Podcast総研。この番組は、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、
現当社新しい経済編集長の志澤悠介が、
ポッドキャストの作り方やビジネスの可能性などについて、
あれこれ語っていく番組です。
今日は、サイエントークのレンさんとエーマさんをお招きした後編をお届けします。
それでは本編をどうぞ。
アドバイスをいただきたいなと思って。
ビデオポッドキャストのアドバイスかな。
これは本当に私も聞きたいくらいなんですけど、どうなんでしょうね。
ちょっとここから発散させちゃいますけど、
私はまだビデオポッドキャストの本質的な価値が分かってないというか、
ピンときてなくて、金谷志澤さんとも言ってるんですけど、
結局絵がついてる必要がないんじゃないの?って思ってるんですよね。
大事なのは会話だから。
ほとんどの人は耳で聞いてるじゃないですか。
だから絵がある必要があんまりないなと思って。
衝動動画として切り抜くは分かるんですよ。
分かるんですけど、その空間をずっと人間が喋ってるのを字幕もつけずに、
絵がある必要性っていうのはあんまり個人的に感じてなくて。
自分が本質的な価値に気づいてないものって作りようがないというか、
もちろん当たってるものを見て、こうなのかなみたいなのは割とそれっぽいものは作れるんですけど、
本当にこのコンテンツの価値がどこにあるのかっていうところまで、
本当に本音を言うと私はまだ言語化できてないんですよね。
で、流行ってるのは分かってる。
でもこれって何が本質的な価値なのっていうのは結構思ってるところです。
ビデオだからいいこと。
そうそうそうそう。
長尺のコンテンツが音ではなくて、ビデオだからなぜいいのか。
アルゴリズムに評価される以外の今答えがないんですよね。
まあその超著名人とかその俳優さんとかそういう人は見たいとかあるかもしれないですけど、
それ以外を除くと確かに。
だから例えばビジネスコンテンツだと、知らないおじさん同士の会話が喋ってることになります。
本当そうです。
本質的な価値がどこにあるんだろうなっていうのは結構思ってるんですよね。
あとちょっと話ずれちゃうんですけど、僕なんかすごい不思議だと思うのが、
このマイクを立てて喋ってる風の動画を撮るとビデオトッドキャストになるじゃないですか。
でまあもちろん音はこれいいんですけど、
ただ今最近ピンマイクの音質もかなり良くなってきていて、
まあ本来進化で言えばこのマイクないのが自然なような気がするんですよ。
なんか動画の世界で。
で今この大量にビデオポッドキャストで言われるこのマイクがボーンとみんなの顔の前にある感じが、
ちょっとごめんなさいうまくまとめられないですよ。
なんか不自然に非常に感じていて。
なんかイメージでしかないような感じがするんですよね。
これがあることによってビデオポッドキャストって名乗れるっていう。
アイコンですアイコンアイコン。
小道具ですね。
小道具に近いよね。
その例えば海の向こうだとアメリカだと、
ポッドキャストイコールその本音を語っている場みたいなイメージがあって、
でもう全然ポッドキャストでもなんでもないんだけど、
このマイク風の空間を作って、
それをPR動画にするみたいな。
これは本音を語ってますよというアイコンとしてやるみたいなのはあったりはするけど、
でもまあそうですね。
今世間がそう認知してるっていうだけかもしれないですね。
なんか僕もいろんなところで言ってるんですけど、
結局AIの真逆を作りたいというか、
多分どんどんAIになってくるじゃないですか。
それの真逆であることを主張したいのかなっていう気がしてて、
ビデオポッドキャストの良さ。
だから僕ナチュラルボディって呼んでるんですけど、
AIの逆で。
でなんかそれ自然体でもあるし、
そんなにカットもしてないって本当に本音で話してるっていうところを、
やるためのセットみたいな。
それは価値かなとは思うんですけど、
そこは確かにありそうですね。
でも音声でもいいじゃないか。
絶対ビデオってならないですよね。
なんか例えばリアルな空間で、
今4人が割と親密というか、
他者の目線を気にせずに喋ってるじゃないですか。
でそれを絵にしておいて、
ここは画面の向こうの皆さんじゃなくて、
この4人での議論なんですっていうのを示すために、
