中学受験と家庭の役割
迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。
主婦の目線で世間を見る、イドバタ会議的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
今回のテーマは、中学受験、夫と試験当日の朝のこと。
中学受験の話題が続いているんですけれども、全然興味ないよっていう方も、もしよかったら、しばらくお付き合いいただけますと嬉しいです。
今回は、中学受験にまつわる夫と、今回受験を終えた次男の試験当日の朝のこと、これをテーマにしたいと思います。
もうね、今収録の時点で、中学受験が終わって何週間も経っちゃっているんですよね。
だからすでに記憶が薄れかけているんですけれども、薄れ切ってしまう前に記録をしておきたいと思います。
まずはね、夫、基本的には受験にノータッチ。
我が家はですね、前にも少しお話をしたんですけど、中学受験に対してね、基本的に夫はノータッチなんですよ。
塾のテキストは私が整理をしてますし、夫は整理どころか、テキストのことは何も把握をしていないですね。
もうね、最後まで塾の曜日と時間も曖昧でしたしね。
塾の保護者会に行ったこともないですし、塾の面談に行ったこともないんですね。
各中学校がお話をくださる説明会。
これも私が出向いて、もしくはオンラインで聞いて、情報収集とか出願も全部ね、私がやっているんですね。
巷ではね、ブログとかで特に多いんですけど、パパがPDCAを回すみたいなね、そういうところになったりとかね。
だからね、しっかりExcelとかで管理をするわけですね。
あとは市販のテキストを買ってやらせるとか、過去文の管理もパパがしてたりとかね、コピーもそうですね。
そういうのを目にはするんですよ。
そういうのは大体がね、ご自分も中学受験の経験があるっていうパパがね、多い印象ですね。
塾の保護者会もね、男性の割合、平日ですけど、
まあまあ高いですね。
保護者会も面談もね、何ならご夫婦でいらしている方も見かけるんですね。
昼帰って我が家ですね。
夫もね、私も中学受験とは無縁で生きてきまして、高校受験をして、大学受験をして、
夫と私で学校は違えど、似たような環境で進んできているんですね。
ずっとね、国公立で私立は行ったことがないっていうところも一緒なんですね。
だから正直私も中学受験は、結果的には長男も次男もしてよかったっていうふうに思えるんですけど、
別にしなくてもいいんじゃないっていう潜在意識もね、ずっとあったんですよ。
で、そういう意識が未だに私よりも夫の方が非常に強いという感じはしますね。
だから夫は本人たちのやりたいことは応援するけれども、
最後までブレずに言い続けていましたね。
といっても、別にこれは反対をしているというわけでもなくてね、
子どもたちが希望することを応援したいという気持ち自体はあって、
子どもたちが応援することを応援したいという気持ち自体はあって、
あとね、ニュースを見て疑問があったときなんかはね、結構丁寧に解説をしたりしてましたね。
まあでもこれはね、別に受験がどうとかではなくて、
子どもたちが希望することを応援したいという気持ち自体はあって、
勉強もね、社会とか国語とかテスト直しを手伝うみたいなそういうことはありましたし、
あとニュースを見て疑問があった時なんかはね、結構丁寧に解説をしたりしてましたね。
それはないかもしれないですけどね。
それから学校選びですよね。
学校選びに関しても、基本的には学校の情報、学校の印象なんかはね、私が伝えるんですけど、
だから私のバイアスがかかっているものなんですけどね、それを伝えてそこからの判断とはなるんですけど、
まあ前向きに考えたりとか、
あとはね、休日に学園祭に行くなんていう時は、大体一緒に行ってましたね。
場合によっては、次男と夫だけで2人で行った学校もありました。
そんな感じでね、中学受験に関しては、普段はわりと薄めの関わりをしている夫なんですけど、
受験において私が非常に重要だと思っている、かつそこを担うのが私にとってすごく充積で、
できれば担いたくないと思っていたところは、長男の時も次男の時も、そこは夫が担ってくれていたんですよね。
試験当日の準備
それが、試験当日、朝の贈りは夫の大仕事。
これね、試験が1月から始まるんですよね。
