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2025-12-05 22:58

[20-2] 好況不況も私たちが自分たちで作っている?台湾有事を事例に経済循環で景気や経済動向を考える&相互依存・相互ネットワーク構造である経済という"環境"【経済循環解説編2】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

経済学っておもしろ!ってなってもらえる放送になってたら嬉しいです!なってるはず!(過言ではないby飯田)


経済循環ってなんで大事?私たちが目指すこと (note)

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/pesu1759/n/nf02fcb099e48⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


▼本日の番組チャプター▼

() 経済とは相互依存・相互ネットワークで作り上げられている"環境"である、個人の意思決定が全体へ、全体の環境が個人の意思決定へ、お互いに影響し合っている

() 経済は複雑な「クモの巣」構造、たとえば米は米に影響を与えているだけでなく、米産業に関わるすべてのものはネットワーク構造によって影響を受ける

() 経済は"環境"。たいていの環境は循環によって健全性を保っている。循環構造の例としての生態系や人体など

() よく言う「経済を回す」って何?経済循環モデルはよく人体の循環モデルに例えられ、お金は血液という「何かを運ぶもの」として使われる

() 環境は自分たちの意思決定の集合体だから、自分たちで作っている。つまり、好況や不況も僕達が作っているとも言える。人間心理と現実の循環タイムラグが生み出す"詰まり"の積み重ねと崩れ

() 経済循環モデルの説明。産業人が使えるギリギリまでの単純化を攻めた「5要素モデル」

資源→金融・不動産→生産→消費→雇用→資源→…以下、円環ループ

() 経済循環モデルは失業率や消費者物価指数など経済指数で行うが、それだと理解が難しそうなので時事ネタでやるのが本放送シリーズ

() 資源スタートで影響を循環する事例「台湾有事」と海運迂回のコスト影響



※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年12月2日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

設立趣意:私たちが目指すこと (note)

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政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


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株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

サマリー

このエピソードでは、経済循環の概念を通じて、景気の動向や相互依存の構造について考察しています。特に、個人の選択が経済全体に与える影響を具体的な事例を用いて説明しています。また、生態系や人体といった他の循環構造との類似性にも触れ、経済の健全性について議論しています。 さらに、台湾有事を例に取り、経済循環の観点から景気や経済動向について考察しています。環境がすべての人に影響を与え、自らの意思決定によって作られていることを強調し、タイムラグが経済現象に与える影響についても触れています。台湾有事を通じて、景気や経済動向がどのように個人の選択によって形作られるかが考察されており、特にコストの増加が消費者や企業に与える具体的な影響が議論され、経済循環の重要性が示されています。

