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2025-02-07 32:36

[6-3]欧州中央銀行が4連続利下げ決定。【経済教養】ユーロで動くヨーロッパ20カ国以上と欧州中央銀行の関係性や重要性を知っておこう【金利と消費者物価指数とは編3】 | 政治経済情勢活用ラジオ[PESU]

※追加収録をオンラインで行ったので若干音質に問題があるかもしれません。よろしければコメントください。


なぜ経済に詳しい人は金利が動くニュースで動くのか?

「欧州中央銀行、4会合連続で政策金利0.25ポイント引き下げ決定」のニュースを題材に、改めて金利とインフレ(消費者物価指数)の関連性や、動かす理由や意味などを学べる放送。

また、そのとき企業経営者やマネジメント層、普通のサラリーマンはどのように考え動くべきか?

「いま自分が勉強すべきことは?狙うべき資格は?」などもわかってしまう経済の基礎が学べるショートシリーズ


▼本日の番組チャプター▼

() 欧州中央銀行、4会合連続で政策金利0.25ポイント引き下げ決定(EU、ユーロ圏)

() 欧州中央銀行とはなんぞや?会合はどれくらいの頻度?

() 欧州中央銀行と通貨ユーロにおける昨今の政策金利と消費者物価指数(インフレ)の動き。

() 1年で物価が20%アップ!?ヨーロッパ、特にドイツの経済構造とロシア・ウクライナ戦争の影響。なぜドイツはこんなに物価高に?

() なぜEU圏とユーロの金利や物価の動きは難しく注目が必要なのか

() 欧州中央銀行とヨーロッパ各国の中央銀行の構造や仕組み、役割の違い。役員構成や各国のパワーバランスは?

() 中央銀行といえば役割に「銀行の銀行」があるが、ECBの担当領域は?通貨発行機能はある?

() 欧州中央銀行の所在地はどこにある?各国のパワーバランスを感じざるを得ない。

() 【★重要】欧州中央銀行の影響力の大きさは?世界四大中央銀行という概念について

() イギリスがEU脱退してユーロからポンドになったけど、欧州中央銀行との関係性や影響はあった?

() ユーロ金利に合わさざるを得ない状況にブチギレて脱退する国は今後ありえるのでは?ヨーロッパ各国で政治的右派が躍進の理由

() ユーロ経済圏で経済力があまり強くない国はどういう動きをすると発展する?ドイツから設備投資にかかる機械を買っていた話

() 日本人・日本企業がユーロ経済圏の国と取引するのは必要な考え方?留学先や駐在先について

() 【★重要/活用】欧州物価指数と各国の物価指数の違いを見れば、金利とインフレ率の違いから狙い目になる取引国がわかるのでは?利益の眠っている場所。

() 公式会見。欧州中央銀行はヨーロッパ・ユーロ経済をどのように認識しているか?という一次情報。今後の金利をどうするか?

() 【★本音】欧州中央銀行の認識と各国の認識のズレでドイツにヘイトは溜まらないの?


※政治経済情勢は刻一刻と変化していますが、この放送は【2025年2月6日】時点で収録した内容です。ご了承下さい※


■政治経済情勢活用会とは?

政治経済情勢活用ラジオは、毎日6時間以上国内・海外のニュースや経済レポート情報を見ている野村さんと、インタビューワーの飯田が、政治経済情勢を経営活動に活用できないかを目指して情報を読み解いていく試みの番組です。


普段から政治や経済のニュース新聞等を複数読んで精査する時間のない経営層やビジネスパーソンを対象に、時代や環境の流れをお伝えします。


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■注意事項

株価の上下や為替の上下、個別の業界や個別の企業などといった投資情報を取り上げているのではまったくなく、日本や海外の政治経済の環境が自分の会社や人生に与える影響を知ったうえで選択できるようになることを目指します。放送中のいかなる表現においても将来を断定するものではなく、あくまで私たちが想定した仮説に過ぎません。

