2025-09-02 21:50

#32 街、ボール、お弁当、すべて自分事に。女子サッカーのチームづくりのコツ|ゲスト: 楠瀬直木監督

【今月のゲスト】 

日テレ・東京ヴェルディベレーザ 楠瀬直木監督 

【今回のトークテーマ】 

・街、ボール、お弁当、すべて自分事に。女子サッカーのチームづくりのコツ 

・監督から見たホームタウン東京都北区の印象は…? 


北区初の女性区長である、やまだ加奈子さんによる冠番組。彼女の抱く展望や、北区の未来を描くゲストをお迎えし、様々なテーマをもとに、北区の未来予想図を語り合います。


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サマリー

女子サッカーのチームづくりにおいて、楠瀬直樹監督は戦略や情熱を語り、選手たちとのコミュニケーションの重要性を強調しています。また、ベレーザが日本の女子サッカーを盛り上げる役割を果たすことに期待が寄せられています。監督は、選手たちが自発的に訪れたくなる環境を作ることの重要性を強調しており、特に北区がホームタウンであることに感謝し、地域の応援を得て女性サッカーの可能性を広げる意欲を示しています。

監督の紹介と背景
Kanako-Vision 〜あなたと描く北区未来予想図〜
東京都北区初の女性区長、山田カナコ。
彼女の描く展望や、未来を描くゲストとの対談など、
北区の新たなビジョンを語るこの番組。
今日は、どんな北区未来予想図が描かれるのでしょうか。
皆さん、おはようございます。北区長の山田カナコです。
本日9月2日火曜日、元気にお届けいたします。
もう9月に差し掛かってまいりました。
皆さん、夏休みはいかがだったでしょうか。
私はですね、家族でご飯を食べに行ったとか、たわいのないことなんですけども、
やっぱり幸せだなあ、というのを感じた夏休みでした。
皆さんはいかがだったでしょうか。まだまだ暑さは続きます。
対策しっかりとしていただきまして、元気に9月も頑張ってまいりましょう。
さて、今月のトークテーマは、
北区から世界へ、日テレベルディベレーザーを導く
楠瀬直樹新監督の戦略と情熱であります。
ゲストは日テレ東京ベルディベレーザーの新監督、楠瀬直樹監督です。
監督どうぞよろしくお願いいたします。
お願いします。
監督、今日初めてお会いするんですけど、
もうお会いしただけでパワフルでちょっとドキドキしてるんですけど、
今日楽しみです。よろしくお願いいたします。
こちらこそよろしくお願いします。
まず初めに改めて監督のですね、
これまでの歩みを簡単にご紹介いただきたいと思います。
お願いいたします。
歩みはどこから歩めばいいですか?
いやもう、生まれた頃からでもいいですし。
61年前に生まれまして、
北区との縁はまだその先、18年ぐらい先なんですけれども、
東京で生まれて、ちょっとてんてんと引っ越しもしながらサッカーを、
小学4年生ぐらいの時に始めまして、
提供高校っていうね、高校サッカーに送られて、
中学2年生で提供のセレクションに行って、
お前まだ2年じゃないかって言われて突き返されて、
もう中学やめて入りたいってお願いしに行ったんですけど、
その次の年に受けたら、お前来たかっていうことで入れてもらって、
そこからサッカーを続けて、大学行って、
今のベルディの前身のエミルクラブに始めて、
そこで現役がスタートして、現役もやりながら、今は指導者で今に至ります。
監督就任の意義と期待
とても謙虚なご紹介だったと思いますが、
本当に様々な監督の経歴もお持ちで、
特に女子サッカーの監督として、この十数年勤めてこられましたけれども、
なかなか男子と女子と違うので、
その辺の難しさもあるんだろうなと思いながら、今ちょっと伺っておりました。
改めて2025年6月に今回ベレーザの監督に就任されました。
監督就任から今日まで、数ヶ月ですけれども、
心境の変化とかイメージされていたベレーザの監督としてという思いと、
実際に数ヶ月、選手の皆さんと練習だとか試合を臨まれて、
心境の変化って何かありましたか?
もちろん、いつかはベルディに戻りたいな、ベレーザの指導できたらなと思っていたんですけど、
でもチームを移動するたびに、このチームが最後だろうと思って、
そういう覚悟でやっていたので、
僕らはこういう契約社会なので、
いろんなクラブ、会社の都合で成績関係なく契約が終わることがあるので、