経済循環の基本概念
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ、前回からの続きです。
さあ今回は、人生経営・家族経営のためには未来の見通しをしていって計画したいよね、と。
そこに今後経済ってこうなりそう、景気が良くなりそう悪くなりそうってめちゃめちゃ関係しますよね、と。
それを知るために経済循環っていうのが使えるんですよ。
経済循環って何ですか?何で我々はそんなにこれを広めたいんですか?っていう話をしますという回でございます。
いいですね。今回からは経済ってそもそもこういうもんですよっていうことなんですが、ここは僕主導でしゃべりますね。
経済ってそもそも相互依存の環境であると。いいですか?
いいです。確認してくれるんやね。ちょっと嬉しいね。
どういうことかというと、個人個人の選択が全体に影響を与えていて、全体がまた個人個人に影響を与えていると。
これ説明できます?簡単に。
例えば個人の意思決定っていうものの集合体が経済なんですよ。
どういうことかっていうと、個人が例えば物を買います。
例えば米を買うっていう時に、2袋3袋4袋10袋ってさ、一気に買うとするやん。
例えばね。
例えば。そしたらスーパーから米、やっぱちょっとさ、あれ?いつもよりも少ねえなみたいな。
それに気づいた人がまた10袋買っちゃうみたいなことが起こっちゃうと。
今の極端な話だけどね。
それ品薄になって米の値段上がっちゃうわけよね。
買っとかないとまずいんじゃないかって思う人とか出るんじゃないの?
そう、とかね。そうそうそうそう。
で、買っとかないとまずいなっていうのがやっぱり、例え話ね。
噂が噂を読んだりとかね、するわけですよ、経済中のは。
昔のトイレットペーパー買い占めとか、そういう構造っちゃ構造よね。
そうそう、まさにそう。
で、結局個人の行動っていうものが全体に波及するっていうことが全然あって、
今度ね、全体に波及すると何が起こるかっていうと、
米の値段が全体的に上がるわけじゃないですか。
全体的に上がるから、それを見て個人何を思うかっていうと、
買っとかなってなるわけですよ。
もっと高くなるかもしれんからってことね。
そもそもなくなるかもしれないから。
お金出しても買えないかもっていう。
だからちょっと高いけども買ってまおうが起こる。
ある間にね。
そう、ある間に。
で、なると、これさっきのお話にまたループしていくわけですね。
個人がめっちゃ買うから、10袋、20袋、みんなが買うと米がなくなっちゃって、
米がなくなるから個人はあるうちに買っとこうっていう選択をしがちになって、
あるうちにいっぱい買っちゃうから、また米がなくなってっていうね。
こういう個人から全体へ、全体から個人へっていう相互のループというか、影響与え合う。
影響与え合ってるってことですね。
そう、影響与え合うっていうことが起こるっていうことですね。
一人一人の決策が全体に影響を与えるし、
全体を見て一人一人は決定をするからっていうのの相互に関係をし合ってると。
そう。
いうような相互依存環境っていうのが経済の主な構造というか、そういうもんですよね。
そう、そういうもんですよねっていう感じ。
の前提において、しかも今たった米の例だけ打ったけど、
ありとあらゆるところにそもそもいろんなものは関わると。
1個の商品が1個の商品の価格に影響を与えるような言い方をしたけど、
いろんなところに影響があって、
1つの商品作るのにいろんなサービスとかいろんなものが関わってるわけで、
めちゃくちゃ複雑に1個の行動が全体に波及して、
いろんな全体が1個の行動に波及してるっていうフィードバック構造に、
お互いにフィードバックする構造になってますよと。
経済の複雑な連鎖
そう、例えば経済って僕は蜘蛛の巣だと思ってて、
蜘蛛の巣上、どういうことかというと、
例えば今の米の話で言うと、
米を買うっていうことはさ、
小売店さんがおられて、
小売店さんの中で働いてる人がおられて、
小売店に運んでくる物流っていう業種があって、
会社があって、物流するとき、
トラックだとか、
米、例えばさっきの米が買い占められたから、
もっと発注しないといけないと。
