1. PitPa Talk(ピトパトーク)
  2. #013 ポッドキャスト企画会議(..

ピトパトーク第13回は2023年4月5日の企画会議の模様をお届けします。

参加メンバーは、石部、富山、鈴木、今泉です。


<紹介した番組>

This American Life


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PitPa Talk、この番組は、Podcast Production、PitPaのメンバーが、ポッドキャストやWeb3などの話をしていくポッドキャストです。
今回は、ポッドキャスト企画会議の模様をお届けします。発表は石部、進行は今泉です。
今回紹介する企業と番組のURLは番組概要欄に記載してあります。
はい、ということで石部さん、今回紹介していただく番組はどういった番組になりますでしょうか?
今回はアメリカですごい有名なThis American Lifeの番組を紹介したいなと思います。
はい、私も何か聞いたことありますね。ポッドキャストの中で有名な番組ですよね。
95年ぐらいからスタートしてて、未だに番組を作ってて、
大体週1ぐらいで配信してるのかな。内容も結構単純な情報番組って感じじゃなくて、
どっちかっていうとナラティブというかストーリーテリングみたいなコンテンツを出してて、
聞くと何かしら考えさせられるというか、聞いた後に何か残るコンテンツを出しているような番組ですね。
自分の中で何か考えるきっかけを与えられるような番組ではありますよね。
ちなみに今回こちらを選んだ理由とかってありますか?やっぱりその老舗の番組だから改めて聞いてみようとかそういったところですかね。
そうですね。アメリカのポッドキャストカルチャーとかを作った一つの会社だったりすると思うので、
これを紹介しておくっていうのはいいかなと思って聞いたのと、
あと今回聞いたエピソードが日本をテーマにしているエピソードで、
具体的に東日本大震災での被災地をフォーカスした番組だったので、
アメリカの企業が日本を滞在するときにポッドキャストカルチャーって音しかないんで、
それをどうコンテンツにしていくのかっていうのは興味あってこれをちょっと聞いてみたって感じですね。
テーマが日本だったっていうこともあったんですね。
実際にどうですか?今でも他のエピソードとかも聞いてこられたと思うんですけど、改めて聞いて良かった点とか感想とかありますかね。
まず日本語が言語で、アメリカは英語なんで、
基本構成はインタビュー音源を使ってストーリーテリングで話していくっていうデフォルトの構成ですけど、
日本のインタビュー音声っていうところがどう使われているかっていうのはすごい興味あって聞いてたんですけど、
基本その日本の場合ってアメリカのコンテンツ持ってくるときってベタバリで声優使ってボイスオーバーで音をうまく生かしきれてないですけど、
今回のThis American Lifeのやつは基本その日本人の声そのまま使ってたんですね。
何か良いタイミングでホストが日本語で、
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例えばワンシーンとかだと被災地に公衆電話みたいなのが残ってて、
それってどこにも繋がらないんだけど、亡くなってしまった人に対して電話をするような場所があって、
そこをちょっとフィーチャーしてるんですけど、そこの公衆電話で喋ってる人の音声を使っていて、
例えばもしもしおばあちゃんみたいな、もしもしおばあちゃんだったらその後ホストの人がハローフランドマーサーみたいなのをうまく違和感なくいい間を持ちながら設計してて、
ボイスオーバーでベタってやると違和感だらけじゃないですか。
それがなかったのはすごい聞きやすかったなっていうのが1個ポイントとしてはありましたね。
日本語の音源も使われてるんですか?
日本語の音源そのまま使ってます。
これがいいのが最初に取り残された方の亡くなってしまった人に対する感情とかがそのまま残ってて、
そこが結構いろいろ考えさせられるポイントで、何が音の価値なのかとかを理解して作ってるっていうのは結構学べきところかなと思いますね。
日本語の音源が流れた後にそれに対して感想みたいなのを喋ってるんですか?
普通にストーリーをその音源を使いながら進めていくみたいな感じ?
基本記者が喋ってるんで、取材してどうだったかとかはインタビュークリップの後には喋ってますね。
ボイスオーバーではなくて、日本語があった後、全部喋りきった後に間があってコストの人が役を話すって感じなんですかね?
なんかもう本当一言一言で分けていって、その間にうまく入れていってるんで、
これ聞くが一番早いんで聞いた方がいいんですけど、
1分間日本語を流してってよりも10秒ぐらいのセンテンスを聞いて、そこでなんか早口言葉でバーって言って、
