1. エンタメ夜明かしトーク【ピカピカFM】
  2. #25 仮想現実を超えていけ!マ..

マトリックスとインセプションについて、それぞれの映像の魅力と時代感によるテーマの歩みを語りました。

■ Show Notes:

・『マトリックス レザレクションズ』公式サイト

https://wwws.warnerbros.co.jp/matrix-movie/

・マトリックス

https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=1541

・インセプション

https://warnerbros.co.jp/home_entertainment/detail.php?title_id=4244/dvd/

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■ 使用楽曲

・ オープニング・エンディングBGM

modus 『ピコピコダンス』

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・テーマトークBGM

しゃろう 『Cassette Tape Dream』

https://dova-s.jp/bgm/play13982.html

00:07
さあ、というわけで始まりました、ピカピカFMの志郎です。
かづきです。
よろしくお願いします。
ピカピカFMは、仲良し二人が映画、漫画、アニメ、ゲーム、音楽など
最近気になっていることを自由気ままにおしゃべりするトークバラエティ番組です。
いやー、やばいね。
ねえ。
もう一回言うよ、やばいね。
びっくりしちゃった。インターネットってすごいね。
すぐ検索できちゃうんだね。
何がやばいんですか?
いやー、先日お話しした
あのー、タイトル、ていていVTuber、栗山ヤンミン
編集のすごさ、ひまとえちゃうぞ!っていう回があるんですけど
それを、ご本人が聞いてたらしいです。
ねえ、びっくりした。
恥ずかしい。
まさかね、ご本人が見てて、ご本人も相当恥ずかしがってたようですが
うちらも好きかってお話ししたので恥ずかしい。
それはまさか本人に見られて、恥ずかしいって恥ずかしいって。
でもそれがね、しかもね、それをね、ご本人さんがね、あのー
リツイートだったよね、確か。
うん、営業リツイートしてくれてたかな。
もうしてくださったおかげで、そっからさらにね、広がって
見ていただけたみたいで。
嬉しいね。
ねえ、いやー、びっくりした。
もう勝手に好きかって、俺が勝手に好きかって喋ってる。
好きかって喋ってるやつ。
他の皆さんにもね、共有していただけたみたいで。
共感?共感していただけたみたいで。
それが何より嬉しいですね。
あの、一個だけちょっと触れていい?
うん。
あのー、なんかコメントさあ見ててさ、
1時間番組でこんなに喋ってくれるなんて、みたいなコメントを見かけたんだけどさ、
うん。
あのー、これ1時間番組じゃないのよ。
あの回だけ1時間を超えちゃったのね。
最長なの。びっくりした。
あのー、俺編集困ったもん。1時間に収めないといけないから、その仕様で。
うん。
あの回だけよ。その他は長くても40分とかね、50分とか。
それぐらいだったのが、あの回1時間オーバーを何とか圧縮して、1時間にしたのよ。
やった。
だから大城の熱がもうすごくて。
いやもうね、後半からね、あの、実際にね、他の回でもそうですけど、一応ね、時計見ながらはするんです。
するんだけど、いかんせんね、もう途中で気づいたよね。
03:01
あの、喋りたい内容一応メモ書きしているんだけど、まだね、もう後半ね、40分ぐらいね、なった瞬間よ。
40分開始して。
いやまだ喋りたいことあるから、ちょっとそれを収める、なんてことはもう考えんとこうと思って。
もう喋りたいことをもうとことん詰め込んだろうと思った結果、ちょっとああなっちゃいました。
いやー、まあいいと思う。いいと思うよ。
一応言っとくと、そんなに長いのはもうさすがにやめとこう。
なるべくちゃんと収めていきましょう。
ちゃんと、あの、うちらの熱量もちゃんと入れつつもちゃんと収めるっていうこと。聞きやすい尺感でね、収めるっていうことをしておきましょう。
そうだね、それ意識していきたいね。
