Lemonadaの特徴
この番組は、PitPaのメンバーがポッドキャストやWeb3などの話をしていくポッドキャストです。
今回は、ポッドキャスト企画会議の模様をお届けします。
発表は鈴木、進行は今泉です。
今回紹介する企業と番組のURLは、番組概要欄に記載しております。
はい、ということで鈴木さん。
今日はご自宅で猫ちゃんがいらっしゃるということで
ちょっとお騒がせ、ちょうど今鳴いたんですけど
ちょっとうちの猫がちょうど起きてきちゃって
お騒がせしちゃうかもしれませんが、よろしくお願いします。
今日は猫ちゃんも参加という会議ですが
特別ゲストということで
お願いします。
今回取り上げる番組について教えてください。
はい、今回はLemonadaというアメリカの製作会社の番組を聞いてきました。
最初にちょっとこの製作会社の特徴を簡単にお伝えすると
Lemonadaというのが結構ジェンダー関連の番組が多いプロダクションでして
というのもこのプロダクション自体、もともと女性2名で立ち上げたもので
スタッフかなりメンバー多いんですけれども
その方々もほとんどが女性とかLGBTQの方という人たちで構成されています。
リスナーどういう人が多いよというようなものも公開されているんですが
79%の人が女性を辞任している方がリスナーだというところで
やっぱりそういう系の番組が非常に多いというところが特徴的ですね。
なんか海外のフォトキャスターの製作会社って結構特化型も多いと思うんですけど
こういった切り口の特化型もあるんですね。
そうですね、今まで結構BtoB専門とかそういう切り口はあったんですけど
やっぱり結構そこはどういう方が立ち上げたかによって
そこの色も出やすいんだなというのは感じました。
なので結構そういうビジネス系というところではないからこそ
スポンサードの仕方というところもいろいろと幅広くてですね
もちろんそういういろんなスポンサー企業を募って広告配信するというところもやっているんですが
それ以外にも番組自体のグッズをサイト内のECで販売していたりとか
あとはそのスポンサー企業もただ広告を出すだけじゃなくて
ディスカウントコード専用のページがあって
このスポンサーの企業だったらこういう商品を売っています
このスポンサーコードを入れてもらえればナンパオフになりますとか
そういうのも全部案内してあるというところで
マネタリズムの仕方というかいろんな形でやっているなというのがすごく印象的でした。
ちなみに番組数で言うと何番組ぐらいあるんですか?
もちろんそれ以外にもいろいろとあったりするんですけど
ざっと見た感じ40番組ぐらいはあります
そんなにあるんですね
もしかしたら全部製作というより一部はネットワークしている感じかもしれないですけど
全体で言うとホームページには40番組ぐらいは載っていますね
ちなみにこの製作会社はどうやって見つけたんですか?
前に調べていたときにちょっと気になってはいて
それこそカテゴリーによってはこのプロダクションが結構出てきたりするんですよね
なのでそこであとちょっと名前が特徴的だったので気になったというのはありました
今回はどういった番組をご紹介いただけるんでしょうか?