いよいよという緊張感の中、朝はね、私は休み時間に食べられるおにぎりとか軽食を用意するんですね。
荷物の確認なんかも子どもと一緒にやって、いざ試験会場へ、学校へというのは夫が連れて行ってくれていたんですよね。
連れて行くためには、公共交通機関の経路も調べないといけないし、受験の時ということでね、
さまざま混雑状況を考えて、それも踏まえて出発時間も決めないといけない。
し、あとね、学校から歩く道が長いっていう場合は、その経路の確認も必要なんですよね。
で、まあね、次男が受験した学校っていうのは、全部長男が受験済みの学校だったから、
だから今年は様子も実際にもう想像できるっていう中での時間だけもう一度ね、検討したわけなんですけど、
長男の時は一度も行ったことがない学校っていうのがあって、そこはね、事前に休日に夫に下見に行ってもらったこともありました。
で、まあ夫としてはね、中学受験に向き合ってきたのは私だから、
だから当日の朝の送りっていうと、一番大事な感動ポイントというかね、
もう本当によく中学受験のVTRなんかに出てくる最後、背中を見送る時の親の涙みたいな、
なんかそういう印象確かに私もありました。
で、そういうところを夫は自分がいいとこ取りするみたいな、そういう意識もあったみたいなんですけど、
でも私としてはその感動よりもプレッシャーを避けたい。
それが子供のためでもあるっていうことがね、すごいそれがありました。
だからもう長男の時から夫にお願いをしてきたんですね。
この当日の送りの重要なところ、プレッシャーポイントというのはね、いろいろあるんですよ。
まずは電車がね、遅れたり止まったりっていう不足の事態、このような事態が起きた時に、
別の経路を探してサッと対応しないといけないんですよ。
これがね、私にとっては一番のプレッシャー。
東京の路線図が頭に入ってないし、これね、確実にパニックることが目に見えてるわけですよ。
ここの対応を人生の中でやることが大事なんですよ。
本当にパニックることが目に見えてるわけですよ。
ここの対応を迅速にすることができるというところで、夫はこれは頼りになるんですね。
実際に長男の受験の最初の最初でそういうことがあって、別の経路から学校に行ったそうなんですけど、
その時はもうかなり時間もギリギリになってね。
ただ学校側も慣れた対応でね、そういうことは過去にも何度かあるんだと思うんですけど、
学校に行く道すがらに関係者が立っててね、皆さん大丈夫ですよみたいに声がけをしてくださってたそうなんですね。
実際の試験も何の問題もなく受けられたっていうことでしたね。
それを聞いてね、もう今回の受験でもさらに送りを担当することへの恐怖が増したわけですよ。
他にもね、例えば電車によって気持ち悪くなっちゃうとか、緊張でお腹を壊してなんていうこともないとは言えないですよね。
そういう時にパニクらずに落ち着いて対処したりとか、子どもを安心させるような声がけをするみたいなことで言うと、
母親の私より確実に夫が適役だろうと思うんですよ。
もう私の場合は、私の不安が子どもに伝わることがね、もう受け合い、必ずそうなると自信を持って見えますね。
そのあたりがやっぱり一番懸念しているところでしたね。
長男も次男もね、当然のように試験会場に行く電車の中では1秒も勉強をしなかったので、
電車に酔うっていうのはね、避けられましたね。
そう、あと他にもプレッシャーポイントはまだあるんですけどね、最後の声かけですね。
頑張れと言ったものか、大丈夫というのが効果的なのかどうか、
もうね、なんと声をかけるのが正解かっていうのはわからないしね、慎重にっていうことを言って、
萎縮をしてもいけないし、これもよく聞くのが楽しんでっていう、楽しんできてっていう声かけですよね。
私はそれはそれで、私が楽しんでって言って問題文を雑に読んだらどうしようとかね、
もう何を言っても何をしても後悔しそうというか、後でうじうじと考えてしまいそうだと思ったんですよね。
そこはどっしり構えられる夫の方が向いていると思うんですね。
実際長男の時も、長男も毎回落ち着いて試験会場に入れたようですし、だから今回も任せようと思っていたんですよ。
全部任せようと思っていたんです。平日で仕事があるって言ってもね、
