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はい、始まりました。植物マナブラジオ。みなさん、お久しぶりです。RYO-YANです。
この番組は、植物について興味を持った私が、植物の疑問や話題について、雑談形式で話していく番組となっております。
はい、なんかね、気温も下がって涼しい日々が続いておりますが、みなさんいかがお過ごしいでしょうか。
私はね、本業で精神をすり減らす日々が続いております。というのはですね、
この時期というと、JAさんでね、よくお仕事させてもらってるんですけども、
この時期というとですね、水棟の栽培御読みなどをね、あの、検討する時期に来ておりまして、
私は生計業者に勤めておりますが、いかにね、その水棟栽培御読みに、自社のね、薬剤をのせれるか否かがですね、
来年度の、まあ、自分のね、営業活動、営業売上高にね、大きく影響をしていくわけでありますけども、
そのね、交渉に日々出かけておりまして、精神をすり減らしております。
なかなかね、JAさんというとやはりね、JAグループであります。全農産系統のね、剤をね、使うのが基本ではございますけども、
そこにいかにね、自社の剤を押し込めるかというところでね、いろいろ策略、作戦を立てながらね、進めておりますけども、
これがまあ、うまくいかない、うまくいかないというかね、いろんなね、力が働いたりだとか、なかなかね、思いを思い通りにね、いかないわけではございますけどもね、
半澤直樹をね、見てね、ああ、こうまで根回しをしないと組織は動かないのかとかね、
なんかね、自分とね、半澤直樹を掛け合わせてみてね、えー、もっとね、頑張らなきゃいけないなとか思いながら、日々過ごしているわけでありますけども、
まあね、今日もね、まあ、やっていきたいと思います。ではね、聞いていただけたらと思います。では本編に行きましょう。
はい、ではね、今日は、寄生植物、寄生植物について話していければなぁと思います。
皆さんね、寄生植物ってご存知ですか? まあ、読んで字のごとく、
他のね、植物に寄生していかないと生きていけない植物のことを寄生植物と言います。
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まあね、寄生植物の中でも、あの、全寄生植物だとか、半寄生植物だとかですね、種類がありまして、
まずそれから話すと、あのー、
宿主のね、依存の度合いによって型がね、分けられます。
その宿主のね、植物なしでは生きていけないもの、これらをね、絶対寄生植物と言って、
まあ、あの世界最大の花、ラフレシアとかですね、あとはネナシカズラとか、こういったものは絶対全寄生植物と言うんですけども、
抗合性能力を失っておりますので、もうその宿主がいなければ、ラフレシアもネナシカズラも生きていけないんですね。
こういった植物をもう絶対全寄生植物と言います。
この他に、宿り木のように葉緑体を持っていて、抗合性を行うことができるけど、水とか無機栄養分、これらは宿主の植物に依存しているという植物を絶対半寄生植物と言います。
この他に、あのー、宿主が近くに来れば寄生して、宿主を利用する条件的半寄生植物というものもあるみたいなんですけども、
寄生植物は大きくこの3つの方にハマっているみたいですね。
で、今日説明というか話させていただきたいのは、絶対半寄生植物の一つであります、ハマウツボカというね、蚊に当てはまるストライガというね、あの植物について話せたらいけたらなと思います。
このストライガね、魔女の草とも呼ばれておりまして、ある植物に寄生して大変な農業被害をもたらしていると、特にアフリカのですね、乾燥した地域で被害をもたらしてまして、どの植物に依存するかというと、トウモロコシとかですね、イネ、あとソルガム、こういった作物に寄生して収穫量を減少させてます。
その農業被害は、面積的に言うと本州2個分に当てはまるし、お金にすると年間1兆円にも及ぶと言われてます。
ですが、未だね、有効な駆除法は確立されておらんので、深刻な問題となっています。
やっぱりね、作物に寄生していると、例えば除草剤を使うにしても、やっぱりどちらもね、植物は植物なんで、うまいこと除草できないわけですよね。