というわけで、あの、そんな感じでね、広めていっていけたら嬉しいですし、これを機にね、知っていただけた方、他にもね、うちらね、
まあゲームもやってますし、他にもいろいろ気になった自分たちのトピック、エンタメとかいろいろ幅広くジャンルやってると思っているんで、気になったのあればぜひとも聞いていただけると非常に嬉しいと思います。
よろしくお願いします。
お願いいたします。
というわけで、本日のトークテーマ、お願いいたします。
今日のテーマは、仮想現実を越えていけ!マトリックスとインセプションの見つめるその先へ。
よいしょ、よいしょ。
今日はね、珍しく俺の方から話そうかなって思ってるんだけど、
映画マトリックス、これが昔3部作の映画として公開されてたんだけど、がなんと今年、新しく第4作目っていうのかな、が公開されますと12月に。
俺すごい当時マトリックス見ててさ、言ってしまえよファンというか、映像がものすごかったから、それがついに続編っていうかさ、3作で完結してたはずなんだけど、新しいものを作りますっていう発表があって、
それがコロナ禍でちょっと延期があったんだけど撮影が難航して、それがついに今年公開されるっていうことですごい楽しみなんだよね。
で、それを受けてちょっと振り返ってみると、昔のマトリックスだったりとか、その後にまた全然違う作品でインセプションっていう映画も公開されてるんだけどさ、
それがちょっと共通点があるっていうか、なーって俺は感じていて、
その共通点を受けての、今じゃあどう思うのか?昔の映画だからちょっとその時代感とかも反映してたりするんだけど、
それを今見た時にどういう気持ちになるのかっていうところも含めて、ちょっとこの映画の面白さとか見どころと、あとこういう部分について考えていくと面白いよねっていう紹介ができるといいかなって思ってます。
06:01
ちなみに大城は、マトリックスが全部3作見たことがあって、インセプションはまだ見てないっていうことでいいかな?
だから今日はマトリックスとインセプションの話ししつつ、たぶん前半がネタバレしないで紹介しつつ、後半がネタバレ含んでの紹介になると思うんだけど、
インセプション見てない方はね、それだったらちょっと見てみたいかなって思ってもらえたらいいかなって思ってるかな。
じゃあ早速ちょっと、まずマトリックスの方から簡単に映画の紹介していきたいと思います。
そうなんよね。マトリックスってさ、見たけどさ、見てさ、記憶には残ってんだけどさ、やっぱ戦闘シーンとか。
結局あれの話ってなんだっけっていうところが、そもそもがさ、わからんのよね。
言うても子供の頃に見たっていうのがあるからさ、そういう現実世界じゃない設定でやったやん。
あの辺が全然入ってこなかった印象ある。
もう全然土台からっていう感じ?
そう、忘れてる完全に。首の裏筋からコネクションして、そっからダイブしてぐらいの印象しか覚えてない。
そうねそうね、まあそういう感じだったね。
じゃあ簡単に映画のマトリックスのその設定も含めて紹介すると、1999年に公開されたSFアクション映画ですと。
主演がキアヌ・ビーブスで、あらすじは主人公トーマス・アンダーソンがニューヨークでサラリーマンを務める。
一方でコンピューター犯罪における天才ハッカー、ネオという名前の裏の顔を持っていました。
ある日、ネオの元にメッセージが届きます。
それが、起きろネオ、マトリックスが見ているぞ。
その後、モーフィアスという男と出会って、自分たちが今いる世界が実は偽の世界というか、コンピューターによって作られた仮想世界っていうのが分かって、
現実世界の人間が機械に支配されているっていうことを知らされます。
で、仮想世界からリアルな本当の世界へ人間を解放するために、その仮想世界の異常を見守るエージェントたちと戦うことになります。
というのが、簡単なあらすじで。
要は、機械vs人間の未来のお話なんだよね。
本当は、現実の世界っていうものがあって、それがすごく荒廃した世界で。
何で荒廃しているかというと、かつてAIと人間の戦いがありました。
あった時に人間が、コンピューターだからエネルギー源が必要ですと。
当時のエネルギー源が太陽光エネルギーっていうのがメインになったから、空を暗く覆ってしまえば機械の活動を停止するんじゃない?
09:01
というので、爆弾を使って空をぐちゃぐちゃにしたんだよね。