試験会場への送りっていうのは相当早い時間なので、十分仕事に支障ない時間に送っていけるっていう、そういうのがあるんですよね。
ところがですよ、今年はとある朝、夫は早朝からの仕事が外せず、私が送りを担当することになった。
不安とプレッシャー
もう何とかならないかと思ったんですけど、何ともならない大事な仕事だということでね。
私もその大事さも分かりますし、お相手もあることですのでね。
それにその試験会場への駅っていうか、経路自体はね、私自身も何度か乗って知っている路線ではありましたしね。
何といっても長男の時と比べても、次男が鉄道好きっていうことがありまして、そこはね、次男が頼りになるっていうこともあったんですね。
だから私が行こうと決心がついたわけです。というかね、もうしょうがない。行くしかないということですね。
でもね、案の定、当日、まずね、電車は当然ながら通勤の人もいる中で、そこに受験生の親子がプラスになるっていうことでね、これは混雑しますよね、それは。
だから乗り換えもあったんですけど、乗り換えの時、どの車両に並ぶのがいいか。もうね、そこから大プレッシャーですよ。
受験前に電車とか混雑した中での人酔いみたいな状況を避けたい。もう受験の前に疲れちゃったなんていうことを避けたい。
だからできれば子どもには座ってほしいと思うんですよね。私はどうでもいいんだけど、子どもが座れたらいいなっていうので、もうね、ドキドキでしたよ、これは本当に。
ホームで待つときの不安がすごい。ここに並んでていいのだろうか。あっちに並んでる受験生が何人かいる、あっちが正解なんじゃないか。
本当にね、内心すごい不安でした。結果、最初は立ってたんですけど、運良く途中から座れまして、ああよかったっていうところでしたね。
目の前の席に座ったと。その隣も開いたときに、隣に立ってた男性が座ろうっていうことでカバンを下ろしたし、座るんだろうと思ったんですよ。
思って見てたら、私がこの目の前の子どもの親だと認識をしたみたいで、私を見て、私に席を進めてくれて、いやいやどうぞどうぞ、いやどうぞ、いやどうぞ、いやいやどうぞって感じで、でもなかなかどっちも座らないっていうことがありました。
私はその日の試験の間は、機械室で待機をしようと思っていたんですよね。一回帰っても遠いし。だからどうせずっと座ってるから、息の電車ぐらい立ってたらいいんですよ、全然。
だから子どもが座れたらそれでいいんで、私はいいんですって言って、最後座ってもらったんですけどね。このどうぞどうぞのやりとりが思い出すと、ちょっと不安の中でも楽しい感じでしたね。
ちなみに試験会場っていうのは、機械室がある場合があって、コロナの時に一旦やめますなんていう学校もあったんですけど、大体ある学校の方が多いのかな。
受験当日の親子の別れ
外に行って、どこかカフェで仕事をしてるなんていう方もいるみたいですし、その機械室でずっと待ってるっていう保護者も多いんですけど、我が家はいつも夫と行き帰りで分担をしてたから、実は一度も使ったことがなくてね。
その時初めて使いましたね。いざ会場に到着して、この受験のVTRでよく見た、親子別れの時、ここからは子どもしか入れませんっていうところに差し掛かったんですね。
クライマックスの送りの時ですよ。私は考えて、やり切ってこようっていうことだけ言おうと思ってたんですね。それが私の中での答えというか、後悔しないだろうなっていう答えでもあったんですけど、それだけ言おうと思っていたんですね。
でも、入り口あたりは結構混雑をしてるわけですね。そこから子どもが入っていくっていうことで、子どももごった返してるし、保護者もいたりとか、歩みも遅いですし、どこが入り口なんだろうって迷ってる感じの子も結構いたりしてね。
だから私も一瞬キョロキョロしたぐらいのところで、もう声をかけようかけない、行ったか行ってないかも言ってないですよ。そんなうちに、次男はささっと入り口の方に行こうとしてね。
ちょっと待って、せめてハイタッチでもと思って手を出したら、一応それに気づいて、次男が戻ってきて、ちょっとハイタッチをしようと思ったんですけど、かすってうまく当たらなくて。もう一回やろうとして、もう一回やったらまた微妙にかすってなって。
もういいでしょ、みたいな、次男からの雰囲気圧でね。もういいよ、行って行ってみたいな感じで、もう次男入ってきちゃって。ささっと一瞬で姿が見えなくなったんですよ。
