった
だからこそ確信してるんだけど
多分脚本書く気なかった
なんでも良かったんだろうな
変わんなかったのかな
なんかとりあえず車のシーン
車画を撮りたい
映画の感想
階段撮りたいとか
倉庫の
手前遠くで
倉庫の中で退治するとか撮りたいとか
あとなんかその
なんかいろんな紙に
何かを炙り出していくぞみたいな
発見するシーンを撮りたいとか
なんかそういう
すごいしょぼくれた事務所を
いろんなところから撮って
なんかしょぼくれた感じを見せたいとか
カメラに映ってないところで
移動してるみたいな
なんかそういう
それをさっきの
ボスっぽい人の奥さんと
5歳さんみたいな
こっちから出たと思ったら
こっちから来るみたいな
そういうのをやりたかった
っていうことだけは
ビンビン伝わってくる
実際それは面白いんだよ
なんか
予算もらっちゃったから
撮ったのかなって
せっかくなら
自分が楽しいやつ撮ろうかな
みたいな
撮るっていうのはマジで
撮るだけで
話は仕方なく
つけたのかなみたいな
したよね
本当
あの2人だけ
親分と相川翔の2人だけの世界だったんだ
っていう
映画のテーマ
気持ちで見直すと
結構面白い
いい葵として見れると
あまりにも人が多かった
その人たちがほとんどかき割りだった
ことによって
この人つまんなくない?
この人つまんなくてよかったんだ
っていうのが最後の最後で
わかんないから
このめちゃくちゃつまんない
このキャラクターを
どのぐらい本気で見ればいいの?
あんまないんだよね
全員のっぺりしてるから
誰が主役かも
主役は相川翔なんだけど
10主役が誰かは
分からない
どこ見たらいいか
石投げのシーンでようやく分かる
でもあれほぼ最後だからさ
あそこに入るまで
シナリオ分岐誰に行ったか
分かんない
知らない間に
若い刑事ルートとかもあった
あったのかな
知らない間にルート入ってた
みたいな感じじゃん
お出かけイベント発生
すごい夜道の
ドライブシーンから
一気にギアが変わって
ギアが変わったと思った後に
また同じしょぼくれた事務所に戻ってきちゃう
っていうところで
これはすごいぞって思うんだけど
本当に終盤だよね
本当に最後
すごかった
っていう
すごかった
話せば話すほど
僕すごい好きだった気がしてきてるけど
これねゾンビ映画でもあったんだよ
ゾンビ映画もね見てる間
こんなクソつまんない映画はないって
思ってる奴に限って
話し出すとなんか擁護したくなって
いいところ探したりとか
こういうことだったんじゃないかって
絶対そうじゃないと薄々思いながら
深読みしていく間に
肩を持ちたくなっちゃう映画
のもあるんだけど
でも今回のこの
消えない傷跡に関しては
終わり方の考察
結構マジでいい映画だった気がする
本当に?
うん
何なら運命の訪問者より
もう一回見たいもん
でももう一回見る
答え合わせみたいな
分かるね
なんかさっき
ミネクラカゼやって言ったけど
その終わらせ方が
分からない二人
親多いって言うと
あの外伝のさ
ケンレンとさ
ケンポウ?
