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はい、始まりました。植物マナブラジオ。皆さんこんばんは、RYO-YANです。この番組は、植物に興味を持った私が、植物の話題や疑問について、雑談形式で配信していく番組となっております。
4月も、今日は7日ですね。日中がかなり暖かくなってきまして、こちらでは昼間はもう22、3度ぐらいになる日もね、多くなってきました。
かなり、えー、ほんと初夏を感じるぐらいの暑さになってきましたね。で、週末に雨が続いたりしてて、桜もね、ついに散っていましたね。
今年は花見という花見ができなかったので、ちょっとそれが心残りです。 ところで、
皆さん、天下一植物会っていうね、イベントをご存知ですか? まあ、展示即売会のようなね、植物の総合的なイベントなんですけども、
去年はコロナで中止だったそうですが、今年はね、5月の15、16で開催する予定になってます。 ただまあ、全国的に見てもまたね、コロナがだいぶ出てきちゃってるので、本当にまあ、
開催されるんであれば行ってみたいなっていうには思うんですけど、 ほんと、ちょっと何とも言えない感じですね。
まあ、もし植物に興味がある方、天下一植物会っていうことで宝塚であるみたいなんでね、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
じゃあ今日もね、植物学習ラジオやっていきましょう。 はい、じゃあね、今日もやっていきましょう。
今日は、明日、誰かに話したくなる植物小話ということで、いくつかね、植物の話題を拾ってきました。
今日はそれを皆さんと共有していきたいなと思います。 まずはじめに、
皆さんも大好きな玉ねぎですね。 この玉ねぎ、いつも食べている部分、これは玉ねぎの根っこでしょうか、茎でしょうか、それとも葉っぱでしょうか。
皆さんね、ちょっと頭で思い浮かべていただけたらと思います。 この玉ねぎ、まあネギって名前がつくだけあって、ネギ類の一種ですね。
特にまあ、幼い、苗の時期ですね。 葉病気、この葉っぱはほんとネギとよく似てます。
ただ、玉ねぎは成長していくと、葉のね、元の部分がどんどんどんどん肥大化していって、玉状のものを形成しますよね。
この部分、漢字で書くと、鱗に茎と書きまして、輪茎と読みます。 この部分を普段、食用にしてますね。
で、この玉ねぎ、縦に切ってみると、下の部分に茎が見え、下の部分に芯が見えると思うんですよ。 そこがね、玉ねぎの茎です。
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じゃあ、玉ねぎのこの輪茎と呼ばれる玉、 ここは、あの、茎から出た葉っぱがね、変化したものです。
すなわち、いつも食べているこの玉の部分、これね、玉ねぎのね、葉っぱなんです。 どうでしょうか。皆さんもね、おそらくご存知な方の方が多いとは思うんですけども、
共有させてもらいました。 まあ、小話でね、ちょっと作ってもらったりは、おこたんに問題で出してみてもね、面白いんじゃなかろうかと思います。
この輪茎を食用とする野菜たちはね、輪茎菜って呼んだりするんですけど、 玉ねぎのほかに、まあ、ラッキョウとかニンニクとかエシャロットなどがありますね。
はい、次に雑草の話。 雑草ね、昔から雑草魂って言ったり、まあ、たくましい様子を揶揄されることが多いですよね。
人とか車に踏まれてもちゃんと生きてるし、環境の良くないところでもしっかりと根を下ろしていると思います。
またこの雑草の中に、皆さんもね、見たことがあると思うんですけど、アスファルトを突き破って生えているものもありますよね。
草の茎とか、手で触ってみたら、非常に柔らかかったりすると思うんですけど、そのなりから見ても、こう、あの硬いね、アスファルトを突き破るほどね、
強いとは到底思えないですよね。 じゃあどうしてアスファルトとかのね、硬い路面を割って出ることができるんだろうかっていうのは、
その秘密はね、雑草の細胞にあるそうです。 植物の細胞の圧力って、5から6気圧から10気圧以上もあるそうで、
車のタイヤがちなみに気圧がね、2気圧くらいだそうです。 その何倍もの圧力を持ってて、この、
そこからね、植物の細胞圧っていうのがいかに高いものかっていうのがわかりますよね。 植物は土壌中の水分を細胞の吸水力によって取り込んで、
水分を吸収すると細胞の中は膨れ上がりますよね。 この細胞壁を押し広げようとするんですけど、その圧力を膨圧と言うそうです。
植物はとっても丈夫な細胞域を持っているんで、この高い圧力、膨圧を持つことができると。 そうすると、5から10気圧っていう圧力で、どんどんどんどん植物が伸びていけば、
こういったね、硬いアスファルトの面も突き破ってしまいますよということで。 アスファルトをね、突き破ってる雑草。
なんで突き破ってると思う?って言いながらね、小話してもらえばいいんじゃないかなとは思います。
はい、じゃあね次。 なぜとんかつには刻みキャベツが添えられているのか、皆さんご存知ですか?
