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ハムとクラのハムクラジオ
はい、みなさんこんにちは。ハムです。
自分のクラリネットの演奏バックに大切にしたい価値観などについてお話をしております。
このバックミュージックは、ハムの曲置き場というところで無料でダウンロードができます。
オフ製というサービスにも登録していて、声のクリエイターが報われる社会というのを望んでおります。
ということで、今日も聞いていただきましてありがとうございます。
はい、今日はですね土曜日ということで、恒例のスタエフクラシック部の活動を行きたいというふうに思います。
スタエフクラシック部というのはね、このハッシュタグスタエフクラシック部というところで
クラシックを知らない人とかちょっとだけ興味があるという人が
クラシックの配信を主にしている方とゆるーくつながれたらなと
そういう思いで始めている部活です。
もうね、このハッシュタグをつけたらもうみなさんは部員だし
そもそも聞いていただけたらみなさんは部員なのでですね
ぜひぜひ君部員だから関与しましたということでよろしくお願いします。
はい、今日はですね競争曲イコールコンチェルトについて語りたいというふうに思います。
というのもですね、明日、今度ハムクラシックっていう曲を紹介するね
配信をやろうと思ってて
そこで先週ですね、ローズさんという方が
バイオリンコンチェルト、チャイコフスキーのバイオリンコンチェルトが一番好きです
っていうコメントを先週いただいたんですよ。
なのでこれやろうと、僕実はやったことあるんですよこの曲
なのでやろうと思ってね、その前段としてですね
そもそもコンチェルトって何だっけという話をさせていただこうかなというふうに思います。
コンチェルトっていうのは競争曲って書くんですよ。
漢字ではねこれ書いてありますけれども
強力の強ですね。で奏でる曲っていうものなんですけれども
一言で言うとオーケストラにソリスト、ソロをね
ソロ楽器をつけた曲というふうになります。
なのでですね、すごい華やかな感じになるので
結構クラシックにあまり馴染みがない方でもですね
ちょっととりあえずこのソロのめちゃくちゃ上手い演奏を聴けるというところなので
見栄えがあるというかね、聴きやすい曲かもしれないですね。
オーケストラで演奏される曲
総合的に言うとその歓迎楽曲というふうに日本語では呼ばれるんですけれども
そこをですねひも解いてみると
例えば公共曲あるいは組曲、公共詩なんていうのもありますね。
あとはオペラとかオペレッターとかバレエとかね
そんなのがあるのかなというふうに思いますが
その中にね公共、あじゃない競争曲というのもあるというところですね。
公共曲っていうのがね、いわゆるよくある大難楽章みたいな感じである曲なんですけれども
組曲っていうのもあるんですよ。
それとの違いは正確に言うと公共曲っていうのはある音楽理論に基づいて
少なくとも一つの楽章がソナタ形式じゃなきゃいけないとかいろいろあるんですよね。
ソナタ形式っていうのは助走部と展開部があってみたいな
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語りだすのがいろいろあるみたいなんですけれども
そういう公共曲っていうのが一番メインで演奏される曲なんですけれども
だいたい公共曲のつなぎみたいな感じで競争曲っていうのはやりますよね。
だからだいたいオーケストラのプログラムって3曲メインで使われていて
前プロ、中プロ、メインっていう3つの曲で構成されることが多いんですよね。
その中のメインっていうのはだいたい公共曲が30分とかの大曲を選んでくると
30分以上ですね。40分とか50分の曲もありますけれども
前がだいたい10分ぐらいですかね。
助曲っていう1曲で終わっているやつとか
そういうちょっと短めの曲を選んだりしました。
中プロっていうのが20分とかぐらいの組曲だったり
あとはそういうコンチェルト競争曲っていうのがだいたい20分とかで
なぜか三楽章が多いんですよね。三楽章形式。
公共曲は四楽章形式が多いんですけれども
なのでですね、ちょうど中間ぐらいのところで
前プロでバッて終わって
中プロですごいソロストリート出てきたみたいな感じで
メインでどっしりその間休憩挟んでみたいな
そういうのが多いかなというふうに思います。
コンチェルトって大変なんですよ。
僕も3曲ぐらいかなはやったことあるんですけれども
僕はアマチュアオーケストラっていう
プロじゃない人たちの中でやっていたんですけれども