番組の紹介
僕が今回聞いてきたのがこの中でもBeing Transという番組です
多分このプロダクションの中でも割と目玉というか有名番組みたいなんですけれども
どういう番組かというとロサンゼルスに住んでいるトランスジェンダーの方4人が出演するという
ちょっとオムニバス的な感じの番組です
トークするというよりもこの番組ではオーディオリアリティというふうに呼んでいるんですけれども
オーディオリアリティって商標も取っているみたいで
要はそのリアリティショー
テレビとかでよくあるようなリアリティショーのポッドキャストバージョンという感じで展開しているものですね
本当にリアリティショーみたいな感じでみんなそれぞれてきてただ話すみたいな
そういうのが例えばAさんが最初何か数分ぐらいやって
Bさん数分やってっていうのをぐるぐる回していきながら
少しずつこの工作していくみたいなそんな感じの番組です
このシリーズ自体は5話ぐらいで一旦終わっているんですけど
その後にBeing Goldenという高齢者の方にスポットを当てたようなシリーズに今度は移行したりしていて
マイノリティとは違うんですけど
多様性という部分で考えたときにいろんな人たちに焦点を当てて
その人たちのリアルを出していくみたいな
そういうコンセプトでやっている番組ですね
続編が出るということはやっぱり人気があったんでしょうね
だと思います
オムニバス形式面白いですね
結構作り込まないと多分できないですよね
そうですね そこが本当に僕としてもすごく印象的だった点で
早速僕がいいなと思った点ぜひ話させてほしいんですけど
録音めちゃくちゃこだわってるなって感じたんですね
僕全然制作がプロじゃないんでわからないところも多いんですが
それでもこだわってるなって感じるぐらい
例えばやっぱりずっと密着する感じなんで
外ロケとかも結構多いんですけど
全然ノイズとか入らないんですよね
風が吹いてガサガサ言うとか
そういうノイズとか全然感じないんですけど
でも適度に環境音とか聞こえるんで
今球場にいるんだなとか電車の近くにいるなとか
そういう環境音でうまく臨場感が出てきているっていう
そこはすごくこだわり感じたのと
あと結構英語以外の言語を話すシーンがあったりするんですね
例えばその4人のうちの1人が
グアテマラの出身の人なんです
グアテマラ出身だけどその人自身はゲイで
グアテマラだとそういうゲイって全然受け入れる
土壌がないというか結構迫害されやすい国だっていうので
国外逃亡してアメリカに現在住んでる
この人が今回の番組の中で
久しぶりにグアテマラに戻るっていうところが
ちょっと僕はちょうど聞いたシーンとしてあったんですけど
もちろんそこに行った時は母国語を喋るんですよ家族とかと
そこってあえてボイスオーバーに何かしらやるとかもしてないですし
後から翻訳の方へ入れるとかも全然ないですし
単純にただずっとグアテマラの言葉で喋ってるだけなんですよね
でもなんとなくその時の話してる声色とか雰囲気とかで
なんとなくこういうことを話してるんだろうなみたいなのが伝わってくる
なんかそういうこの情景の作り方っていうところも
本当にリアリティショーっぽいというか
そういう部分で全然このストレスもないですし
なんかむしろ心地いい心地いいというか
逆に伝わってくる部分があるなっていうのは感じました
撮るのにスタッフの人が誰かついてるってことですか?
ついてると思います
これ絶対一人でマイク持ってやるとかでは絶対ここまではできないはずですね
じゃあ密着系なんですね
おそらくなんでやっぱり結構この制作会社のページ見ると
スタッフの人かなり多かったので
そういう部分で多分ちゃんと同行してやってるんだろうなっていうのは感じましたね
じゃあ密着スタッフが4人につき1人ついたとして
編集も結構大変そうなんで制作が結構かかりそうですね
そうですなんでそういうところで
さっきちょっとマネタリズムの話も少しさせてもらったんですけど
広告とマネタリズム
この番組もう一つ特徴的なのが広告めちゃ入ってるんですよ
プレで2つ入ってポストにも2つ入って
ミッドの方だと3つか4つぐらい入ってるんですよね
全部30秒ずつぐらいの広告なので結構入ってる
多分普通のテレビ番組とかぐらい入ってるので
多分ポッドキャスト番組としては相当ある方だなというふうには思っています
そういう意味では結構収入源は取れてるんじゃないかなとは思ってますね
今シャック見たら1エピソードだいたい30分から1時間
30分45分1時間ぐらい
そうですね
そっか3つ入るんですね
どういう系のCMなんですかね詳細というか
