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2021-03-08 09:19

#10 社内限定ポッドキャストの作り方

音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー

前回より2回に渡ってお送りしている「社内限定ポッドキャスト」。

今回の後半エピソードでは、社内限定ポッドキャストの作り方についてです。

テキスト版でご覧になりたい方はこちら

https://note.com/rinaarailevia/n/nd7a895d1338e

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音声業界の海外視聴が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。
この番組では、自称ポッドキャストアンバサダーことあらいりなが、
海外で人気のポッドキャスト番組のレビューからおすすめ、
そして業界の注目ニュースまで、さまざまな視点でお送りしています。
さて、前回より2回にわたってお送りしている、
社内限定ポッドキャストについて、今回は後半のエピソードです。
ここでは、普段一般人は聞くことができない社内限定ポッドキャスト、
実際にどうやって作るのか、
そして、実は社外の人でも覗き見できる、社内限定ポッドキャストがあるので、
最後にそちらもご紹介していきたいと思います。
テキスト版でご覧になりたい方は、概要欄にリンクを貼っておりますので、そちらからご覧ください。
さて、今回は社内限定ポッドキャストの作り方について取り上げるんですが、
大きく分けて、5つのステップに分けて説明をしていきたいと思います。
その5つとは、まず1つ目、パーソナリティの選出。
2つ目がテーマ決め。
3つ目が機材の準備。
4つ目が収録。
そして5つ目がリスナーデータの分析です。
順番に解説をしていきましょう。
まず1番目、パーソナリティの選出です。
当たり前ですよね。
番組の構成によっても選ばれる人は変わると思いますが、
前回のエピソードで話したように、
リモートワークによって生まれ始めた従業員との距離を縮めたいというのが目的とする場合は、
もちろん新入社員ではなくてリーダー的ポジションの人が理想的です。
1番の理想は、もちろん社長。
ただですね、ポッドキャストは声のメディア、人柄やカリスマ性が結構声に出るんですね。
そこで、例えば社長の声があまり適していないとか、
いろいろな理由でパーソナリティとしては難しい場合、
他の取締役クラスかマネージャークラスから選ぶのがお勧めです。
これによって従業員にとっては、
普段あまり話をする機会のない上司の上司、
取締役レベルの描く会社や業界像、
そして日々のタスクの目標ではなくて大きなビジョンを伝えられることができます。
次はテーマ決めです。
最初はですね、従業員からのフィードバックを基に作るのがお勧めです。
例えば社長がパーソナリティとなって配信をする場合は、
前もって社内にポッドキャストの配信会社を伝えてですね、
社員から質問を募ったり、聞きたいテーマやアイディアを募るのが手っ取り早い方法です。
例えば社長がパーソナリティの場合には、
会社のトップに対するザックバランなQ&Aというのもよくありますよね。
そして取引先を呼んで、
共同プロジェクトへの熱意を社内全体に伝えるという使い方もできます。
あとは社長のですね、プレゼン力がすでにすごい上手な場合、
プレゼンベタな社員に向けて話し方のコツを伝授するみたいな
ハオツーものも面白いかもしれません。
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あとはテーマ変わってですね、
人事部が従業員の離職率を下げるのを目的にするのであれば、
例えば、新入社員に向けた会社の全体像やこれからの役職を
イメージしてもらいやすくするために、
先輩社員の紹介というのはよく出てきそうなテーマですよね。
逆に中途採用が多い会社であれば、
それぞれが転職をしてこの会社にたどり着いた経緯なんかを
話すというのもありかもしれません。
まずは何でもやってみようというのもいいんですが、
何か起軸となるテーマがあると継続しやすくなります。
そして3つ目のステップ、機材の準備です。
これ、究極はスマホ1台あれば、
もちろん、社内にオンライン会議用のマイクとかヘッドフォンとかが
どこかに転がっているというところもあると思うので、
そういう機材を使うのもありです。
そして収録方法は、これも実は簡単で、
今ではアンカーなんかをはじめとするフリーの収録アプリがありますし、
それこそZoomを使って音声データをエクスポートすれば、
それだけでも音声は作れてしまいます。
動画作成よりも圧倒的にデータを作ることができるので、
ポッドキャストは初心者でも作るのにハードルが低いメディアでもあります。
そこで気になるのは音質。
適当なマイクを使っちゃ音質が落ちるんじゃないかと思われるかもしれませんが、
例えばiPhoneのマイク、めちゃくちゃ質いいんですよね。
