はいこんにちは、ポイエティークRADIOです。お相手は、私柿内正午と奥さんです。どうぞよろしくお願いします。
今日はね、どうやったらおしゃべりが盛り上がるのか問題について引き続き考えたいと思っています。
というのもね、あなたは昨日お芝居を見てきたわけですよ。
僕はその芝居を見ていないと。でもこの録音のないところで、明日その話ができるかもみたいなことを言いつつ、まぁちょっとこんな感じの芝居だったよ
っていうのはあなたが教えてくれてさ、僕はそれに対して まあ見てないからなんとも言えないけどしか結局言えなかった
わけだよね。結局多分それをそのままやっても盛り上がりようがなさそう ということが一個分かっている中なんですけど
これ結構面白い問題だと思って、僕たちは基本的に一緒にお芝居を見に行ってそれについて感想を言い合う
っていうことは盛り上がれる これはあんまり好きじゃない言葉で言うならば共通の作品に対しての考察をお互い披露し合う
みたいな盛り上がり方にもまあちょっと親和性が高いものだと思うわけね
僕は いわゆる批評と呼ばれている文芸ジャンルが結構好きなんですよ
批評とか評論とか呼ばれているもの あるいはそもそも哲学思想みたいなものに興味を持っているのも割とそういう
ところがあると
いうのがあって僕はプルーストを読む生活の頃にプルーストを読み出した理由の一つにジルドゥルーズっていう思想家の
プルーストとシーニュっていう本を読みたくてそれだけ読んでも面白くないかも というかちゃんと読みたいかもって思って
プルーストを読んだんだよ これ結構変な話でプルーストよりもっと短いものについて論じてる
ジルドゥルーズの本にいくらでもあるわけだけどそれについては一切元ネタを読もうとしてこなかったの
これなんかどういうことなんだろうなってちょっと思ったりもするんだけど まあそういうところがあったろうね
で僕が批評好きな理由って 批評の方が面白いことが多いから
僕にとって本体の作品より それはどういうことかっていうと作品そのものがまず第一にあるっていうことは認めた上で
作品そのものよりもその作品をより深く読めたりとか面白がれるっていうことの方に興味がある
僕は最初から作者よりも読者の側に 演じてよりも観客の側の
いわゆるこれもあまり好きな言葉ではないがクリエイティビティみたいなものに結構 関心がある
こんなに面白いものとしてこれが見れてしまうのか 読めてしまうのかみたいなところに興味があるしそれに触発された
別の何か思考みたいなものが生まれてくるその思考内容にこそ関心があるみたいな ところが自分の傾向としてはある
なと思っているわけ だから僕が主に批評読むとき
その作品論じられている作品そのものを必ずしも 読んでいる必要はない
みたいなのは非常に思うわけですよ ってなるとやっぱり見てないから何とも言えないけどみたいなこととは別に
見てないお芝居の話で盛り上がること自体はできるのではないかとね ぼんやりというさ
仮説がある それを今日を検証できたらなというふうに思っています
なるほどありがとうございます
昨日私がしたかったのはそういう話だったんだよ本来はね でもだからその私が話したかったのは芝居を見た結果触発された
芝居からもう離れた後の話なんだけどその なぜそこが気になるに至ったかを説明するのにその芝居を見たということが外せないから
その芝居の説明をせざるを得ないみたいな感じで なんか真面目にその芝居を主体
主題としてその芝居の説明をするっていうおしゃべり 説明おしゃべりというか説明
だったらもうちょっと真面目に やれるやれまあすごい苦手だけど細かすぎて
やると思うんだけども私はもうその先の話がしたの芝居自体はまあ こういうノリだよねみたいな話だから
でもなんかそこでその本が書かれた時の時代背景とか そのテーマの取り扱われ方がその時代においてどういう意味を持ったのかとかそういう
話がしたくて水を抜けたんだけどまぁちょっとうまくいかなかった 本来それがなぜうまくいかなくて今日はそれをうまくいかせようと思ってるの
でね結構考えたんだよそれは昨日寝る前に 何かどうしたらいいんだろうっていうの
でね僕はの書評とかさあたまに書かせていただくじゃないですかで書評家の仕事 っていうのは要するにあらすじの紹介なんだっていうさ
まあ一つ高あの曲論があるわけでうまくようやくできる っていうことがまずそのに対してどう評価を下すかっていうものの手前側にあるんだよみたいな
