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音声業界の海外市場が見えてくる番組、PODCAST AMBASSADOR。
この番組では、自称ポッドキャストアンバサダーことあらいりなが、
海外で人気のポッドキャスト番組のレビューやおすすめ、
そして業界の注目ニュースまで、さまざまな視点でお送りしています。
今回は、おすすめするとハマる人俗出なビジネス系ポッドキャストのご紹介です。
昨年、ブログサイトnoteで紹介したり、公式パーソナリティをしているVoicyの放送で取り上げると、
皆さんからの反応が高かった一本です。
記者版でご覧になりたい方は概要欄にリンクを貼っておりますので、そちらからご覧ください。
さて、今回ご紹介するポッドキャストは、ニュース解説メディアであるVOXが配信している
Land of the Giantsです。
一言で言うとビジネス賞を読んだ気になるポッドキャスト。
ビジネス系ジャンルの番組で、GAFAをはじめとするテックジャイアントに焦点を当てた内容です。
シーズン1ではAmazon、シーズン2ではNetflix、
そして今年2月にリリースされる最新シーズンではGoogleをテーマに、
シーズン丸ごと、まるでそれぞれのビジネス賞を一本読んだ気になるポッドキャストなんです。
各エピソードは30分前後で、1シーズン7話前後で構成されています。
今回はその中でもAmazonのシーズンを少し詳しくご紹介したいと思います。
まずAmazonのシーズンは全7話で構成されているんですが、
1話ごとにいろんな角度からAmazonに切り込んでいます。
ちょっと駆け足で1話ごとのテーマを紹介していきましょう。
まず第1話では、今では1億人も会員がいるというAmazonプライムが焦点。
ネットショッピングのサブスクモデルの先駆けともいえるこのプライム会員制度、
どのような努力が裏にあったのかを掘り下げています。
そして続く第2話では、スマートスピーカーアレクサについて、
Amazonの最先端な取り組みを取り上げていて、
ここまでは結構Amazon寄りな内容です。
そして次の3話、4話は少し視点が変わって、
Amazonで働く環境や人々、それからロボットに焦点を当てていきます。
田舎町に残った元Amazonの巨大倉庫、
そして今後働く人はロボットに変えられていくのか、
最初の2話とは変わってAmazonにちょっと批判的な視点が入ってきます。
第5話はAmazonのIP4戦略について、
ここでは最近CO引退を発表した切れものジェフ・ベソツ氏の一面が
垣間見れる1話ですね。
そして第6話はマーケットプレイスに出展する店舗間のAmazonに対する不満。
そして最終話はAmazonの分社化の可能性についてと、
ざっと紹介しましたが本当に盛りだくさんな内容です。
このおすすめポイントは、まさにビジネス商用部に匹敵する情報量というところ。
この番組の中ではパーソナリティがさまざまな人にインタビューもしているのですが、
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ジャーナリストや経済アナリストなどの外部の人だけではなくて、
Amazon社員の生の声も多く含まれています。
取締役レベルの人から倉庫で働くパートタイマー、
そして元Amazon従業員など、
それぞれが見るAmazonの姿が違って結構興味深いのです。
普段一般消費者という立場でしか見えていないAmazonというプラットフォームも、
働く立場、投資する立場、ビジネスパートナーとして利用する立場など、
いろんな視点がこの番組には含まれます。
その番組の作り方がまさにストーリーテリングタイプといわれる
ポッドキャストのフォーマットを上手く使っていて、
一人喋りだけではなくて、ナレーションやインタビュー、
史実をいろいろと組み合わせながら、
説得力のある一本のシーズンに仕上がっている質の良い番組の一つです。
あるデータによると、
アメリカ国内のテクノロジー系ジャンルの中では、
ランキングトップ10にも入る人気番組です。
おすすめするとハマる人が多いというのも納得です。
さて、今回はビジネスショー4滝になるポッドキャスト
Band of the Giantsを紹介しました。
最近ニュースにはこと書かないガファですが、
それぞれの解消を上手く掘り下げてまとめ上げた一本です。
本を読む時間がなかなかないという方も、
耳から読めるビジネスショー、ぜひ試してみてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
ポッドキャストアンバサダーの新井里奈がお送りしました。
それでは次回のエピソードで。