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2025-12-27 35:16

後悔と我慢と人間の価値【がんとともに】 〜記事は口実

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がん患者の記事について話す、夫婦雑談回です。

後悔、トラウマ、我慢、嫉妬、身体と社会の変化、AI時代の人間の価値、漂白された言葉たち。そんな話をしています。


【今回の内容】

太らない体質になったかと思った/老化と勘違い/病名がつくほどではないけれど/後悔はつきもの/DOTAさん「後悔しない」って本当?/見たくないものを先回りして探す/これまでの選択に高い信頼感がある/トラウマと我慢ぐせ/不真面目DOTAその場でキレる/今を生きるに羨望/石田じゅんいち英検やっちゃう?/PIUコラムの文体の確立/言語化すると抜け落ちるものが人間の価値/おばさんには漂白されずに言葉が残ってる

(※2025年12月13日収録)


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サマリー

このエピソードでは、がんと闘っている人々の体験を通じて、病気の予兆や後悔、人間の価値について考えています。特に、患者とその家族の感情や選択、命の大切さが強調されています。このエピソードでは、我慢や後悔が日本人の価値観に与える影響について語られています。医療に関する経験からの学びや、他国の文化との対比が取り上げられ、どのように我慢が美徳とされるかが考察されています。また、ポッドキャストの制作や人間の価値についての独自の視点が語られ、表現を通じた個性の重要性が強調されています。日常のルーチンや周囲とのコミュニケーションが、人間の本質をどのように形作るのかについても考察されています。

がんの予兆とその影響
【がんとともに】っていうさ、ワッペンというか、あるじゃない。
それでさ、これ違う日なんだけどさ。
連載ね。
連載、そうそうそうそうそうですね。
まずさ、最初の早い方から行くとさ、コエランなんだけど、
82歳の女性かな?
胃がんのステージ4でさ、
大変だ。
余命半年と告知されて入院しているっていうのがあってさ、
予兆はあった気がするっていう話で、1年ぐらい前から眠りが浅くなり、お通じが悪くなった。
それはでもさ、予兆ってわかんないよね。
そうなの、だから年のせいかなと勘違いをしていたというわけ。
そんなの俺だってそうだもんね。
で、日頃は元気で健康を過信していたってあるんだけど、
私じゃない。
で、夏前から体重が減り、生まれて初めて夏痩せしたとまた勘違い。
それ、じゃあ俺もあったら気をつけようかな。
いや、そうだね。
私もほら、今回さ、なんか手術の後さ、あれなんか太んなくなったみたいなさ言ってた。
それなんか、食ってないといけないから寝たんじゃん。
ちょちょちょ、その時期にね。
そんな後だってすごい食べるようになってもさ、すぐに戻んなかったんだよね、あまり。
胃が小さくなってたんじゃない?
