なんだけど今更さ、黒沢翔主について語る人ないじゃん。
特に黒沢翔主なんかさ、映画がに詳しくてさ、めんどくさそうなさ、いろんな人がさ、すごい話してると思うんですよ。
だからね、特にそんなに詳しくもない中ね、話すことないなとも思うんだけど、
自分が発見した時に発見したものについて話すのがさ、一番じゃないですか。
というわけで僕は今、黒沢翔主いいんじゃないかって思ってるっていう話をしようと思うんですけど、
あなたとは、だからキュアと、復讐、運命の訪問者を、
まずは復讐の2作目があるからね。消えない傷跡。
まだこれ見てないんだよ。これ見てないんですけど。
というのを見て、とりあえずだからホラーと、いわゆるホラーと言われるものと、
V字を見てさ、来たわけですけれども。
あなたはどうでした?
私はキュアの方が好きかな。
復讐よりね。
まずキュアの話からするか。
1個だけどうでもいいこと言っていい?
Vシネとかさ、要はドンパチやるやつで、いつも不思議なのがさ、
なんで防弾チョッキで助かった後防弾チョッキ脱ぐの?
あれは使用方法として、受けた後の防弾チョッキ着てるとむしろ危ないの?
防弾チョッキを着てたから助かったんだよ。
ということを見せるために言ったよね。
脱ぐことなくない?っていつも思っちゃうんだけど。
それはね、僕もね、思う。
でも確かに着たまんまだと、最後どっちが生き残ったんだろう?みたいな時のドキドキ感がないから、
脱がなきゃいけないのは分かるんだけど、
いつもそこですごいノイズになる。
いつもなの?僕あんまり見ないから分かんないんだけど。
みんな脱ぐの?防弾チョッキ。
なんか脱ぐイメージある。
でもやっぱり最終決戦はということなんじゃない?
だから着てたっていう表現のために外す。
そういうのもあるし、次本当に死んじゃうかもみたいなのもあるんだろうね。
でも確かに作劇の都合じゃんねっていう感じではあるよ。
気になるなって思っちゃうっていうすごいどうでもいい気になりポイントを言いました。
ありがとうございます。
発表しました。
発表されました。
でもそれは気になった。
腐臭は、腐臭もキュアもびっくりしないのがいいよね。
そう、びっくりしないのがいいよね。
ジャンプスケア大っ嫌いだから、
多少グロかったり怖かったりしてもある程度平気なんだけど、
ジャンプスケアだけはマジで許せないから、
だいたいホラーは避けてるところがあるじゃん。
それが全然ないのと、
あとなんかダサいMがない。
ホラーです!みたいなさ、
ある意味ホラーはほぼ劇版で決まってるみたいなことを言うじゃない?
そういうのが全然ないのがね、とても見やすいなって思う。
そうなんだよね。
あとなんかあなたとの反応の違いを見てて、
私はやっぱり映画を原型方式で見てるんだなって思っちゃう。
どういうこと?
なんかここすごいとかじゃなくて、
ストレスなく見れたなっていう感想になっちゃう。
そういう意味だと腐臭はどうなの?ストレスなく見れるの?
