栗とその栽培
今日も我が家の野菜たち、おいしいよ。
この番組は、北出雲に夫婦二人で開いた、自然栽培の再現、ぴたごらファームの栽培担当、私古川翹介が、お嫁さんの手料理を褒めちぎる番組にしたいと思っています。
うちの庭に栗の木が一本あって、私たちはタンバ栗、タンバ栗って呼んでいたんですけど、正式にはタンバ栗っていうのは、タンバ地方で採れた栗のことらしいんですよね。
タンバで栽培されているのは、主に銀寄せっていうような、品種名としてはそういう形になるんですけどね。
そのちょっと大きな粒の栗をタンバ栗って呼ぶんですよ、この辺りの方はね。
それとは反対の小さい栗のことをシバ栗って言ったりして、そっちの方がおいしいなっていうふうに言いますけどね。
さあ、どうなんでしょうね。
私たちは栗がそこまでおいしいもんって分かっていなかったから、1年目はちょっと他のやつの栽培の邪魔になるなと思って大きく剪定したんですよね。
1年目は身がつかなくて、そのまま2年目も放置してたんですよ。
何個かは採れたんですけども、あんまり身向きもしなかったというか。
それで3年目になって、割と採れたんで、冷蔵庫に1ヶ月から2ヶ月保存しておいたんですよね。
水熟して、その後に栗ご飯にするとすごい甘みがのってて、風味もすごい出てて、めっちゃおいしいなっていうふうになったわけですよ。
それで4年目の今年を迎えましたね。
さらに甘みのある栗をさらに甘く炊いたのが、甘いつゆって書きますけども。
今日はですね、甘いつゆではなくて寒いつゆですけど、甘露の放送になります。
食材の活用法
その他の畑の様子については、今回はお嫁さんの方が書いてくれた記事がメルマガで配信しました。
またリンク貼っとくんで、よかったらご覧ください。
前半の話とは全然違う話なんですけども、今日は食材について、食べる材目の材について、赴くままに一人で話してみたいと思います。
前回に引き続き、うまく話せるかどうかわからないですけど、お付き合いください。
まずですね、食材っていうのをネットで調べてみるとですね、食品っていう言葉との違いとして書かれていまして、それをちょっとお伝えするとですね。
まず食品はですね、人間が食べるものとして書いてあります。
今の時代、人間だけじゃないかもしれませんけどね。
食材っていうのはですね、お料理の材料。
ここからがミソなんですけども、手を加えて料理される材料。
手を加えるのが前提っていうことですかね。食材っていう言葉と食品っていう言葉を分ける話で言うとね、そういうことかなとは私は思いました。
食卓を彩るって考えるとですね、まず自分が作るっていう前提に立つとですね、他の選択肢もあるんですけどね。
その外食とか。
パッと思いつくのが2パターンあって、まず一つ目がレシピからお料理にする。
例えばですね、カレーを今日は食べたいってなると、カレーに使う具材を買いに行くなり、お料理を始めるっていうことになりますよね。
よく言うのがジャガタマニンジンとか言って、カレーには。
うまいこと言ったもんですけども、ゴロがいいような感じがしますね。
もう一つの問いかけとしては、私たちの手前味噌になってしまうかもしれないですけども、2つ目のパターンとしては、食材がまずあって、そこからこれをどうやって食べようか、どうやったらおいしく食べれるかっていうようなお料理につなげるっていうことですね。
こういうのをどういうふうにしたら提案できるかって、お嫁さんと2人で考えてたわけです。
まず私が考えたのがですね、その食材を使ったいくつかのお料理のパターンから選ぶっていうこと。
具体的にはですね、例えばその食材が茄子だったとしたら、茄子のトマトソースパスタとかお味噌汁、グラタンとか煮浸しとかですね、火を入れなかったらその浅漬けとかもありますけども、
そういった茄子を使った料理の中から料理を選ぶと、スタート地点としては食材からお料理っていう矢印がつなげれるかなと思ったんですね。
でもね、そのお嫁さんが言ったのは全然また別のアプローチで、その酢のままの、酢っていうのはその味の素の素ですね、そのままの食材を味見するっていうことらしいです。
ほんまにその味を知るっていうことですね。
例えばその、じゃないっていう言い方になってしまうんですけども、野菜の味見をするときに塩と油でさっと炒めて、その野菜の味を確かめるっていうことがあるかもしれないですけど、
お嫁さん曰く、それだと塩と油の味になっちゃうんじゃないかっていうふうに言ってたんですよね。
確かに野菜の味もするかもしれないですけども、やっぱりそのままの味はわからないですよね。
いや、そうかと言われてみれば、とりあえずなんかつけて食べてみるわねっていうようなことがあるんですよね。
なので私もですね、そのものの味っていうのはあんまりわかってないな、個体差もあるし、季節とか産地、生産者によっても違いますしね、いろいろな違いがあって、
そういうので何も味付けしない味っていうのを知ってるか知ってないか、口に入れたことがあるかないかっていうのはその後のお料理に大きく影響するのかなと思いながらね、そんな話で、なかなか難しい話だなと思いました。
結論としてはですね、まずはその酢の味を知るためにそのまま口に入れてみるっていうのが食材からお料理への矢印になる、そういうスタート地点かもしれませんね。
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