地方におけるAIの取り組み
今日は、なぜ自分が地方かけるAIに取り組んでいるのかということを、社会学視点というか、あまり経済的視点にとらわれない形で考えてみようというところで、
今まで自分の中で全然言語化されてなかったところなんですけど、最近、古典ラジオですごく歴史を勉強していく中で、やっと少しずつつながってきたというか、言語化できるようになってきた気がするので、そこをチャレンジしてみようかなと思います。
まず、背景として、自分は東京ガスという一部上場企業に勤めていて、そこを3年前に辞めて、新しい技術を追い求めて、その中でそれだけじゃ稼げないという形になって、
地方かけるAIの研修を軸に今、長野県を中心に活動しているというところなんですよね。
まず、なぜ安定した一部上場企業、大企業の地位を捨てて独立したのかというところ。
ここに関しては、ある程度言語化できていて、やっぱりこれから大企業に居続けるというのが、どこかで多分破綻する時代が来るんだろうなという感覚を感じたんですよね。
これはコテンラジオの深井さんが、たまたま結構似たようなことをおっしゃっていて、深井さんはもっと前だと思うんですけど、もともと東芝に勤めていて、東日本大震災をきっかけに独立したというところなんで、
2011年とか12年ぐらいだと思うんで、僕がちょうど入社したタイミングなんですよね。だからもっと早く時代を見てたというところなのかなというふうに思うんですけど、
なんでかというと、実際に大企業の中で経営人の立ち回りとか、それぞれの会社員、社員がどういう仕事をしてたかというのを見て、
要は自分として、個人としてきちんと生きていく術、スキルとかコンピテンシーとかいろいろ言われますけれども、そういうところを身につけていかないと、やっぱり今のこれからの世の中は結構厳しいよねと。
大企業っていう産化に守られて、その中で生きていくっていうことをやり続けて、もうあまり個人に対してスキルってたまっていかないし、すごく固定の能力というか、
例えば人間関係を調整する力だとか、自分より上の立場を納得させるだとか、会議をめちゃくちゃ効率よく運営するだとか、そういう端々の能力しかなかなか育たないというところがあるんですよね。
もちろんそうじゃない人もたくさんいるんですけど、やっぱり俯瞰的な能力とかメタ思考とか、そもそも視点として入ってきづらいっていうところがあるので、そこで大企業に関してはなかなか個人として能力つけづらいし、
あとはそもそも大企業自体がどこかで限界を迎えるんじゃないかなっていうところを感じたっていうところですね。
歴史と未来への洞察
そこがあって起業したんですけど、最初はNFT、メタバース、そこで1回成功体験があって、自分としてはそこでやっていこうというところでゴリゴリやろうとしたんですけど、
やっぱり当時の時代背景とかメタバースが落ちていく流れだとか、いろいろあってうまくいかなかったんですよね。そこで個人向けのトレンドAIに乗っかって教える、これまでSNSでやってきたっていうのも踏まえて、そこの資産を活用して稼ごうとしたけど、
そこも続けていればある程度目が出たかもしれないし、多少はやっぱり稼げたんですけど、自分の中で個人の人に対する同情というかその人に対する共感みたいなのが結構勝ってしまって、
その人からお金をもらってやっぱりやり続ける価値を提供するっていうところに対して、自分がちょっと潰れてしまったみたいなところがありました。そこも並行して続けているので、そこに頼る、そこをメイン収益にして自分が生活していくっていうところに対して、ちょっとそこは違うかなって思ったというところですね。
企業がお金を動かしやすいし、そこにしっかり価値提供すればそこに対して支払ってくれる。東京はプレイヤーいっぱいいるから地方だみたいな、そういう展開があったんですけど、
自分の中でもう一つ加えるとするならば、やっぱり地方の良さって、AIがこれから浸透してきて、そしてロボティックスも浸透してきて、もう人間のやること、頭脳労働っていうところも肉体労働っていうところもどんどんやることがなくなっていく時代にこれからなっていく中で、
地方の、例えば自然の美しさだとか、これまで守り抜いてきた歴史と伝統だとか、あとはやっぱり人と人との温かみみたいな、もちろんそこに関しては切れ言で語れるところばっかりじゃないと思うんですけど、