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とんかつ料理には大抵千切りのキャベツが添えられてますよね。 どうしてとんかつにキャベツなのか。
その組み合わせはね、もともとはある目的から考え出されたものであったそうです。
公安署はね、東京銀座の養殖の老舗、レンガ邸の初代店主の木田元二郎って読むのかな?元二郎って読むのかな?
レンガ邸は明治28年、1895年の創業で、この店でね、初めて豚肉のカツレツが売り出されてそうです。
これがとんかつの前身ですね。 当時カツレツっていうのはフライパンで炒め焼きをして、さらにオーブンで焼いたりしてたので、
手間がね、かなりかかったみたいです。 レンガ邸ではその料理法から天ぷらのように揚げる方に変えたんですね。
その頃はカツレツなどの温かい西洋料理、温野菜をするのが一般的だったんですって。
だけど温野菜だと料理するのに手間がかかりますよね、いちいち。 そこで手間のかからない刻み生キャベツを付け合わせとして出したところ、結構評判が良かったんです、当時。
とんかつとキャベツのコンピュはこうやって生まれたそうで、レンガ邸の名物となって、とんかつにはキャベツというのが現代でも定番となっていくことになったそうです。
当時はまだとんかつという呼び方されてなくて、豚肉のカツレツがとんかつと呼ばれられたのは昭和の始め頃だそうですということね。
今でこそね、どこ行っても割ととんかつには千切りのキャベツってのが付いてますよね。 ルーツはこの東京のレンガ邸でしたということですね。
はい、じゃあ次はね、皆さん、歩き回る木っていうのね、ご存知でしょうか。 植物と動物の違い、大きな違いというのは、動物は足があってね、動けるけど植物は根を張るので動けないですよね。
まあ動画とかね、映画の中で動き回る木が登場することももちろんありますけど、なかなかね、現実社会ではそのような木に出会うことは少ないですよね。
ところが現実の世界でですね、歩くことのできる植物があると知られています。
その名もね、ウォーキングパーム。 歩くヤシの木っていうね、名前のものです。
学名はソクラテア・エクソリガという名前で、ソクラテアっていうのが、歩きながらね、問答したとされる哲学者ソクラテスに由来しているそうです。
で、このウォーキングパームですね、中南米、中央アメリカから南アメリカまでの熱帯雨林で見られるそうですね。
特徴的なのが、タコの足のようにですね、広がっているシチューコンっていう根っこを無数に出しています。
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このウォーキングパーム、大きくなるときは、高さがね、10メートルから20メートルぐらいの高さまで成長するんですけど、
直径が20センチぐらいで、他の木よりもね、成長してしまえば頭一つ出るので、太陽光を十分に浴びて光合成をすることができるんですけど、
背丈が低い葉木のうちはそうはいきませんよね。
そこで編み出されたのが、光がある方に幹を傾けてウォーキングパームが伸びていく。
すると体を支えるように、上る方向に新たなシチューコン、タコの足のような根っこを伸ばしていきます。
一方、幹が傾いて伸びていく反対側のシチューコンは役割を失ってなくなっていきます。
そうやってどんどん光がある方向に移動して成長をしていきます。
ジャングルの中の光が当たる場所は、どうしても背が高いのがいたりして一定ではないので、
ウォーキングパームは光のある場所を求めてジャングルの中を歩き回るそうです。
どれくらいの速さで歩いていくのかということで、平均すると1年間に10センチメートル前後とされています。
なかなかたくさん大きい距離を歩くわけじゃないけど、10センチも1年間で僕すごいですよね。
大きい木が足を根っこ足のように使って移動しているのがウォーキングパームですね。
ぜひどんな格好なのかなっていうのは、Googleで画像検索してもらったら、本当足がタコの足のようになっています。
ウォーキングパームでした。
はい、じゃあ続きまして、皆さんリンゴお好きでしょうか。
このリンゴの中に入ってて嬉しいもの、そうですね、蜜です。
このリンゴの蜜、どのようにしてできるのかご存知でしょうか。
蜜はね、リンゴ自身が作り出したものですけど、蜜ができるかどうか、できやすいかどうかというのは品種によって異なるそうで、
ゴールデンデリシャスとかツガルっていう品種は蜜が発生しにくいみたいですね。
反対にフジとかスターキングデリシャスっていう品種は発生しやすいと。
蜜入りは日本人は好きなんですけども、欧米ではウォーターコア、蜜入りシンと呼んで、あまり歓迎されないみたいです。