00:03
マクロのニュースを日常に落とし込む政治経済情勢活用ラジオ、前回からの続きです。
日本の金利とアメリカの金利が動いたという金利ショートシリーズなんですけども、追加の収録でございます。
どういうことかと言いますとですね、1月30日にこのショートシリーズを録音していったんですが、
なんとですね、収録中なのか直後なのかちょっとわかんないんですけど、そこにニュースがまた飛び込んできまして、
なんと欧州ですね、ヨーロッパですね、で金利が動きましたよと。
これも同時に扱ったほうがいいでしょうという野村さんからのリクエストもあり、追加収録ということで録の3撮らせていただきます。
今回の収録はですね、ちょっと急遽撮りましたので、オンライン通話で撮ってまして、
ちょっといつもやる本質とか聞きづらいところあるかもしれませんけども、その感想とかありましたら教えていただけると思います。
よろしくお願いします。
ニュースタイトルまでは読ませていただきます。
ニュースタイトル、欧州中央銀行4回合連続で政策金0.25ポイント引き下げ決定、かっこEUユーロ券というニュースですね。
はい。
これ書いてる通りなんですかね、4回合連続ってことは、4回連続で金利を下げてるってことですか、これは。
そうですね、4回連続ですね、2024年4月の4.5%っていうのが一番高かったんですけど、
そこから1、2、3、4回連続で下げてるっていう感じですね。
この欧州中央銀行っていうのはEUの銀行ってこと?
あ、そうそうEUの、どっかの国のではなくて、欧州全体のEU全体の中央銀行があってっていうことですね。
つまりこれユーロの金利ってことなのかな?
あ、そうそうそうそう、ユーロの金利です、ざっくり言うと。
4回合連続ってあると思うんですけど、この欧州中央銀行の会合ってどれぐらいの頻度で行われてるというか。
えっとね、大体2ヶ月やって、1ヶ月空いて、で2ヶ月空いて、1ヶ月空いてっていうペースが大体年間投資のペースなんですよ。
なるほどね。どういうメンバーでどんな感じでやってるかとかもちょっと聞きたいんですけど、先にね、今回のショートシリーズ金利の話がメインですから。
大体何パーセントから何パーセントになってっていう話と、高かったときどれくらいかって話と、
前回の収録通りなんですけど、消費者物価指数、つまり物価の高さ、インフレ率みたいなもんですかね。
と、お話ししていったシリーズだと思うんで、その辺もお聞きしてというところからいきましょうか。
あ、了解です。まず、前回ですね、欧州中央銀行の金利っていうのは3.15%というところだったんですけど、
今回0.25ポイント引き下げて2.9%になったと。
なるほど。
はい。他がね、結構日銀は1%いってないし、FRB、アメリカは4.何パーセントって言ってるところなので、
03:10
ちょうど中間ぐらいにいるっていうイメージでいていただければいいのかなと。
なるほどね。
で、高かったときはね、さっきもチラッとお伝えしたんですけど、4.5%あったんですよ。
はいはいはい。
で、欧州は、欧州で一時期インフルエンにものすごく苦しんで。
あー、アメリカと同様にってことね。
そうそうそうそう。日本なんてもんじゃなかったんですよ。
うんうんうん。
どれぐらいかっていうと、2022年6月かな、9.1%あって。
うん。うん?うん。
前年比10%近くあったんですよ、こちらも。
これアメリカと同様じゃない?
10.1%ありました、最大。10.1%とか10.6%とかあったんですよ。もう10%超えてた。
え、どっちが?ヨーロッパ?
ヨーロッパヨーロッパヨーロッパ。
おー、なるほどね。
アメリカよりも高かったんです。
うん。
これもね、アメリカと同じくで、ロシアがウクライナ侵攻して、
はい。
で、石油価格高騰したから、
うんうんうん。
っていうのがあって、で、欧州ってアメリカよりももっとちょっとロシアの影響が強くて、石油価格に関しては。
うん。
あの、ロシアからパイプラインって言って、
はい。
その、液体で流れてくるんですね。
要はあれでしょ、あの、水道管みたいに繋がってるっていう感じじゃないですか。
あ、そうそうそうそうそうそうそうそう。