そうしたら、機械のほうがちょっと一枚上手だったというか、太陽光は確かに使えなくなったんだけど、
じゃあ、人間が活動しているから、人間からエネルギーを取ればいいじゃん。
というので、人間を家畜のように作り始めて、それがリアルの世界で人間がエネルギー源になっていて、
ただそのエネルギー源になったままだと、どうもすぐ死んじゃうんだって、その人間が。
だから、死なないようにあえて1999年当時の世界を仮想現実として見させることで長く生きさせるっていうことをやっている。
ちょっといわゆるディストピアな世界だったんだけど。
っていう中で育っていて。
だから言ってしまえば、我々も、うちらも、そういうコンピューターが見せている夢の中で活動しているだけで、
現実はどこか全然違うところで、首の後ろからプラグが繋がれていて、夢を見させられているんだよっていう世界観なんだよね。
で、俺これ当時見てさ、怖って思って、その世界観。
全然これ今、あり得ないっていうさ、否定ができないじゃん。
哲学の世界で脳が水槽に入ってて、その脳がコンピューターに繋がれていて、
今見ている世界っていうのはそのコンピューターが作り出した世界なんだよっていう、そういう哲学のお話があるんだけど、
多分それを元にしてるんだけど、この映画って。
っていうのが描かれていたから、当時1999年って俺小学生だからさ、
もう何信じていたらいいかわからんわみたいな感じになっちゃう。
と同時に、映画自体はアクション映画だから、めちゃくちゃかっこいいのよ、そのアクションが。
いわゆる香港映画っていうのかな、のバリの漢風アクションだったりワイヤーアクションが、
ハリウッド映画で当時それこまで取り上げられてなかったんだけど、この映画はもうバリバリ使っててさ、
それがそのむちゃくちゃかっこいいから、なんていうか、現実に嫌気が刺すっていうところと、
あと映画のキャラクターむちゃくちゃかっこいいっていうその中二病的憧れも相まって、
まあマトリックスはむちゃくちゃ面白い映画だなってハマっていったんだよね、俺はね。
まあそれは簡単なあらすじって言うのかな、マトリックスの。
そんな映画だったんや。
そうそう、映像でさ、主人公のネオが後ろにグワーッと倒れて手をバタバタって回転させてさ、
相手から銃を撃たれるみたいなシーンは有名だと思うんだけど、そういう映画なのよ、実は。
いやさすがにね、子供はわからんて。
12:03
今聞いてたぶん髪砕けはするけどさ。
ちょっと当時はたぶん厳しかったわ。
かっこいいが優先してたような気がするわ。
で、ちょっとまだマトリックスもあるんだけど、一旦ここで区切りますと。
インセプションの紹介もしたいんだけど、
インセプションっていうのはまた別の映画で、
クリストファー・ノーラン監督からダークナイトとか、再品作だとテネットとか、
いわゆる超大作よね、映画をバンバン作ってる監督の映画ですと。
これが2010年公開にされた映画で、このジャンルもSFアクション映画かな。
で、主人公はレオナルド・レカプリオが演じるコブ。
映画の内容をちょっと説明すると、
あれやんね、わたなべ、我らが日本代表の渡辺健さんが出てるやつやんね。
渡辺健もハリウッド映画の何役っていうんだ、結構重要な役として起用されてる映画かな。
当時話題やったわ。
うん、面白いよ。渡辺健も普通に、この後説明するけれど、
グループの仲間として一緒にレカプリオと行動を共にしてるからね。
お、二人が何かやってるぞってなるね。
内容を説明すると、ちょっと未来のお話なんだけど、
これはマトリックスほどディストピアな世界ではありませんと。
この世界で誰かが眠っている夢の中へダイブすることができるマシンっていうのが発明されたっていう世界なんだよね。
で、主人公コブの仕事が夢を通じて潜在意識に潜入して、
他人のアイデアを盗み出すっていう産業スパイの犯罪分野におけるスペシャリストとして活動してました。
その中でに渡辺健演じる巨大企業のトップの人が、
競合他社の事業計画を失敗に導いてほしいっていうので、
競合他社相手に意識の植え付け、これがインセプションと呼ばれるんだけど、の依頼をされます。
最初それはできないって言って断るんだけど、渡辺健演じるキャラクターから、
だったら過去に抱えた犯罪歴の抹消をしてあげると。
それを条件にこのミッションを受けてくれないかって言って、
実はそのコブっていうのは過去にいろんな犯罪を犯してるから、
