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2022-04-16 08:30

デヴィ夫人の独白(5) 日本人の精神はどこに

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インドネシアを300年以上植民地支配していたオランダは、日本軍が1942年3月1日にジャワ島に上陸すると、わずか9日で降伏しました。

流刑の身だった独立運動家、スカルノは、今村均中将率いる陸軍第16軍によって解放。スカルノは終戦翌日の45年8月16日に独立運動急進派によって拉致されましたが、海軍武官の前田精(ただし)少将は双方を仲介し、自宅を独立宣言の打ち合わせの場として提供しました。

日本軍が撤退した後、オランダは再びインドネシアに侵攻しました。しかし日本によって訓練されたインドネシア軍が戦い、独立を勝ち取りました。インタビュー最終回の第5話でデヴィ夫人は「スカルノ大統領は日本人を尊敬していた。先の大戦は日本による侵略戦争ではない」と強調。スカルノが好きだったという日本の戦時歌謡「愛国の花」もアカペラで披露しています。

 

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話の肖像画 デビ夫人の独白 第5話 日本人の精神はどこに?
日本に戻ったデビ夫人は、テレビなどで活躍するだけでなく、ニューヨークにイブラ国際音楽財団という財団を作って、若いピアニストとオペラ歌手の支援を続けてこられました。
昨年、令和3年には、クラシック音楽コンクールイブラグランドアワードジャパンの設立を発表しました。
パリに住んでいた時、郊外の居酒屋で、ゾクゾクするような素晴らしいソプラノに出会ったのです。
私は彼女を私のテーブルに読み、「あなたみたいな歌手が、なんでこんな居酒屋で歌っているの?」と聞いたら、彼女は両眼からポロポロ涙をこぼし、
私の貧しくて、どんな音楽学院にも行けませんでした。そして、どんなコンクールにも力気がなく行けませんでした。
でも、歌なくしては生きていけない。歌は私にとって命です。なので、すべて独学です。一生こうやって歌っていこうと思います。というのでした。
私自身もオペラ歌手に憧れたこともあり、支援をしようと思いました。ヨーロッパにおいて、ピアノで7連覇したサルバトーリ・ムルティサンティ氏も同じ思いでした。
2人でニューヨークでイブラ音楽財団を設立いたしました。
毎年6月末、7月初めに世界中から204名の人たちが集まり、イブラグランドプライスを競い合います。30年間続けております。
そして私はイブラグランドアワードジャパンというものを設立し、世界中に音楽財団はたくさんあります。特に歴史ある、有所正しい財団。しかし私たちの財団は30年という若さながら、とてもユニークな財団です。
年齢や音楽学歴も問いません。どこの音楽学校を卒業したかも問いません。きょう現在、あなたが培ってきた技術、表現力、そうしたものだけを問います。
そして優勝した人たちをカーネギホールやニューヨークの国連のダグラス・ハマーショードホール、ニューヨーク大学のカサイタリアなどで皆様に紹介し、その後1年間育成をお手伝いをいたします。
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また、今回私が作った、まだ1年も経っていない、イブラグランドアワードジャパンは、声楽、ピアノ、弦楽器、管楽器、打楽器、ギターの音楽家でを競う新しいコンクールです。
日本国籍があれば、年齢や学歴は問いません。才能を持ちながらも年齢のせいでコンクールに出られない人たちがいます。その現状に一石を問いたかったのです。
世界を渡り歩いてきたデビ夫人は、日本の歴史認識や外交、安全保障の問題についても積極的に発言されています。
スカノ大統領は、13年間の盗獄、留刑の後、日本の海軍によって助け出され、独立を勝ち得ました。
そしてその間、スカノ大統領は、日本の今村人志将軍やいろいろな将校の方たちと好意を持ち、日本を、そして日本人をとても尊敬しておりました。
そして日本の戦時歌謡の愛国の花という歌が大好きでした。
真っ白き藤の 気高さを
心の強い盾として
という歌です。
皆さんご存知でしょうか、これは従軍監獄のための愛国の花という歌です。
さきの大戦が日本による侵略戦争だというのは一面的な捉え方です。
私はインドネシアにもヨーロッパにもアメリカにも住みましたからよくわかります。
日本は、韓国などにより、あの大戦の当時に起きたいろいろなことを未だに非難されております。
それに対して日本は何の反論もしないでいるのは情けないことです。
しかしあの大戦によって日本は多くのアジアの諸国を助けました。
インドネシアは1945年8月15日終戦を迎えたその2日後に独立宣言を一番乗りいたしました。
その後続々とアジアの諸国が独立を勝ち得ています。
ここで私は強調したいことがあります。
スカノ大統領とハッタ氏が書いた独立宣言書です。
普通であれば西暦で書くところ、スカノ大統領は後期で書いています。
05年8月17日と書いています。
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これを見てもスカノ大統領がいかに日本を尊敬していたことがわかります。
後期というのは神武天皇から始まって2605年ということです。
あの戦争でアメリカ人が一番恐れていたのは日本人の精神力だと思います。
スカノ大統領はよくおっしゃっていました。
マッカーサーゲンスイは真の勝利者である。
なぜなら日本を物理的に破壊しただけではなく、
日本人の精神を破壊することに成功した。
二千数百年培ってきた日本人の誇りとか、
威厳とか精神がここまで砕けてしまうものなのかと嘆いていらっしゃいました。
時代は変わり、環境も状況もどんどん変わっていきます。
そのため憲法改正はその時代に沿った、
あったものでなければならないと思いますので、
憲法改正はあるべきだと思います。
もう日本の古い政治家には飽き飽きですね。
腰抜け、ふぬけばっかり。日和み主義で問題を起こさない。
それだけ本当に情けないと思います。
日本人に誇りと自信を持たせる政治家は生まれなければダメですね。
私は言いたい、日本人をしっかりしろと訴えたいですね。
お届けしたのは、話の肖像画。デビィ夫人の独白でした。
話の肖像画。ナビゲーターは相川優里がお届けしました。
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08:30

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