それがだんだん伸びてきたのか、胃が。
まあ、だからそうそう、それでさ、っていうのがあってさ、こんなことはさ、あるわけじゃない。
予兆のこと。
うん、ほんとにちょっとした。
あるんだろうね。
うちのね、お母さんもそうだよね、ビールがまずくなったって言ったらさ、気づいた時にはね、咽頭が、喉のが。
もともと言ってたよね、飲み込みがちょっと悪くなった気がしてたのが、それがそうだったんだよね。
だからビールの話は、もうその後だよね、もう多分悪いかなと思って。
後はお母さんもね、そういうのあったもんね。
まあ、ガンとは思わなかったみたいなね。
そうね、ちょっとした体調が悪いとか、あと老化って思うよな。
あと他の自分の知ってる病気と思っちゃうというかさ。
私もね、この間すごい入院する前にお腹痛いっていうのもさ、たまにお腹張って痛いっていうのあったからさ。
ずっとじゃん、あれさ、若い頃から。
だからそれのひどいのかなと思ったんだけど、だからすっごい我慢しちゃった。
だってバンドはあったんだよな、きっとね。
だからね、そういう意味ではすごく大変だったけど、結果としては良かったっていう。
体力のあるうちにね、分かって良かったよね。手遅れにならぬうちにね。
ずっとなんとなく不調だったことが、やっぱりそれはなんか、私の食生活がどうとかじゃなくて、
体調の中でのその、なんかさ、人と自分を完全には比べられないからさ。
無理だよ。
だからさ、自分はこういう不調があるっていうのもさ、本当の意味では共有はできないからさ。
全員違うからね。
そうそうそう。こんなもんだと思っていたのが、しかもさ、病名がつくほどではないんだよね。
病名がつくほどではないことってさ、どうしようもないわけだからさ。
それがひどく悪化をしてしまって、私の場合はね、今回悪化をしてしまったことで改善できたっていう、とりあえずね。
家族との選択と後悔
ちょっとまだこの後、後も分かんないけど、とりあえずそういうことがあったけどさ。
いやー、だからがんもね、本当に、改めて身近な人がかかるとさ、怖い病気だなっていうのを、僕思うじゃない。
でさ、もう一個、次の日の記事でさ、こちらは男性の、今59歳なのかな、3年前にあの、舌がん、舌のがんでね、診断されたと。
この方は銀行に勤めて30年、それからグループ会社の代表取締役をやってたらしいんだよね。
だから仕事にやりがいも感じてたと。
だけど、首のリンパ節に転移してて、舌の一部を切除したほうがいいってなったんだけど、人と話せないと仕事にならないからって言って、
余命が短くなっても舌を温存できる治療で仕事を全うしたいっていうふうに、まあ最初は思ったわけだよね。
なるほど。
だけど妻とか、東京で暮らす娘が、たとえ話せなくなっても生きていて、何よりも命を大事にっていうことで。
幸せなお父さんだな。
でさ、この娘が看護師なのよ。
で、この娘がさ、以前勤めてた大学病院で、絶顔の患者を担当したことがあって、だから手術したら今までみたいに食べたり話したりできなくなるっていうのは知ってた。
その上で、やっぱそのね、生きていてほしいっていうことで手術を進めたっていうのでさ。
最初は早くて1ヶ月ぐらい先になるって言われてたのが、突然何か3日後の手術が中止になったから空いたみたいなことでどうするってなって、手術することにしたらしいんだよね。
でももちろん食事会は思うようにできず、その後再発もして、その時には味覚障がいもなって大変だったけども、
今、娘からさ、たとえ話せなくなっても仕事以外で社会の役に立つことは見つけられるって言って、その言葉とともに生きてるってあるんだけど。
でさ、私はさ、このご本人なんだけどさ、娘さんがさ、あの時手術を選んだから今も命があると思う。
っていうふうにも思うんだけど、自分が唯一の医療関係者、家族の中で唯一の医療関係者だったから、とにかく早く標準治療をしてほしいっていう、標準とされてる治療をしてほしいっていうふうに先走っていた気がする。
父の辛い気持ちに娘としてもっと寄り添えればよかったっていうふうに、そういう後悔もあるってことを書いててさ。
こんなふうにさ、もう理論的に、しかも医療の現場、しかもそのまさにその患者さんを見ていて、っていう中で父親にアドバイスをして、で実際にまあそれがこうそうして、こうやって命を流れているのにもかかわらず後悔するっていうところがさ、
まあこれがんの場面だけじゃないけど、前にね受験の時にも言ったけどさ、どういう声かけをしてもさ、結果こういうふうにあの人は取ったかな、じゃあ自分の子は取ったかなって、どういう声かけをしても後悔をするんじゃないかっていうふうに自分思ってたみたいな話もしたんだけどさ、
このがんの時もさ、私の母親とかに対してもさ、こういったこと、これでよかったかなみたいなさ、そういうことってどうしてもつきものじゃん。
こういう行動をとったのは、その時はそっちが正しいと思ってするんだけど、でもああ確かにこういうふうに言ったら、こういう気持ちになったかもしれないから、言っちゃったことはどうだったんだろうなみたいなことってさ、どうしても出てくるじゃん。
選択の結果と人間の価値
それを思い出した。
よく後悔してるよね。
でもね、そんな私だけど、お母さんのことに関しては、わりと後悔はほとんどなくて、結構、全くなくはないんだけど、思えばこういうふうにしていてもベターだったかなみたいなことはあるんだけど、わりとね、後悔はなくできたかな。
うーん、じゃあよかったじゃん。何が違ったんだろうね。それまでと。
いつものと?
