番組成功の要因
今回も、樋口さんとの勉強会の様子を配信します。
次行きまーす。 楊 これも僕からの質問です。 本当だ。いっぱいある。何らかのタイミングで 跳ねる番組と そうでない番組の違いはどこだと思いますか?
楊 これはまあ、一番大きな要因はさっき言ったように、運だと思ってます。 まず。 はい。
楊 読めない時代の波みたいなものがブワーッとあって、たまたまそこの波の先にいた番組が伸びるっていうのがやっぱり
あると思ってる。だから、めっちゃ頑張ってめっちゃクオリティが高い番組も、時代の波に乗らなかったら、跳ねないとかが余裕であると思ってるんですよ。
まずそういう前提があります。で、その上で、せっかく波来ても逃すっていうことはあると思ってます。
なるほど。 楊 はい。で、そこは、
もうこれ言っちゃうとあれなんかもしれないですけど、パーソナリティに魅力があるかは、かなり重要なんじゃないかって思って。
楊 ああ、そう。なんか僕もそれ最近思うことが一個あって、誰からその情報を聞きたいかって価値に繋がってるなって最近思ってて。
これ、まさにそうで。しかもAIが発達するとまさにそうだ。もっとそうなると思ってるんですね。
楊 そう、誰でも調べれば、あ、黙りまーす。 いやいや、マジすいません。
多分そうで、でも、例えばコンさんから皆さん聞きたいと思ってこれ受けてると思うんですよ。
多分コンさんが解釈をして、コンさんの口からコンさんのリズムと、なんていうんですかね、抑揚で聞きたいからここにいらっしゃる方結構いると思ってて。
なんかそういうのがめっちゃ重要になっていくと思ってますます。
だから正直話してる内容にあんまり差がなくなっていく、フラット化していく、ほぼハイクオリティになっていくと思ってるんですよね。
もうなんか人が作るコンテンツほとんどがハイクオリティなものになっていくみたいなことはあり得ると思ってて。
で、他の業界で言うと、例えばコンビニで売ってるもんって全部うまいと思うんですよ、僕。
多分ほんと昭和とかの時代って当たり外れ結構あると思うんですよ、店で買う商品って。
でも今この時代、パッケージされたもの食って好き嫌いはあるけど大体同じレベルじゃないかと思ってて。
ってなったら好きかどうかとか、なんかこう、勧められたかどうかとか、知り合いが作ってるかどうかとかで、もう買っちゃうと思うんですよね。
なんかそれに近くて。だから中身は多分最初の取っ掛かりって中身だと思うんですよ。
例えばコテンラジオだったら最初の取っ掛かりは歴史を知りたい、ナレッジが欲しいっていろんな番組バーって聞いたと思うんですけど。
多分そこからずっと聞いていくうちに、もう多分そのパーソナリティの魅力みたいなところ。
魅力っていうか、その人から聞きたいっていうその価値が話している内容そのものから人の方に移っていくみたいなことが起こると思ってて。
で、これが一回起こると、僕はいろんなところでこれ同じこと言ってるんですけど、着火剤から木に火がついてその後に炭火に火がつくじゃないですか。
ただ一回炭火に火がついたらなかなか消えないし、ずっと燃えるし、その燃え続けるのにまたさらにバンって何回入れたらすぐ燃えるみたいなことが起こるじゃないですか。
これがなんかコンテンツから人に移っていくみたいな過程にちょっと似てるなと思ってて。
だから一回人に火がついちゃうと、例えばコテンラジオで僕を知ってくれてる人が僕が違う番組バーンって始めたらいきなり何千人かバーンって聞いてくれるみたいなことがあるんですよね。
これってまさに炭火に火がついちゃってるから、それを違う焼き台に持ってっても、そこでもある程度熱が燃えるみたいな、なんかそういうことが起こると思ってるんで。
だからパーソナリティの魅力。じゃあパーソナリティの魅力ってめちゃくちゃ色ある中で、なんとなく2つだと思ってて僕。
パーソナリティの魅力
一つは嘘をついてないかどうか。もっと言うとその人らしいかどうか一貫して。
例えばお笑い芸人ってずっとボケ続けてるじゃないですか。この人ってこれするのがこの人らしいよねみたいな、そのらしさをずっと何て言うんですかね。
なんかパッと思いついての高田純二ってずっと嘘ついてるけど別にそれが悪いとは思わないですよね。あのキャラは。 そうですそうです。
キャラクター性みたいなことなんですかね。
この人にこうしてほしくないなみたいなやつをちゃんと裏切らずにやるみたいな。
正義のヒーローはずっと正義のヒーローだし、悪の魔王はずっと悪の魔王であってほしいみたいなのがちょっとあると思うんですけど、漫画とか見てて。
そうやって感情移入していくと思うんですよ。なんかかっこいい悪役もかっこいい悪役でかっこいいじゃないですか。
そんなイメージですね。らしいかどうか。なんかこれって人って呼ばれてるやつで、これ多分芸人用語なんかな。歌舞伎の用語なんかわかんないですけど。
楽語で最近。 人語、はい。
だっけかな。そう楽語でもありますね。アカネ話を読むとわかるので全員アカネ話読んでください。めっちゃ面白いんで。
アカネ話で出てきます。その楽語が一人一人のその個性っていうので、そういうのありますね。人とかそういうの。
人って漢字でどういうふうに書くんですか?認める?
漢字わかんないですよ。平仮名で人って書きますね。
そうなんですね。
任せるなんですか?今山本翔平さん書いてくれますけど。そうなんや。わかんないです。僕らは平仮名で人って言ってましたね。
ありがとうございます。初めて知りましたそのこと。
だから、たぶん三四郎の小宮さんとかが滑舌悪かったりダメダメやったりしても、たぶん許せるリスナーが結構いるんじゃないですか。
それも含めて足って感じが大きく見る。
だからさっき僕が言った一貫性みたいなものの中に人も入ってるかもしれないです。この人だったらこうみたいな。許されるみたいな。らしさみたいな。
っていうのが一個と、もう一個は。
もう一個に関してはめちゃくちゃ白熱した議論になったので、ポッドキャストの学校に登録した人だけに公開してます。