そういうところってAIロボティックスがどれだけ浸透しても、バリーを発揮し続けられるところなんじゃないかなっていうふうに思った。
つまり、地方はAIロボティックスが浸透したところで可能性がまだ残されている領域があるんじゃないかなというふうに感じたっていうところなんですよね。
これは歴史を学んできて、例えば東京が今首都で一極集中でいろいろ集まっていますっていう話なんですけど、この東京が首都である機関って結局江戸時代に江戸幕府が設立されて以降なんですよね。
たまたまっていうのも変なんですけど、江戸幕府、江戸時代っていうのはやっぱり歴史上、稀に見る安定政権が築かれて、最初に設計をした徳川家康がやっぱりすごかったっていうのもあって、
本当に平安の時代というか、戦争も起きないし、国家も転覆しないしっていう時代がたまたま続いた時代だったっていうところなんですよね。
その影響で明治維新とか戦後っていうところもずっと東京に首都が置かれたんですけど、
全然それまで東京とか関東っていうのは日本の中で栄えていないというか、むしろ関西の方がよっぽどこれまでの歴史上、王朝とか政権とかも立っていたし、
より強い武将とかもたくさんいたっていうところがあって、関西の方が要は日本の中心だったんですよね。
だけれどもたまたま江戸幕府が良かったから東京に引き続き残っているみたいなところだとかも踏まえて、
全然自分たちが当たり前だと思っている、東京一極集中で東京が日本の首都だから偉いんだみたいな、
そういうところとかも本当に歴史の偶然の積み重ねというか、たまたまそういうところがあったから今はこれが当たり前になっているけれども、
必ずしもそれって当たり前じゃないのかもしれないなみたいなことにちょっと気づいてきているというところがあるんですよね。
他にも事例としてはすごいたくさんあるんですけど、挙げ出したらちょっとキリがないのでこの辺でとりあえず、
要は今僕たちがいる当たり前って本当に数年後あるいは十数年後には当たり前じゃなくなっている可能性が結構あるんじゃないかなというふうに考えているんですよ。
その中で最初に言った自分のスキルを持っていくということもそうだし、時代の流れを読むみたいな、
メタバース、NFTでやってみるみたいなところとかも含めて、
今までの当たり前に固執してしまうとか、それが流れに乗ってそのままやっているということをやっていると、
どこかでやっぱり足元を救われて、結構時代がひっくり返った時に悲しいことになるんじゃないかなという気がしていると。
だから個人でやるっていうのが全てではないんですけれども、
その組織にいるっていうことも手段の一つとして使いつつ、
やっぱりちゃんとまず個人としてどうやって生きていくかっていうこと、
これを早いうちから経験を積んでおいた方がやっぱりいいんじゃないかなっていうふうに思っているっていうことですね。
だからこの地方をかけるAIで一人で飛び込み営業して、
企業と信頼関係を作っていくみたいなところとかって、
もうめちゃくちゃ大変だし、しんどいんですよね。
しんどいんだけれども、やっぱりこういう経験をしておくと、
これから先めっちゃひっくり返って、やばいやばいって、
もう本当に生きていくにあたってどうしようみたいなことになった時に、
なんとかなるみたいなことがやっぱりできる、安いんじゃないかなっていうふうに思ったっていうところですね。
ちょっと長々と話しちゃっているので、これぐらいにしたいし、
何回かに分けて話をしていきたいんですけれども、
自分としてはこの経験、今ぶっちゃけ稼げていないし、
成功できているともとても言えないんですけど、
やっぱりすごい意味がある経験をしているんじゃないかなというふうに思うし、
そこに対して、少し僕は先を行っちゃうというか、
時代の先を見ちゃって動いちゃうみたいなところがあるので、
もう少ししたら他の人も気づき出すんじゃないかなっていう気がしているという話でした。
ちょっと何回かに分けて話をしていこうと思いますけれども、
今回はこんな感じで、これから先の世の中はどういうふうになっていくのか、
そこをもうちょっと考えていこうというテーマでいろいろ話をしていきたいと思います。
ということで聞いてくださりましてありがとうございました。
今日もあなたの一日が何か一つでも変化がありますようにいってらっしゃい。