つまり、お母さんのことに関しては後悔がないってことは、他のことでは後悔もあるってことだよね。
例えばピアノのコンクールみたいなこと?
それは後悔があるの?
まあ、そりゃあね。後悔っていうか、声かけ、違った声かけがあったんじゃないかみたいな。
私ってさ、後悔しないからさ。
うーん、そうだよね。
見たことないでしょ、後悔してるのって。
うーん、ないし、私でもいまだにさ、後悔をしないっていうのがよくわからないところがね。
どういうこと?
え、なんか、ほんと?みたいな。だからなんか、わからない。
強がってるんじゃないかみたいなこと?
強がってるっていうか、わざと感じないようにしてんじゃないかとか、ただそこを見ないようにしてるだけじゃないかとか。
何だろうな、何て言えばいいんだろう。
うーん、いや別にそういうことじゃないと思うんだよな。
まあさ、例えば、あれ失敗だったなとか思うことはあるよ。
それが後悔ってことなのかな。
あの時、あの番組、ああいうふうに喋っといたらもっとよかったなとかはある。
それはさ、後でまた思い出すの?
そういうこともないとは言えないね。
稀にある。
何かのきっかけでさ、何かの表紙に思い出すことってあるじゃないですか。
うん、確かにね。
そういうときに、ああ、あれああいうふうにやりたかったなって、ああって思うときはある。
ああ、じゃあ全くないわけじゃないんだ。
だから私はそれを常にやってる感じだね。
うん。
ほじくり出したほじくり出しては。
いやいや、そうね。だから私からするとさ、あなたみたいな人ってさ、
てかそういう人は世の中にはたくさんいるんだろうと思うけれども、
何かその、わざわざほじくり返しに行ってるように見えるんだよね。
でさ、それをすることによってさ、記憶を定着させてるんだよね。
うん。
なんか私からするとさ、足の爪の中に挟まってる黒いくっさいものを嗅いでるみたいな感じなんだよね。
ねえ、何かもうちょっと違うたとえはなかったわけ?
ちょっと違うたとえをして。
何、カットしようとしてるの?
何かいえいえ、カットかどうかは別として、何かちょっと全然ピンとこないし、何かちょっとテキストじゃない。
いやいや、何かさ、もうじゃあ他のたとえは出てこないけど。
出てこないんかい。
ただ何かすごいさ、わざわざ見なくてもいいものにさ、あなたってでもそれ。
そうなのよ。
あ、メジバタでさ、何かさ、鳩の糞とかに名誉をさ、ここは汚いとかさ。
私ってのはないじゃん、それ。
何かね、その見たくないものを先回りして探してるの。
見てるよね。
で、そうすると見つけるわけ。あ、あったみたいな。
そうそうそう、そのくせ肝心なところで踏んづけたりしてんじゃん。
ねえねえねえ。
そう、寄せられるようになった。
あれ何なんだろうな。
何なんだろうね。
何かやっぱりもうそれはあれだね。
多分生まれ持ったものっていうことなんだろうな。
何かさ、私って本当に基本的にさ、自分のこれまで選択してきたことの全てに対してさ、高い信頼があるんだよね。
あなた、これ根本的に違うなっていつも思ってるけど、全部正解だったなと思ってるんだよ。
マジで。
ちっちゃいことから大きなこと。
あなたとの結婚もそうだよね。
そこはね、確かに。
ニヤニヤじゃないね。
いやいや本当に、例えば何だろう、大学受験のこととかもね。