アメリカはロシアから輸入するにしても不寧だったりするんで、
うん。
あの、どっちかっていうと、今、ま、カナダさんと実際トランプ政権なんかでちょっと揉めてあるけど、
はい。
あの、カナダからの輸入とか結構多かったりするんですよ。
うん。
えーと、米国、アメリカ国内でも生産してるし、
はい。
カナダから輸入してるし、ベネルツエラから輸入して、で、ノルウェーからも輸入して、で、サウジから輸入してっていう感じで、
うんうん。
ロシアの影響ってちょっと低めは低めなんですね、基本的には。
なるほどね。
間接的に、あの、結局押し出されて高くなっちゃったんですけど、
はいはい。
欧州はね、直接ロシアから買ってたんで、
うん。
で、特にドイツが、あの、ロシアの天然ガスにものすごく依存してたんですよ、経済構造ごと。
なるほど。
あの、ドイツが調子よかった原因っていうのが、
うん。
ロシアの天然ガスを安く買って、
うん。
で、えー、ドイツで、えー、生産して、石油製品とか、えー、化学製品とかを生産して、
はい。
機械とかもですよね。
で、えー、中国に輸出するっていうのが、で、中国でも工場を安く作って、みたいな、こういう構造やったんですよね。
なるほどね。
はい。なんで、えーと、ドイツの消費者物価がものすごいことになりまして、
おー。
あのー、ちょっと手元で消費者物価ね、あの、最近出なくなっちゃったんで、ドイツわかんないんですけど、
06:01
はい。
全体で10.1だから、たぶんね、15とかいってるんじゃないかな、とか言われてるんですよ。
そうそうそうそう。
結構えぐくって、えーと、少なくともね、生産者物価指数っていうところが、
うん。
消費者物価ではないんだけど、企業間のね、取引。
はいはい。
の物価っていうのが、えーと、最大ね、17.8とか20とかいってたんですよ。
うーん。
だから、たとえば小売店さんが卸から仕入れるとき20%増になってるから、
はい。
そりゃ小売から、そのー、庶民?消費者に、
はい。
物が売られるとき、20%近くいってんちゃうの?っていう感じ。
なるほどね。
で、ドイツの消費者物価指数、消費者物価が上がった影響で、EU全体の数字としてもだいぶ上がったっていうところがありますと。
なるほど。
はい。これね、EUはね、すごく難しくって、
ほう。
いろんな国が集まってるじゃないですか。
あー、そうね。
そうなんです。で、いろんな、
生財構造が国によって違うから、
そうなんです。おっしゃる通りで。
ドイツのことだけ考えたら、
そう。
筋肉でパッコーンいったらええけど、
はい。
いや、今それやられると、そんなことしたらうちの国死にますみたいなのがあるけどね。
そうそうそうそうそうそうそうそう。
はいはいはい。
おっしゃる通り。さすが。
うん。
で、EU、それもユーロってものすごいいろんな国が同じ通貨を使ってるんで、
はい。
ドイツの消費者物価に合わせると、
例えばフランスはそんなに消費者物価上がってなくて経済が傷んでるのにとか、
うん。
イタリアも同じくですね、
イタリアも原油とかね、結構輸入ちゃんとできてるのに、
うん。
ドイツさんに引っ張られて金利上げられると経済がね、っていうところでちょっと、
ごちゃっとしたっていうところが、ここ1年だったりします。
なるほど。これ金利動くじゃないですか、
はいはい。
どこがパワー持ってるんですか?
正直ね、ドイツ、フランスですよね。
だからドイツ、フランスの意見が通りやすいのが、この欧州地方銀行の会合ってこと?
正直そう思います。
外では、外には言わないですよ。
外には絶対に彼らも言わない。絶対言わないですよ、そんなの。
言ったら、もう分裂、分裂は言わないですけど、やっぱ怒るもんね、みんなね。
うん。
みんなそれぞれ、ドイツやフランスのためのEUじゃないって各国を思ってるから、各国庶民。
うんうんうん。
俺たちのためのEUだって言ってる中、
実際どうっていうのは置いといて、欧州地方銀行の方がやっぱりドイツとフランスだけ見てますっていうと、
いやー、おいおいおいおい、言っちゃったねって感じは出ちゃうんで。
はいはい。
それは口は避けても言わないと思います。