たくさん発注するってことは、たくさん運ばれるという。
運ぶ人がいるから、運ぶ回数が増えたり、
重いと燃費悪くなったりっていうことだよね。
だからガソリン代にも影響するし、
その先ね、卸さんも今度、
小売店さんがめっちゃ需要あんねんって、
めっちゃ発注かかってんってなったら、
当然、一時卸、二時卸の話、一旦置いとこ。
生産者の方々にとか、JAですね。
JAとかも含めですけれども、
生産者の方々に、
もうちょっと発注してほしいなっていう、
注文をかけたりするわけね。
そしたら、生産者の方々は生産者の方々で、
じゃあ来年はもうちょっと生産した方がいいよね、
みたいな判断をすると、
今度ね、肥料必要になるでしょ。
お水必要になるでしょ。
当然トラクターも動かさないといけないから、
トラクターとかを動かす電気代だとか、
ガソリン代とか必要になってくるわけですね。
こういうふうにね、
すんごい連結、チェーンになってるのよ。
鎖状に、連鎖。
よくネットワーク構造とか言うよね。
そう、そうそうそうそう。
経済は、しかも今回言うのは、
ネットワーク構造だけじゃなくて、
しかも相互に全部影響しあっていて、
1が全体に、全体が1、2っていう環境になってると、
いうことを言いたいんですよね。
そうですそうです。そういうことです。
今の例で言うと、例えば人手不足。
人雇わないといけない。いっぱい作るんやったら人いる。
人雇えないんだったら、
お金を出すでも利益出せないんだったら、
例えばそれをコンピューターにするみたいな。
だからコンピューターとかAI使うんだったら、
AIの企業は今度関わってくるし、
AIの企業はデータセンターを作らないといけないから、
結局そのハードウェアを作る会社。
じゃあ今度ハードウェアを作るためには、
パソコンが必要。
パソコンを動かすためには、
いろんなアルミニウムや何々いっぱい使われてる。
まさに。
それを掘ってる会社が必要。
経済と生態系の類似性
そういうこと!
それを作る工場に運ばないといけない。
無限に連鎖していって、
どっかにみんな、6時の隔たれじゃないけど、
1個の産業は誰かに繋がってると。
そうなんです。
だから米の話は、農業業界の話じゃないんですよねと。
巡り巡るとね。
だけじゃないっていうことです。
ということで、これを我々は環境という言い方をしてるんだけど、
大抵のありとあらゆる環境というものは、経済は環境なんだけど、
基本的には循環構造を持ってて健全かどうかを決めてると、我々は思っています。
これ、何がよく言われるかっていうと、
ノートにも書いてる話をするとね、
これ生態系そうなわけですよ。
ああ、生態系。
よく言うのは、生物が生まれて、ご飯を食べて、食物連鎖があって、
死ぬから土壌に対して、その生物の死骸が、微生物が分解して、土壌の栄養に分解されると。
土壌の栄養があるから、植物が育つと。
その育った植物をまた次の動物が食べるから、それがまたぐるぐるぐるぐる回って、
それに対して太陽っていう高級的なエネルギーがあったり、もろもろで、結局そこの循環をしてるんだけど、
特定の生物がめちゃくちゃ増えるとか、特定の生物が超長生きをするとかすると、
そこがどっかで踏ん張り揃うんですよね。
循環が崩れると。
だから、一つの崩れとか何かっていうのが、全体の環境自体に悪影響を与えるし、
逆も成り立つ。
っていうのが、環境が循環構造を持てるってことの説明になりますと。
それの健全性っていうのはどうやって決まるの?っていう話も今日はしていくんだけど、
生体系以外のほかに例あります?
人体とかですよね。よく言われるのは。
人間は循環だって言うもんね。
そうそう。血液が循環してとか、酸素が循環して、物質が循環してっていう。
血液が老廃物を運んだりするし、エネルギーを運んだりもするし、
心臓止まったらいけない死ぬわけですけど、
血流どっかで止まったら、それで死ぬわけだし。
血圧が低すぎても高すぎてもダメだし、
血の量が多すぎても少なすぎてもダメだし、
体を動かしすぎると疲労だし、動かしすぎないと懲りだし。
懲りって言ったらいいんじゃない?
運動不足ね。
運動不足ね。
そうそうそう。
っていう話になるから、人間も循環構造で体はできてるよね。