絵がついてるとかはまだちょっとわかるかなって感じなんですけど、
でもなんだろうな、
じゃあ例えばオンラインの、
Zoomで喋ってる2人の顔をつけてる意味ってあんのかなとか。
めっちゃ思いますそれ。
僕もそういうのやってるんですけど、
すげえ疑問かかりながらやってます。
すいませんね。
いや本当に、
おじさん2人で何やってんだろうなと思いながら、
でも本当に疑問かかりながらいつもやってます。
ダメではないですよね。
ダメではないけど、
なんだろうな、
じゃあ例えば、
ショート動画の価値が何かとか、
それと本当対局なんですけど、
長尺の音だけのポッドキャストの価値が何かっていうのは、
私言語化できてるんですよ。
これはここがこういう特徴なんですっていう、
だからこういう用途にはこのメディアがいいですっていう風に、
言語化できていて、
でYouTubeの字幕がめっちゃ入った、
ビジネス映像メディアの動画コンテンツも、
あれもわかってるつもりでいるんですよ。
つまり何ですかね、
時短効果プラス、
ビジネスショーの代替みたいな価値だと思うんですけど、
そういうものですっていうのはわかるんだけど、
ビデオポッドキャストだけがまだわかんない。
これが何を新しい価値を生み出してるんだろうかっていうのが、
これなんか集めたいっすよね。
ポッドキャスト創券で集まるんじゃないですか。
集めましょうかね、これね。
集めたい、それ。
創券みたいな話ですね。
確かに、また創券ですね。
ビデオポッドキャストってみんな見てるんですかね、聞いてるんですかね。
聞いてるだと思いますけどね。
見てる人はいない気がする。
ほんと最初だけちょっと見てみたいなのはありますかね。
こんな顔かぁみたいな。
ですよ。
でも表情とかは見るかもしれないですね。
でもそれはあるかもしれないですね。
雰囲気とか。
雰囲気か。
でもずっと見てる必要はない。
ずっと見てる必要はないですよね。
そうですね。
生配信とかに近いのかな、リハックさんとかがやってる。
ちょっと近いかも、定点でね。
で、だんだんと取り繕えなくなってきていて、
例えば尺が2時間とかになってくと、
最初のうちはこうやって緊張してやっていたのが、
だんだんダラッとしてくるじゃないですか。
で、そこに本音が出てくるというか、
その人の人間性が出てくるみたいなところもあると思うんですよね。
ああいう長回しのやつ。
それの監視してるみたいな感じなんですかね。
そのビデオで。
表情とか。
表情というか、
よりその何ですかね、
混じりっ気のないその人を見せるみたいな意味ではあるのかもしれない。
コアな人みたいな。
僕は逆にリハック音を音で聞いてたりするわけじゃないですか。
そっちの乗り入れもあるじゃないですか。
いわゆるYouTube番組を音で聞く層っていうのも結構いる。
有料課金すればね、バックグラウンド再生もできるしっていうのが。
結局ポッドキャストの一番YouTubeで聞かれてるっていう。
っていうのもありますよね。
まあそうするとだからですね、やっぱり切り抜くっていう価値になりますね、そうすると。
別にビデオポッドキャストそのものには、
そんなに差分はなくて、音と音の差分はなくて。
ただ、絵がないとそもそも切り抜きづらいから、
サイエントークさんはそれをやってるのがすごいなと思ってるんですけど。
正解ないからとりあえずやってるみたいな感じ。
ですけど、これ野村さんが言語化できてなかったら誰もできてると思う。
確かに。
言っちゃったかと思って分かんねえなって。
そうですね。
なんかでもあるかもしれないですよね。
なんていうんですかね、ちょっとごめんなさい。
うまく伝わってるか分かんないですけど、
手段として流行っていて、
さっきの切り抜きやすいみたいに、
いろいろ応用可能性の高いものだなみたいなのは分かるんですよ。
やっておくと分かるんですけど、
コンテンツそのものに価値があんまり私は感じないっていう。
だからなんて言えばいいんですかね、
便利な道具っていうのも別に立派な価値なんですけど、
なんだろうな、流通のことばかり考えて、
そのもの自体に価値がないみたいな。
そんな印象をすごく受けるんですよね。
あってもなくてもいいというか、
配信者目線で言うと別にめんどくさいからやりたくない。
でもなんかあったらいいからやるみたいな。
なんか付属でしかなさそうっていうのは。
一方でアテンションエコノミーの世界で、
