マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ、前回からの続きです。
さあ今回は、人生経営・家族経営のためには未来の見通しをしていって計画したいよね、と。
そこに今後経済ってこうなりそう、景気が良くなりそう悪くなりそうってめちゃめちゃ関係しますよね、と。
それを知るために経済循環っていうのが使えるんですよ。
経済循環って何ですか?何で我々はそんなにこれを広めたいんですか?っていう話をしますという回でございます。
いいですね。今回からは経済ってそもそもこういうもんですよっていうことなんですが、ここは僕主導でしゃべりますね。
経済ってそもそも相互依存の環境であると。いいですか?
いいです。確認してくれるんやね。ちょっと嬉しいね。
どういうことかというと、個人個人の選択が全体に影響を与えていて、全体がまた個人個人に影響を与えていると。
これ説明できます?簡単に。
例えば個人の意思決定っていうものの集合体が経済なんですよ。
どういうことかっていうと、個人が例えば物を買います。
例えば米を買うっていう時に、2袋3袋4袋10袋ってさ、一気に買うとするやん。
例えばね。
例えば。そしたらスーパーから米、やっぱちょっとさ、あれ?いつもよりも少ねえなみたいな。
それに気づいた人がまた10袋買っちゃうみたいなことが起こっちゃうと。
今の極端な話だけどね。
それ品薄になって米の値段上がっちゃうわけよね。
買っとかないとまずいんじゃないかって思う人とか出るんじゃないの?
そう、とかね。そうそうそうそう。
で、買っとかないとまずいなっていうのがやっぱり、例え話ね。
噂が噂を読んだりとかね、するわけですよ、経済中のは。
昔のトイレットペーパー買い占めとか、そういう構造っちゃ構造よね。
そうそう、まさにそう。
で、結局個人の行動っていうものが全体に波及するっていうことが全然あって、
今度ね、全体に波及すると何が起こるかっていうと、
米の値段が全体的に上がるわけじゃないですか。
全体的に上がるから、それを見て個人何を思うかっていうと、
買っとかなってなるわけですよ。
もっと高くなるかもしれんからってことね。
そもそもなくなるかもしれないから。
お金出しても買えないかもっていう。
だからちょっと高いけども買ってまおうが起こる。
ある間にね。
そう、ある間に。
で、なると、これさっきのお話にまたループしていくわけですね。
個人がめっちゃ買うから、10袋、20袋、みんなが買うと米がなくなっちゃって、
米がなくなるから個人はあるうちに買っとこうっていう選択をしがちになって、
あるうちにいっぱい買っちゃうから、また米がなくなってっていうね。
こういう個人から全体へ、全体から個人へっていう相互のループというか、影響与え合う。
影響与え合ってるってことですね。
そう、影響与え合うっていうことが起こるっていうことですね。
一人一人の決策が全体に影響を与えるし、
全体を見て一人一人は決定をするからっていうのの相互に関係をし合ってると。
そう。
いうような相互依存環境っていうのが経済の主な構造というか、そういうもんですよね。
そう、そういうもんですよねっていう感じ。
の前提において、しかも今たった米の例だけ打ったけど、
ありとあらゆるところにそもそもいろんなものは関わると。
1個の商品が1個の商品の価格に影響を与えるような言い方をしたけど、
いろんなところに影響があって、
1つの商品作るのにいろんなサービスとかいろんなものが関わってるわけで、
めちゃくちゃ複雑に1個の行動が全体に波及して、
いろんな全体が1個の行動に波及してるっていうフィードバック構造に、
お互いにフィードバックする構造になってますよと。
そういうこと!
それを作る工場に運ばないといけない。
無限に連鎖していって、
どっかにみんな、6時の隔たれじゃないけど、
1個の産業は誰かに繋がってると。
そうなんです。
だから米の話は、農業業界の話じゃないんですよねと。
巡り巡るとね。
だけじゃないっていうことです。
ということで、これを我々は環境という言い方をしてるんだけど、
大抵のありとあらゆる環境というものは、経済は環境なんだけど、
基本的には循環構造を持ってて健全かどうかを決めてると、我々は思っています。
これ、何がよく言われるかっていうと、
ノートにも書いてる話をするとね、
これ生態系そうなわけですよ。
ああ、生態系。
よく言うのは、生物が生まれて、ご飯を食べて、食物連鎖があって、
死ぬから土壌に対して、その生物の死骸が、微生物が分解して、土壌の栄養に分解されると。
土壌の栄養があるから、植物が育つと。
その育った植物をまた次の動物が食べるから、それがまたぐるぐるぐるぐる回って、
それに対して太陽っていう高級的なエネルギーがあったり、もろもろで、結局そこの循環をしてるんだけど、
特定の生物がめちゃくちゃ増えるとか、特定の生物が超長生きをするとかすると、
そこがどっかで踏ん張り揃うんですよね。
循環が崩れると。
だから、一つの崩れとか何かっていうのが、全体の環境自体に悪影響を与えるし、
逆も成り立つ。
っていうのが、環境が循環構造を持てるってことの説明になりますと。
それの健全性っていうのはどうやって決まるの?っていう話も今日はしていくんだけど、
生体系以外のほかに例あります?