だから腐臭にストレスがあったとしたら、
結構シームレスにシーンが繋がるというか、
カメラ移動があって、
人物の移動に対してカメラが特に切り替わらずに横移動していくみたいな撮り方をされると、
私はなんかその瞬間何も思わないんだけど、
あなたが好きそうって一瞬後に思うからそれがノイズ。
僕が好きそうって思うのがノイズ。
腐臭はまさに僕が好きそうというかさ、
カメラの横移動ばっかりだからね。
ワンカット芸はこうやるんだよみたいなやつ。
それはQRにも出てくるけど、
頭の中のあなたが喜んでる。
喜ぶね。
なんかそれこそQRの方が後だよね多分ね。
てか明らかにQRの方が金かかってるじゃん。
それはそう。
で、なんかそのQRのカメラの横移動の洗練のされっぷりの、
なんかある意味こうなんていうの、
あれがカメックスだとすると、
ゼニガメみたいな状態の、
原石っていうかね。
それが見れるわけじゃん。
プロトタイプ感ある。
だからその金と時間がなくて撮る。
でも割とフルサーキュリティは常にそんな感じがするけど、
でもその中でも本当にこう切り詰めて撮っている中での工夫が
こう生の状態で見える。
なんかやってる技術は一緒だけど、
ちょっと小さいセットの中でそれをやっているのと、
もうちょっと広いセットを組める中で撮っているのがQRっていう感じがした。
そこが非常に僕の中で良かったところとして復習はありますね。
で、復習は脚本が黒サーキューしてないんだよね。
復習の特に1作目はね。
で、僕は2作目が見たくて1作目を見たんだけど、
まだ2作目は見てないんだけど、
2作目は黒サーキュー氏が脚本を書いている。
QRって多分黒サーキュー氏が書いてるんだっけ。
わかんないかな。
あんまりここ詳しくないまましゃべるけど、
とにかくクレジットを見ると復習運命の訪問者に関しては脚本が高橋博史なんだよ。
リングの。
霊的堀し引きの高橋博史なんですね。
僕高橋博史多分あんまり好きじゃないんだよね。
結構監督作は面白いけど、脚本家として実はそんなに好きじゃないところがあって。
リングもあんまりなんだけど。
リングは脚本だけ?
うん、なんだけど。
だからね、僕の復習の運命の訪問者の好きなところは脚本が好きじゃないところなの。
とにかくキュアは話としても結構面白い。
それはどういうことかっていうと、話が全く映画を邪魔しないというか、
ちゃんと映像と脚本が嫌な意味で喧嘩してない。
だからこういう撮られ方をしてこういうプロットであることに必然性があるところにキュアの良さはある。
それはマジでいいことだよ。
復習は僕に気の合わない脚本。
ぶっちゃけコテコテのさ。
相川翔以外みんな死んで、相川翔は復習するみたいな話じゃん。
行って帰ってくる話みたいなもんだよね。
復習する話でタイトルが復習ですっていう。
とにかくそこは別にどうでもよくて。
めちゃくちゃコテコテジャンルの中で何ができるかっていうところで見るからすごいノイズがなく見える。
これはだから演出の劇場劇に近い。
演出の劇場劇も劇場劇自体が普通にどっかで見た話でしかないんだけど、
そこにどうアレンジをするかってやっぱりそこでどっかで見た話だからこそ役者の演技というか、
役者の演出を見れる。
役者が演じている役者が演じる役っていうかなり高度なメタ構造を楽しむことができて、
その役のセリフを言っている役を演じているその人の演技の良さを
っていう複雑な部分の見方にリソースをかなり割くことができるっていう意味で言うと、
復習はそこがちょうどいいというか。
キュアはだから映画として見ちゃうから、何度見てもなんかすごい!
なんかすごかったみたいになっちゃう。
たくさん話がする。
だけど復習はすごい。
楽しいねこのシーンみたいなところでそれこそカテゴリして見やすいというか、
ここのこの撮り方はなるほどねみたいな気持ちで見れるっていうところが僕にとっての推しポイントで、
かなり良かったですねって思うんだよね。
だからその学生演劇で脚本を書き始めたばっかりの人がやりがちなのが要素多すぎって言われ、
ワンイシューで十分、一個画があるだけでもやりきれないことが多いのに、
それをいくつも足していくって足すことで脚本の完成度が上がると思ったのはすごい間違いで、
それこそ脚本は劇局で完成するわけじゃなくて上演して完成するものだから脚本の要素を足すことによって、
上演の成果物としてはどんどん荒くなってくるのが当たり前。