そうだし、その後もさ、大学を2年間休学してね、フラフラホラホラしてたけどさ、そういうのももう本当に完全に正解だったし、何だったらあと2年ぐらいやっといたらよかったなみたいな感じ。
とか、会社に入ってからもさ、特に出世もしてないけどさ、むしろ出世しなくってとっても幸せだなみたいなさ。
たぶんこれって、あなた型の、あなたタイプの人から見ると、単に後からさ、後付けで肯定してるだけって見えると思うんだよね。
だけど別に真相はそう思ってるっていう感じだよね。
確かに私、そうだね、後付けで自分を納得させるみたいなね。
でもなんかそれってたぶんね、このところで言うとね、どうにもなんないっていうのを思ってるぐらいじゃないかな。
だってさ、過去のことってもうどうしようもないじゃん。
あれと近いかも。死んだ後にさ、自分の恥ずかしいものとか出てきても、私全く恥ずかしくないんだよね。
別に何もないけど、なんかよくそういう発想の人っているじゃん。
まあ全部処分しとくみたいな。
ないない、ゼロ。だって死んでるもん、俺。みたいな。
なんかさ、たぶんさ、発想の根っこのところに何か違いがあるんだと思う。
変えられないみたいなところ?そこかもね。
変えられないってわかってんだけどさ、なんか変わっていたらっていうのを想像してるんだろうね。
なんか無駄って思っちゃってるんだろうな、きっと。
でもさ、そうは言っても、私もさ、そんなに私過去振り返るの好きじゃないの。
あなたってどっちかっていうと楽天的な方だよね。
そう言われてみればそんな気がしてきた。
あなたに比べるからか、なんかうじゅうじゅしてるような、そういう人間性を押し付けられてるような感じもあるけど。
我慢の美徳
突然なんか切れだしたじゃん。
でもそうだね。
いや、世の中の大半の人から見たらあなたは全然楽天的な方だよ。
そうかもしれないね。
でもなんかちょっといくつかPTAとか、トラウマ的なものがいくつかあるじゃない。
ひどく、そうだね。
だからそれがなんか、いまだに許せてないんだろうね。
俺前から言ってんじゃん、あなた許さなきゃだよって。
だいぶ許せるようにはなってると思うけどね。
まあでも確かにあれはちょっと、なんだろう、ダメージが大きかったかな。
あれは私から聞いててもちょっとなんかムカつく話が多いからね。
そうだな、でもたぶんそこが一番違うかも。
そこで結構あなたは飲み込んでる部分が大きいから、我慢するじゃん。
うん、確かに。
真面目だからね。
私不真面目だからあんま我慢しないのよ。
それもあるかも。
うーん。
うん、その場で切れちゃったりするから。
そうね、我慢はするね。
してるよね。
だってさっきの蝶のバンドの話だったら結局は我慢じゃん。
いや、私よく本当に、うん、すごい私、あの大騒ぎもせず、本当に痛かったなと思う。
だってあの本当に、あの鼻跡、医療関係者の方が本当に皆さんね、
そういう時は本当に痛いんですって言って。
痛かったですよね、つらかったですよね、みたいなことをすごい言われて。
ねえ、あの声を呼んでね、119番もせず。
そうね。
ねえ、運ばれた先の病院で隣でね、119番したやつは本当にろくでもない理由でね。
なんか居酒屋で転んだからなんかどうでもいいことでね。
うーん。
みたいなね。あなたってやっぱ真面目なのよね。
うーん。
そして我慢しちゃって。
そうだね。