もちろん、私もポッドキャスト用のマイクを使って収録を今はしているんですが、
もともとはスマホでしていました。
実は音質というのは、マイクだけで壊れるような音質です。
音質というのは、マイクだけで壊れるような音質です。
実は音質というのは、マイクだけで壊れるような音質です。
実は音質というのは、マイクだけで壊れるような音質です。
収録する環境でも大きく変わります。
そして次のステップ、収録です。
これはですね、実は有名なポッドキャスターたちも昨年から家収録が増えているので、
実践しているところだと思いますが、ポイントは3つです。
1つ目は、できるだけ小さい部屋を選ぶこと。
2つ目は、窓の少ない部屋を選ぶこと。
そして3つ目、エアコン、空気清浄機などの空調のスイッチを切ることです。
実は私も今、クローゼットの中で収録しています。
というのもですね、大きな部屋だったり窓がある部屋だと音が反響してしまうんです。
そして実は雑音の対的は、エアコンや空気清浄機の空調というのもあります。
これもですね、マイクがバックグラウンドとして拾ってしまうと結構耳障りになりがちなので、
これも切っています。
小さなことかもしれませんが、これだけでも大きく音質が異なってくるんですね。
もちろん社内限定のポッドキャストの場合、真剣質になりすぎなくてもいいかと思いますが、
いろんな場所、アングルで試してみて、これ許容範囲だなというところを探してみましょう。
あとはですね、収録した後はパソコンではなくイヤホンで確認をしてみましょう。
普段、ポッドキャストなんかをイヤホンで聞く方も多いと思うので、
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実際にリスナーが聞く環境で収録した内容を確認をしてみると、
雑音の気になる度合いなどが分かりやすくなるのでおすすめです。
そして最後のステップ、リスナーデータの分析です。
社内限定ポッドキャストはバズることを目的としているわけではなく、
給信力を高めたり社員とのつながりを強くするのが目的ではありますが、
各エピソードごとのダウンロード数、視聴者数ぐらいは把握することが重要です。
そこからですね、従業員の抱える問題点や、
例えば求められているテーマなどが明らかになって、
次のエピソード作りにつながります。
これは配信の仕方にもよりますが、社内限定配信の場合、
イントラネットを使ってパスワード設定をして、
社員が各自ダウンロードできるようにするというのが一番簡単な方法だそうです。
そこからダウンロード数、開封数などが分かると思います。
さて、ここまでで5つのステップについて解説をしてきたんですが、
冒頭でも話した、実は社外の人でも覗き見できる
社内限定ポッドキャストを1つ紹介したいと思います。
タイトルはPR TIMESのオープンラジオ。
これですね、私が公式パーソナリティをしているVoicyという
音声プラットフォーム上で配信されている声の社内法から生まれた
番組なんだそうです。
本来はですね、その名の通り声で伝える社内法として
社内限定ポッドキャストとして配信するための
Voicyのサービスだったそうなんですが、このPR TIMESはですね、
こちら、社外の一般人でも聞けるように
Voicyのプラットフォーム上で配信をされています。
BGMも使われていてですね、本当にラジオ感が高い番組なんですよね。
社内ゲストがいろいろ呼ばれて、先輩社員がフォーカスをされたり
反対に新入社員の挑戦が取り上げられたりしています。
これ、本来社内向けだというコンテンツを社外に向けても配信することで
採用ツールとしても役立つと思うんですよね。
社内の様子や実際に働く人のイメージができるということが
新卒採用だけではなく中途採用という面でも
会社と自分のすり合わせができやすいというところがあると思います。
こういった音声メディアの効果を数値化することは今も
まだ難しいとは思うんですが、その見えない効果というのが
どんなものなのか、個人的にもすごく気になるところです。
さて、今回は2回にわたって注目してきた社内限定ポッドキャストの中でも
実際の作り方について解説をしていきました。
実際はですね、一般人が聞くことがなかなかできないんですが、
最後に取り上げた声の社内法、PRタイムズさんの実例を通じて
さらにどんなイメージが湧いてきたのではないかなと思います。
昨年から今までとは全く違う働き方が急激に進んでいる中だからこそ
離れている従業員やチームメンバーをつなぐツールとして使えるポッドキャスト。
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ぜひこれをきっかけに、新年度からの新たな取り組みに使ってみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーの新井里菜がお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
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