ことをさあ結構ベテランの方々いう理由で僕はようやく読むのすごい退屈だから いらんねえそんな
それはあなたが読んでいる作品かどうかに関わらずか変わらず ぶっちゃけどうでもいいなって思ってるところがあって
たんだけどなんか実はねようやくって大事なんだろうなっていう気もするの そのようやくて大事なんだろうなっていうのはどういうことかっていうとまさに
今あなたが話していたような内容で要するに詳細に内容をあらすじを全部 通して語ろうとするとその途端に
そのボケちゃう その自分がそれに触発されて話したい内容がボケてしまうということが起きる
これを どう
すればいいのか っていうところがさ結構
問題 だと思うんだよ
なんかそこでどのぐらい自分がその作品に対して言いたいこといろいろあるけれども一番 話したい今日議題にしたい内容どこでそれに対してこういうようなテーマでお話を
しますみたいなことをどういう形で 提示するのが一番うまくいくのかみたいなね
ことを僕もよくわかってないんだけどいろいろちょっと試しながらこれじゃないみたいなのを 持っていけたらなって思う
まずじゃあ 僕が今話したいことを
やってみるよ それをでどうなるか試してみよう
まず えっとどっちから行こうかな
えっと 2人とも見てる奴がいなダンダダンで行こう
ダンダダンの話でアニメ版で僕が今話したいことを 話せ話せるように話してみるよ
でここで主眼はダンダダンがどういう作品なのかっていうことはある程度どうでも いいということつまりダンダダンを見ているながら僕が考えたことを
お話すためにどこまで情報を圧縮すればいいのかっていうのを試してみようと思う から始めるね
ダンダダンっていうのはジャンププラスの漫画で オカルトのいろいろな要素を掛け合わせたバトル漫画なんだけど
すごいこう重要なポイントというか簡単に言うと主人公のオカルンって男の子の 金玉を取り戻すっていう物語なの
であの ちょっと細かいところを省くけれどもやっぱりね僕がこのダンダダンにおいて大事だと思うのは
金玉なんだよ
金玉を取られることで妖怪に取られちゃうの金玉 その取られた金玉に妖力が宿るの
でその妖力を巡ってみんなその金玉を奪い合うのね ここで重要なのはなぜわざわざ金玉なのかっていうところだと思うんで僕は
なんかその基本的に古今東西常に何か高岩っていうものに対して その呪術的な
パワーみたいなものをなんかみんなが原始するみたいなものって結構いろいろあって なんかそこの
高岩に宿るパワーに対する創造力みたいなものに対してのなんか最新型の こうものとしてなんかこの少年漫画ってねポップなエンターテイメントの中で使われるっていうのが
結構面白いなって思うんだよね
なるほど
上手な感想文だ
このぐらいでいいと思う どうですかわかるだなぁ
これで僕はとりあえず今のは高岩について話したいっていう ワンイシューで例えば絞ってね
まあこれ問題は問題は高岩の話でそんなに人と盛り上がれないだろうっていうのは置い といてでも僕はその話で1回やってみたいと思いますみたいなところ提示で言うと
なんかこのぐらいの周辺情報としてそれは何の作品でそこにおいて何が何に注目して いてどういう
こうアクターなのかみたいなところが提示できれば正直これでだんだなんてどういう話 なのかわかる人はゼロだと思う
知らない人だけど僕がだんだんを読んで話したくなったことに対しては結構クリアだと 思うんだよね
すごいこの人はこれからけどヤギの高岩を移植した男についてをお勧めしてくれるんだろうな そうなるわけじゃないわけだねじゃあそういうことでヤギの高岩の話する
じゃあこの話を1回しとく最近僕が読んだ 本でね国書館高岩から出ているヤギの高岩を移植した男っていう
本があってちょっと今その初始情報を出すんだけど やたら面白くてねヤギの高岩を移植した男アメリカで最も危険な詐欺師
ブリンクリーの天才人生っていうタイトルでポープブロックさんっていう人が書いている 本でね
現代は普通に詐欺師って読むんですけど まあこの本はねめちゃくちゃリアルオズの魔法使いだよね
あーそうだね本当にオズの魔法使いだね てかその大魔王オズの本
これはねめちゃくちゃ面白い本でこれはめちゃくちゃ面白い本でいろいろ伝えたいことがあるからこれから悪い例を見せます
悪い例を見せますというかほぼ全部喋っちゃうみたいなやつを 伝えたいことがたくさんある人をやってみようと思うよ
あのねまずそもそもブリンクリーっていう医者は1920年代ぐらいに大活躍した詐欺師なんですけれども