それがやっぱり特徴的だなと思って
一番は別に全然全く関係ない広告が
誰々が続いたら結構ストレスになるなと思ってるんですが
どっちかというとこの番組との親和性が高いんですよ
例えばこの番組僕が聞いたやつだとメインスポンサーが
財団マイノリティのコミュニティとかを支援する財団がスポンサーになってるんですよね
なので本当に番組との親和性が高いんですよ
例えば僕が今回のエピソードを聞いて
グアテマラをある意味そうやって本来グアテマラすごく好きで
国も好きだし雰囲気も好きだし家族も好きだしせっかくなら一緒にいたいけど
やっぱりそういうLGBTQの人たちを受け入れる環境がないから仕方なく出ていった
でも本当だったらグアテマラに戻りたいって気持ちがある
でも多分自分がここに続けたら身の危険があるっていう
そういう葛藤がずっと話の中で続いていて
多分聞いてる側としてもグアテマラのマイノリティの人たちを支援する方法ってないのかなと思う人ってある程度出てくると思うんですよね
ってなった時にそこでCMとしてそういう財団があって
そういうところを通してそういう人たちを支援できますよみたいなCMが入ると
すごくすんなり来るというか確かにそういうやり方があるんだなと思って
CMはある意味一つのコンテンツになってるなというか
そういうところも含めてちゃんと構成されているなっていうのは感じましたね
確かに寄付があんまり寄付っぽくなくできそうですよね
そうなんですよ
単純に番組自体に寄付するっていうやり方も今までいろいろあったと思うんですけど
それももちろんあるなと思う一方で
番組自体がある程度社会的な価値というか問題提起をしている部分があると
それを解決するソリューションまで一緒に提示してあげる
しかもそれがちゃんとスポーサードって形になると
なんか参法用紙の関係性になる気がしていて
この構成はすごく勉強になるなって感じました
プレとかミッドとかポスト全部違うそういう団体が入ってるって感じなんですかね
そうですねそれぞれいろいろと入ってます
これは特に人気番組なんでそれぞれいろいろと入ってる感じですね
逆に全く関係ない広告とか入ってないんですか
番組と違う感じの
あるっちゃありますなっていうのはすいません今すぐ出てこないんですけど
なんかそういうのもあるんだなみたいなのもあったんで
この全8枠が完全にそういう形で埋まってるっていうわけじゃないのが
ちょっとそうですね
本来理想はそこだとは思うんですけど
しょうがないって言えばしょうがない部分なのかなっていうところですかね
ただなんか例えばyoutubeとか見てると
番組の特徴と広告音源
広告で全く関係ない広告が繰り返し入るとか
そういうストレスに比べたら
たまにそういうのが入るぐらいは全然許せるなっていう感じでしたね
1回でもね出稿したらなかなかたぶんやめないですよね
だからずっと向上的になんか出してくれそうなイメージありますね
ホストリードなんですかね
そうですねホストリードでした
ただちょっとこの番組なんか明確に誰がホストっていうのがあんまり定まってはいないんですよね
同行してるスタッフ的な人が補足する感じで
ないないさんは今どこに向かっていて
こんな思いをちょっと語ってくれますみたいな
なんかそういう補足的なナレーション入れたりするんですけど
その人もちょっと待ち待ちだったりするし
あとこれちょっと僕が少しこの番組の課題に関した部分にもつながってくるんですけど
音声コンテンツ聞くとやっぱり声だけで誰が話してるか判断しなきゃいけないじゃないですか
でこれ多分どうでしょう
なんかこの番組の問題っていうよりは
そもそも僕自身の個人的な課題なんか問題の部分あるかもしれんけど
僕の場合ってやっぱりまずそもそもその声が男性の声なのか女性の声なのかっていうところで
まずレース判断してるなって思ったんですよね
やっぱりそういう方って多分多いんじゃないかなと思ってて
でそうなった時にこのトランスジェンダーの方が多く出演してる番組だと
要はその本来肉体的には男性だけど女性っぽい声で喋ったりとか
なんかそういういろんな声の使い方が出てきて
自分の中で全然聞き分けがしづらいなっていうのを感じたんですよね
だから誰が喋ってるかっていうところが
多分そういう個人的なバイアスもちょっとかかっていることによってかなり混乱してしまう
話の流れ的にこの人なんだなってわかるんですけど
パッと聞いた瞬間に誰が喋ってるってのはわかりづらい
なのでさっきの話につなげるとホストリードだとは思うんですけど
どの人が言ってるのかはちょっとわからなかったので
おそらくホストリードだろうっていうような印象でした