人体とかですよね。よく言われるのは。
人間は循環だって言うもんね。
そうそう。血液が循環してとか、酸素が循環して、物質が循環してっていう。
血液が老廃物を運んだりするし、エネルギーを運んだりもするし、
心臓止まったらいけない死ぬわけですけど、
血流どっかで止まったら、それで死ぬわけだし。
血圧が低すぎても高すぎてもダメだし、
血の量が多すぎても少なすぎてもダメだし、
体を動かしすぎると疲労だし、動かしすぎないと懲りだし。
懲りって言ったらいいんじゃない?
運動不足ね。
運動不足ね。
そうそうそう。
っていう話になるから、人間も循環構造で体はできてるよね。
そうなんです。経済もそうなのよっていうことなんですよ。
そうですよね。
経済だとだいたいお金は血液で例えられるよね。
人体の循環モデルに言うと、
もし人体の循環モデルに例えるなら、血液に当たるものがお金だろうと。
そうです。
これがよく言うけど、多すぎても少なすぎてもダメだしってやつね。
あとは回ってないとダメだしみたいな。
そもそも人間よく言うけど、血液循環しててなんもですからね。
それに関わって言えるなら、
よく経済を回す回すって言うけど何回しとんねんって話ですよ。
そうね。何気なく言ってるけどね。
経済回していかんととか言うね。
ちょっとカップゴミおーちゃんが言ってるイメージですけど。
イメージね。
あくまでな。
でもお金の今の血液と例えられるように、
経済を回すっていうのはお金を回す、
お金というツールで売り買いっていうものを、
取引っていうものをどんどん循環させていく。
押し出していくっていうことですね。
例えるなら貯金って一旦ストップだもんね。
循環上は人間の心臓も医学的にあってるかもしれないけど、
脾臓っていうのが横についてて、
それが血液若干担保したりとかするので、
そういう機能とでも言えるんだけど、
それを貯めすぎるとダメだし、
なさすぎてもダメだから。
適度な貯蓄と適度な消費がある。
そうなんです。
経済回していかんとって人は消費によって、
使うってことは誰かの給料になるからっていうことをおそらくさせてて、
経済循環じゃんってことを繋げて我々が言ってるわけですよ。
その通りです。
今言ったように生態系も人体も経済もなんですけど、
どっかの詰まりがね、貯金とは言わないよ。
いろんなところがあるから、
どっかの詰まりが発生するとどっかに影響を与えてしまうわけですと。
その影響が巡り巡ると、
どっかの影響は巡り巡って、
どっかの未来の景気とかインフレやりデフレやり、
各産業の未来予想図に影響をするということで、
つまり経済循環上のモデルの不整合じゃないけど、
ダメなところじゃないんだけど、
ということで、
じゃあ散々引っ張ってきたんですけど、
経済循環の説明をしてよということで。
ああ、はい。
経済はこういうふうにできてて、経済は循環ですから。
って言ってるんですけど、
経済循環をもっと具体的にね、やっていきましょうということです。
それをよく野村さんはすでに言ってて、
日銀店舗レポートとか撮ってるときに、
生産がこうで、消費がこうで、金融はこう動いてて、
みたいなのを言ってるのは、
実は経済循環の我々が使ってるモデルね。
によって解説してるんですよと。
それを説明したことがないから。
ああ、そっか。
やりましょうかっていう。
なるほどね。
まずちょっと一つだけで、
注釈ごめんね、先に。
経済循環の要素って本当にたくさんあって、
学術的に言われてることとかもいろいろあるし、
他の経済を使って、
アナリストの方とか、
経済を使ってお仕事されてる方とか、
いろんな諸説というかね、
いろんな経済循環のモデルっていうのがある中でっていう、
僕はあくまで、
僕はこの単純、あえて単純化して、
このモデルを使ってますよ。
で、受け取ってください。
5つの要素っていうのが、
資源、金融不動産、
生産、消費、雇用。
これ順番通りに。
その資源、金融不動産、生産、消費、雇用っていう
5つのブロックがあって、
それが順番におおむね巡ってると。
そうです。
というのが単純化したモデルね。
一応単純化。
本土の間にめっちゃあるし、
何重要素でも作れるけど、
実務的な意味で活用で、
我々産業人で経済学者じゃないから、
この5つぐらいにあえて単純化して、
これが単純化しすぎず、複雑すぎない。
いい塩梅ではないかということね。
もちろんサークルというか、
円で思い浮かべてほしいんですよね。