つながりで聞きたいんですけど、日銀は日本のためにあるじゃないですか。
はいはいはい。
アメリカのFRBはアメリカじゃないですか。
欧州地方銀行ってどういう構造で各国どれぐらいの人間が集まって、
多分金利外の会議もしてると思うんですけど、
09:02
どんな構造になってるのかなっていうのを雑学じゃないですけど、一応政治経済の流れとして知っておきたいんですけど。
欧州地方銀行の役員会っていうのは、だいたい6名で構成されてて、ざっくり。
少なくない?
めっちゃ少ないです。めっちゃ少ない。
EUってめっちゃ国、20近くありますよね。
役員自体は、トップの役員会自体はたったの6名で。
そうなんや。
はい、そうなんですよ。総裁副総裁っていうのが1人いて、リーダーと副リーダーですよね。
で、専務理事っていう理事さんみたいなのが4名ぐらいいる。取締役みたいな感じですね。4名ぐらいおって。
で、その合計6名で、一応全てを決めていると。
なるほどね。
で、一応その下に、下っていうかな。一応ね、各国の中央銀行の総裁が全員所属している一般理事会っていうものはあるんですよ。
ほうほうほう。てか、各国にもちゃんと中央銀行あるんや。
もちろんもちろん、中央銀行は必ずあって。
通貨とか政策金利を動かすことはできないけど、ただ外国の、たとえばドルをどれぐらい持っとくとか、
あと何だろうな、各国の国債を買う買わないだとか、各国ごとに中央銀行の役割っていうのも一応あったりする。
通貨に関わるところは、直接関わるところは、欧州中央銀行が全部、全権的にやりますよっていう感じですね。
ちょっとね、日本やアメリカよりもちょっとややこしいです、実際。
たとえば日銀って、民間銀行の銀行を務めてるじゃないですか。
UFJ銀行のお金を預かったり貸し借りしてるじゃないですか。
ドイツとかフランスの場合って、その構造ってどうなってるんですか。
ドイツ、フランスは。
国によって違うってこと?
そうそう。国によってちょっとね、いろいろあって。
基本的に、ECB、欧州中央銀行に各国の。
ECBが欧州中央銀行の略称ね。
そうそうそうそう。欧州中央銀行の略称。
欧州中央銀行に各国民間銀行の口座は置いてある。
じゃあ、各国の中央銀行ではないってこと?
そうですね。まずECBに置くっていうことになりますね。
へー。
はい。なので政策権利を決める意義があるというか。
12:00
各国中央銀行にもね、もちろん置いてる部分っていうのはあるとは思うんですけど。
そっちに大半置いちゃったら、政策権利を動かしてもあんまり意味がないので。
基本的には欧州中央銀行の方に口座を持ってるっていう感じですね。
なるほどね。
はい。
ユーロの発行もやってるってこと?
ユーロの発行も欧州中央銀行がやってます。もちろん。
なるほど。じゃあ、いわゆる日銀的な意味での中央銀行の役割ってよく4つとか3つとか言われるじゃないですか。
銀行の銀行、発券銀行とか。
はいはいはい。
ほぼ同じことは一応やってるってこと?
もう本当に欧州中央銀行全体として1つでやってるっていうことですね。
うーん、なるほどね。
はい。
まあ確かにそうなると、国の経済情勢大変そうだね。
うーん、かなり細やかに対応っていうのは本当に難しくて。
欧州中央銀行ってどこにあるの?
ECBは、本店はドイツのフランクフルトにあります。
あ、ドイツにあるんだよ。
ドイツにある。
え、じゃあもうドイツやん。
いやー言っちゃダメですよ、井田さん。
構造的にはそうならざるを得ない?
いやーまあ実際にね、金融どこが力を持ってるかというか、
欧州の経済の中心地どこかって言われたらドイツなのと、
一般論としてはね、僕もベルギーのブリュッセルかなーって思いがちなんですけど。
いやなんかスイスとかにあるんかと思った。あ、でもスイスってEUじゃないね。
スイスEUじゃないです。
そうだね。
じゃあじゃないか。
そう、だからベルギーとかが割と多く国際機関を置かれるんで、
オランダとかね、置かれやすいんですけど。
これに限ってはドイツ、ど真ん中ドイツなんですよね。
へー。
はい。
まあそれぐらいドイツがすごく、
んーなんて言うんだろう、力を持ってるとか。
