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音声業界の海外市場が見えてくる番組 ポッドキャストアンバサダー

番組レビュ「Song Exploder」個人的なおススメポイント+業界視点での分析

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サマリー

音楽とポッドキャストはよく合います。Web 2.0、SNS、ハンス・ジマー、映画デューン、サントラ、スポティファイ、ミュージック&トーク、オーディオメディア、Song Explorerなどが、音楽ライブラリーの一部を形作っています。

番組レビュー 音楽とポッドキャストは相性いい
音声業界の海外市場が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。
この番組では、受賞オーディオジャーナリストである、あらいりなが、音声を通じて、音声業界の気になるニュースや注目の動きをお伝えします。
音声配信者やポッドキャスターが知っておきたい情報、音声配信が気になっている企業に役立つ視点を、業界目線とリスナー目線でお届けしていきます。
さて、今回は久しぶりに番組レビューをお届けしたいと思います。
今回はですね、最近一番自分が気分が上がった一本なんですが、前半は個人的なおすすめポイント、そして後半はポッドキャストアンバサダー的視点、ちょっと業界視点で分析をしていきたいと思います。
本編の書き起こしをご覧になりたい方は、概要欄にリンクを貼っておりますので、そちらからご覧ください。
さて、今回は久しぶりの番組レビューです。早速本編を紹介していきたいと思います。
番組タイトルは、Song Exploder。アメリカのですね、Radiotopiaという独立系ポッドキャスト配信ネットワークから出ているこの番組です。
毎回曲を1曲ピックアップして、その歌手や作曲家自らがその曲を分解してですね、一つ一つどうやってサウンドを作ってきたのか、どう組み立てていったのか、曲が完成するまでの裏話を本人の声で説明してくれるという、なんとも贅沢な番組です。
で、一番気分が上がったエピソードがですね、映画デューンのサントラを解説した回です。映画のサントラのですね、作曲の天才ハンス・ジマー氏、彼が自らどうやって映画の世界観を曲で表現していったのかということをですね、語ってくれているエピソードがあるんですが、これ本当におすすめです。よかったです。
もともと私、音楽のジャンルの中でもサントラが好きでして、特にこのハンス・ジマーさん、電子的な音とオーガニックな音との融合で、例えばアイマックスの映画館なんかで聞くとですね、もう座席が揺れて、これぞ映画館というような体験を全体的にできるということもあって、本当に一番好きな作曲家なんですが、この本編でも惜しみなくですね、どうやって今回のサントラを作ったのか教えてくれています。
特に本人が子供の頃にすでにこのデューの原作を読んでいたということもあってですね、子供の頃に本人が想像していた音だったり、じゃあ近未来にまで残っている楽器って何だろうというふうに非常に論理的な考えのもとに作られた一本でもあって、聞くとですね、結構納得するんですね。
映画の予告編なんかをご覧になられた方は、この映画の世界観なんとなくわかると思うんですが、近未来の砂漠の惑星が舞台なんです。そこに朝日が当たってですね、きらびやかなイメージが映像にもあるんですが、このポッドキャスト、午前中の出勤中ぐらいの朝日が昇っていっている時間帯に聞くのがおすすめです。
番組の最後に曲全編を再生してくれているんですが、この時間帯に聞くと、より映画の雰囲気が感じられて、このサントラが一層楽しめると思います。
ここまで個人的におすすめだった理由を挙げていきましたが、ここからは業界視点でこの番組を少し分析したいと思います。
ポッドキャストと相性のいいジャンル
これ一言で言うとですね、音楽とポッドキャストってやっぱり相性がいいですねっていうことです。
これ当たり前ではあるんですが、すでにイヤホンをしている状態でポッドキャストを聞く体験から音楽を聞く体験、ここに切れ目がなく続いていくといったところが、やっぱり相性がいいジャンルだなというふうに感じました。
スポティファイでもですね、今年夏に国内で配信者用に発表された新たな機能があります。
これがミュージック&トークというものなんですが、これどんな機能かと言いますと、配信アプリのアンカー経由で自分のポッドキャストの中でトークもしつつ、音楽も再生できるというような機能です。
スポティファイ上で再生をすると、例えば昔ラジオDJになって曲紹介してみたかったというようなポッドキャスターの方々がですね、待ちに待ってたと、DJに簡単に慣れてしまう機能ということで、今多く使われています。
このミュージック&トークの機能もですね、言ってみれば耳で楽しむエンタメ、オーディオメディア全体としてスムーズな体験ができる目的で開発された機能の一つなんですね。
これまで音楽のストリーミングを中心に発展してきたスポティファイが、ポッドキャストに近年力を入れてきていて、そして今こうして機能的に融合し始めたという段階とも見れる開発なんです。
そんな業界の流れを背景にですね、今回の番組を振り返ると、この番組のベースにあるコンセプト自体、これは本人に作曲の裏話をしてもらうというのは結構今までよくあったものだと思います。
例えば雑誌や新聞などで、目で読むメディアでもそういうインタビューというのは多くされてきましたし、テレビやYouTubeなどの目で見て耳で聞くメディアでももちろん多くありました。
今回は耳で楽しむメディア、オーディオメディアでの配信です。
これ映像は見えないけど、音楽だからこそ相性がいいメディアだなと思いませんか?
ポッドキャストと相性のいいジャンル、最後は業界の流れと一緒にポッドキャストアンバサダー出来たのでお話ししてみました。
今回の番組、2014年から実は配信されている長寿番組です。
ぜひ自分の好きな曲、アーティストがフィーチャーされている回を見つけて、ぜひ聴いてみてください。
さて、今回は番組レビューということで、Radiotopiaから配信されているSong Explorerという番組を紹介しました。
個人的に一番上がったポイント、そして今の音声業界の動きと合わせて、ポッドキャストと相性のいいジャンルという視点でお話をしてみました。
ポッドキャスト、最近本当にいろんなジャンルがあって、これまでこの番組にお越しいただいた数々のゲストの皆さんの番組を聞いてみながら、
コメディーってやっぱり面白いなとか、科学系もいいなとか、いろんな知識欲が聞けば聞くほど出てきています。
ぜひリスナーの皆さんも、好きな番組、この番組にゲストで呼んで欲しいというポッドキャスターさんがいらっしゃいましたら、
ぜひ駆け起こし配信しているノートのコメント欄やツイッターにてお待ちしております。
そしてエピソードへの感想や番組フォローやレビューも励みになりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャスターアンバサダーのあらいりながお送りしました。
それでは次回のエピソードで。
06:49

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