そうなんです。経済もそうなのよっていうことなんですよ。
そうですよね。
経済だとだいたいお金は血液で例えられるよね。
人体の循環モデルに言うと、
もし人体の循環モデルに例えるなら、血液に当たるものがお金だろうと。
そうです。
これがよく言うけど、多すぎても少なすぎてもダメだしってやつね。
あとは回ってないとダメだしみたいな。
そもそも人間よく言うけど、血液循環しててなんもですからね。
それに関わって言えるなら、
よく経済を回す回すって言うけど何回しとんねんって話ですよ。
そうね。何気なく言ってるけどね。
経済回していかんととか言うね。
ちょっとカップゴミおーちゃんが言ってるイメージですけど。
イメージね。
あくまでな。
でもお金の今の血液と例えられるように、
経済を回すっていうのはお金を回す、
お金というツールで売り買いっていうものを、
取引っていうものをどんどん循環させていく。
押し出していくっていうことですね。
例えるなら貯金って一旦ストップだもんね。
循環上は人間の心臓も医学的にあってるかもしれないけど、
脾臓っていうのが横についてて、
それが血液若干担保したりとかするので、
そういう機能とでも言えるんだけど、
それを貯めすぎるとダメだし、
なさすぎてもダメだから。
適度な貯蓄と適度な消費がある。
そうなんです。
経済回していかんとって人は消費によって、
使うってことは誰かの給料になるからっていうことをおそらくさせてて、
経済循環じゃんってことを繋げて我々が言ってるわけですよ。
その通りです。
今言ったように生態系も人体も経済もなんですけど、
どっかの詰まりがね、貯金とは言わないよ。
いろんなところがあるから、
どっかの詰まりが発生するとどっかに影響を与えてしまうわけですと。
その影響が巡り巡ると、
どっかの影響は巡り巡って、
どっかの未来の景気とかインフレやりデフレやり、
各産業の未来予想図に影響をするということで、
つまり経済循環上のモデルの不整合じゃないけど、
ダメなところじゃないんだけど、
環境と経済の関係
異常値でもないんだけど。
何て言えばいいんだろうね。
見つめてるとちょっと過剰すぎるとかちょっと少なすぎるとか、
生態系もそういう風に見れると思うんだけど。
そういうイメージ。
っていうところを見つけると、
未来の予想図に使える。
つまり今日我々が言ったやりたいこと、
今日の一番最初にしゃべりましたけど、
未来の経済事情こうなりそうだから、
私はこういう人生プラン、組織プラン考えたいですよね。
に、いきなり行くの難しい。
こういう事情があるから、
これは後継期に影響するはずだっていうのは遠すぎるから、
間に経済循環で考えてみるとこうなるんじゃないかっていう、
ロジック上の間を足してあげようねっていうのがやることですよね。
はい、そうです。
ということで、
話を結論でまとめていくとですね、
環境っていうものは全員に影響を与えるし、
自分たちで環境を作ってるし、
環境によって自分たちが作られてるということを持ってて、
おそらく経済はそうみたいな。
当然だけど、環境状態を知ってるということは、
環境を生かすことにおそらくつながるから、
我々はその生かし方を未来の意思決定に使いましょうって話をしてるわけなんだけど、
ということで、環境を知り生かすということは大事なんじゃないですかってことが我々が言いたいことね。
タイムラグと経済動向
もう一つ、環境っていうのは何回も言いますけど、
一人一人の意思決定が作ってる。
一人一人の選択の積み重ねが影響を与えて、
その影響によってできた環境が一人一人の決定を決めてるという、
総合に依存してる状態だから、
これはかなり極論の言い方だけど、
公共になる、不共になるっていう未来予想図ね。
今からみんなが知りたい、
これから結局なるんですか、ならないんですかっていうのは、
みんなで作ってるとも言える。
あーそう、本当にそう。
言うこともできるってことね。
ちょっと補足すると、
人の心理が動いて、
何かしらの取引だったり、
さっきの米の買い占めとかね。
あーそうそうそうってやるじゃないですか。
で、その後、全体に、今ね、循環って言ったやん。
はいよ。