で、えっと、
まあ一概には言えないんですけど、
はい。
一概にはもちろん言えないんですけど、
役員構成、さっきの理事会のね、6名の構成として、
うんうん。
まああくまで僕の印象というかね、
あのー、ど、どうやって決まってるのか具体的には僕はちょっと知り得ないので、
わかんないですけど、
まあやっぱりドイツ、フランス、この2カ国の方は、
比較的理事に入りやすい印象はあるかなーと。
へー、そうなんや。
はい、はい、はい。
え、これってじゃあさ、その、
欧州中央銀行の組って、
はい。
めっちゃ重要にならへん?
欧州中央銀行の?
動き自体が、その金融の動きも含めてやけど、
だって今通貨の発行やってるってことはさ、もう、
なんて言ったんやろ、EUってめちゃめちゃ国があるわけじゃないですか。
はい、はい、はい。
20以上ある。
だから20以上ある国の、その、貿易とか為替に影響を与えるわけでしょ?
15:03
あー、そうですそうです。
日本は、まあ言うて日本やん。
はい、はい。
アメリカも、まあアメリカと言うと世界的にデカいからなんともって感じですけど、
はい、はい、はい。
欧州中央銀行の動き一つで、
なんか、うちはオランダと取引してるからミートカンナとか、
うちはフランスと取引してるからミートカンナとか、
あー、そういうことね。
うん、なんかすごく大きな影響力持ってることになると思うんですけど。
欧州と取引があったり、
欧州を経由した取引のある企業だとか、
個人の方でしたら、
これ欧州中央銀行を見といた方がいいですね、もちろん。
これその、政治経済をよく見てる野村さんみたいな人からしても、
欧州中央銀行の何かしらの機にの動きっていうのは、
すごく大きいニュースというか。
もちろん。
もう世界3大中央銀行、
4大中央銀行かな、今で言うと。
中国も一応視野に入れるようにはなってるんで。
え、世界3大中央銀行って何なんですか?
市場の間隔で言うと、
米国。
もちろん入るよね。
欧州。
昔は日本やったんですけど。
それは日本視点じゃなくて、世界的に見られてたってこと?
日本銀行の動きっていうのは見られてました、実際。
1990年代か。
2000年前半とかは見られてましたね、実際。
今は中国の中央銀行の方が見られてるかなという感じは正直あります。
なるほど。
中国を加えて今は4大みたいな感じだね。
そうですね、中国を加えて4大。
米、欧、中、日みたいな感じですかね。
やっぱり貿易的な意味での国際的な経済規模が大きいと、
やはり注目して見られるみたいな感じなんですか?
それはもちろん、経済力と貿易関係で見られるっていうのがすごく大きいです、実際。
イギリスってEU辞めたじゃないですか。
あー、英国中央銀行ね。
イギリスって辞めたから、要はユーロじゃなくなったんかな?
はい、ポンドに戻りました。
てことは、もともと欧州中央銀行やったんかなって勝手に思ってるんですけど、
それが自国の中央銀行に戻るわけじゃないですか。
あ、えっとね。
英国だけは、EUには入ったけど通貨統合はしなかったんですよ。
あー、そうなんや。
そう。だからずーっとポンド使ってはるんですよ。
じゃあ関係があんまりなかったってこと?
そう。他のEU各国とはちょっと事情が違うところ。
通貨だけは絶対に譲らなかったんですね、EUに入るとき。
これがこうそうしたか、こうあかんかったのかちょっとなんとも言えないですけど、
18:00
独自の政策は取ることができたっていうところで、
ドイツの政策、フランスの政策にある意味巻き込まれなかったし、経済面はね。
ある意味ちょっとうまく連携取れなかったなっていうところもあるかもしれないですね。
じゃあ同じくイギリスみたいなスタイルで、
ユーロ統合、通貨統合がないEUの国ってのは結構あったりするんですか?
いや、ほとんどないはず。僕が確認してる限りないはずですね。
イングランドだけのはず。
ちょっとごめんなさい、ちっちゃい国でもしかしたらそういう国があるかもしれないです。
はいはいはい。これでもさ、切れて分けたい国とか出てきてもブチ切れてないみんなは切れてないでしょ?
出たりしないの?
去年、2024年のまとめ会やったじゃないですか、年初に。