なんかでもあれだね、そういうのを美徳としている部分もあるじゃん、日本って。
うーん。
なんか正直イランとかインドとかだったらないと思うんだよね、そういうの。
そうだね、その場その場でね。
そう。
今を生きる感があるよね。
そうなの。
あとなんか人に迷惑をかけるっていうことが、あんまり悪いと思ってない。
それはどうせみんな人に迷惑かけるものだから、自分もかけていいんだっていうさ、ある種の悟りみたいなやつ。
で、そういうのってさ、だから我々がさ、そういうイランとかインドの人に接するとさ、こうイライラっとするとこなんだけど、
どっちがより生きやすいかって言うと。
いや、そんちゅうのも絶対あちらだよ。
だよね。
だからある種さ、俺たちはそこが羨ましくて嫉妬してる部分はあるんだよ、きっと。
そうかもね。
自分たちは我慢して、私は我慢してんのになんでってね。
ひがみだよね、それってね。
俺の絵本から見たって、やっぱりイラン人とかってすごかったから。
医療の経験
だけど、ちょっと羨ましさがあったんだろうな。
そうだね。
まあ、だからそういう意味で言えばさ、そういう人たちと話をしてれば、自分も少し解放されてくる。
毎日怒ってた。
精神上よくないよ、あんなの。
確かにね。
でもなんか、3年目とかはそんなに怒ってないよ、私。
まあ、なんか諦めのようなようやく悟りが開けたんじゃない。
やっぱお釈迦様のね、先祖とかとか、あとムハンバラとか近くにいる場所ってのは違うね。
時間かかったね。
ほんとだよ。
白河も増えたもんね。
増えたわ。
あの時期にね。
そう、今もさ、白河の入る場所が決まっててさ。
機体の近くとかそうなんだけど、どんな本読んでもさ、AIに聞いてもさ、ストレスですって。
そこだけ白河生えてくるから。
そうだね。
後頭部とか白河一切生えないもん。
ストレスって。
まあ、だってほんとにあからさまにあの時期に白河増えてたもんね。
増えたよね。
今までないぐらいにキレてたからね。
そうだね。
やっぱ大変じゃん。
大変だったね。
まあ、だから自己主張しなくちゃいけない自分もね、場面がすごく多かったから。
あんたもそこがあったよね、それね。
自分の思ってることをちゃんと言わないといけない。
自分の状況をちゃんと説明しないといけない。
自分のしてほしいことはしっかり伝えないといけない。
それをやらないとね、普通に物とか盗まれるからね。
もうなんか、ちょっと会話をするだけでもさ、思ったものが来ないわけじゃん。
で、そこでさ、言わなきゃ我慢して帰ることになっちゃうわけで。
毎回我慢、我慢になっちゃうけど。
高いもの買わされるとかね。
この古いのじゃなくて、そっちが欲しいからって。
そうそう。
で、しかもさ、見えるところに置いてあるものはさ、ろくでもなくってさ、奥の方に一番いいの置いてあるって。
ねえ、こんな違う種類のものがこんなにあったんだとかね。
鍛えられたね。
栗の。
じゃあ、ひょっとしたらそれで、そういうのを経てからのお母さんの病気のことがあったから、
その時には後悔がなかったのかもよ。
え?
店の奥の果物を出させたっていうことなんじゃないの?
あなたもやりきったのよ、きっと。
でもそうだよ。
だってさ、やっぱ医者とのやりとりとかだと、
いろいろ最初のお医者さんは問題があったりとかね、いろんなことがあったじゃん。
ああ、お母さんの?