だからそのワンイシューでっていうのに対して復習はめちゃめちゃお手本のような。
復習だからっていう。
あとで今の話につながる話をどこかで黒崎をしっかり離れてするかもしれないんだけど、
一回触りだけ話すと文芸辞表を週刊読書人でやってて、小説に関しても同じことがあるというか、
話が面白いとつまんないんだよ。
どう書くかの方を見たいときに何が書いてあるか気になってくるとそれがノイズになっちゃって、
面白いのがノイズみたいなことがあり得るみたいなことをすごい思っているんだけど、
話は別にどうでもいいと思うんだよねっていうのが僕の極端な自分の好みではあるんですけど、
それは置いといて、とはいえ僕嫌いだけど嫌いというか好きじゃないけど高橋博士はすごいと思う。
めちゃくちゃ上手いと思う。
上手いけど嫌いなの。
っていうのはあるんだけど、
ちょっと一旦それは後で悪口として出てくるかもしれないけど置いといて上手いと思って、
僕Kindle Unlimitedに登録してるんだけど、
Kindle Unlimitedで黒沢教師21世紀の映画を語るっていう、
黒沢教師がいろんなところで映画についての講演をしている講演録のね、
それがすごいんだよ。
カリフォルニアの小学生たちに向けたスピーチとかから、
いろんなのが載ってるんだけどね。
その中で復讐の話をしてるんだよ。
それが面白くて、
復讐運命の訪問者に関しては僕ネタバレとかないと思ってるからこれから全部ネタバレするけど、
もしすごい真っ新な気持ちで見たいっていうのがあったら、
とりあえずその一家みな殺しにされた子供が大人になって警察官の相川翔になって、
その警察官になった相川翔の奥さんも何やかんやで殺されてしまって、
復讐するっていうのが筋があって、
その復讐運命の訪問者に関してはこれから全部ネタバレするけど、
その警察官になった相川翔の奥さんも何やかんやで殺されてしまって、
復讐するっていうのが筋じゃん。
あら筋でいうと。
で、その奥さんがさ、
奥さんって誰だな、相川翔の妻がさ、
そのさらわれていくシーン、あそこは見事なんだけど、そこは後で話すんだけど、
あとその敵のいる拠点のところにね、相川翔が乗り込んでいくじゃん。
そこで相手に銃を突きつけて、
相手はどこへ行ったって、俺の女房だって言った後にさ、
もう死んでるんだろうって言うんだよ。
で、黒沢教師はこのセリフがどうしても納得できなかったっていうの。
だって、なんで乗り込みに行くかって、妻を助けに行くないし探しに行っているわけでしょと。
それでもうすでに死んでいるんだろうっていう、
なんかその諦めがそこにあるのが、
だったら乗り込む動機なくないかってなって、
すごい納得いかなくて、高橋博史にこれは納得できないって言いに行ったんだと。
このセリフは違うと思うって言いに行くんだけど、
高橋博史はいやいいんだこれでっていうらしいの。
で、なんで、どうしてもわからないって言うんだけど、
それでなんて言うかっていうと、いやもうそれはそうでしょって。
復讐の物語だから。
どっかのタイミングで相川翔には復讐に行ってもらわなきゃいけないんだけど、
そこで行く、絶対に復讐に行く、後戻りできないってポイントはここなんだと。
ここで妻の死体を見る前に復讐を始めてもらわないとモタモタするからダメなんだと。
ここで先に妻の死体を見つけてたら、そこで相川翔は一旦悲しんで、
で、その後檜原文夫が駆けつけてきて、お葬式でお城口をあげて、
一旦暗い部屋の中ですごいずーんと沈んで、
で、その中からこうだんだんだんだん復讐の本能がメラメラと燃え上がってきて、
ようやく復讐に行く。こんなかったらいいことしてられない。
だからあの段階で妻の生存を諦めてくれてないと相川翔はあのスピードで復讐に行けない。
この映画で撮るべきなのは復讐なんだから、あのタイミングで諦めてもらわないと困るんだっていう言い方をするんだと。
あれ何だったんだろう。
こっちとしては相川翔って、
相川翔ってやっぱりすごいのかもみたいな気持ちになった後にさ、
ん?お前の歌には別に興味がない。
っていうね、なる。
あれは相川翔にメロメロだとさ、
翔さんやっぱりチャーミングだなってなるのかな。
なるのかな。
ね。
せめてもうちょっと復讐に寄せてほしかったけどね。
歌わないよ、庵丁は。
やっているのでね、ちょっと僕は。
でもやっぱり庵丁は相川翔に戻るための儀式なんじゃない?