循環っていうことは、やっぱちょっとタイムラグが起こるんですよね。
米めっちゃ売れてるやん、発注しよう作ろうって来年の半じゃん。
そういうこと。
だから、この人間の心理とタイムラグっていうかけ算で、
循環でちょっと崩れたりしやすいよねっていうのはあったりします。
逆に、今悪いよねっていうところから、
良い方向に転換する時も、
大体、人間の心理が先に、
先にというか、どこかの人間の心理が動いて、
で、タイムラグがあって、
少しずつ、例えば消費や雇用に動いてきたりだとか、
っていう形になるんで、
このタイムラグがあるっていうところは、
ちょっとみんなに知ってほしいなって思っているところ。
どうしても消費にも時間がかかるし、生産にも時間がかかるし、
人を雇って使うにも時間がかかるし、
経済環境を作っている一要素が、
常に100%の状態で連動していきなり発生しないから、
そのタイムラグの生み出した詰まりというか、蓄積が、
いきなりの不況とか、強行とかも、
そういうふうに生まれて、
いろんな理由があるから言えないけど、
見えてるし、説明することもできる。
仮にね。
ということは、今回言いたいことです。
突然起こっていることでも、
実はタイムラグで起こっていることって結構あったりするから、
それを予測、表現難しいんだけどね、
ちょっと観察しておけると、
事前準備、自分の動きの予備動作にできるかもね、
っていうところが僕の主張したいところですね。
ありがとうございます。
経済循環の具体例
ということで、
じゃあ散々引っ張ってきたんですけど、
経済循環の説明をしてよということで。
ああ、はい。
経済はこういうふうにできてて、経済は循環ですから。
って言ってるんですけど、
経済循環をもっと具体的にね、やっていきましょうということです。
それをよく野村さんはすでに言ってて、
日銀店舗レポートとか撮ってるときに、
生産がこうで、消費がこうで、金融はこう動いてて、
みたいなのを言ってるのは、
実は経済循環の我々が使ってるモデルね。
によって解説してるんですよと。
それを説明したことがないから。
ああ、そっか。
やりましょうかっていう。
なるほどね。
まずちょっと一つだけで、
注釈ごめんね、先に。
経済循環の要素って本当にたくさんあって、
学術的に言われてることとかもいろいろあるし、
他の経済を使って、
アナリストの方とか、
経済を使ってお仕事されてる方とか、
いろんな諸説というかね、
いろんな経済循環のモデルっていうのがある中でっていう、
僕はあくまで、
僕はこの単純、あえて単純化して、
このモデルを使ってますよ。
で、受け取ってください。
5つの要素っていうのが、
資源、金融不動産、
生産、消費、雇用。
これ順番通りに。
その資源、金融不動産、生産、消費、雇用っていう
5つのブロックがあって、
それが順番におおむね巡ってると。
そうです。
というのが単純化したモデルね。
一応単純化。
本土の間にめっちゃあるし、
何重要素でも作れるけど、
実務的な意味で活用で、
我々産業人で経済学者じゃないから、
この5つぐらいにあえて単純化して、
これが単純化しすぎず、複雑すぎない。
いい塩梅ではないかということね。
もちろんサークルというか、
円で思い浮かべてほしいんですよね。
だから雇用の次は資源につながるってことね。
そういうことなんです。
資源が12時の位置にあったら、
金融不動産が1時とか2時のところにあって、
生産が4時、5時にあって、みたいな感じで。
で、雇用がおそらく10時、11時ぐらいにありますよね。
でまた、資源に戻ってくる。
雇用の状況を見ながら資源に戻ってくるっていう。
このサイクルで見てほしいなっていうところが1つっていうところと、
もちろん、え、雇用見ながら生産決めますやんとか、
何もでもある。
そうやね。
だから、さっきクモの巣って言ったくせに、
下のターネルも乾かんうちにサイクルと言うから。
そうね。
で、言うのはおっしゃる通りです。
それを思われる方はおっしゃる通りです。
ただ、わかりやすさ重視でエンとさせてくださいと。
言うことでございますね。
これの説明を、本来は経済指数でやるんですよね。
本当は。
例えば、失業率っていうのは雇用のところでこういう経済事情の