本国のアメリカに帰れない状態だったんだよね。
アメリカには娘たち、家族が残ってるんだけど、帰れないから会えないと。
だけどその犯罪歴が消えれば会えるようになるから、
じゃあ受けるかということでその仕事を受けて仲間たちを集めて、
15:01
スパイアクションを相手の夢に潜入して、
事業経験を失敗させるぞっていうのに挑むっていうスパイアクション映画です。
これもね、お話が複雑だから結構ストーリーを追うのが大変なんだよね。
まず設定から難しいっていうか、夢に入ることができるというところまではわかると思うんだけど、
お話を追っていくと、夢の中で夢の中に入って、
さらにその夢の中で夢の中に入ってっていうお話にどんどんなっていて、
かつ映画構成的にもそれが並行して進んでいくんだよね。
要は1個目の夢を第1層、2個目の夢を第2層みたいな、
夢を層で例えると第1層、第2層、第3層みたいな層がどんどん織り込まれていくんだけど、
1、2、3番が同時並行でストーリーが進行していく感じになるから、
ちょっと複雑なんだけど、細かいことはいいから、
夢の中で生じる不思議な映像体験を楽しむっていう感じで全然最初はいいと思う。
それが楽しめるといいんじゃないかなって思ってるんだけど、
普通にスパイアクション映画として楽しむといいんじゃないかなと。
両方の映画の見どころなんだけど、最初にも話したけどさ、
どっちも現実世界じゃないんだよね。
マトリックスは仮想で作られた、機械が作った世界ですと。
インセプションも夢の中の世界だから、現実世界じゃないお話だから、
なんでも好きなことができるってことになるんだよね、それって。
だから物理法則を無視していいみたいな状態になっていて、
例えばマトリックスの方は仮想現実の世界だから、
脳に知識をインストールすれば能力を拡張することができるんだよね。
例えば柔道だったりとか、あるいはヘリの運転方法だったりとかっていうのを全然知らなくても、
ちょっと今からインストールするって言って、パソコンの画面ピッと押してダウンロードして、
脳に運転方法をインプットすれば即座にヘリが運転できるようになるっていう、
ちょっとゲームの世界みたいな状態になったりするんだけど、
そういうゲームで起こっているような世界が、
現実空間で起きているような映像を撮ることができるんだよね、この設定だと。
だからバリバリのアクションだったり、
ビルからビルへジャンプする映像だったりっていうのを撮ることができていて、
あとマトリックスのスタッフの人っていうのかなが、
日本のアニメがすごい好きらしくて、
それこそマトリックスなんてもう、いわば甲殻機動体なのよ、これって。
首の後ろにつけたりとか、そこからインスパイアっていうか、パクったっていうか。
だから絵作りがね、アニメーションのような絵作りをしていることが多くて、
18:04
最初にモーフィアスにネオが出会ったときに、
赤い薬を飲むか、青い薬を飲むか、みたいな感じで選択を迫られるシーンがあるんだけど、
どっちの薬を飲むかで真実を知ることができるみたいな。
目の前に右手と左手を出して、赤い薬と青い薬を出している状態なんだけど、
映画的にはモーフィアスっていうキャラクターの顔が映ってて、
そのモーフィアスがサングラスをかけてるんだけど、
そのサングラスの右目に右手が映って、
左目に左手が映ってっていうちょっと変わった映像になってるんだよ。
漫画の小回りみたいな感じになってて、
ハリウッド映画でそれをやるってなかなか珍しいっていうか、
透明でも見れる状態になってるから、
そういう絵作りが結構面白いんじゃないかなって思ってる。
だからマトリックスを見るときは、
レイアウトっていうか不思議な体験、
現実空間なんだけど現実じゃない、ちょっとアニメっぽい、漫画っぽいっていうような映像体験も含めて、
面白いんじゃないかなって思う。
インセプションの方も同じくなんだけど、
こっちはね、日本のアニメの影響もまあまあ受けつつ、
例えばパプリカとか、コンサートシー監督の映画の影響は多分受けてるんだけど、
それであるような、なんでもあり感っていうのかな、夢の中だから、
例えば地面をグーッと曲げて、天井と地面がUの字型で繋がってるみたいな空間を作っちゃったりとか、
あと不可能立体って言われるような、
右から階段をずっと登り続けるような、