あ、でもそれなんかね、日常に戻るためのね。
そうそうそう。
てかあのままだって終わっちゃったらね、
もうなんかみんな庵丁みたいにさ、
今日はみたいな話だけど、
みんな復讐したくなっちゃうからね。
そこでずっこけをね、入れてね、
そぴーってしないといけないのかな。
そう。
いや、そういう感じでした。
とにかくカメラが左から右に動いていくのが楽しいということだね。
キュアはまさにね、そういうのね。
そうだね。
あなたがさ、話してたじゃない?
キュアのさ、カメラがさ。
すごい下手と上手を意識してるなっていうのと、
あとその、その左右だけの移動でリフレインすることによって、
あーなんかろくでもねーっていう予感を出してくるのがめっちゃ演劇っぽいなって。
そう、同じ構図とかね、同じその動線の反復っていうことだけで。
そう、言わなくても情報は出せるっていうのを映画でやってる。
だなーって。
で、僕それ気づかなかったから、僕そこは明示的に気づかなかったから、
一個一個のショットへの関心はすごい強いんだけど、
なんかそれが、あなたが言ってたのはその病室でね、
その妻を殺した男を病室で尋問してるところから男がヨロヨロと紙手の方に歩いていって、
で、紙手の壁の突き当たりのところで泣き崩れていく。
その前に白い椅子があって、壁まで、壁の手前に。
で、そこで座って、なんで殺したか覚えてないんですって。
で、自分が殺したとかではなく、妻が死んじゃったんだっていうことに実感が湧いて泣き始めちゃって、
でもそれで、一回座った椅子から転げ落ちて、壁際でメソメソ泣いてるっていうのがまず1個目のシーンとしてあって、
で、切り替わってその後なんだったんだろうね、あいつみたいな感じで、役所工事とさ、
友達の大学教授がさ、喋って、同じように左から右に歩いていって、
で、また白い椅子があるんだけど、別に2人はそれに触れずに、なんかちょっと触って、そのまま紙手に行って、
まあ仕事の話をし続ける。何なんだろうな、この事件みたいな話をしてる。
で、その次がその役所工事の奥さんが病院に行きたいんだけど道がわかんなくなっちゃって、
で、歩道橋をうろうろしてるっていう3つのシーンが続いてて、
なんかそのとりあえずこの夫婦はきっとろくでものないことになるんだっていう。
で、まあ最後まで見ると、なんかその白い椅子のところ、椅子で妻の死を嘆くっていうのがさ、
これが最初の容疑者の行動だから、役所工事はそれをスルーするんだっていう。
あの椅子に腰掛けない、腰掛けて考えない、一旦立ち止まって考えることをしないんだっていうね。
ファミレスでむしゃむしゃ食べるっていう事だったんだなーって思って、
だから私は最初見た時、まあ確かに最後いろいろ決着ついた後に乗ってるバスがその妻がいるサナトリウムへの精神病院のバスだから、
まあ考えればそうなんだけど、あんまりそこを最初わかってなくて、
だから事実関係として状況証拠でそういうことだったよねっていうんじゃなくて、
その上下のリフレインで、あ、そういうことなんだって思った。
いやでも本当にそれ正しいというかさ、非常に良い見方なわけだよね。
とにかくどこからどう取って、どういう振り付けられていて、何が反復されているかっていうところによって、
これはさ、意識してなくても擦り込まれているわけじゃん、なんか嫌な感じが。
怖いねー。
で、このなんか嫌な感じが擦り込まれていて、実際それに近い破綻が訪れるっていうのって、
QRは見てとしか。
あとはこういうの好きな人は好きかもぐらいのことしか言えない。
今更ね、みんな見てるでしょ。
私はこの間初めて見たけどね。
でもあなた、そもそもあんまり映画そんなに見てこなかったのもあるし。
黒澤清志は知ってた?