ケンポウだ
あの二人は寿命がないわけじゃん
そうだね
で天界からの亡命を
する中でさ
死んじゃうけど
死ぬんだって思うけど
終わらせ
なんか散らせ時が
分かるんじゃない
でもあれはもうちょっと大劇名もあるんだけどさ
いやでもなんか確かに
そういうふわっとした
軍部もの見える
みたいなもんだったよね
そうそうみたいなもんだ
すごい
めっちゃ線が細いさ
タイプのやつだった
線が細いっていうのは
ビレイラストとかじゃなくて
なんかコミックエッセイみたいな
感じの絵柄の
ビルだった
あのキュア
の時にさ
萩原正人じゃなくて
もうちょっと
美青年だったら
もっと売れたんじゃないかみたいな
あなた知ってたね
あなたに言われたの
あなたにみんなそう言ってるって言われて
見たら萩原正人だから
これは割と
いい方の萩原正人じゃないのって
なるほど
びっくりしたんだけど
もっとパッとしない人なのかと思ったら
普通に
知ってる役者だったから
あのね
萩原正人以上に
あの親分がもうちょっと
お茶目だったり
ダンディーだったり
してくれれば
普通に来たら
いやでもそうなんだよ
でもあれはアートだった方が
いいと思うよね
いやもうなんかね
モクスリーみたいなさ
マレーブマが人間になりました
みたいなさ
いやでもあのくさびれっぷりというかさ
なんかやっぱり最後は
こういうどうしようもない男に
行くんだなって感じがした
なんか相川翔が
いやなんかさ
親分感がないじゃん
全くない
やっぱりなんかヤクザの親分って
タッパーはないけど横があって
声が低くないと
誰もなんかついてこないよね
あのさ説得力の無さの説得力すごいよね
すごい
こいつには誰もついていかない
全然さパンチドランカーのさ
ヤバい鉄砲弾みたいなさ
雰囲気じゃん
あでもこの人が首のトップなの
みたいな
トップ感ない
だからこそそこに
ちょっと尽くしちゃう
相川翔
よかったよね
ダメージのケアが最後の趣味
みたいな
お互いやっぱりもうさ
ちょっとでもさキラキラしてたりさ
なんか引っ張れる感じだったらさ
もう終わらせ方とか
考えない
このさぬるっとだらだら続く
みたいなこととはさ
違うところでさ
ちゃんとやれる人じゃん
ちゃんと映画になっちゃうんでそういう人と一緒にいると
そうじゃなくてやっぱり
どうしたらいいかわかんないよね
ぐずぐず言える
相手となると
まあ会うじゃないとダメなんだよね
あそこにちょっとでも
キラッと光るものがあったらさ
ダメだと思うんだよ
それが希望になっちゃうから
そうじゃなくてやっぱりもうどうしようね
っていうところで
まあでも一緒に温泉でも行くかっていうさ
いやでもそう確かにあの
浅江石投げてるシーンの
自己言及すごいよね
すごい
つまんないよねやめるか
いやそうなんだよ
あのさ将棋誘うときもさ言うじゃん
言う
でもまあそういうことなんだよ
最初からもうこれはただの時間つぶしに過ぎないということ
めちゃくちゃ自覚した上で
でももうこのぐらいしかできない
てかなんかもう俺
俺つまんないよねみたいな
そうそうそうそう
つまんないことわかってるつまんない奴なんだよ
でも別に綾川翔はつまんないとは言わない
そう
ずっと受け身なんだよ
そうなんだよ
あそこでつまんないって言ったら絵が終わったの
終わった将棋やるかって言われて
ちゃんとやろうとする
だよ
そうなんだよ
断るときもやんわりとしかさ
言わないしさ
つまんないよねやめるかっていうのがさ
この映画自体のことだと思えてくる
いやそう
つまんないよねここでやめようかっていう
あのライブの最後の曲
そうそうそうそう
ここでやめる
って言うんだけど
相子も将棋はうんって言わないから続いちゃう
って
そうやめる
やめ
やめようって言ってくれみたいな
そう本当にそう
でも最後まで言ってくれないからさ
ああいうやめ方をするわけじゃん
するんだよね
それって言うとだから怖いよね相子も将は
最後までさやめないんだもん
うんやめないね
いやすごいな
地獄の日常系だった
そうだね
温泉行ってどうすんだろうね
別に代わりに
代わりに首作ってくれるわけじゃないでしょ
うん
代わりそうやって温泉街で
うん
静かに働いて
聖杯戦争に酔われて
メディアさんに惚れられてほしいみたいな
みたいな僕とってた
いやそうなんだよ
でもなんかやっぱり終わるべきところで
終われなかった場合
こうなるっていう
メタメッセージだったのかなっていう
気もするよね
うん
終わらないぐらいなら断った方がいいこともあるみたいな
でも断らないことによってやっぱり
出る良さもあるわけじゃない
うん
だってさ温泉結局さ
一回も行けてないっていうか
画面上ではさ映らないけどさ
前編ひなびた温泉宿みたいな
みたいな
映画なわけじゃん