そうそう。
最初の時はね、私は言ってないんだよね、最初の先生の話を聞いてただけで、
次に先生が変わってからは、私も何回か言って、
まあね、その先生には聞きたいことはちゃんと聞けたし、
本当に誠実に答えてくださったし。
でもあなたもやっぱり積極的に言ってたし、やりきったんだと思うわ。
まあでもね、100パーセントではないけどね。
いや、100パーってのはありえないから。
100パーはたぶんまだ生きてるんだって。
それは無理だから。
でもそれで言うとさ、やれることをやりきってるから後悔がないわけでしょ。
やらずに我慢していたら後悔が残ってたわけだよね。
異文化の理解
そうだね。
ずいぶんいろんなものを調べたしさ。
結構ね、あなたのお父さんはね、
いろんなものを調べたしさ。
聞いたし。
まあ、なんか、
たぶんお父さんもね、そうだったと思う。
うん。
本当にね、もっとそばでね、やれることをやってあげようっていう。
まあお父さんの方がよりそうだと思うからね。
でも偉いよね、今もね。
一人でね。
一人でね。
楽しみを見出しつつ、身の回りのことは全部やり。
素晴らしい。
まあ、だからちょうどね、お母さんがそういう状態になってね。
家事も覚えてね。
なかなかできないよ。
そうね。
あとは健康でね。
そうだね。
健康に気をつけて。
まあ、なんかね、バタバタバタバタっていろんなことあったからね。
そうね。
だってさ、お母さんが亡くなるついさ、数年前まではさ、
おばあちゃんとかおじいちゃんとかもね、存命だったわけだからね。
まあね、ちょっと本当に、あんたのね、お家も含めてね、いろいろ。
まあね。
まあ、それがあっても今ですから。
なんかさ、すごい昔の感じがするよね。
する。
子どもたちがさ、それこそ幼稚園の頃とかさ。
そうだね。そんなに前じゃないんだよね、まだね。
そうだね。
10年たってない。
でもなんかめちゃくちゃ昔の感じがする。
そうだね。
むちゃくちゃ昔の感じするね。
自分で葬式挙げたこととか、本当に昔の話みたいだな。
自分たちもね、歳を取ったっていう実感もあるし。
あるね。
それも大きいかもしれないけどね。
なんかでもさ、本当にさ、日々矛盾に苛まれるというかさ、
確かに歳めっちゃ取ってんのよ。50歳だよ、俺。
一方でさ、中身のこの変わらなさ。
怖いね、なんかちょっとね。
全然、たぶん10代ぐらいのというかね、
何も変わってないんだよね。
うーん、わかる。
なんか、追いつかないね。
体は老化するしさ、社会は変化するしさ。
そうだね。
なんか、たぶんみんなそういう人多いんじゃないのかな。
体がね、本当、老化してるね。
明らかにしてるね。
うん。
なんかでもね、運動とかも適正に行ってね、
何とか維持していきたいなと思うけどね。
そうね。
うん。
頭もね、適度に使って。
それ。
ほんとそれあるよ。
ほんとに。
俺の周りなんか、ほんとにみんな自分の頭で話せなくなってる。
でもその一方でさ、資格試験とか目指したりとかさ、
なんだろう、ほら、育休中も勉強するとかさ。
リスキリング。
うん。そういう話も聞くじゃない。
うん。
だから勉強しようみたいな。
そうね。大人になってから留学する人がいらっしゃるからね。
うん。
そういう話も聞くよね。
いいんじゃない。
いやー、そういう人たちはね、それなりに自分で目標を定められてるからずいぶんいいと思う。
うん。
しかも自分を立志してやってるわけじゃん。
うん。えらいね。
うん。
なになに、それを私もやりますって今から宣言するの。
2026年は。
英検?
やっちゃう?
やっちゃう?目指しちゃう?
11位。
石田11位。
やるか。
やってみる?
本当にやってみる?
いや、いいんだけど。
でもなんか意味がないっちゃ意味がないよね。
それよりはさ、だったらもうこのポッドキャストにもっと注力するとかさ。
まあね。でもポッドキャストもさ、注力ね、なんか表現の幅広げるみたいなこと?
そうだよね。
どういう風にしていったらね、面白い。
面白いっていうかさ、別にさ、アハハギャハハの話じゃなくてさ、なんか価値の意味のあるもの?