このリンゴの蜜、正体はソルビトールっていう糖アルコールの一種みたいなんですけども、
葉っぱでね、光合成によって作られた糖質、ソルビトールというものに変えられて、枝とか幹に観測を通して果実まで運ばれますが、
そこでね、酵素の働きによってブドウ糖とか花糖、諸糖に変換されて蓄積されていきます。
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リンゴが完熟してくると酵素の働きが弱くなるんですね。
そこでソルビトールがブドウ糖とか花糖とか諸糖、こういったものに変換されずにソルビトールのまま果実内に溜まると、それが蜜になります。
なので、蜜入りリンゴっていうのは熟していることの証でもありますよね。
はい、じゃあね、次は南アフリカの鶴植物、ゴマ科のね、多年草なんですけども、
ライオンを殺す草っていうね、異名を持つ植物について話していきます。
ライオン殺しっていうね、正式な標準和名を持っているんですけども、
英語ではデビルクロー、悪魔の爪っていうね、名前の植物がいます。
このライオン殺し、南アフリカに自生してるんですけども、花はね、可愛らしいピンク色の花をつけます。
で、この恐ろしい名前にはね、見つかわしくない可愛い花をつけるんですけども、
なんでこの花がね、ライオン殺してしまうような草っていうね、名前になったのかっていうと、
よくね、アメリカセンダー草とか、秋にノッパラに出かけたら、
よくひっつき虫とかって呼ばれる、服についちゃうような草、種子がね、ついちゃうような植物があるじゃないですか。
それとちょっと似てるんですけども、このライオン殺しも、すごい鋭いトゲを持ってるんです。
ぜひね、Googleでライオン殺しのミッドね、調べてもらってみてもらったら、
ほんと、なんか12秒心をくすぐるようなね、あのディティールしてるんでね、ぜひ見てほしいです。
鋭い、めちゃめちゃトゲがついてて、しかもそのトゲに鎧歯がついてるんですよね、釣り針みたいに。
で、このトゲを動物に刺さると。
で、ライオンがね、歩いてて足で踏むんですよね。踏んだときに刺さってしまうと。
で、ちょっとやそっちは抜けないんで、で、ライオンが口でね、外そうとするんですよ、ライオン殺しを。
したら、運良く足から外れても、次はね、口にその鎧歯のついたね、鋭いトゲが刺さってしまって、
ニッチもサッチもいかなくなっちゃうんですね。
そうなるほど、トントントンと食い込んで、その傷が可能して酷くなって痛くなるじゃないですか。
で、そうなったら獲物を獲ることも、ご飯も食べれることもね、ライオンができなくて、
で、衰弱しちゃうんですよね、ライオンが。
で、その様子から、ライオン殺しっていう名前がついたと言われてます。
ライオン殺しもね、一つの実を出すたびに、何か動物を一匹ずつ殺していったらね、
いずれその自分の趣旨を散歩してくれる動物がいなくなっちゃいますから、
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たまにね、ライオンが死んでしまうこともあるよ、殺しの草ぐらいのね、感じだったと思うんですけど、
いやでも、この実のね、形をみんな見てほしいですね。
ほんと、なんか中二病心、これくすぐるようなね、素晴らしい形をしてるんで、
ほんと、手に入るのかな?調べてみて、手に入るようだとちょっと家に飾りたいな。
絶対ね、投げてね、当てたら痛いようにね、恰好してますから。
これ、家にあったらちょっと、ある意味オシャレなのかな?って思ったりもしました。
はい、じゃあね、今日はこんな感じでいいかな。
はい、エンディングです。
今日の花言葉は、玉ねぎにします。
玉ねぎの花言葉もちゃんとね、ついてるんですね。
玉ねぎの花言葉は、フシということで、
この由来を調べてみると、古代エジプト王朝までね、遡るみたいで、
玉ねぎがね、あのー、話しました。林系ですね。
オークの皮の層を持っているんですけども、剥いてもね、なかなかなかなかなくならないっていう姿を見て、
古代エジプトの人たちはフシとか、永遠っていうのをね、感じたみたいです。
で、ミイラを作る時に腐敗を防ぐためにね、目玉を取り除くんですけど、
眼球の代わりにね、若い小さい玉ねぎをね、あのー、目のところに入れてたらしいです。
こういう歴史的背景もあって、玉ねぎの花言葉がフシっていう意味になったみたいですよ。
はい、今日もね、植物マナブラジオを聞いていただいてありがとうございました。
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じゃあ、ちょっとコロナも増えてきてますが、お体をね、大事にしてやっていきましょう。
じゃあ、またね。バイバイ。