だから雇用の次は資源につながるってことね。
そういうことなんです。
資源が12時の位置にあったら、
金融不動産が1時とか2時のところにあって、
生産が4時、5時にあって、みたいな感じで。
で、雇用がおそらく10時、11時ぐらいにありますよね。
でまた、資源に戻ってくる。
雇用の状況を見ながら資源に戻ってくるっていう。
このサイクルで見てほしいなっていうところが1つっていうところと、
もちろん、え、雇用見ながら生産決めますやんとか、
何もでもある。
そうやね。
だから、さっきクモの巣って言ったくせに、
下のターネルも乾かんうちにサイクルと言うから。
そうね。
で、言うのはおっしゃる通りです。
それを思われる方はおっしゃる通りです。
ただ、わかりやすさ重視でエンとさせてくださいと。
言うことでございますね。
これの説明を、本来は経済指数でやるんですよね。
本当は。
例えば、失業率っていうのは雇用のところでこういう経済事情の
未来に対してこういう影響を与える可能性があるみたいなやり方で
我々は普段やってるんですけど、
分かりにくいと。
なるほど。
分かりにくいので、それがちょっとコエマトに戻ってくるんですけど、
1本目の時に喋ったね、時事ネタってあるやん。
台湾有事、AIの電力需要がどうたら、国際発行確定したこと、
労働時間上限低下の話はもう自然にしましたよと。
これをさっきの5つのモデルのスタート地点に置いた場合に、
それが次のポイント、次のポイント、次のポイント。
例えば、生産で始まったら、商品に対して、雇用に対して、資源に対して、
めぐりめぐって次の商品に対してっていうのが、
どういう構造で説明できるかっていうのを、各時事ネタでやってみましょうね。
それって多分分かりやすいんじゃないですかっていうのが今回やりたいことですよ。
なるほど。
はい。よろしいですか?
ああ、大丈夫です。はい。
さっそくいきたいところなんですけど、
資源からいきますか。
資源から。
はい。
台湾有事、さっき言ってましたかね。
はい。
台湾有事が起こると、どういう可能性があるかっていうところやね。
そう、よくニュースであんだけ台湾有事、台湾有事ってやってるけど、
何のこっちゃいっていうのは置いといて、
それが経済の未来展望にどう影響があって、
私の人生にどう影響するんですかっていうのが知りたいことじゃないですか。
なるほど。
で、我々はマクロニュースを日常に落とし込む政治経済女性ラジオですから。
そうね。
その落とし込む実はいうと、モデル化経済循環であって、
で、台湾有事ってどうなんですかって。
台湾有事が起こると、やっぱりどうしても船、台湾海峡を通ることができないから。
台湾海峡ってどこ?
えっとね。
中国と台湾の間の。
あ、そうそうそうそう。
あこなんか通ってんすか?
あそこが石油とか、あと食料とかもね、あの辺通って船やってくるから。
海運の物流があこを通ってるってこと?
そう、結構あそこを通ってる。
まあ当然、あそこで戦争がもし起こるなら、
そこ通れなくなりますよねってこと言いたいってこと?
そういうことです。で、そうなると船迂回するわけですよね。
そうだね。
とかちょっと高くても、あそこを通らないルートの、
例えばカナダとか、ブラジルだとか、アメリカが収穫もんですね。
太平洋の向こう側から物を輸入しないといけない。
そうそうそう、でも今の台湾周りのさ、
海通る話ってさ、どっから輸入してるっていう元出の話しないとわからなくない?
中東とか、東南アジア、あと南アジアですね、インドとかあの辺。
あとアフリカの船もあそこ通りますからね。
っていう、ヨーロッパもね、結構あそこ通るんですよ。
あ、そうなの?
もちろん。
ヨーロッパから、いわゆるスウェーズウンガと言われるとこ通って、
エジプトナのアコネで出てきて、インド洋、インドの下通って、
台湾周りのところから、瀬戸内海に入るんか、神戸港に入るんか、知らんけどっていう。
東京、横浜の方に行ったりとかね。
っていうのが今の海運ルートとしてあるってことね。
あるっていうこと。
あらゆるユーラシア大陸方面から来るような海外輸入するような物品、
逆に言うと輸出するものもそうか。
そうです。
輸出するものは、あそこで戦争が起こると、海運ルートの迂回が必要だってことか。
そういうことです。
そうなると、当然海運ルートを迂回するってことはね、船のガソリン代いっぱいかかるわけじゃないですか。
あそこは最短ルートだから通ってるってこと?