未来に対してこういう影響を与える可能性があるみたいなやり方で
我々は普段やってるんですけど、
分かりにくいと。
なるほど。
分かりにくいので、それがちょっとコエマトに戻ってくるんですけど、
1本目の時に喋ったね、時事ネタってあるやん。
台湾有事、AIの電力需要がどうたら、国際発行確定したこと、
労働時間上限低下の話はもう自然にしましたよと。
これをさっきの5つのモデルのスタート地点に置いた場合に、
それが次のポイント、次のポイント、次のポイント。
例えば、生産で始まったら、商品に対して、雇用に対して、資源に対して、
めぐりめぐって次の商品に対してっていうのが、
どういう構造で説明できるかっていうのを、各時事ネタでやってみましょうね。
それって多分分かりやすいんじゃないですかっていうのが今回やりたいことですよ。
なるほど。
はい。よろしいですか?
ああ、大丈夫です。はい。
さっそくいきたいところなんですけど、
資源からいきますか。
資源から。
はい。
台湾有事、さっき言ってましたかね。
はい。
台湾有事が起こると、どういう可能性があるかっていうところやね。
そう、よくニュースであんだけ台湾有事、台湾有事ってやってるけど、
何のこっちゃいっていうのは置いといて、
それが経済の未来展望にどう影響があって、
私の人生にどう影響するんですかっていうのが知りたいことじゃないですか。
なるほど。
で、我々はマクロニュースを日常に落とし込む政治経済女性ラジオですから。
そうね。
その落とし込む実はいうと、モデル化経済循環であって、
で、台湾有事ってどうなんですかって。
台湾有事が起こると、やっぱりどうしても船、台湾海峡を通ることができないから。
台湾海峡ってどこ?
えっとね。
中国と台湾の間の。
あ、そうそうそうそう。
あこなんか通ってんすか?
あそこが石油とか、あと食料とかもね、あの辺通って船やってくるから。
海運の物流があこを通ってるってこと?
そう、結構あそこを通ってる。
まあ当然、あそこで戦争がもし起こるなら、
そこ通れなくなりますよねってこと言いたいってこと?
そういうことです。で、そうなると船迂回するわけですよね。
そうだね。
とかちょっと高くても、あそこを通らないルートの、
例えばカナダとか、ブラジルだとか、アメリカが収穫もんですね。
太平洋の向こう側から物を輸入しないといけない。
そうそうそう、でも今の台湾周りのさ、
海通る話ってさ、どっから輸入してるっていう元出の話しないとわからなくない?
中東とか、東南アジア、あと南アジアですね、インドとかあの辺。
あとアフリカの船もあそこ通りますからね。
っていう、ヨーロッパもね、結構あそこ通るんですよ。
あ、そうなの?
もちろん。
ヨーロッパから、いわゆるスウェーズウンガと言われるとこ通って、
エジプトナのアコネで出てきて、インド洋、インドの下通って、
台湾周りのところから、瀬戸内海に入るんか、神戸港に入るんか、知らんけどっていう。
東京、横浜の方に行ったりとかね。
っていうのが今の海運ルートとしてあるってことね。
あるっていうこと。
あらゆるユーラシア大陸方面から来るような海外輸入するような物品、
逆に言うと輸出するものもそうか。
そうです。
輸出するものは、あそこで戦争が起こると、海運ルートの迂回が必要だってことか。
そういうことです。
そうなると、当然海運ルートを迂回するってことはね、船のガソリン代いっぱいかかるわけじゃないですか。
あそこは最短ルートだから通ってるってこと?
一つ最短ルートの船が結構多いからあそこ通ってる。
ああ、そうなんや。
台湾有事の影響
あとは中継地点とかがね、シンガポールとかだから、シンガポール止まったらもう次あそことおると早いよねみたいなところあったりとか、
もちろんね、台湾海峡通らないルートももちろんあるんですよ、ルートもあるんだけど、結構それなりの割合があそことおってる。
地図上で見たらもっとこういう直線に行けるやんって思うかもしれへんねんけど、なんか海流とかがあるからそう単純じゃないよね。
そうなんです、そう単純じゃない。
あこは通りやすいってことよね。
そういうことです。
まあ一旦そういう理解にしとこう。ややこしいから。