でも、え?想像してたのと違う!って思いましたし、ちょっとつぶやいたかもしれないです、なんならね。
だったんですけどね。一応、次男が見えなくなってからの入り口の様子を、一応写真だけ撮っておきましたけど、なんの気ね、みたいな感じでしたけどね。
もうこれは本当に、どこぞの塾の入塾を誘う動画ではね、この瞬間、一人で戦いに向かう子供の背中をいつまでも見送り、涙、もうこれですよ、ここから一人で歩いていく、一人での戦い、本当によく頑張った、成長した。
もうジーンときてね、もう私だってね、そういうVTR見てジーンときましたよ。こういう瞬間がいつか来るんだなって。もうその人様のお子さんには涙がじんわりしたんですけれども。
実際の当日の我が子との別れ、あれ?ってね、本当に全然緊張感とか感動とかね、味わうだいぶ前の段階の気持ちのまま、あれ?もういない。
でしたね。周りを見渡せばね、もう夫婦で送りに来ててね、子供の手を握って、頑張ってきたから大丈夫。
なんてね、本当にもう涙声の感動の別れをしてるシーンもありましたよ、それは。夫は抱き合う親子も見たって言ってましたし。
けど我が家はね、気づいたら一瞬でいない。あっさりした別れでね、まあね、我が家らしいと言えば、我が家らしい送りでしたね。
ということでね、今日はね、送るところまでお話ができましたね。
試験後の振り返り
でもこの送りのところでも、振り返ってみれば、次男のたくましさというかね、成長を見られたなぁとは思うんですよね。
その時は、想像と違うっていう感じだったんですけど、想像なんかもどうでもよくて、やっぱり次男は次男なりに自分の戦いだっていうことが分かっていた証拠でもあるのかなって思うんですよね。
自分なりに集中とか緊張感とか高めた上で試験に入っていくっていう前向きな気持ちで試験会場に行くっていう、そういう姿だったのかなと思いますね。
成長ということで言いますと、前回までお話をしていた過去問についてもね、1月に入ってから、塾もあるしどうしようっていう時に、これも自分の判断で、塾のこの授業は出るけど、もうここは休んで過去問やるみたいなことをね、自分で決めたりとか。
そういうところでもね、成長を見られたなっていうのもありました。
ちなみに、試験の迎えはほぼ私の担当だったんですけど、迎えの時の声かけは声かけでね、やっぱりちょっと気を使うんですよね。
どうだったとか、そういうことは聞かないようにしてましたし、お疲れ様っていうことだけ言ってね。
本当お母さん、今日朝こんなミスしちゃって、こんな風になってねとか、自分のバカみたいな話をしてみたり、お腹空いた、お腹空いてるね、本当はあれを食べてくればよかったんだけどとか、なんかどうでもいいことを話したりとかしていましたけど。
すごくね、暗い感じで帰ってくることもやっぱり想像して、そしたらなんて声かけようかなとかあるんですよね。
でももう一番大切な、一番生きたかった学校を受けた後、試験会場から出てきた次男がね、お母さん、やり切ったよって言ったんですよ。
私もそれ聞いて、もうこれで中学受験どういう結果になっても、もうこれでよかったなって、そう思って。
もうなんか送りの時にはね、何の感動も考えもなかったわけなんですけど、この時はね、つい頭をちょっと撫でてしまいましたね。
胸が熱くなりました。よかったねと思いました。
ということで、今回は夫のこと、それからセンチメンタルを味わう感じではなかった試験当日のこと、お話をさせていただきました。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。
合格発表のことを最後にお伝えしますと、第一期も合格したっていう時にね、夫は仕事だったんですね。
ちょうど長男も家にいる日で、3人でね、家でひとしきり喜んだ後で、夫と父にもLINEをしようと思ったんですね。
そしたら夫からはどうだったっていうふうに連絡が来てたので、すぐに電話をしたんですね。
一応出たんだけど、なんか合格したよって言ってるのに微妙な反応なんですよね。
ああ、うん、みたいな。なんか微妙な反応だねって言ったら、いや今会社のトイレの個室にいるからさ、周りに人もいるしっていうね。そんな合格発表でした。
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