あのときに選挙選挙で、欧州の議会の選挙が結構ウハが勢力広げてっていうところは、今の文脈もある。
ウハっていうのは、自分の国大事にしろっていう。
そうそうそうそう。っていうところとだいぶ大きくなったっていうのは、これの影響もあります、実際。
なるほどね。
はい。
いわゆるウハと言われる人たちが最近増えてるじゃないですか、欧州で。
はい。
EUやめてしまえっていうような、そういう論調なんですか?
はい。EUやめてしまえだし、ユーロを使いたくない。
ユーロを使いたくないか。
ユーロを使いたくないとまで言う人がいます、実際。
ユーロを使いたくない理由って何なんですか?
ドイツ、結局ドイツのレートに合わせるでしょっていう論理なんですよ。
今の話と一緒のこと言ってるやん。
そうそうそうそう。結局ね、一貫してるんですよね、これね、問題が。
なるほどね。
ドイツの経済力めちゃくちゃ高いのに、ドイツの為替レートに合わせるから、
ユーロが必要以上に安くって輸入物価が高くなるからインフレがすごいことになるとか、そういう論理なんですよね。
なるほどね。
はい。
このシステムってさ、なんか言い方あれですけどね。
はい。
よく今まで上手く言ってたね。
素人の感想としてはそういう風に聞こえますけど。
いやまあ、でももちろん各国分散されてると、円、人民元、そしてドルと桁が違う取引量になっちゃって。
はいはいはい、なるほどね。
これこそ国際競争力っていう意味で言うと、欧州はもっともっと沈んでたと思うから。
なるほど。
メリットもちゃんとあるんですよね。
21:01
メリットもちゃんとあるんだけど、ちょっといろいろデメリットが重なった結果と、やっぱりロシアがウクライナ侵攻したっていうちょっと事故があってっていうところで、ちょっとしんどいなーっていう感じになったっていう感じですね。
そのメリットを生かそうとするなら、海外貿易、ユーロ圏以外っていうのを貿易をするってことが重要になるんですか?
ユーロ圏以外ももちろんなんですけど、何よりもやっぱりドイツ一挙ではないEU全体としての経済構造の、なんていうの、経済循環がうまく回る構造を作るっていうところが一番大事だと、僕は、あくまで僕の試験ですけど思っていますっていう感じですね。
そのために必要なことって何なの?例えばですけど、具体的な名前は出さないし出ないんですけど、ドイツより経済規模が何分の一の国って同じユーロを使ってて絶対あるわけじゃないですか。
はいはいはいはい。
っていうのが、このユーロシステムをうまく使うためにはどういうのが基本的なムーブになるというか、やるべきか。それが例えばさっき僕が挙げたような、ドルとか日本円とか人民元とうまく貿易をたくさんするっていうのがおいしいのか、そうではないのか。
それで言うと、大外取引がEU外との取引が多い方が有利だとは思います。
あ、そうなんや。
はい。基本的にみんな経済的な機械製品とかをドイツから買ってる場合が多かったんで、EU域内のね、いろんな国々がドイツと取引することが多かったから、ドイツは生産力が高くて、ユーロがドイツのレートに合うから、ドイツ製品が安く買えちゃったっていうところがあって。
なるほどね。
で、ユーロ安を生かすためには、実力よりもユーロが安いっていうことだから、海外に対して売るっていうことが大事なのかなとは思うんですね。
なるほど。
はい。だから、ポルトガルの観光立国を目指すとか、あの辺はすごく合理的というか、ユーロが実力以上に安いから、アメリカとかシンガポールや日本、日本も含めたと思うんですけどね、あと中国とかね、観光客を呼んで、実力よりも通貨が安いっていうのを生かして稼ぐっていうところは、一応合理的なんですよ。
はいはい。やりましたけどね、ニュース音がとんでもないことになってるっていう。
そうそうそうそう。
オーバーツーリズムの注目ニュースの回、聞いていただいたらわかると思います。
はい、そうそう。あの回でね、ちょっとやったんですけど、っていう問題もありながらね、難しいっすよね。
全面的に。
今なんで聞いたかっていうと、ユーロ圏で経済規模がそんなに大きくない国と取り引きするっていう戦略を日本人が立てるっていうのが有効に働くのかなとか思ったりしたので。