意味として台湾有事は一つの最短ルートの海流ルートを封鎖することになりますよってこと?
はい、なりかねないです。
ということは?
はい、ということは船が迂回して遠いっていうことは燃料代がたくさんかかるのでコストアップにつながる。乗せないといけないその分。
時間もかかるし、迂回した分の燃料費がかかるし、燃料費がかかるってことは輸送コストだから、
ユーパック3000円で送られた段が5000円になったら、2000円分の送料って誰が負担するんですかってことで消費者が払うんか、企業が自腹切るんか、商品値段にしれと載せとくんか。
そういうことでございます。
船が起こると。
そういうことです。
で、あらゆる産業に結構かかわるものとしてあり得るんじゃないかってことです。
そういうことです。例えば石油が入ってくる、石油輸入するときに船迂回しました。そこの時点でコストアップしました。石油で例えば電気を生産というか、作りますよね。火力発電所、例えばプラスチックとかも石油ですよね。次のね、生産っていうところに影響を与える。
さっき飯田さんがおっしゃった通り、生産のところでコストがアップするから、それを誰が持つのかっていう問題になっていく。消費者さんに上乗せすると消費者さんが当然財布を占める方向に行くかもしれないよね。
でも生産のところがそれを受けようというか、じゃあもう利幅を減らしましょうかってなると、今度は雇用の方に人件費を払えるかどうかっていう問題になっていくから、やっぱり企業って適正な利幅は必要だから。これも相互に影響を与えてて、利益があるから人件費を出せるのか、人件費を出した後に残るのが利益なのかとかいろんな論調はあるから、何とも言えないんだけど。
でも生産消費雇用にも結局資源価格が動くと台湾有事になると、結局コストっていうところがどう動くかっていうところで影響を与えますよと。
めっちゃ分からずく言うと、あなたの家の食費が上がりますよとも言えるし、むちゃくちゃ単純化すると。
食費が上がるってことは、もっと働くのか、与過を削るのか、みたいなことになる。
そういうことです。
もっと働くなら、何かしら考えないといけなくて、雇用情勢に影響を与えるし、働かずに節約するんだったら、何かを節約してるわけで。
例えばそれで、もしエンタメを節約するとしたら、エンタメ企業の次の経済循環に影響を与えるから、
場合によるけど、もしみんながエンタメを絞るんだったら、みんながYouTube見なくなって、電気があんまりいらなくなって、電力事情に影響を与えるとか、次の経済循環に複座線絡み合って、
それって結局、未来的におおむねこういうパターンがあるんじゃないですかっていう話にもう一回戻ると、
我々言ってる経済循環って、未来はこうなるって言いたいわけじゃないって第一回で言ったのが、ここで繋がると。
こうなる可能性が上がって、こうなる可能性が低くなるから、その上でこの軸足とこの軸足の重み付けを6対3対1にしましょうみたいな、
打ち分けを4対4対2にしましょうとか、ということを考えてキャリアプランとか経営プランとか考えないといけないし、
自分の会社の業績とかこうなるから、今営業頑張っといた方がいいんじゃないとか、
むしろ今抑え気味にして教育頑張っといて、次の経済事情を考えたら、おそらくうちの産業はこうなるから、
その時の研修をいっぱいしといて前投資したけど、2年後3年後でいっぱいバーって営業してもらおうとか、そういう仕決定に使いますよねってことだよね。
そういうこと。素晴らしい。さすが飯田さんやね。
ありがとうございます。
この調子でそれぞれの事実ネタっていうのが、私たちの何なら働いている日々の会社にも関わるし、人生にも家族にも関わりますよというところを読み解く、
資源、金融不動産、生産消費雇用の続きを次回からさらに取っていきたいと思いますので、
台湾維持はめちゃくちゃ分かりやすいし、ニュースでもよくそれ言われてるから、そうじゃない分かりにくそうなものも今回取り上げつつやってみたらいいなと思っております。
今後の経済動向
では次回に続きまーす。
政治経済情勢活用ラジオ、次回へ続く。
22:58

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