AIの活用と注意点
ペスハムの地方AIブースター。このチャンネルは、地方×AIで、地方ならではの魅力をAIで増幅させていくペスハムが、今、あなたがいるこの街の未来を増幅させていくヒントをお届けしていくチャンネルです。
はい、今日はですね、会社でAIを使うときに、まず気をつけることというテーマでお話をしていきます。
早速ですね、地方にいる方々、そして地方の企業で働いている方々、AI使えてますか?あるいは会社としてAIを使っていこう、こういう形で使いましょうというルールですとか、使い方のガイドラインみたいなものって出ていますか?
多分ね、ほとんどの企業さんではですね、まだまだAIに関して使う、使わないの判断もですね、できていないというのが現状なんじゃないかなと思います。
個人でAIを使っている人がいるというのが結構多いんじゃないかなと思っていて、それだとですね、本当に使える人はガンガン使って生産性を伸ばしている一方で、
使えない人とかですね、使っていない人というのは全然これまで通りというか、文章を書くのもですね、一からパチパチパチパチっていうふうにキーボードを叩いて打っているみたいな形に結構なっているんじゃないかなというところですね。
これの何が問題かというと、詳しく教育を受けていない状態でChatGPTを自由に社員の方に使わせていると、知らず知らずのうちに会社の機密情報とか、場合によっては個人情報とかがですね、
ChatGPTの学習に使われてしまう、その情報がオープンAI、ChatGPTを運営している企業に収集、保持されてしまうというのがリスクとしてあるんですよね。
これはですね、無料のプランを使っていても設定できるようになったんですけれども、ChatGPTのオプションみたいなところから設定を押すと、データコントロールというパートがあって、そこにですね、すべての人のためにモデルを改善するというのがあって、これデフォルトでオンになっているんですよ。
これを必ずオフにして使ってもらうように、みんなに、社員の方々に伝えていただきたいなというふうに思うんです。
これをオンにしている状態では、実際にChatGPTに聞くとですね、あなたの会話はChatGPTの品質改善、学習目的で保存分析対象になりますよと、レビューチームがその会話内容を確認する可能性があります。
機密情報を入れてしまった場合、それが誤って収集、保持されてしまうリスクがありますよということなんですよね。
一方で、それをオフにしておけば、会話内容はモデルのトレーニングや品質改善には使われません。
オープンAI側でも会話履歴を保持せず、基本的には一定期間で削除されますというふうに書いてあります。
なので、これは必ずオフにすること。
それに加えて、さらに機密情報を入力しない、個人情報を入力しないといったルールを設定していく。
二重の意味で情報が漏れないような形で設定をしておくということが非常に重要かなというふうに思います。
こういった、まずはしっかりセキュリティルールですとか、使用基準みたいなものを与えずに、
ChatGPTの設定と影響
組織の中で使いたい放題とか、あるいは使っていない人もたくさんいるみたいな状態で放置しておくことが一番危険なんですよね。
昨今、個人情報の漏洩だとか、さまざまなセキュリティ系の問題で企業の信用が地に落ちてしまうこともたくさんあります。
ましてや地方自治体とか、そういった市民の信頼が大事なところがこういったことを起こしてしまうと、
本当に全体でAIを使わないようにしていきましょうみたいなふうになりかねないので、
やはりこういったセキュリティ側の研修だとか、まずは使い方のところをしっかり学んだ上で使うということが非常に重要になるかなというふうに思います。
もう一回繰り返しますけれども、メニューのところですね。
自分のアイコンのところをクリックして、設定、そしてデータコントロール、全ての人のためにモデルを改善するをオフにすると。
これデフォルトでオンにしてくれたら、チャットGPTもありがたいんですけど、
そこをまずはチェックするというのが非常に重要かなというふうに思うので、ぜひそこを確認してみてください。
いかがだったでしょうか。
最初からいきなりちょっとネガティブよりな話になってしまったんですけれども、
やはりこういった企業、自治体で使っていく上では、本当にまず守るべき、まず考えておくべきところになるのでお伝えをさせていただきました。
ぜひあなたの住んでいるこの街が何か一つでも今日一日変化が起きることを願ってお伝えしたいというふうに思います。
それでは今日もいってらっしゃい。