トリッカートみたいなオブジェを作ることができたりとかするんだけど、
そういう不思議な空間を描くっていうので、
ビジュアル的に面白い部分がいっぱいある。
コンサートシーのパプリカだよね、もうまさに。
そうそう、結構まあまあそれの実写を見ているみたいな感覚になれるから、
映像体験として両者面白いんじゃないかなって思ってるかな。
っていうのが、ざっくりとだけど、両者映画の見どころというか魅力、
俺が感じてる映画の魅力っていう感じかな。
ネタバレなしで言える範囲で言うところの。
どう思った?
インセプションの方って何も知らなかったと思うんだけど、
正確に言うと見てはないけど、内容もなんとなくは聞いてはいたし、
例えばマトリックス好きな人はインセプションが好きだよみたいな、
その理由としてこういう点があるよみたいなとかさ、
パプリカに似ててグネグネとかしてるよみたいなとかさ、
21:01
みたいなのは聞いてはいたんだけど、
なるほどな、ちょっとなんとなくは見えたかなっていう気もするな。
なんて言うんだろう。
なんとなく両者にこの後ちょっと喋りたいことと被るかもしれへんから、
現実ではない何かの世界っていうところの映画作り、
SFだったりとかっていうところでの接点的なものがあるのか、
それを最先端で描くとしたらどうなのか、
みたいなところが共通点としてあるのかなとはちょっと思ったな。
そうだね、多分どっちの監督もだと思うんだけど、
絵作りから入ってるんじゃないかなっていう気がしてて、
これは俺の想像だけど、
ぶっちゃけストーリーはあるんだけど、
そっちっていうよりはビジュアルでアクションだったりとか、
不思議な映像体験っていうのを多分優先してて、
今でこそ有名だけどさ、
マトリックスのバレットショットだっけな、
カメラをガーッと何台も並べて、
ちょっとずつ差をつけて撮影することで、
回り込みながらスローモーションの映像を撮れるみたいな手法があるんだけど、
時間が止まったみたいな感じの映像が撮れる手法があるんだけど、
それの発明者っていうか引き役っていうかがマトリックスって言われてて、
そういう新しい映像体験を追い求めてる作品両者かなって感じはするね、確かに。
それの映像の体験をさせるために、
現実の設定だとぶっ飛んじゃうからさ、映像の方が。
ちょっと説明がつかなくなっちゃうけど、
そういう仮想世界っていう設定にしておけば何でもありだから、
仮想世界だとこういうことが起こるんだみたいな印象になるかな。
だから両者とも現実では世界じゃないといけないっていうところがあるのかもね。
そんな感じはしている。
現実だとその表現はおかしくなるから、
だからこそ非現実の世界に飛ぶ必要があったのか。
トゥーセプションの方なんか特にそうなんだけど、
夢の世界っていう設定だから結構とっぴなことが起こるんだよね。
例えばニューヨークの街中にいるはずなのに、
街の真ん中で汽車が走ってきたりとかするのよ。
アスファルトの地面を裂きながらっていうのかな。
亀裂を入れながら汽車が走ってきたりするんだけど、
それは現実の世界ではちょっとおかしいなことじゃんね。
だからそういう不思議な映像表現っていうのが結構詰め込まれてるからっていうのはあるかもしれない。
24:01
無重力になったりとか。
だからそれこそある種、現実ではないところっていうところで言うと、
例えば夢の中での非現実的なところ、想像できないことだったり、
例えば人が10メートルジャンプするだとか、
とかっていう表現をしようと思うとやっぱりその辺に行かないといけないし、
だしさらに言うんであればそういった、
もしくは例えば現実世界でも何かしらおかしな予想外のことをするんだとしたら、
超能力的なことを持っているだとかっていう設定にするだとか、
っていうものを持つんだとしたらやっぱりその辺と大きく密接関わってくるなっていうのはやっぱり、
アニメとか日本の文化にあるその現実ではない能力とか、
そういったところがやっぱり密接に関わってくるんやなとかちょっと思ったの。
それこそゴーストイン・ザ・シェルとか、パプリカもそうでした。
っていうことを考えると、やっぱ日本のアニメカルチャーなのかマンガカルチャーなのかわからんけど、
そんな辺のカルチャーを取り入れて、それを実写として表現するっていうところになってるんかと思うと、
日本の文化もちょっと密接には関わってんのかなってちょっと思ったな。