プルストと同じ時代でね1920年ってなるとね 要するに重要なのは第一次世界大戦と第二次世界大戦の間の時期に
活躍しているというところがまず一つとても重要なんですよ でねこのねブリンクリーっていうのはアメリカの真ん中の方の
州で生まれてそこでこうさ 改良してやっていくわけなんだけど
あごめんこれ違う 真ん中の方の州で改良するんだけど生まれはまたちょっと別のとこなんだけどね
それでそこからこんな田舎出てってやるって言って身を立てるために出て行った後に 結局またあの真ん中の方の田舎の州で医者を始めるんだけど
まあなんかその辺の話も面白いんだけどまぁとりあえず置いといて でね
とにかくこの本 ダメだな結構無理やり下手に喋ろうとすると逆に難しいことが
わかってきたな えっと普通に喋るね普通に喋るとあのね
当時あのいろんな人がいたのスタイナッハっていう
お医者さんだったりあとえーっとねなんだっけなボロノフかな
ソ連の方というかロシアにもいたのそういう人たちが で人類にとって一番大事なことって
健康寿命が長いこと 極論言ってしまうプロ夫人になるべく近づくことじゃないですか
でねー 1920年代っていうのはすごいんだよ
なんかとにかく抗がんを移植すると元気になるんじゃないかっていうさ 宇宙
医学も真っ青な移植導元みたいなことがさ 行われていてここで面白いのがさ
そもそもさそのさなんか
不老不死でいつまでも元気イコールチンチンがいつまでも元気っていうさ この実にこうあの男しかいないような発想の世界の中で物事が動いているの
もまたちょっと興味深いところなんですけどとにかくまあその子 ヨーロッパ諸国においてその当時すごい色々試されてた
でそのロシアの ではサルの抗がんを移植すると子供の家から移植していくと超人類になれる
んじゃないかとか 結構誠資薬にずっと言われていてある程度信憑性もあるものとして扱われていた
そんな中であのブリンクリーっていう医者は医者つっても 医者じゃないんだけど
というのも あのアメリカのね当時の1920年代のアメリカの医療制度って
連邦共通の医療免許ってない 週ごとの許可制な
で なんかイタリアとかで
に生者の免許をもらってイタリアでこういう免許あるんでっていうとなんかそのまま じゃあいいよみたいになったりするみたいな感じでとにかく
共通の査定がないから結構ザルな でしかも医療加護っていう法的な罰則規定がないから
医療行為の中で何かやらかして患者に何かあったとしてもそれに対してのション損害賠償 みたいなのを特に医師は
責任を負わなくていいみたいなところもあってとにかくもうその医療の現場っていうのは 詐欺の不毛
無料者な何でもできちゃう そしてなんかどんなに他の分野では良識のある理性的な人でも自分の健康のことになると
途端に罠にでも縋りたくなってしまうみたいなところもあってとにかくまあ どんどん最近元気がないなぁみたいな男たちがすごいこう
ブリンクリーのことに集まってきちゃうんだよ でヤギの肛関を自分の肛関の中に移植すると元気になるよみたいな
でなんか肌艶も良くなって 全部人生がときめきますよみたいな感じになって一大こう
ムーブメントを起こす固い中にもうみんなが殺到していってそこでどんどんどんどん 移植されていくんだけど移植の仕方が普通にちょっと穴開けて中に交換の欠片ピュッ
入れてすぐ閉じるみたいな感じだから あの
なんていうの炎症を起こしたりするの そもそもその拒絶反応とか以前にそもそもピッてあげてぴゅって言うてぴゅって
脱ぐだけだからもうすぐにそこから石してっちゃう っていうような感じでまぁそもそも
インチキどころか有害なの 立てなくなったりするみたいな感じでものすごい数の人たちがその犠牲になっていくんだけど
なんかすごいうまくいっちゃうんだよプリンクリーは うまくいっちゃうのはさっきみたいにアメリカの医療制度の問題だったり
そもそもその当時の 健康技術みたいなものに対してのうまくいかなさとか
リテラシーの低さとかいろいろあるんだけど一番大きいのはね 当時まだ
あの メディアがそんなにない
だから広告 っていう概念が一番初めにうまく使ったのがプリンクリー
それに対して医療の専門雑誌とかでこう あれは詐欺ですよ気をつけてくださいって言うんだけどそれにアクセスできる人って医療関係者しか
いないってなると普通の一般の人たちは普通に街にできた その
病院であれこれ宣伝されてでなんかそれこそなんかどんどん今の中沢広告とか同じ ようにあなた大丈夫ですか