うん。
そんなこと言ったらなんか私、別に何の価値の意味のあることなんか喋ってない。
あなたの考えてる価値とか意味と私の考えてるのは違うからさ。
あ、そう。
あなたはなんかほら、世間様の言う偏差値みたいなことで考えてる。
あれでしょ?ナレッジ系みたいな。
違うよ。今ナレッジ系の人に対して言っちゃいけないこと言いそうになったから止めたの。
だからそういうのはさ、わかりやすいじゃん。なんか価値としてさ。
私そこに価値を置いてない。
聞いたら得した気になるというかさ。
うん。
まあそんなのはさ、お風呂みたいなもんだから。
うん、まあ私がさ、最近そういうの全然聞いてないんだよね。
うん。
自分が本当にそういうの聞いてない。
だってさ、言うて私もそれなりに本とかこれまで読んできてるけど、全部忘れたよ。
うん。
お風呂だって入った時は気持ちいいんだけどさ、出たらおしまい。
寝つきは良くなるかもしれない。そんなもんね。
なんか人にはさ、聞くのが得意な人にはいいって言うじゃん。
私なんか本の方がいいみたい。そういうのなんかなんだろう。
本はやっぱり字があるじゃん。
うん。
だからそれでさ、もう一回確認とかしやすいっていうのは全然違うと思うね。
うん。
流れてっちゃうんだよな、ポッドキャストってさ。
だからポッドキャストで耳で聞くものは、そういうものよりもなんかこうちょっとほっこりしたりとか、
はいはい。
楽しかったりなんかとか。
そうだね。
ポッドキャストと表現の重要性
まあそうじゃなくても、なんていうか、日常のことを、私も日常のことしか喋ってないけど、
私自身が割となんかそういうものの方が聞きたいと思うかなと思ってんだよね。
そうそう。私も同じで、なんか脳のこりほぐしというかさ、マッサージというかさ、
私なんかナレッジ系っぽい番組も作るけど、あれも全部別にそこの知識を知ってもらいたいというよりは、なんか脳みそを揺さぶるみたいな。
うんうん。まあ確かにね、そういうたまにはね、ニュースというか教養というか、そういうのもたまには聞くかな。
うん。ただまあここで、ぴぐちゃんの作る番組でそれが必要かって言ったら全然必要ない。
うん。
そうじゃないんだよな。
まあ確かに今はね、ポッドキャストすごい力入れてというよりかは、なんか楽しめる範囲でやってるって感じだから。
うん。なんかさ、あれなのよ。別にポッドキャストを極めると言ってなくて、なんかこう、ピューの表現。
ほら、今日もさ、ちょっと言ったけどさ、きまぐれコラマーじゃん。ひめくりコラマー。ひめくりコラマーもさ、文体が確立してきたなって私思ったっけ、読んでて。
ああいうことだよね。やっぱ表現ってね。
ちょっとね、あれ毎日続けてるとね。
そうなのよ。
だんだん。
ピュー文体、ピュー文法みたいなのっていうのができてくるっていう。
なんかあれだんだん楽しくなってきた。
あれなんだよな。ああいうことだよね。なんかAIがさ、何でもやってくれたらさ、最後に残ってくるのって、ああいうさ、文体みたいなのだと思ってるのね。
個性ね。
そうそうそうそう。個性とは何かって言ったら、文体なんだろうなって思うんだよね。
喋れば喋り方、喋り口調とかだし。
文章にすれば文体だし。
例えばさ、あれよ、ショパンコンクールだってさ、みんなショパンの同じ曲演奏してんのに全然違うことになるらしいじゃん、俺知らんけどさ。
とかっていうのも、あれも文体だよね、だからね、みたいな。
その人が乗っかってくる部分って、そういうさ、楽譜に表現すると全部起こっちゃうものなんだろうなって思う。
そういうのをなんか、もっと表現したい。
で、それってさ、ない人がすごく多いから。
会社で働いてるおじさんたちなんて、それ何もないよ、文体なんか。
まあ、それはだって、なくせって言われて。
そうなのよ。
だとしたら、そのさ、なくせっていう風にさ、迫ってる社会って、超邪悪だと思うんだけどね。
人間の本質が文体だとしたらさ、文体なくさせるっていうのは脅迫でしょ?