一緒に作物まで枯らしてしまうと、どうしようもなくて、有効な駆除法が確立されていないみたいです。
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だから、問題となっているわけですよね。
しかもね、このストライガは、一株で約10万個のめちゃめちゃ軽い種を作るんですよ。
この種はね、めちゃめちゃ軽いんで、前の配信でも解説しましたけど、風邪に乗って広く分布することができます。
しかもね、またややこしいことに、このストライガの種はですね、
宿主が現れなかったら、何十年もその土地で眠り続けますと。
ということで、除草剤とかの使用も難しいし、めちゃめちゃ小さい種子を10万個もつけるし、
で、その10万個のめちゃめちゃ小さい種子をさ、めちゃめちゃ土の中に落ちとって、それを除去することも難しいじゃないですか。
だから、何十年も使えなくなってしまう。その農地がですね、ストライガによって汚染されてしまうと。
で、これから世界の人口が増えていく中で、こういった食糧不足、農業被害をいかに減らすことができるかっていうのが、
先の未来につながる食糧不足を解決していく一点になるんじゃないかなっていう研究が、
理科学研究所理研さんの白須先生、今東京大学の教授なんですかね、県人で。
その日経新聞か何かの記事を読んでね、ちょっと気になったのでね、今回はストライガをちょっと調べてみたんですけども、
これ、今話あったけど、種子がね、一回地面に落ちてから何十年も眠ってるって話ですけど、
これ、その、まあ宿主であるトウモロコシとかイネが、まあね、ないとストライガは枯れるけど、
何十年もね、それらを待ってて、あ、イネとトウモロコシ来たで、ってなって、
なんで、種の状態でよ、そのストライガが、おいおい、イネと、
イネとかトウモロコシとかそれが来たでっていうのがね、なんでわかるんかなって思いません?
そいつら来るまでさ、ずっと土地の中で眠り続けることにする種の状態でよ、すごくない?
で、なんでかなっていうので、ちょっと調べてみると、
その、宿主のね、認識機構がストライガが持って、まあこれもね、しらす先生がかなり研究されてたみたいなんですけども、
じゃあ、宿主が、まあずっとね、10年ぐらいストライガの育てが寝てました、そこに。
で、ザ、いや、やっとトウモロコシ来ました、そこにトウモロコシ来ました。
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はい、どうやってストライガがね、それを認識した、するのかっていうと、
ストライガの発芽を誘導する物質っていうのがあるんですね。
これは、まあ、その、綿の根の産出的からも童貞されたストリゴールと命名されてるみたいなんですけども、
それがね、童貞されたそうです。
このストリゴール、まあね、植物類の化学物質が童貞されて、
総称としてね、ストリゴラクトンという植物ホルモンとして命名されたみたいなんですけども、
この物質がストライガの発芽を誘導していると。
で、じゃあ、なんで、このね、寄生される宿主の植物が、
自分自身のデメリット、敵、一番の敵であるストライガの発芽を誘導するような物質を土壌中に分泌している理由っていうのは、長い間わからなかったみたいなんですよ。
で、その答えが明らかになったのは、約15年前、2005年のことらしいですよ。
このストリゴラクトンはですね、植物の共生器、アーバスクリア、キンコンキンを活性化させるシグナルということがわかって、
さらに2008年、ストリゴラクトンが分子を制御する植物ホルモンであることが明らかになったんですね。
で、そこからね、飛躍的にストリゴラクトンについての研究が進んで、
整合性経路だとか、需要帯シグナル経路、これらがモデル植物である白いヌナズナとかイネなどでね、
次々に明らかになりました。ストリゴラクトンの分泌量っていうのは、栄養条件が非常に悪い時にね、特に多くなるっていうことから、
それをストリゴラクトンは、その貧しい栄養条件下の分子、枝が分かれるところを抑制すると同時にですよ、
土壌中のリン酸を供給してくれるキンコン菌、アーバスキュラキンコン菌という強制菌を活性化させるシグナルとして機能します。
このキンコン菌というのは、大体植物の根と一緒に強制している菌なんですけども、