その辺に関しては日本じゃちょっと単純に予算の規模感で表現できない。
実写だとね。
できないところだから、やっぱり作家はハリウッドとかすごいと思うけど、なるほどな。
っていうのが映像的な魅力なところだから、興味持ってたらぜひ見てほしいなって思うんだけど、
俺が話したいのは実はそこじゃなくて、それはもう前段っていうか、映画的な魅力なところではあるんだけど、
この映画の内容を受けて、ちょっとこれ面白いなって思ってるところがあって、
これからちょっとネタバレになるから、見てない人は見てから聞いてほしいんだけど、
どっちもいわば仮想世界、インセプションの方が有名な世界ってことになるんだけど、
を描いた作品だけど、ちょっと描き方が違うなって思ってて、仮想世界に対する。
描き方っていうのは描写っていう意味じゃなくて、印象っていうか、
例えばマトリックスの方は、現実だと思ってた世界が実は現実じゃなかったですと。
作り物の世界だった。世界によって作られた世界で、そこから脱出するっていうお話を前編一応描いてるわけなんだよね。
で、それが1999年当時で、なんとなくちょっと怖いなそれって実際裸感として思えていたんだけれど、
インセプションはね、ちょっとそれが違って、インセプションのストーリーとして、
この夢の中の夢にどんどんダイブしていくと、実際その夢から目が覚めたときに、
27:02
果たして今夢を見てるのか、本当に現実に戻ってこれてるのか、分かんなくなっちゃうよねっていうお話がそのストーリーの中にあるよね。
で、それが分かんなくなっちゃうから、分かるようにするために、アイテムを使って、トーテムって呼ばれる、
自分だけしか分からないアイテムを用意しておいて、例えば主人公の場合はコマがあるんだけど、コマってのは回すコマ、
おもちゃのがあるんだけど、それを回してコマがいずれ止まるじゃん、回転が。その回転が止まれば現実の世界だけど、
夢の中だと回転し続ける、永遠に回ってるっていうアイテムにしてるのね。で、それを回すことで、
今夢から目が覚めてるのか、それともまだ夢の中にいるのかっていう判断ができるっていうアイテムがあるんだけど、
結構それが終盤の方までかな、このコマを回して、今現実に帰ってきてるかどうかっていう描写があるのね。
で、それって結構マトリックスと同じでさ、怖いことじゃんね。今夢から目が覚めてたって思ってたら実は夢の中だって結構怖いことだと思うんだよね。
インセプションの世界観、その設定っていうのかな、のもう一つで、夢から目が覚める方法として死ぬ。死ぬと目が覚めるっていう置き方っていうのがあって。
夢の中で死ぬと現実に戻ってこれる。
そうそうそう、実際夢見てる時もさ、夢の中で死んじゃったら崖から落ちたとかさ、ビクッとなって起きることってあるじゃんね。
それをちょっと映画ではモチーフにして、夢の中で死ぬと現実でバッて起きるみたいなのがあるんだけど、
それってさ、夢だとわかってるから死ねるけどさ、現実で死んじゃったら死んじゃうじゃん。
だから確かめる方法じゃなくて目が覚める方法としてはそれあるけどさ、
現実だと夢の中だと今思ってるのに死んじゃったら死んじゃうから困るでしょっていうのが、
実はストーリーの核心として入ってて、このインセプションの映画の中には。
言うたらそれか現実なのか、現実なのか現実なのかどっちなんやっていう。
そうそうそうっていうのがわかんなくなっちゃって怖いよねっていうのが終盤まであるのよ。
映画の一番最後、ミッションは結局これ映画だから上手くいくんだけど、
そのミッションが成功してコブがアメリカに帰れましたと。
で、待望の娘たちに会うことができるっていうシーンが流れるんだけど、
果たしてその今見てるシーンが夢なのか現実なのかっていうのがちょっとまだ曖昧なの。
だから主人公はコマを回すのね。
これが俺すごいなって思ったんだけど、映画中盤までだったらコマが最後、
30:02
回転し続けてるから夢だよねとか逆もあるんだけど、回転が止まったから現実だよねっていうのを確認して
次に進むんだけど、最後は映画の引き的な意味もあるんだけど、
ブーンと回ってコマがグラグラってなりそうなんだけど、
主人公はもうそのコマの最後を見ずに娘たちの方にも歩いていくんだよね。
だからこれは夢なのか現実なのかまだわかってない状態で歩みを進めるのよ。