あなたはそれでも本当に男ですかみたいなことで不安を植え付けられるとだんだん だんだんその気になってきちゃうみたいなことをずっとこう繰り返している
でしかもプリンクリーの恐ろしいところは
ラジオ局を持つんだよラジオ放送というのは始まった時期にそれこそまたそれこそ 規制が緩い時にあのラジオ局を作っちゃう
そのラジオ局から放送するのねで放送自体結構自分の子供の頃の話だったり カントリーメイジックだったりまあ普通のラジオだったりするんだけどあいまいまで
ずっとそういうなんかこう進出の話をする でああ
家で手術をすればもっとすごいのになぁみたいなことを言うことによってよりまたこう 人々が集まってくる
さらにそのヤギの抗が手術だけではなくてお便りで健康相談もする でなんかこうなんかいろいろ来るわけなんかちょっと腰が痛いんだけどどうかしらとか言って言うと
ああ腰が痛いっていうことはそもそも
なんか心臓が悪い可能性恐れがあります もしくは暴行の方まで何か炎症が起きている可能性があります
なのでこの処方6番と処方8番を
歯垣で ご注文くださいみたいなこと言って普通に薬を売りつけるとラジオリスナーに対してそれは
その相談して人に対してアウチもそうかもって思ってる人たちみんなが買うわけ それは普通に色水
ただ だからそれは無害ないや無害じゃないあのそもそも色水を注入するってこと自体が結果に
めちゃくちゃ負担をかけるから飲み 薬飲み薬でもそうあのそのそもそも消化できないからみたいなので普通に
食用色水じゃないんだ普通に色水 普通に色水を飲まない方がマシな色水をでも玄関で言うと普通に何か
二足三門のものを10ドルとかで売る それでもうめちゃくちゃガップガップ思う
そういうことをやっているとアメリカでの放送を禁じられる さすがに良くないよって言うのでこれもね10年くらいかかるんだけど
そうすると分かったって言ってメキシコの国境スレスレのところに100万ボルトの めちゃくちゃでかい鉄塔を建てる
その鉄塔からアメリカに向かって放送する この電波がその時世界最大の出力を持っていた
そのラジオ局で放送が始まると周りにいる人たちの腕毛が坂立 あの車のテールランプが勝手に点滅しだして
でこう人と電話している時に必ずそのブリンクリーの声が途中で割って入ってくる みたいなことをしながらもミキシコの国境近くの人からアメリカからその近くの
遠洋の海にいる人たちまで全員が全員なんかなんかの電波を受信すると気づいたら 金玉の話を聞かされるみたいな羽目になってるわけ
幽霊ラジオどこじゃないじゃん ヤバいんだよマジでっていうような感じでド派手な 電波砲とかない?
電波砲だからその整備される前なの そうっていうのもあってとにかくそうやってどんどんメディア戦略で人種の
昇博していく それに対してフィッシュヴェインっていう
あの医療団体アメリカの医療団体の 専門誌を作っている編集者がいるんだけどその人はもう
偽者バスター そういう風にどんどん間違った医療情報を拡大して甘酸っぱい死者まで出している
ブリンクリーを生涯の敵と定めて常にずっと あいつを潰すっていうことをずっと考え続けているフィッシュヴェインっていう人の活躍とが
並行して描かれていくノンフィクションなんだけど まあ面白くてね
非常に面白いんだよどうですかこの 何を話したかったのかよくわからない
面白いことだけわかった
面白いことだけわかったね これ聞かされてどう?面白い
じゃあこれでいいのかな おしゃべりとしてはいいんだよ
おしゃべりだったらねでぶっちゃけ今回最初あなたおしゃべりをうまくやるにはどうしたら いいかって多分言ってたじゃん
でもその後にその 見てない作品についての批評の話になったけど批評とおしゃべりって違うんだよそういえば
そういえばそうだもんそもそもなんか前提の時点でねじくれてたもん
そうだからおしゃべりとしては別に私は全然今まで満足した
批評としては別にその先に行く必要を感じなかったから批評性はない
なるほどでもちょっとえっと ちょっとそもそもちょっと最初の
講座の話から始めたのはまさにこの本の話をしたかったから一回こうしちゃったけど
あなたがそのどっちも知らなかったとしてねダンダンもブリンクリも知らなかったとして今の2つの話でどっちの方がなんかこの話だったら私もちょっと話し出せるかもって思った
話し出せるかもってのは私がしたい話だってことそれとも
あそうそうそうそうだからなんか要するにその僕はお手本にするのはどっちかってこと?
