ポッドキャスト制作のリズム感
今回も樋口さんとの勉強会の様子を配信します。
樋口さんはポッドキャストを音楽と捉えて制作されていると伺ったことがあります。
リズム感、グルーヴ感といったところからと想像しているのですが、何か言語化できる点がありましたら教えていただきたいです。
またお笑いをされていた経験から、ポッドキャスト制作に役立っている観点はありますでしょうか?
ポッドキャスト制作のリズム感、グルーヴ感の説明は、先程言ったように、タカトトン、パーンと類似しているところがあります。
あと、やっぱり僕、普段どうしても聴いちゃう番組とかってあるんですけど、その番組やっぱり共通しているのは音が良いですね。
マイクとか、編集とか。
で、なんかこれ僕が音楽やってたからじゃないと思ってて、多分皆さん認識してないレベルでそこって評価してると思うんですよね。
なんか音楽デケェなとか、なんか声のバランス悪いなとか、なんかマイクこもってるなとか、一人だけ声デカイなとか、そういうのって多分音楽やってる人とか編集したことある人ってそこが明確になんかここがどうって指摘できるレベルで認識してるだけで、
多分それ、認識してないレベルでも、なんかこの番組心地いいなとか、なんかこの番組聴いててあんまり気持ちよくないなってあると思ってて、で、それがなんかこう、再生ボタンをつい押しちゃうかどうかに結構影響してると思ってます。
認識を害の部分でというか、なんか認知してない部分で。これって皆さん経験ありますかね?なんか喋りは面白いけど聞けないなとか、逆に聞いた後何も残ってないけどなんか気持ちよかったな聞いててみたいな。で、やっぱりね、僕ミュージシャンとか芸人とかの喋りって、それがめっちゃあると思ってるんですよね。
内容なくてもずっと聞いてられるみたいな。そう、音悪くて聞けない番組は多々あります。俺もそうです。音良くて、そうだな、最近だとなんだっけな。毎回名前出てこないんだよな。1話聞いて面白かったんです、あの番組っていうやつが1個だけあったんですよ。それ音綺麗でしたね、確かに。
で、なんかよくあるのが、結構長く続いてる番組で最新のやつを聞いて、めっちゃ面白いなってなって最初から聞き始めようと思ったら、序盤、機材あんまりインド使ってないから、結構聞きづらいみたいな。でもやっぱり序盤に人生の凝縮したやつ持ってきてるから、序盤めっちゃ興味あるテーマがいっぱいバーって並んでたりするんですよ。でもなんか音悪いから聞けないなみたいなの結構ありますね。
確かにそれはありますね。
ちょっと今気になったコメントあったんでいいですか。
はい。
小野寺さん、菊餃子の、ちなみに僕、菊餃子さん紹介させていただいたことあるじゃないですか、僕自分の番組で。それはいいんですけど。序盤のエピソードをやり直したいって書かれてるんですけど、これ僕もう1個あって、音楽って同じ曲何回も演奏するじゃないですか。
はい。
で、このライブバージョンがいいとかこの音源バージョンがいいとかあるじゃないですか。
ありますよね。
うん。だから結構同じ話をいろんなバージョンでやった時にそれぞれいいところがあったりするから、結構同じ話何回もしていいと思ってる話僕。
僕もそれは言ってますよ。あとなんなら最悪、RSSでなってるから別に映像付きじゃなかったら、その回に音源新しく載せちゃいなよって言ってるんですけど。
それもありですね。
なので2択ですね。RSSにもう1回新しく新規録音しましたって付け加えてやるか、確かに僕は何回も同じ話してもいいと思ってるから、ひびさんがさっき言ったみたいな、このライブバージョンのこれがいいよねみたいなのは確かにあると思うので、こういう風にこのテーマでもう1回喋りますってやってもいいと思うんですけどね、ポッドキャストも。
なんかじゃあご自身が1回聞いた話全部覚えてるかって言うと、どうせ覚えてない。
間違いないです。