でまた日本語に戻って早口言葉でバーって訳してっていう構成ですね。
かぶさってはいないってこと?
かぶさってないですね。
ほんと通訳聞いてる感じですね。
英語の話者がいたときに通訳って一応なんかバーって読んで、その後に日本語でバーって言ってくるじゃないですか。
あの感じっすね。
ちなみにその翻訳してる方、英語で話してるコストの方のやつなんですけど、
それ結構淡々と翻訳してる感じなんですか?それとも同じぐらい臨場感を持ってドラマ的な感じでやってるんですか?
翻訳のところは通訳者と一緒で、漢字はないですね。
あくまでそういう漢字部分は元の音源が担保しているから、あくまでそこはちょっと機械的にというか役割的に翻訳してるっていうことですね。
で、その後に自分の感想とかを言うストリティングとかなんで、そこはまあ多少漢字的なところが入ってる。
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結構そういう翻訳系で、すごいドラマ仕立てな感じで大袈裟な感じで翻訳とかするときってあるじゃないですか、翻訳というか。
あれって結構僕あんまり個人的な好みじゃないなと思ってて、なんかそういう嘘臭い漢字になるなって思ってますよね。演技演技してるというか。
あらゆるやっぱりそこで真の本物ってやっぱりそもそもの元の音源だと思うんで、それをちゃんと活かす作りっていうのは良いなって思いました。
派手さはないですかね、エースアメリカ内は。それが僕も良い良さだなと思います。
東映はやっぱりすごい作り込んでるようなイメージですね。
日本まで来て取材してるし、NHKと組んでるらしいんですよね。
尺ってだいたい1時間ぐらいあるんでしたっけ?
1時間ですね。
それでも飽きないような構成になってるんでしょうね。
飽きないですね。
ただ、実はアメリカ内のこのページ見ると1時間なんですけど、小分けでパラグラフで分けてるんですよね、3つぐらいに。
フロローグとか、アクト1、アクト2みたいな。
その回って全部同じテーマでしたっけ?他の物語とかも入れてくるんでしたっけ?
基本これですね。
一本で。
逆にちょっとここ気になるなみたいな、もっとこここうしたら聞きやすいなみたいな点とかあったりしました?
結構感情やられるんで、聞くタイミングとかは制限されるんですよね。
悪さではないと思うんですけど、応募し入れてきついっていう感じになるんで。
タイミングが制限されそうですね。
それだけ没入感があるというか、集中して聞くようなタイプのコンテンツってことですね。
番組全体でそういうテーマのエピソードや思い切りのエピソードが多い番組なんですかね、そもそも。
他にも違うのがあって、中古車ディーラーの話とかもあって、
それは普通に地方の中古車ディーラーがどうやって生き残るかみたいなのもあって、
別に悲しくなるようなやつばっかりとかじゃなくて、普通にこんな会社あんだみたいな知的好奇心系のやつもあるし、
ただ彼らがよく言うXYをシャープにするみたいなところはどれもやっぱ尖ってるんですね。
Xがこの話をします、Yがなぜならこういう理由で面白いっていう、
この2つは彼らのカルチャー的にシャープにしましょうみたいなので、そこは徹底してるなと思うんで。
このThis American Life聞くときに思うのが、コンテンツの質がある程度一定化されてるんで、
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ハズレがないなってのはやっぱすごいなと思うし、
それは多分組織として教育システムがあったりして、ある一定の品質が作れるってところがあるってのは組織的に強いところだし、
この組織に出たい人とかだと、リムレットの社長とかもThis American Life卒業者だったりするんで、
この会社に入れば1,2枚ポッドキャスターになれますよみたいな、そこを持ってるのが会社的に強いなって思いましたね。
この番組に携わってた経験がすごい、他にも生きるというか、核になるみたいな感じなんですかね。
うん、横作れてるやっぱ強いですね。
番組の構成自体がいわゆるストーリーテリングって言われるような形で、取材してきてそれに対してホストが間で解説だったり、
意見だったり、主張だったりみたいなのを混ぜていくようなパターンかなと思うんですけど、
日本でこれ系のストーリーテリングってなかなか出てこないっていうか流行らないっていうか、
前もうちやってた時もあるかもしれないですけど、どの辺が日本だと難しいなっていう感じなんですかね。
なんかこのThis American Lifeとかって、リムレットもそうですけど、
ちょっと人間の葛藤とかがかきまみえの面白いじゃないですか。
はいはいはい。
ああいうのやってるんだって、NHKのドキュメンタリーチームとかって結構得意だと思うし。
この日本の被災地のやつも実際、たぶん取材自体は結構な月数っていうか年数なのかな。