で、映画の引き的にも最後観客に向けてコマのところにクローズアップどんどんしていくんだけど、
あ、止まりそうだなーっていうところで映画が終わるのね。
だから実際現実だったのか、まだ夢の中だったのかっていうのがちょっと曖昧な感じで終わるのよ。
さあどっちでしょうみたいな。
そうそうそう。で、それが問いかけではあるんだけど、よくインセプションの感想を見ると、
あれ結局最後どっちだったの?っていう感想が多いのよ。
だけど俺が重要視したいのはそこじゃなくて、主人公がこのコマを止まるか止まらないかを見ずに歩いていったってところがすごいなって思っていて、
それって今起こっている目の前の出来事が、夢でも現実でもどっちでもいいっていうか関係ない。
娘がそこにいるんだからそこに行くぞっていう意思の表れだと思ってるのね。
映画中盤くらいまではそんなこと絶対しないのよ。
映画中盤とかだとちょっと夢っぽい映像の中で娘たちがいるなぁみたいなところがリフレインする映像があったりするんだけど、
そういう時は夢の中ってもう分かってるんだけど、最後のシーンに関しては現実っぽいんだけどもしかしたら夢かもしれないなっていうシーンのまま終わる。
けど主人公のコブは、それはどっちでもいいと。コマが止まろうが、動き続けてようが、関係なく娘の方に行くんだっていうことを示していて、
それがまさに映画のメッセージなんじゃないかなって俺は思ってるんだけど、諸説ありね。これ俺が思ってるだけの諸説あるんだけど。
1999年のマトリックスの時は、仮想現実の世界はもう嘘だと。だからリアルの世界にみんな行った方がいい、そんな嘘なんか見ていないっていうテーマだったのが、
2010年のインセプションだと別にそこが重要じゃないよねみたいな話になってきていて、目の前にいる選択をどう取るかが大事であって、
それが真実かどうかは後だよねみたいなメッセージに見えるのよ。だからそれってすごい変化だなと思っていて、その時代の。
例えばインセプションが1999年に公開されてても、何それってなると思うんだよ。何その結論みたいな感じになると思うんだよ。
だけど、これが2010年に公開されて11年の時を経て、初めてここでマトリックスで提示された仮想現実は嘘だっていう世界観がようやく次のステップに進んだわって思ったのね。
33:12
仮想現実は嘘か本当かっていう、そういう二択しかないんじゃなくて、あなたどっちを取るかそれはお前が決めろやっていう選択が与えられたなって思ってて。
だから感動したっていうか、すごいなぁ。俺マトリックスがすごい好きだったから、さらにそれの歩みを進めることができる映画ってあったんだっていうのでちょっとびっくりしたんだよね。
っていう感想が今思っていて。だから俺気になっているのは、インセプションが公開されたのが2010年じゃん。
だからさらにそこから11年の時を経た今年のマトリックス、もしくは現実世界でもVR系のものって増えてきてるじゃん。
インセプションが提示したどっちでもいいよねっていうのをさらに前に進めていくことができるのかなっていうのがすごい気になっている。
だからそこから本当の意味でどう進化したかっていうところよね。時代を経て。どういう答えをメッセージとして持てるのかっていう大事なところよね。
俺一つあるかなって思ってるのは、インセプションの時ってその仮想現実でも現実でもどっちでもいいから自分で選択しようよっていう選択っていうか、自分が見たものこそが真実みたいなっていう提示に思えたんだけど。
今の現実っていうか、実際の仮想現実、VRの世界で割と仮想かリアルかっていう二択じゃなくてシームレスに繋がってるんじゃないかなっていう気がしていて。
例えばフォートナイトで、この間ミュージックライブとかのイベントがあったりしたんだけどさ、ゲームの中の世界でミュージックライブ、コロナ禍だっていうのもあって、ライブイベントがゲームの中の世界だけど楽しめますと。
ゲームの中の世界だから逆に現実ではできない超巨大になって、ミュージシャンが足元でワーって叫んだりとか、あと宇宙空間に行って、みんな宇宙空間の中でライブを楽しんだりっていうのがあくまでゲームの世界の中の話ではあるんだけど、絶対現実ではできないような表現でライブを楽しむことができてたのね。
でもそのライブを楽しんでるのは自分自身っていうか、それが仮想現実だから楽しめるよねっていう感覚ではなくて、普通にライブを楽しみに行ってる感覚っていうのかな、があるんじゃないかなって思ってて。