あなたが言うからね。
僕も実はそんなにたくさん見てないんだよね、黒澤清志は。
カイロとQRと復習。
ぐらいなんだよ、実は。
ここからめっちゃ黒澤清志見る習慣にしようかな。
相川翔版の蛇の道とかね。
相川翔と黒澤清志がずっと撮っていた大人気コメディシリーズ勝手に仕上がるとかね。
ホラー以外も撮ってるんだよね。
うん、撮ってる撮ってる。
でもホラーがやっぱり抜群に上手いという感じは評判としては聞きますが。
実際のところどうなのかは知らないけど。
僕ホラーの人だって知らなかったんだよね。
だから最初にQR見た時どういう映画か知らないものを見たの。
だからすごい呆然とした。
知らないでQR見るのは絶対嫌だな。
絶対嫌だな。
なんか変なもの見ちゃったってなるよね、絶対。
変なもの見ちゃったってなった。
これ見ていいやつだったのかなってちょっとなると思う。
そうなんだよ。
あんまりだからよくわかんないもの見て、よくわかんないってなったのが最初のファーストコンタクトだった。
それがいい出会いだった気もする。
今見た方が圧倒的に面白かったなって感じですよ。
QRはクトゥルフ好きな人は好きでしょうね。
そうですね。
とにかくなんかね。
全然コズミックじゃないけどコズミックホラーの屋さんに近い。
そうだね。
なんかすごいさ、ある意味狭い世界の話のはずなのになんかすごい外に抜けていく感じするよね。
全然違うものの理屈が介入してきちゃうっていう意味でコズミックホラーがある。
そういうやつですよ。
いやー面白かったな。
あとねやっぱりなんかね、変じゃん?舞台が。
舞台セットが。セットっていうかほぼロケなんだけど。
病院が。
QRもそうだしさ、復讐もそうなんだけどさ、
明らかに廃墟みたいなところにさ、なんかちょっとだけこう。
カバンから出しとくみたいな。
刑事、刑事課みたいなさ。
なんかちょろっと脱出して病院であることにするとかさ、警察署であることにするみたいにするけど、
明らかにそんな病院、警察署ねえだろみたいなところで撮るじゃん。
あれがね、最初よくわからなかった。最初に見た時。
学生の頃見た時。
やっぱりなんか映画で映るもの、なんかリアリティのあるセットを作るみたいだと思ってたから、
舞台とかをまだそんなに見る。
舞台の。
映画っていうのはみんな武将舞台。
映画はちゃんと武将でやるみたいな気持ちで見てたら、
まずそこをどう受け止めるのかわからなくて、結構戸惑ったりしたんだよね。最初に見た時。
なんかずいぶん自分の中でもちゃんと見れるようになってるなって感じするんだけど、
なんかね、これどういう、え?
なんかこれは、そもそもこれは病院というのが嘘か?とか、
そういう余計なことを考えちゃうみたいなところで気を取られてたんだよ。最初見た時。
でも確かに9話のあのさ、2日前に行くところはさ、これはどういう部屋なのかってなるよね。
そんな不衛生なところ病院にあるよね。
そうそうそう。
何?ってなるんだけど、そういうもんなんだって思うと、そういうもんになっていくっていうね。
って感じがする。
だから、なんかいろいろ見たり、それは映画じゃないものをいろいろ見ることによって、
なんかね、見れるようになった映画な感じがするんだよね。
私はああいうのは、あんまりリアルに触られると、似たような場所にいた時、すごい嫌な気分になるから、
それこそあのギャルゲーのヒロインの名前はさ、なさそうな名前にしないと突入できないみたいな話と一緒で、
ちょっと変なぐらいの方が助かる。
そうそう、だからなんかね、それ結構さ、重要だと思うんだよ。
ちょっと今日長くなりそうだから、深追いするかどうかわかんないけど、