こいつらは植物の根に寄生させてくれる代わりに、その宿主の植物に栄養分をね、土の栄養分をあげるっていう性質を持っています。
なので強制菌、共に生きる菌というね、こいつらは悪い菌じゃないんです。
そういう機能、そういうシグナルを活性化させることで、栄養条件と植物の成長のバランスを取る役目を果たしていることがわかってきました。
このストリゴラクトン、その栄養条件が貧しいところで、
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宿主植物が頑張って強制菌と生きていくためにストリゴラクトンを分泌しているのを逆手にとって、
それを発芽の条件としていると、発芽誘導物質に使っているストライガーの、まあしたたかな戦略ですよね。
まあね、かなりね、熱心にというかね、研究大変だったと思うんですけども、
これをね、防状を確立できれば、かなりの農業被害を減らせるっていうことですから、
これは非常に有望な研究じゃないかなって個人的にはちょっと興奮しています。
そしてね、去年、このストライガーのゲノム解読を続けられていたそうなんですけども、
昨年全ゲノム解読成功されているそうです。
これを機にね、またストライガーの寄生植物に対する寄生機構の解明がどんどん進んでいけば、
寄生されない植物を作ったり、それを寄生されないようにするようなものが、
防状が確立できたりっていうね、光が射しているそうですので、
これね、ちょっと私もまだまだ気になるような話なのかなっていうのも、
これからのね、人口が世界的に増えていく中で、食料がね、特にタンパク質なんかがね、
減っていくというか、足りなくなっていく中で、昆虫食とかがね、またフューチャーされてるじゃないですか、今。
僕ね、昆虫はまじで農産級なんで、それならもうね、タンパク質というのはもう削いでね、大豆でいいんですけど、
とにかく食料危機、こういったのがね、虫が、僕が虫を食べないでいいようにですね、
こういった研究はぜひね、SDGsの理念にもかなっていると思いますので、
ぜひ頑張っていただきたいなと、私もずっとね、そういった研究をね、追い続けていきたいなと思いました。
以上で、ではエンディングにいきましょう。
はい、じゃあね、エンディングですけども、実はね、今日はね、酒を飲んで収録しておりました。
いつもと違うなって思った方がいるのか、いないのかは分かりませんがね、
酒ということでですね、これ酒、これを飲んでるわけじゃないんですけども、テキーラの原料であるね、リュウゼツラ。
こいつのね、あの花言葉で示させていただこうかなと思います。
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皆さん、リュウゼツラって見たことあります?なんかアロエみたいな姿形してます。
こいつランっていう名前してますけど、ラン花ではございません。
リュウゼツラン花というね、花の名前でございます。
原産地はメキシコや北アメリカの南っていうこと。
高さはね、10メートル前後にもなるそうですよ。
で、こいつはね、アメリカ、英語でね、センチュリープラントっていう名前。
まるでね、100年に1度しか開花しないかのような生態であることから、こういう言い方になったと言われております。
実際には数十年に1回開花するそうです。開花すると、親株は故死して世帯に後退するみたいなんですけども、
そういったね、生態から、繊細とかね、気高い貴婦人、
貴婦人、気高い貴婦人というのはね、これ花言葉っていうか、印象っていう感じですよね。
そんな感じしますけどもね。
まあね、今日飲んだのはね、皆さん大好きなストロンドケイチューハイでしたけどもね、
これね、肝臓に悪用するやつですね。
正直ね、今500mlか3本くらい飲んでますけども、
あんまりね、何喋ってるか覚えてないかもしれません。
ということで、仕事の疲れもね、酒飲めば大丈夫ということで、
先に寄生してね、生きている人生でございます。
こんな締め方でいいのかわかりませんけども、
今日もね、聞いていただいてありがとうございました。
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ではね、今日も明日もね、皆さん頑張っていきましょう。
ばいばい。