人間の価値とコミュニケーション
脅してるんだよ、そういうもの。
超罪深いと思う。
確かにね。
あなたってさ、繰り返し書くことによって文体が生まれてきてるってことはさ、逆に言うと今まで削法でやってきたんだよね、たぶんね。
ああ、そうかもね。
ポッドキャストのおしゃべりもそうだよ。
だからすごいポッドキャスト番組っぽいおしゃべりをこの子ではやんないようにしてるじゃん。
そうすると文体が出てくるんだと思うんだよね。
まあ、でも私は一人で話してるほうがむしろ文体が出てるかもね。
確かにあれはあれで文体だよな。
しかもさ、案外最初っからずっとあの文…。
フニスと一緒だよ、あれ。
なんだな、あれは。
確かにね、ポッドキャストって不思議なもんだな。
文章はさ、ちょっと長らく書いてなかったからさ、最初はちょっとなんか戸惑いがあってね。
テレはありますか?
テレはありますね。
そうね。
そうだよ、でもそうなんだよ。
言語化すると抜け落ちてしまうものが多分人間の価値っていうね。
でもなんかさ、私さ、本当にさ、
ああいうふうにさ、毎日書いたりするのがさ、
なんかむしろ楽しいというかさ、
そういうのっていうのも個性だよね。
そうだよね。
たぶんね。
でもあれってさ、多くの人って毎日やるの苦痛なんだよ。
だからほら、私の勤務先の、私が毎日書いてるやつとかもさ、ほぼそんなやついないわけよね。
あれはできない。
それは多分もう漂白されてしまって、そういうことをやることが苦痛になっちゃってる。
本当はみんなできるんだよ。
子供とかってさ、何にも考えずにさ、変な歌を歌ってる。
あれじゃないの?レベルをもっと高いものを想像しちゃってるんじゃないの?
だからそれ自体がもう漂白の結果なんだと思うんだわ。
そういうものにしなきゃいけないっていうのを思い込めると思う。
確かにね。
あなたのひめくるコラボでじゃあさ、こういう意味でさ、高いレベル買ってたら別にそんなことない。
何にもそういうものではない。
なんか楽しいじゃん。
あれは別に呼んでても楽しいものがあるじゃん。
そういうことなんだよ、本質って。
それがみんなできないっていうことに、なんかさ、やらないと思ってるんだと思うけど、できないんだよ、それはっていう。
それ。
みんなね、やってみたらいいんじゃない?
だからできないんだって。
全部そこに落ち着くと思うわ。みんなやろうと思っててもできない。
ほら、佐藤洋さんのさ、僕は友達がいないっていう話もさ。
佐藤洋さんってさ、たぶんさ、あなたというかさ、軽やかに何でも喋っちゃうタイプだから、周りの人が怖いんだと思うんだよね、洋さんをね。
怖気づくんだよ、周りのおじさんたちは。
こんな奴ずっと喋らされたら、自分の無能さが分かっちゃうっていうところが、本能的にあるんだと思う。
あー。
おばさんは結構そういうの上手な人が多いんだよね。
確かにね。
でもそういうの上手な、その佐藤さんみたいな人はさ、良かれと思って、周りを楽しませようと思って、その空気を良くしようと思って、そういうふうに話してるよね。
そうなんだ。だからやっぱり、おじさんの方が会社に長くいるから、そこに漂白されたんだと思うね。
今はさ、会社でやってる女性も増えてるけどもさ、今のおばさんたちの世代ってのはまだそこまででもないじゃん。
その方が漂白されずに言葉が残ってんだと思うわ。
佐藤さん、だいぶ長いんじゃない?
いいじゃん。
いいじゃん。
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