24:10
あー、それで言うと、輸出より輸入の方がいいかもしれないですよね。
あーそうなんや。
うんうんうんうんうん。
一応最終的にね、王子の話も政治経済情勢活用につなげたかったので。
あーはいはいはい、もちろんもちろん。
そういう考え方ができるかなと思って聞いてるんですけど。
あーそうですね、ドイツと比べて、そう、通貨力、経済力が低いのに、このユーロの為替レートだったら得損っていうのは実際ぶっちゃけあります。
あーそうなんや。
あります。そこは見ます。
あー見るんや、実際に。
見る見る見る見る見る。
へー。
うん、実際に見ます。
なるほどね。
はい。
ので、日本から輸出、この国輸出したらいいんちゃうかな、この国輸入の方がいいんちゃうかな。
個人で言うとね、例えば留学先だとか、キャリアを積む国としてとか、駐在どこに希望しようかなっていう時に、ユーロの力よりも強い国に行くと得だったりするし、低い国に行くと、ちょっと何だろう、物価に対して給料どうだろうなみたいなところは起こってくるかもしれないですね。
なるほどね。
目先の給料のお話ですけどね、今のはね、あくまで。
この欧州物価指数、欧州消費者物価指数っていうね、今指標をもらってますけど、
はいはいはいはい。
当然各国にもあるわけですよね。
そっかそっか、あーそうそうそう、各国にもあります、もちろん。
その差分とか見ると、狙い目が見えたりとか、そんな感じになるんかな。
あーそうですね、おっしゃる通りおっしゃる通り。
金額は一定で、欧州の平均値のインフレ率というか、消費者物価率が見えてるわけじゃないですか。
はいはいはいはい。
各国の消費者物価指数も見えるんでしょ?
あーそうそうそう、見えます見えます見えます。
じゃあその差分で、今の経済規模といろいろ掛け算すると、今ここ狙い目や、とか今後。
あーおっしゃる通り、さすがです、素晴らしい。おっしゃる通りだと思います。
そういう感覚で大丈夫だと思います。
なるほどね。
アメリカの話は前回しましたけど、欧州に行っていくなら出ていくで、今の視点でね。
各国の消費者物価指数、欧州全体物価指数、そして欧州医療銀行の金融の動きっていうのを諸々見ると、
欧州進出がどこでもいいとは言わないんですけど、各国産業あるんでね。
どこと取引、どの国に例えば支店を置こうとか、工場を作るとか、みたいな話を考えるヒントになるかもね、みたいな感じですかね。
はい、そういうことですそういうことです。おっしゃる通りです。
欧州全体としてと各国の事情があってっていうところを両方とも見ていくっていう、
27:01
で、差分のところに正直ちょっといやらしい表現というか、利益が眠ってるっていうのは実際あるというのは、
で、それが外から見るとメリットになるし、もちろん中の人たちも生かそうと思えばメリットになるんやけど、
そういうメリットにしづらい人たちっていうのがやっぱり大多数で、
で、ちょっと欧州全体として国民としては苦しんでるっていうところが現状ですっていう感じですね。
外の国というか、欧州以外からの視点としてはそんな感じなのかな。
はい、そんな感じですね。
じゃあ緊急で取っていきましたけど、こんな感じですか。もうちょっと、ほとんど僕が進めちゃいましたけども。
はい、ありがとうございます。結構こんな感じ。一応中央銀行の現状認識だけお話ししておきますかね。
はいはい。
欧州中央銀行がどういうふうに見ているかっていうのを。
今の自分の欧州の経済状態とかインフレ状態とかね。
そうそうそうそう。
それは聞いておきましょう。
ECBさんは実際会見で言ってたのは、インフレは順調に落ち着いてきたって言ってます。
あ、そうなんや。
はい、言ってます。
うん。
で、2025年末にかけて2%に落ち着くとおっしゃっておられますね。
なるほど。
はい。で、その代わりですね、言ってるのが、経済まずいから深さなあかんって言ってるんですよ。アクセル深さなあかんと。
あーなるほどね。だから金利を下げてっていうので4回連続で下げてると。
はい。で、今後もおそらく下げていくだろうと。これは僕の意見ではなくて。
はい。