4人の中の誰かではあろうみたいな感じですね
4人プラススタッフの中の誰かなんだろうなっていう広告の感じだったんですけど
明確にホストが誰とか
明らかにこの人が喋ってるなっていうのが
ちょっと自分の中ではわからなかったですね
本編の中でクロスすることあるんですか
その出演者のホストの人が
僕が聞いたエピソードでは特になかったですね
みんなそれぞれ
グアテマラの人はグアテマラに戻って
いろいろと思うところがあるみたいなところでやってましたし
一方でもともとアメフトの選手だった人とかは
やっぱりいろんな思いがあったアメフトはもう辞めたけど
久しぶりにプレイするみたいなのをやってましたし
それぞれが同時進行するんですけど
その人たち同士が話すっていうのは
自分が聞いた限りはなかったです
この番組でターゲット自体は
そういったLGBTQみたいな人が聞くものになるんですかね
一つはそれは大きいと思います
あとは特にそういうジェンダー的に何か
マイノリティってわけではないけども
そういう方に対してもっと理解したかったり
学びたかったりっていう方も結構多そうでしたね
このプロダクションのホームページ見てると
どういう人たちが構成してるよっていうのが
ちょっと簡単に出てるんですけど
さっき申し上げた79%が
アイデンティファイアスフィーメー
つまり女性を辞任しているっていうのが79%っていうのとか
72%が結婚してるかパートナーがいるかとか
91%が大学出ていて
そのうちの47%は学習を取っているとか
なんかそういうデータはあったりするんで
何かしらもっと知るっていうところに対しての
アンテナが高い人が集まってる
っていうのは特徴なのかもしれないですね
じゃあどちらかというと聞く要因としては
マーケティング戦略の展開と考察
そういう人たちのことを
間近にちゃんと感じるっていうか
学ぼうとするようなイメージで聞きに来るって感じなんですかね
そうですね だからこそなんか
ごてごて作り込んだよりも
むしろそういうリアリティ賞っていう方が
結果的に相性はいいのかもしれないですね
あともう一個気になってたのが
レモナーダっていうこの制作会社自体が
そういうのを後押ししてるっていうのがあると思うんですけど
番組内でもこのレモナーダっていうのって
結構アピールしてたりするんですかね
いやそんなことないですね
最初にこの番組はレモナーダが作ってるよっていうぐらいですね
そんなに繰り返しレモナーダはこういう取り組みしててとか
そんなのは全然なくて
あくまでこの番組を作ること自体で
それは達成してるんじゃないかなっていう気がしますね
じゃあそこまでレモナーダの理念が発表されてるとか
そういうわけではなくあくまでも番組がしたいというみたいなところ
そうですそうです
今広告出稿したい人向けのページ見てるんですけど
リスナーデータとかが載ってて分かりやすいですね
CMも音源載ってるし
そうですそうです結構これも個人的には
セールスやってる立場としての勉強になるなと思って
実際にこういう広告が流れるんですよっていう音源サンプルがあると
めっちゃいいなって思いました
結構質問いただくこと多いので
これ基本ホストリードってことですか
そうですねホストリードのはずです
僕も他の番組は見られてないんで
鈴木さんこの番組今回聞いてみて
今後のセールスとか番組制作に
どうやって活かしていきたいとかありますか
今までやっぱりマネタリズムの仕方
作る側なのでお金がないと作れないと
どうしてもあるなって感じていて
その中で番組を作る人からお金をもらってやっていく
っていうところにどうしても今まで視点が向いてたんですが
ちゃんといいコンテンツを作る
特に社会的な価値のあるコンテンツを作るということが
イコールやっぱりそこに対して
単純にそこに広告を出すことがイコール価値になるような
そういう企業財団とか
そういう存在もいるんだなって改めて発見になっていて
そうなるとやっぱりよりいい品質を作ることが
価値になるっていうのは番組を作る側としては
すごく嬉しい発見だなっていうふうに思いました
なのでそういう意味でももうちょっとこれから
どういうメニューを作っていくか
どういう展開していくかっていうところは
改めて社内でも話し合いながら
考えていきたいなっていうふうに思ったのが
今回の私の感じた部分です
4月20日の企画会議の模様をお届けしました
今後もこの番組ではピトパのメンバーが
回ごとに代わり登場します
今回の放送を聞いてピトパに興味を持った方は
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