やっぱりそのギャルゲーの変な名前とかさ、もうやっぱりだから、高校生ぐらいまであんまり許せなかったの。
気になってね。
意味わかんないその名前みたいな。ないじゃん!みたいな。
でもなんかだんだん許せるようになっていくのは、
なんかやっぱりなんか、高等向けであることへの許容値のコントロールができるようになっているというか、
逆にそこが高等向けじゃないと、本当に感じたいおいしい部分を従前においしくできないっていう。
でもこれはね、やっぱり大人になってこないとわかんないことなんじゃないかって気がするんだよね。
やっぱりその自分の経験値が溜まってきちゃってるからこそ、既存のリソースをそのまま使われちゃうと、
絶対そこがあるんだよね。作り手の中にあるこういうものっていうものと、
同じ像があるとは限らないとか、世代とかの住んでた場所とかで絶対コンフリクトが起きるんだよね。
警察署ってこういう場所みたいなのもさ、
実際の警察勤めの人と、そこに実際行ったことがある人と、
ドラマでしか見たことない人との中でも全然イメージが違くなってしまうっていう時に、
いっそあのぐらいない場所にしてくれた方が、
ここは警察署なんだ、だけで住む、記号だけで住むから、
もうなんかそれでいいみたいな、
なんかその見たての方に入ってた方が絶対に入りやすいんだなっていうのは、
なんかやっぱ子供の声よくわかんないんだよね。
なんか、てかわかんなかったんだよね。
もっとなんかある名前にしてくれないとやだみたいな気持ちだったけど、
なんかだんだんさ、こう出会う人が増えていくわけだからさ、
適合する可能性が増えていくわけじゃん。
誰かにとっては友達の名前だったり、
誰かにとっては友達のお母さんの名前だったりさ、
誰かにとっては上司の名前だったりしぐるみたいな名前にしておいちゃうと、
そりゃ、それによってこうつまずくのは、
すごいこうもったいないよなっていうのはなんかあったりするから、
なるべくそこの情報をそぎ落とすっていうのはね、
なんかすごい大事な作業なんだなっていうことに気づいてくるですわね。
むしろ偶像の処理ができない私は。
なんかあんまりそこに価値を見出せないというか。
特に黒崎雄師のあのセットのいいところは、
偶像さんがない、生活感がないからこそ、
ここでこういうことが、こういうふうな仕事がこういうふうに起きてるんだなみたいな、
余計なところに気が散らないで、
そこで起きていること、ここで人がどう動いているかだけ
お気にしてればいいみたいな効果があるんだなっていうのは思うよね。
なんかセットがすごいとか衣装がすごいとかあるけどさ、
なんかもうそれをそれで展示やればいいじゃんみたいな気持ちになっちゃうんだよね。
だからそのミュージカルとか、それこそネットフリーとかの巨大資本の作品だとあるけどさ、
なんか別にそれはそれで楽しみ方だけど、
正直作劇においては邪魔なんだよな。
できるだけシンプルな方がね。
いいよね。
そういう意味では非常にね、
なんか僕ら好みの監督なんじゃないかって思うんですよ。
じゃあちょっとね、また時間を見つけて今度は復習。
言えない傷跡?
消えない?
消えない傷跡って言ってた?
ここね、見ないとな。
マジでこれは、これの最後に毎箇所が歌ったら僕はもうどうしたらいいかわからないよ。
どういうつもりなの?
どういうつもりなんだってなる。
歌わないでほしいな。
すごい好きだな。今さら。
みんなあんないいもの見てたの?これまでって感じ。
そうなんだろうね。
面白くないのもあるのかな。
あるんじゃない?
地獄の警備員はあんまり面白くなかった。
あれもそうなの?