当然コンチェルトで出てくるソリストっていうのは
みんなプロなんですよほぼ。9割はプロですね。
アマチュアだとしてもめちゃくちゃ上手い人じゃないと
コンチェルトのソロっていうのはなかなかできないんですよね。
やっぱりそうするとソリストとバックですね
伴奏の人たちで圧倒的な技術差があるんですよね。
だいたいアマチュアオーケストラっていうのは
半年ぐらいかけて曲のプログラムを作り込んでいくんですけれども
最初のほうは本当に素人集団のダメダメなところから
だんだん最後の1ヶ月とかの追い込みでぐわってやって
なんとか曲にしていくっていうのが多いんですけれども
その段階でも何回かソリストとの合わせっていうのは
必要なんですけれども本当にバックが下手すぎて
ソリストに申し訳ないみたいな感じを作ってしまうんですよね。
その中でもソリストはすごい良い顔で
人間的にできてるっていうか
大丈夫ですよみたいな感じで言ってくださるんですけれども
我々としては本当にすいませんみたいな感じでやっていくと。
やっぱりこのソロの曲っていうのも
結局はバックの曲とのアンサンブル、合わせですよね
がすごい重要なんですよね。
ソリストにすべてお任せしてやってればいいってもんじゃなくて
バックのオーケストラがしっかりと後ろの風景を作るというか
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そういうのをやっぱりしっかり作らないと
曲としては成り立たないというところなので
そこがすごい重要なんですね。
普通の公共曲で指揮者とオーケストラっていう関係性だと
当然指揮者の癖とか
テンポが速くなったり遅くなったりっていうのはあるんですけれども
ある程度みんなでそれなりに一定のテンポ感でできるというところがあるんですね。
ただソロだとソリストってテンポの動きとか
歌い方っていうのってソリストによって全然変わってきたりするんですよね。
そのテンポの動かし方だとか
ここでこういう風な溜め方をするんだとか
そういうソリストの癖っていうのを
オーケストラが常に敏感に感じ取って
それを常に合わせていかなきゃいけないっていうのは非常に大変なんですよね。
ソリストは上手なのでその辺も
本当に自分勝手に弾くんじゃなくて
オーケストラがこんな風に来てるからっていうのを
やっぱり感じながらソロを弾いてくれるので
そこはお互いに空気を読み合って
ソリストと一方的に行っちゃうっていうことはないんですけれども
やっぱりオーケストラ側の技術が足りてないと
そこを読み切れなくて
うまく一体になって進めなかったりするので
そういうところの作り込みっていうのが非常に難しいところなんですよね。
あとはソリストの出てこないところだとか
ソリストと掛け合いでオーケストラの中のソロ
例えばバイオリンのコンチェルトで
バイオリンがやっているところで
クラリネットが掛け合いで演奏するみたいな
そういうところが結構出てくるんですけれども
そこの出方っていうのも非常に難しくて
ソリストは一番前に立って
やっぱり一番目立つ音を弾いていると
だからそこに合わせに行くときの音と
あとはバックで背景を作っているときの音っていうのは
全然違う音じゃなきゃいけなかったりだとか
あるいは普通に高級曲で一人でソロ
オーケストラの中で一人でソロを吹くときよりも
ソリストを感じながら
そこの掛け合いっていうのをやらなきゃいけなかったりだとか
とにかく考えることがすごい多くなるので
もうですねめちゃくちゃ大変だというのが
コンチェルトのお話でした
でもねやっぱりすごい良い経験になるし
やってる側としてはこれを通して
すごい成長できたなっていうのも
明日話をするチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトも
結構クラリネットが大事な局面があって
本当に良い経験になったなというふうに思って
その辺はまた明日お話をさせていただこうというふうに思うんですけれども
コンチェルトっていうのは
ソロとオーケストラが一緒に演奏する曲で
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聴いている側としてはすごい楽しいんですけれども
オーケストラとか演奏している側っていうのは
めちゃくちゃ大変な曲なんだよという話を
今日はさせていただきました
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ということで今日も聞いていただきましてありがとうございました
素敵な1日をお過ごしください