一つ最短ルートの船が結構多いからあそこ通ってる。
ああ、そうなんや。
あとは中継地点とかがね、シンガポールとかだから、シンガポール止まったらもう次あそことおると早いよねみたいなところあったりとか、
もちろんね、台湾海峡通らないルートももちろんあるんですよ、ルートもあるんだけど、結構それなりの割合があそことおってる。
地図上で見たらもっとこういう直線に行けるやんって思うかもしれへんねんけど、なんか海流とかがあるからそう単純じゃないよね。
そうなんです、そう単純じゃない。
あこは通りやすいってことよね。
そういうことです。
まあ一旦そういう理解にしとこう。ややこしいから。
意味として台湾有事は一つの最短ルートの海流ルートを封鎖することになりますよってこと?
はい、なりかねないです。
ということは?
はい、ということは船が迂回して遠いっていうことは燃料代がたくさんかかるのでコストアップにつながる。乗せないといけないその分。
時間もかかるし、迂回した分の燃料費がかかるし、燃料費がかかるってことは輸送コストだから、
ユーパック3000円で送られた段が5000円になったら、2000円分の送料って誰が負担するんですかってことで消費者が払うんか、企業が自腹切るんか、商品値段にしれと載せとくんか。
そういうことでございます。
船が起こると。
そういうことです。
で、あらゆる産業に結構かかわるものとしてあり得るんじゃないかってことです。
そういうことです。例えば石油が入ってくる、石油輸入するときに船迂回しました。そこの時点でコストアップしました。石油で例えば電気を生産というか、作りますよね。火力発電所、例えばプラスチックとかも石油ですよね。次のね、生産っていうところに影響を与える。
さっき飯田さんがおっしゃった通り、生産のところでコストがアップするから、それを誰が持つのかっていう問題になっていく。消費者さんに上乗せすると消費者さんが当然財布を占める方向に行くかもしれないよね。
でも生産のところがそれを受けようというか、じゃあもう利幅を減らしましょうかってなると、今度は雇用の方に人件費を払えるかどうかっていう問題になっていくから、やっぱり企業って適正な利幅は必要だから。これも相互に影響を与えてて、利益があるから人件費を出せるのか、人件費を出した後に残るのが利益なのかとかいろんな論調はあるから、何とも言えないんだけど。
でも生産消費雇用にも結局資源価格が動くと台湾有事になると、結局コストっていうところがどう動くかっていうところで影響を与えますよと。
めっちゃ分からずく言うと、あなたの家の食費が上がりますよとも言えるし、むちゃくちゃ単純化すると。
食費が上がるってことは、もっと働くのか、与過を削るのか、みたいなことになる。
そういうことです。
もっと働くなら、何かしら考えないといけなくて、雇用情勢に影響を与えるし、働かずに節約するんだったら、何かを節約してるわけで。
例えばそれで、もしエンタメを節約するとしたら、エンタメ企業の次の経済循環に影響を与えるから、
場合によるけど、もしみんながエンタメを絞るんだったら、みんながYouTube見なくなって、電気があんまりいらなくなって、電力事情に影響を与えるとか、次の経済循環に複座線絡み合って、
それって結局、未来的におおむねこういうパターンがあるんじゃないですかっていう話にもう一回戻ると、
我々言ってる経済循環って、未来はこうなるって言いたいわけじゃないって第一回で言ったのが、ここで繋がると。
こうなる可能性が上がって、こうなる可能性が低くなるから、その上でこの軸足とこの軸足の重み付けを6対3対1にしましょうみたいな、
打ち分けを4対4対2にしましょうとか、ということを考えてキャリアプランとか経営プランとか考えないといけないし、
自分の会社の業績とかこうなるから、今営業頑張っといた方がいいんじゃないとか、
むしろ今抑え気味にして教育頑張っといて、次の経済事情を考えたら、おそらくうちの産業はこうなるから、
その時の研修をいっぱいしといて前投資したけど、2年後3年後でいっぱいバーって営業してもらおうとか、そういう仕決定に使いますよねってことだよね。
そういうこと。素晴らしい。さすが飯田さんやね。
ありがとうございます。
この調子でそれぞれの事実ネタっていうのが、私たちの何なら働いている日々の会社にも関わるし、人生にも家族にも関わりますよというところを読み解く、
資源、金融不動産、生産消費雇用の続きを次回からさらに取っていきたいと思いますので、
台湾維持はめちゃくちゃ分かりやすいし、ニュースでもよくそれ言われてるから、そうじゃない分かりにくそうなものも今回取り上げつつやってみたらいいなと思っております。