かけてる感じですよね。
いや、たぶん1ヶ月ぐらいじゃないかな。
あ、1ヶ月ぐらいじゃないですかね。
たぶんその電話ボックスのところで来る人に交渉して取ったりしてるのは持ち帰ってるだけだと思うんで、
その1人を追ってるわけじゃないんですよ、これに関して言うと。
そこに来る何人かの音とかを出してたんで、
ロケだけだとそんな時間かかんないんじゃないかなと思って。
じゃあある程度こんな面白いものが撮れるはずみたいな当たりをつけるところと、
そこの発想力みたいなのがあれってことなんですかね。
コンテンツとして人の何を音として撮れると面白いかって絶対知ってると思うんですよね。
だからなんかギムレットの教材のやつでもあってたけど、
感情的になるような質問をあえてするみたいになったじゃないですか。
そこが意識的に何を撮れると面白いかを知ってると思うんで、
面白みの再現性が生まれるじゃないですか。
そこを科学してやってるとこないですよね、多分日本だと。
本来だから記者とかができるべきな気がするんですけどね。
でもこれから出てくるんじゃないですかね、もしかしたら。
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そうですね、新聞社の記者の人は多いですもんね、ポッドゲストやってる人。
ただやっぱ浅いじゃないですか、時事ネタを喋るとかになっちゃってるけど、
多分もうちょっと予算があったりすると、外れてもいいからやってみなよみたいな。
社内のユーロクバジェットとかあったりすると、
ワンチャン一発シリアルみたいなの出てくるかもしれないですよね。
そうですね、取材にかけられるコストのところですよね、多分。
This American Life、失敗しまくってるやつもいっぱいあると思うんですよね。
遅れ入りになったやつとか。
バジェットは結構ありそうですね。
かつ、ポッドゲストでマネタイズがあまり確立されてない状態だと、
ニワトリ卵問題になってしまう。
さっきおっしゃった、結局NHKしかできないんじゃないかっていうところって結構そこあるなと思ってて、
ドキュメンタリーって他のやつに比べてマネタイズしづらそうだなっていうのはいつも思うんですよね。
社会的エリアはもちろんすごくあるんですけど、
実際それの広告の書を探すとか、それで売り上げを作るって結構また別の問題だなと思ってて、
NHKはある意味そこは、だからこそ存在する部分だったら思うんですけど、
実際このThis American Lifeとかってどうなんですかね。
これ寄付なんですよ、基本。
オルグだし、ここは合ってるですよね。
本当ビジネス・ビジネスって感じはしてなくて、
オルギメントとかはオルグとかの方が合うかもしれないですよね。
ただ裏側はラジオ局入ってるんで、
ラジオ局も国営系なんでNHKっぽいと思うんですよね。
そうですね、非営利のところですよね。
そもそも民間でやることの限界みたいなのあるかもしれないですね。
だからNHK辞めてポッドキャストプロダクション作る人とか出てきたら面白いですよね。
そういう人たちもそういうクオリティっていうところはそういう意味で出せても、
結局その人も独立したらその人は民間になっちゃうんで、
どうやっていくのっていうところは同じ課題で出てきちゃいますよね。
財源が。
だからオルグとか今出来てるDAOとかっていうのはあるかもしれないですよね。
で、多分これコマーシャル系入るとコンテンツとして面白くなくなっちゃうかもしれないですね。
気にさめちゃいますよね。
もう広告もないですよね、これ。
もう聞いてた時は入ってこなかったんで。
ここでなんかよくわかんない広告が入ってくるとちょっとテンション下がる。
わけわかんなくなります。
なんかとりあえずテーマとかも制約とかついちゃうかもしれないですしね。
だから何だろうな、
日本でやる場合っていうのはやっぱりその、
面白みとビジネスっていうところのバランスが結構難しくて、
多分日本でこういうコンテンツが出てきてなくて、
そこを非営利的にこのメディアとしてのミッションはこれで、
そこに集う人たちでこれを存続させていきましょうみたいな、
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どういった団体がやればもしかしたらこの型が広まるかもしれないし、
見てる感じだと営利団体でこの形式は結構難しいんじゃないかなっていうのは思うところですね。
我々として何が正しいかわかってないですけど、
今思うところはそんなところですかね。
4月5日の企画会議の模様をお届けしました。
今後もこの番組ではフィトパのメンバーが回ごとに代わり登場します。
今回の放送を聞いてフィトパに興味を持った方は、
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