ECBさんも下げるよとは言ってるんですけど、市場の感覚として今後も金利は下げていくよっていうことをおっしゃっておられます。
なるほど。
はい。ので、例えばちょっと大きい企業さんとかで可能な企業さんとかやったらユーロだてとかの方が、ドルだてよりはユーロだての方がね、ちょっと金利低く借り入れとか謝罪発行とかできますよみたいなのは出てくると思いますし。
なるほど。
まあまあそれに出したらね、日本の方が安いんやけど、まあ今度円安やからちょっと損になるとかあるんで、結構EUはそういう意味ではユーロだてっていうのは、まあ大きい企業さんやったらちょっと検討してみる価値は出てくるかもしれないねって思います。
なるほど。せっかくなんで聞いておきたいんですけど、
あ、はいはい。
この欧州中央銀行は自分自身でインフレは順調に落ち着いてきたと言っていると。
はい。
お前はお前ドイツだけやろとか思ってる国とかあったりしないですか?
落ち着いとらんわいって言ってる国とかあったりしないですか?
あんねー。いや鋭いっすね。
絶対あるでしょ、だってそんなの。
いやまあ、ブチがありますね。
あんねや、やっぱり。
あると思います。
へー。
落ち着いて、どう見ても落ち着いてねえだろこの国っていうのは。
そうそうそうそう。
実際あります。
インフレって言ってる圧力とか摩擦はありそうな香りしますよね。
30:00
実際ありますし、なので繰り返しになっちゃうんですけど、
2024年選挙で嵐が降りたっていう感じですね。
なるほど。
だからそこが政治の動きでもあり経済の動きでもあり、
国との貿易の動きでもあるから、
そうですね。
欧州中央銀行の現状認識と各国の現状認識の差分みたいなところに
チャンスがあるかもねみたいな。
はい、そういうことになります。はい、そんな感じです。
実際あるんやと思ってちょっとね。
いやもうめちゃくちゃありますマジで。
日本でもね、東京はぶっか上がってるけど、
例えば地方だとそんなに上がってない。
もしくはめちゃくちゃ上がっててみたいな。
給料が東京は上がりやすいけど、
地方はちょっと上がりにくくてっていう中で、
はい。
やっぱ不満が出るわけじゃないですか。
まあそうね。
ちょっとSNSとか見てても、
いや賃金上がってるんだからうんぬんかんぬん、
でも経済情勢もっと吹かせとか言ったら、
いや地方で車ガソリン大きっついんすよみたいな。
その感覚をもっと国単位でやってると思っていただければ。
だってそれぞれにもっとパワーバランスが、
日本自治体と国っていう単位で言ったら全然違うし、
喋ってる言語も違うし。
そうなんですそうなんです。
文化も違いますからね。
はい、そういう感じで。
なるほど。
イメージしていただければちょうどいいんじゃないかなと思います。
わかりました。
ということで追加で撮っていきましたけども、
わざかの1月30日収録直後に欧州も動きましたということで、
今回は世界4大中央銀行というお話も出ましたけども、
そのうちの日本とアメリカと欧州も動きましたというところで、
それぞれの動きとか日本との違いとか見ていくと面白いんじゃないでしょうかというところでした。
引き続き今回はシリーズでしたけども、
また注目ニュースとか他のとか撮っていきますし、
過去のシリーズでも特にトランプ大統領も就任しましたが、
その時の出してた政策どうなるっていう、
アジェンダ47っていうタイトルがついてるシリーズとか、
日本の政権によって経済こう動くよっていうシリーズとか過去にもありますので、
ぜひよかったら見て、見てるじゃないな、
聞いていただければと思います。
聞いていただければと思います。
ぜひ面白かったりとか、
友達のこの仕事に関わるんちゃうとかあれば、
ぜひご紹介いただけると我々は大変喜びます。
喜びます。
はい、ありがとうございます。
はい、いつもありがとうございます。
前回さよならと言ったところですけども撮らせていただきました。
はい、ありがとうございます。
今回も終了です。
はい、皆さんありがとうございます。お疲れ様です。
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