で正直youtubeショートとかでなんか切り抜きとかで自分の好きな人が喋ってるやつ見たら何回も同じやつ流れてきてるけど覚えてないでしょ。
確かに。
でなんで聞いてるかってなんとなくそれ聞いた時に脳に気持ちいいなんかが出てるからついついタップしちゃうと思うんですけど、それって音楽聞いてる感覚と変わんないんですよね。
落語もそうですよね別に話してる人、話してる内容は一緒だけど喋りによって違うし。
なんやったら1個の話をずっとし続けることによって磨かれていくみたいなことあると思ってるから、その落語もそうですし音楽もそうですし。
お笑いからの学び
だから僕結構だからいろんな番組やってますけど、一人語りの番組で喋ったものを新型オタノビリスっていう番組で喋って、それの後にコテンラジオの番外で喋るとかは結構やってるんですよね。
同じ話を。
なるほど。
話す相手が違ったらリズム感とか順番とかテンションも違うし、そこで来るコメントも違うからちょっとやっぱり変わるんですけど、
それってお客さんが変わったりバンドメンバーが変わったら同じ曲でも違う曲になるよねみたいな感じなんで。
ネタを磨くみたいな感覚も僕はアリだと思ってるんですよ。
だからちょっともう一個。
お笑いをされていた経験からポッドキャスト制作に役立っている観点はありますか?
これはだからトークを磨くとかいう感覚はお笑いやってたからあるかもしれないですね。
トークを試してみて磨いて、かけるって言うんですけど100枚でやること。かけてみて、ちょっと違うなと思ったらもう一回友達相手に違うパターンで喋ってみて。
とかはお笑いの人って実はめちゃめちゃやってるんですよね。
アメトークで話されてる話に行くまでに同期の芸人とかでやって、舞台でやって、でアメトークでかける。
ありますよね。滑らない話でサワウェイが一回一番印象を取った時、ラジオでめちゃくちゃ盛り上がったネタだったっていうのはあるんで。
そういう自分でラジオやってる芸人さんはそのエピソードトークの中から特に強いやつをテレビに持ってくみたいなのは多分あるかもしれないですね。
めっちゃあります。で、だいたい芸人さんが、この間こういうのあったんですけどって、この間って15年前だったりするんで。
あるあるですこれ。
それに付随した話になっちゃうと、僕最近ポッドキャストのテーマどうやって考えるかっていうと、頑張って一応毎日投稿みたいなのしてた。
最近ちょっとできてないですけど、してた時期があって。
すごいな。
支部長さんとの約束が放ったせてなくて申し訳ないです。
こんな感じで何のネタ投稿しました。リツイートスーパーボスブックマックスでフォロワーの増加数測るみたいなのを、いつまでだとりあえず4月9日まで頑張ってたんですよ。
すげー。
で、中でやってくと週になんかこれ跳ねたなみたいなやつは必ず1個か2個出てくるんですね。
これポッドキャストの今週のテーマにしようっていう風にしてやるパターンが増えましたね。
それをやることによってみんな興味あるのこれなんだなとか思うし、
僕マネタイズの話結構伸びるだろって思ったらマネタイズの話が毎回滑るんで、
みんな俺に対してマネタイズは興味ないんだなっていうので、
どっちかっていうとこういう風にした方がいいよね、こういう風なの再生されないよっていうのとか、
あとはやっぱBGMの話した方がみんなが興味あるんだなみたいなやつがあるので、
こういう風なのを毎日投稿して見てた時期があったなっていう風に思いました。
すごいこれ。なかなかできないですよ。僕は多分できないですよ。
誰も期待してないですね。
ある程度人気になってきたら勝手にマネタイズがついてくるイメージの方がいいと思うので、
マネタイズ優先でやると失敗するよってスクリの最初の2、3ページ目でも言ってましたからね。
たぶんそうやって入ってくる人はまだまだいないと思いますよ、日本だと。
こんな感じですかね、芸人の話に関しては。