あのひなびた感じなかなか出せなくない
うん
もうちょっとさ逆にさものすごい悲壮感が漂ったりさ
あだから
蜃気臭くないすごくない
あんなに
あんなにもうなんかただ終わらせ方を
見失った男たちが
ずっと永遠とどうでもいい暇つぶしをしてるだけの
退屈な時間がずっと続く映画
でなんか蜃気臭くはないんだよ
うん
でかといって別になんかすごい笑えるわけでもない
全然
なんなんだろう
っていう
なんかすごい
本当になんかつまんない奴が真面目な顔で
ずっと滑り続けてるみたいな
映画なんだけど
なんか妙に
ギャグってわかんない
あ冗談とか言うんですねみたいな
感じもある
だけどなんか妙に面白い
映画の内容とキャラクター
でも面白くはあるんだよ
これが変なんだよな
でなんかでそこにそのなんか
カラッと可愛いってわけでもなければ
ジメジメしてるわけでもなく
悲壮感があるわけでもなければ
なんか
ひりつく緊張感もなければ
なんかこうリラックスもなく
とにかく
居心地が悪い
微弱な緊張だけがあるから
邪魔がないのよね
それこそ本当にひなびと安全旅館の
なんかバネがどうなってるかわからない
座椅子になんか最後まで緊張して
座ってるみたいな
映画だったね
座りが悪い
すごいずっとモドモドしてる
一番盛り上がったのは
あるシーンで犬が鳴く
犬が鳴いた瞬間にうちの猫が
すごい
反応を示したところが
一番盛り上がったかな
そういう映画でしたね
意外と喋ったんじゃない
喋ることねーよあんなのって思ってたけど
意外と喋ったんじゃない
じゃあこれで
相川翔は
復讐をやめられなかったけど
我々は
終わらせられなかったけど
我々は2014年終わらせることができたということで
復讐を終えたと思う
いい映画だった
悩むな
映画としての面白さだけで言ったら
クラウドの方だよもちろん
だけど
好き嫌いで言うと結構悩む
ちなみにクラウドにちょっとだけネタバレすると
須田正樹が
テンマイヤ
その
須田正樹の
ほぼ黒崎よしみたいなビジュアルの
テンマイヤの先輩が
久保田雅貴
その久保田雅貴の
ダンボールがずっと赤く染まれている事務所の中で
須田正樹がずっと
ぼくとずっとした様子で
久保田雅貴と一緒に
ボードゲームに付き合ってあげる
ってシーンがあるよ
そうなんだ
じゃあもうその時点で
お話し方が分からない人なのかなってなっちゃう
だから今この
復讐を経てみると
多分そこであなたはすごい
またこれかってなると
勝手にね
勝手に読み取っちゃうから
でもクラウドの方が映画として精密してるから
そこからちゃんと
どこに行くかみたいなことにはならない
ということだけ
週よりさ
40分長いわけでしょ
でも
面白い
登場人物みんなちゃんと面白い
つまんないキャラはいない
キャラ映像ちゃんとしてる
お家があるか分からないし
意味があるか分からないけど
山は結構ある
山も谷もあるから
結構楽しいよ
見て楽しいシーンがたくさんある
見終わった後にこんなに
今みたいにもしかしてこれって結構いい映画だったんじゃないか
ってなるかって言うと多分ならない
もっと徹底的に
撮りたい絵しか撮ってないから
一応そこに
一応筋っぽいものがあるから
なんとか見てるけど
怒ったこと以外何も怒ってない
あのシーンは面白かったよね
特に何も言いようがない映画がクラウド
本当は多分福祉もそういう映画なんだけど
福祉の方がなんか半端に
半端につまんないから
脚本も
それによってなんか
こっちがちょっと寄り添い
行きたくなってしまう余地があるみたい
好きがないクラウドの方
歩み寄る余地ない
普通につまんない脚本なんだなって
普通につまんない
つまんないとか凡庸な
なんていうの
本当に無難な
なんでもない脚本で
撮りたい絵が撮れるようになったんだなって
撮りたいしかなくて
できれば脚本書きたくなかったな
みたいな状態の福祉と比べると
割り切って一応脚本書くようになってる
クラウドは結構好きだよ
見た感じわかってる
復讐の運命の訪問記
の面白いところを
残した上で
復讐の
消えない傷跡をやる
クラウドに
雰囲気としては
今回見た消えない傷跡の雰囲気で
銃撃戦とかそういうところの
ドンパチとか
そういう見せ場
ある
見てる側の集中力の管理は
してる
そう
みたいな感じだったかな
というわけで
クラウドは近々見る
クラウドの感想は
言わないとあんまり
面白かったね
ぐらいしか言うことがない
これどこまで
入ってるかわからないけど
猫がずっと泣いてる
コメント欄に
ということで本年も
よろしくお願いします
ホイエティックラジオ
私が来ないショウゴと奥さんでした
ありがとうございました
54:16

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