いやてか昨日あなたがその見たお芝居の話を僕としたかった時に僕からなんかそれの場合こうだよねみたいな話がさ出てくることをさ一個さ
なんだろう期待してるのさ話だったけどなんかあらすじの部分の詳細に踏み込みすぎたことによってなんか僕もなんかその芝居においてのあれはよくわからないけどみたいな
だからね要するに作品に向いちゃったわけじゃんそうじゃなくてその作品に触発されたあなたの考えに対して一緒に喋ろうようにしたかったところが作品に引っ張られちゃったみたいなところが一個問題なんだとしたらなんかどういう風にすればそうじゃないその相手からのねフィードバックを引き出せるんだろうかっていうさ
昨日の話を一旦するね 昨日はいつも一生懸命説明すぎて全部説明して満足しててか疲れてなんかその先に行けないから気をつけて喋りすぎないように気をつけた結果
情報の収集者選択を間違えてあなたにここはどういうことなのって言われてその説明を一生懸命してたらもう飽きちゃった
あなたかね
だからなんか別に普段通り最初から全部喋っちゃえばよかったのかもしれないけどでもだいたい
なんであれあなたには見てないからなんと見えないって言われちゃう
から
多分
作品について喋るのが向いてない
いやいや作品について喋るのだから2人とも見てないと無理じゃん
いやてかなんか
極論を言ってしまえばおしゃべりすることはおしゃべりでやればいいわけじゃんわざわざ演劇にしてるものをおしゃべりにするのがよくわかんないのね
だからなんか私は積極的にあなたをさ
誘うじゃん一応でも断られるとしょげるから
ひっそり積極的に誘うじゃんそれはこうなるのが嫌だからお前も見ろっていう話なのわけ
だからまぁそこのコストをサボってるわけですけど
いやでもなんかそれ結構面白いと思うんだよ
僕結構好きなんだよあなたにさ
迷走してるの?
いや違う違うそうじゃなくてあなたにあなたが見てないものとか読んでないものの話さ
あーはいはいはい
だってあなたが上手だもん
それ何なんだろうっていう
なんかゼロからしゃべるの上手って言うよねちょっと
今の僕のブリンクリーの本能はちょっと下手だったと思う
そう?
わかんない
わかんない
まとまりがなかったと思う
あったかなぁ
わかんない面白かったよ
僕めっちゃあなたの話をすごくまとまりがないとか面白くないとは思わないわけ
だけど何が違うんだろうなって思って
でもなんか
作品の話
あーだから多分さっき
あえてやろうとしてできなかった
あなたの下手しゃべりは
その
視点
視点というかポジションが
しゃべり手のポジションがどんどん変わっちゃう
最初真面目に
本に書かれてることをしゃべろうとしてるのに
気持ちとか
盛り上がりポイント
ここ盛り上がりポイント
みたいな余計な
気持ちが入っちゃう
と
あらすじ紹介だと
思ってたら
なんか
応援上映だったとか
押し語りだったみたいな
感じで
どの態度で聞けばいいの?
ってなっちゃうっていうのを
目指したんだと思うんだけど
なんか
そんなにコラボしなかった
なるほどね
まぁ難しいな
なるほど、そういうことか
でもなんか
えっとね、じゃあね
どうしようかな
もう一回
お衣食した男の話していい?
うん
あの
僕が話したかったこと
に
話す
ヤギの抗がんを移植した男って
いうのは
抗がん治療ね
勃起不全みたいなものに対しての
医療として
ヤギってすごいな性欲が
そのヤギの抗がんを
移植して
元気にしますっていう
医療作業を働いた
男の一代記なんですけど
そもそも
ピカレスクロマンとして
もうライバルのフィッシュベイン
っていう医者がいて
そいつとの対決が
偽者をだったり
嘘医療を見破っては
どんどんとっちめて
裁判とか
メディアでボコボコに
雑誌でボコボコにしていくってやつと
雑誌メディアに対して
新しくできたラジオっていうものを使って
どんどんどんどんポピュリズム
ポピュリストとしても
のし上がっていくプリンクリっていう
本当に生涯に渡る