プラットフォームがそっちを優遇すると、
ある意味戦争と一緒で、
しかしプレイヤーがやってそっちが見られると、
みんなやらなきゃいけないみたいになって、
結局なんか全体的に発信のハードルが上がってる感じがするんですよね。
だからそんななんか好ましくはないかなっていう、今のところ。
それこそ僕たちって顔出ししてなくて、
個人でやってて、めちゃくちゃ不利なんですよ。
多分ビデオで顔出しで価値ってなると、
もともとやってた、
多分個人でやってる人で顔出ししてない人めちゃくちゃいっぱいいるんで、
なんかそうなると不利になるみたいなところがあるけど、
だから最初はそれもあって、
何かつけるかみたいなのでやってるんですけど、
本当にやりたいのはこれだけ感がすごいです。
そうなんですよ。
ちなみに、
私この前めっちゃドキッとした話を聞いたんですけど、
今この収録時点で、
数日前に、
ジャパンポッドキャストフェス2026、
あれのアフターパーティーっていうのがあって、
そこにいろんな配信者というか、
業界関係者が集まって、
トークをしていたんですよ。
で、私と石井ヒカルさんっていう、
石井さんは日本放送出身で、
私はテキスト編集者からポッドキャストの世界に行ったっていう、
ある意味動画を経てない2人なんですよね。
MC2人が。
で、今後付けでそのビデオポッドキャストをやろうとしている2人と。
で、トークをしていた演者のお一人に、
アイザックさんっていう方がいらっしゃって、
ゴールデンラッシュポッドキャストっていう。
それこそビデオポッドキャストってやってる人ですね。
で、あれはもう最初から完全にビデオポッドキャストなんですよね。
で、逆に音だけにする意味が分からないみたいな話。
あの方、アメリカでポッドキャストのムーブメントを掴まれて、
で、割と早い時期に
ビデオポッドキャストを始めていったって方なんですけど、
音だけにする意味なくないですか?みたいな話で。
確かに動画ネイティブだとそうなりますね。
削るっていうの意味が分かんないって感じ。
その別の雑談の渋谷さんというオーナーの方がおっしゃっていたのが、
最近その若い方が雑談バーに来るんだけど、
なんかそのあれですよね、音だけのやつって、
なんかおじさんおばさんとかが作ってるやつですよね。
怖い。
そういうことか。
トリベルみたいになっちゃうんだ。
そう。
マジで怖いなと思って、その話聞くときに。
そう?
で、これはもうポッドキャスト総研なんで、
結構本音で排斥しちゃおうと思っちゃってますけど、
面白いですね。
ここは本当にドキッとしました。
つまり、自分が本質的な価値が分かってないという状態があり、
ただ一個世代が下った方からすると、
なんでA使えるんですかみたいな話になったときに、
これなんか起きてるなっていうのは。
なんかその世代のやつの自撮りをSNSに気軽に上げるかどうかの
ジェネレーションギャップと多分関連してるんじゃないかなって気がしてて、
そうか確かに。
多分今の世代って全然上げるから、
絵に対する顔出しっていうものってすごいハードル低いと思うんですよ。
だからそのプライバシーに関する感覚も、
これ別にどっちが良い悪いとかじゃなくて、
もうだから違うってことですよね。
違うっていうことだと思うんですよ。
それから来てるのかなっていう、
逆に意味わからんっていうのがここから見えてるっていうのはね。
ずらいな、でもじゃあA出せなかったらおじさんって言われて、
A出してもおじさんって言われるわけですかね。
そもそもおじさんだから。
どうすればいいのかわかんない。
まあおじさんしか出ないんだけど。
もうおじさんはポッドキャストやっちゃう。
もうおじさんポッドキャストみたいにするしかないですよ。
そうね。
おじさんであれば認めるしかない。
認めるしかない。
でもなんかポッドキャストっていうものの意味自体が
拡張するんだろうなって気がする。
そうですね。
それはおっしゃるとおりですね。
今まで音って言ってたけど、
多分もう音じゃなくなるというか、
こういう今対面してトークしてるっていうのが
ポッドキャストって日本もなるんだろうなと思ってるんですけど。
そうですね。
絵がある何に関わらず長い時間かけて
じっくりとトークするみたいな
そのフォーマットをポッドキャストというみたいな。
ちょうど多分日本でそれが広まってきてるっていう感じなんですかね。
そうですね。