じゃあ面白くないのもあるんだ。
面白かったよ。
面白かったけど。
なるほど。
地獄の警備員はずっとビルの中でさ、警備員の話だからさ、ビルの中なんであんまり引けないんだよね。
なるほどね。
引きしろがないので。
左右に抜けない。
長い廊下ぐらいしか抜けない。
奥の撮り方はいろいろあるんだけど。
ティザーがそういう感じだよね、確か。
その縦物しかなくて。
左右にあんまり触れないっていうのがね。
僕はやっぱり左右に触れるのが好きなんだ。
右から左にちょろちょろしてるのが好きだからね。
あとやっぱりなんか人が歩いてるの横から見えるの好き。
これみんな好きでしょ、だって。
正面から歩いてくるより面白いよね。
正面から歩いてくるより面白い。正面から歩いてきて、正面から歩いてくるのと奥にさ向かっていくのはさ、ちょっと意味がつきすぎるじゃん。
キュアに行ってさ、浜辺からこっちに来る。
逆光で顔が見えないとかさ、明らかにさ、なんかやばいのが近づいてくる感が出るしさ、
復讐のさ、兄貴がさ、看護卿をさ、奥でさ、ガラガラって。
かっこいいけどさ、こいつ最初は死ぬなみたいな気持ちになるじゃん。
なんか意味がつきすぎるんだよ。
でもさ、あのさ、思い出すシーンのさ、すごい誰が見ても思い出したんだなって。
そう、あれすごいよね。
あの暗がりからね、あのライトのさ、入り方もすごいよね。
いや、あれはね、すごい段取り。
ここで止まるっていう。
ここで止まったら顔が見えて、そこで頭を抱えると思い出すっていう。
思い出したところのさ、思い出した顔をした後に、思い出した顔をしてハッて顔をしたその二拍ぐらい後にハッて声が出るんだよね。
あれすごいよね。
もう出さなくていいのに、ダメ押しで思い出した声が出るっていう。
あのさ、一王八分のさ、憎めなさとお前が元凶やでっていうところ。
絶妙だったよね。
絶妙だよね。
お前がそうやって優柔不断であることによって無駄に人が死んでる。
ということを受け止めなさそうな感じと。
中々本当に罪滅ぼし的に冒頭の引き受けをしてそうなところがすごい嫌だよね。
なんか本当に。
一番罪悪感がほど通そうな人っていう造形だから。
すごいよね。
自分のことしか考えてないからね。
すごい。
すごい良いキャラだよね。
良いキャラ。復讐しがいがない。
あんなに復讐しがいがないキャラもいない。
だから復讐のシーンで顔を見せてもらえないっていう。
いや、すごかったあれ。
あの被災見聞に来るところから思い出すまでの一連のライティングの段取り素晴らしいよね。
あれすごいよね。
最初入ってきた時顔が見えない。
顔が見えなくて声であれってなってライトの中に顔が入って目を見開く相川翔。
あれって相川翔も一瞬で分かったんだっていうのも分かるし顔不足がないんだよな。
カバーあったな。
おでこぺちぺちしぐさはちょっとくどいからな。
アピールがすごい。
アピールがすごい。
面白かったな。
復讐の話をもうちょっとだけすると相川翔がブチギレた後に殺し屋集団と関係のあるヤクザの事務所に殴り込みに行くじゃん。
あそこで親分をずっとチャカで脅しつけて、周りの親分がモタモタしているのでこいつの言うこと聞けみたいな感じでやるじゃん。
銃を突きつけられている親分がまず最初にソファーにへたり込んでそこでどうにかした後に一階の別の椅子に落ち着いてそこでもう一回喋ってるじゃん。
そこで一旦そのシーンは終わるんだけどその後に二階のテーブルのところに場所を移してるんだよね。
場所を移して相川翔はずっと銃を突きつけながらずっと親分は行くから早くちゃんとやれみたいな感じで、
俺がどうなってもいいのかみたいな感じで部下を脅しつけて動かしてるんだけど、
あんだけあっちこっち移動する余裕があってさらに部下が外に出れるんだったらもうそのどさくさに紛れてる間にチャカをね、
どうせ事務所のどっかにあるのかどっかから調達して相川翔の後ろから出てよって。
だってもう警察辞めるって言ってんだしさ、もう特にもういいわけじゃんみたいな中で、
すっごいいろんなとこに移動しながらもうずっとあの銃を相手が持ってるって一個だけによって、
あのあんなに大の大人がたくさんいる中でなんか場の位置アチーブを相川翔が取り続けてるっていうことの説得力を全て相川翔一人に押し付けてる感じの力技がする。
でもそれはヤクザのくせに殺し屋集団を雇ってるってことは殺し屋をやってないんだよね。
そもそもないかもしれないね。
事務所の連中はね。
っていうこと?みたいな。
いや、でもさあって、あんだけいたらなんとかなるやろみたいな気が。
あとあんなに別に座る場所はそんなに移動させる時点でみたいなところで。
すごいカフェのテラス席みたいな、丸テーブルみたいな。
なんで一番いい席。
太陽の席みたいな。
なんで一番いい席というかなんかこう、なんかちょっと落ち着いたのみたいな。
のでね、あれ笑っちゃうんだよな。
なんかね、ちょっとクスッとさせてくるポイントさあ。
敵儀用意してるのがさあ、なんでみたいな。
別にいいよみたいな。
あの、最後ほんと終盤よね。
立ち勝負しようと思ってたらさあ。
ケンジ置いたまま立ち勝負しようと思ったら
相川翔が来ちゃって、アンってなってる間に撃ち殺されるのさあ。
なんだよ。
この端休め何?みたいな。
ほんとに。
あれ、あれ、あれ何?