だからその仮想現実とバーチャルリアリティ、VRと現実っていう境目がだんだんなくなっていって、VRで着てるアバターのTシャツを現実世界でも販売されて着てるみたいな、どっちでも着るよねみたいな、そういう感覚になってってるんじゃないかなっていう気がしてて。
36:12
だから嘘か本当かじゃなくて、どっちかしかない選択ではなくなってきてるのが2021年なんじゃないかなっていう気がしてるんだよね。っていうのが、マトリックスの世界でもそれに結構相反してるから取り入れられるかわかんないんだけど、そこに切り込むような話になってくれてたらいいんじゃないかなっていう期待があるかな。
まあ、そんな感じです。今日話したかったのはそこかな。時代ごとに、やっぱり映画ってその時代時代で作られるからさ、その時代性っていうのは反映してるなって思ってるんだけど。
時を経て振り返って見てみると、結構それって面白いこと、AIに対する恐怖みたいなのがやっぱり昔の方が結構強かったけど、最近は割と特に日本のアニメとかだと、別にロボットフレンドじゃんみたいな描写多いと思うんだけど。
そういう時代ごとの時代感が映画に反映されて、かつその意識っていうのかな。どういうふうに物事を見ていくかっていうところも合わせて変わっていくんだなっていうのが、映画を見てて思えるとさらにその映画の魅力っていうのを感じるんじゃないかなって思っている。
本当にそこまでマトリックスに期待したっていいのかどうか問題はあるような気がするけど。
どっちかっていうと、前半で話してたような、やっぱりすごい映像表現だったり、アクションっていう部分が一番の期待どころではあるかなって思うから。それがアップデートよね。最先端の機器使ったらどうなるかっていう楽しみは結構あるかな。
だって結局、ちょっと内容があれだけど、ターミネーター4なんてどうやったんっていう。ターミネーター4の期待値、全然超えてなかったなっていうのはみなさんも思ってると思うんだけどさ。そういったハードルがそもそもあるような気がするけどね。やっぱりそれほどの素晴らしい作品だったっていうのもあるからさ。
そうね、やっぱりその1,2,3がむちゃくちゃすごかったし、特に1がすごかったと思うけど。あと今回監督が、前回はワシャウスキー姉妹って二人で、双子の姉妹の監督が撮ってたんだけど、今回一人しか撮ってないんだよね。一人はもうマトリックス撮らないって言って。
39:07
だからまぁ、そんなに期待しない方がいいのかなーって思いつつ、昔の楽しみがちょっと出てきちゃってるっていうのは正直あるかな。
ちゃんとIRBバックしてくれればもうそれだけでもいいような気もするっちゃするけどね。
別の映画やったら。そうね。やっぱり作品が続いてってるってことは嬉しいことだなって思うから。
うん、そうね。
どんなになるか。一体半分不安半分で見ていきたいなって思ってます。
はい、おしまい。
本日のテーマは、「仮想現実を越えて行け!マトリックスとインセプションの見つめるその先へ!」でした。
今日の感想やこんなことを話してほしいなどあれば、ツイッターピカピカFMまで、もしくはハッシュタグピカピカFMをつけていただけると僕たちが見つけやすいので、ぜひよろしくお願いします。
お願いします。
というわけで次は私のターンでございます。
はい。
私も映画をちょっと取り上げたいなと思っております。
それは、資料館シリーズです。
はーい。
ホラーの一つのシリーズとしても定着しつつある資料館シリーズ。
こちらをね、最近見ましてですね。
めちゃくちゃ良かった。
でも最新作以外ですね。最新作以外の過去作はすべて見て面白かったんで。
しかも新作もやっているっていうことなんで、やってみたいなと思いまして。
うんうん。
ネタバレするかしないか、ちょっとその辺は曖昧にしてはおきますが。
ちょっと面白かったんで、知らない方いらっしゃればなと思いまして。
私とちょっと恐怖の世界、一緒に行っていただけたらなと思っております。
またホラーだよ。
頑張ります。
というわけで今週はこれで以上にしたいと思います。
皆様ありがとうございました。
またねー。
バイバイ。
41:26

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