あれ謎だったよね。
そもそも相川翔、しかもあそこにさあ追いかけに来たらさあ。
意味がわからん。
だってあそこの上にいるわけなさそうなのに行ってさあ。
で、結局鍵開かない。
そう、で、ドアが開かないから戻ろうとしたら
まだ息があったからもう一回撃っとくみたいなさあ。
謎だったあれ。
謎だった。
変なんだよね。
でもあれなんかやっぱ変さがさあ。
なんか謎の説得力がもうね。
そういうもんなんだみたいな。
すごいなんか、ところどころ短い殺しのシーンが入るのさあ。
なんかどっかで使えそうだから素材取ったみたいな。
で、ちょっとなんか休憩入れたいときに使おうって思って撮ってたのかなみたいな感じがすごい。
そうなんだよ。
あそこら辺の前後関係後から考えてるとこあるんじゃないかって感じがするよね。
する。
いや、っていうね、非常に面白い映画だね。
面白いよね。
復讐運命の。
短いしね、80分ぐらいだからね。
ぜひね、みなさんも見ていただいて。
だいたい喋っちゃったけどね。
だいたい喋っちゃったけどね。ベイブと一緒だ。
でもあれは別に、だって話どうでもいいんだもん。
見ればいいよ。たぶん。
話はどうでもいいもんなあ。
だって真面目にあの話見たら怒ると思う。
特にびっくりするところは何もない。
そうだったのかってならない。
なんかそりゃそう、最初のシーンで全てこうなるんだって。
そうなったなあって。
最初のシーンから怖いもんね。
最初のシーンめっちゃ怖いよね。
あれすごい怖かった。
怖いなあ。
家の前にね、ボロボロの魚重さが沈んどってたらね、泣いちゃう。
もうそこで終わりだよね。
そこで終わり。
すごかった、あれ。あれめちゃくちゃ怖かった。
でも実は怖さのピークがそこなんだよね。
そこからどんどん様子がおかしい映画になってるからね。
ちょっと来週は消えない傷跡の話をしようかな。
最初から全員仕上がってるから、
何かキュアみたいに何かがおかしくなってく過程みたいなのはない。
そうだね。
最初から何かおかしい奴らが今回を果たすっていう話だから。
だから80分でシュッと終わるし、
最後は相川翔は歌。
そこが一番の謎だな。
誰か詳しい人に教えてもらいたい。
教えてほしい。そこら辺の大人の事情なのかなって。
なんで相川翔が歌ってしまうのか。
しかもなぜフォークなのか。アコギー一本のフォークなのか。
最初にそういう契約をしちゃったのか。
相川翔主演で相川翔が最後に歌うってことだけ決まってたのかなとか。
昔そういうのあるよね。
絶対あるよね。アイドル映画的なやつで。
どうしても最後だけはディレクションしきれなかった。
撮ってみたらゴリゴリになっちゃった。
そういうことなのかなみたいな感じがしますけど。
はい、というわけで。
来週末は僕、弘前に行くから。
録音は先に消えない傷跡を見て撮るっていうことをした方がいい気がするから。
だいたいここで来週はこれやろうって言うと、そうじゃないことするんじゃない?
だけど今回は結構角度が高く、次は復讐、消えない傷跡。
タイトルずっと間違ってる可能性があるけど。
とりあえず復讐の2個目を見て喋るつもりなので。
なんかよくわかんないやつに1度のネタバレ全部されたなっていう方は、
ぜひ来週までに2を見ておくといいんじゃないでしょうか。
はい。
ということで、プリエティックラジオ、お相手は私、かけないしょうごと奥さんでした。
どうもありがとうございました。