そのタイミングでベレーザさんの方からちょっとお声掛けいただいて、
最初はちょっと躊躇したというか、まだこんな僕でいいのかなっていうのと、
ちょっと海外も色々知りたいしと思って、ちょっと躊躇したんですけども、
やはり結構小さい頃から知っている選手もいたので、
このベレーザが日本の女子サッカーを引っ張っていくという上では、
そういう責任を持ってやらなきゃいけないかなと思い、やらせていただくことになって、
そこから2ヶ月、3ヶ月経ちましたけれども、やはりみんな上手ですし、
ただまだ若い子が多いので、これからいろいろ人生経験も含めて、
経験してもらっていかないといけないなと。
でも伸びしろの多い子たち多いですし、伸びしろのあるクラブですし、すごい楽しみばかりです。
そうですか。今お話の中でベレーザの方からお声掛けがあってということもちょっと伺いましたけれども、
就任のきっかけ、どのような経緯があってお声掛かったかとか、
その辺のこともちょっと詳しく教えていただくこと可能ですか。
どうなんでしょうね。クラブが僕を声掛けようかどうしようかっていろいろあったと思うんですけど、
ちょうどまだシーズン中に僕が前のチームを辞めることになったので、
次の監督を探しているチームからしたら、声掛けやすいのは確かにあるんですよね。
実は自宅も近いので、それを仕切られていたGMの方は昔からの恩師ですし、
そういう関係も多々あって、声掛けやすい立ち位置にいたんじゃないかなとは思っています。
謙遜されたお言葉だと思いますが、監督になられる前から、
ベレーザをどのように監督としてはチームを見られていましたか。
こういうところが特徴だなっていうような、入られる前ですね、監督になられる前、
どんなふうにチームを見られていたんでしょうかね。
本当に今海外で活躍している長谷川優弥はじま、ちょっと前だったら沢とかね、
本当にいい選手が日本の女子の草分け的な存在の人たちがいたので、
それは守っていきたいし、そういう選手と関わっていけたらと思っていましたし、
実際入ったら本当にそういう選手たちが多いのでね。
ただかなり海外から声をかかってきちゃっているので、
海外に行くのが悪いことじゃないんですけど、
お前たちのためにウィーリーグ作ったんだから、ちょっと日本を盛り上げようよっていう思いもあり、
まずはみんなで日本の女子サッカーというかね、サッカーを盛り上げようという、
そこの思いを彼女たちと一緒に共有したいなと思っていました。
ウィーリーグできるまでのチームと、できてから優勝候補をずっと強いチームとして、
今年優勝するんじゃないかという、期待されながらなかなか初優勝が、
昨シーズンまでなかったというところが、
もう地域からするとですね、もう待ちに待ってましたという気持ちなぐらい、
多分ファンの方も含めてウィーリーグをまさに中心で引っ張っていく存在であるベレーザーだと思うんですが、
昨シーズンの優勝を皮切りにですね、これから伝説ができてくるんじゃないかなって気持ちを持っておりまして、
期待感でしかないんですけども、そのタイミングで監督に就任されたっていう、
これはやっぱり意味が大きいんじゃないかなって個人的には思ってるんですけども、
そういった思いとかプレッシャーとかビジョンとか、そういったものでありますか?
そんな甘くないんですよね。
そうですか。期待感ばっかりで大変恐縮ですが。
ただ僕はベレーザーに来る前ウラレッジにいたんですけど、4年いたんですよね。
6タイトル取ったんです。
コミュニケーションの重要性
ベレーザーにも負けてはないんですよね。
だからって4冠取りましょうとかいろいろアジア取りましょうって言うけど、
僕が来たからってやるのは選手なので、そんなに簡単に勝てるもんじゃないんですよと。
だから基準をそこに設けられてしまったので、当然そこを目標にするんですけども、
でも優勝するってそんなに簡単ではないので、あんまり皆さん期待しないでくださいとは言うんですけど。
盛り上がってきたタイミングでっていうのは本当にチームとしても意味があって、
このタイミングに監督に来ていただくっていうことが大きな次のステップにつながるという考えだったんじゃないかなって、
私は勝手に期待感たっぷりで今日お招きをした次第でありますが、
実際に若い方が多くてウィーリーグ自体をまず盛り上げていくっていう、
その一面もあるなという話はその通りだなというふうに感じております。
新しい体制、移籍だとか加入とかで入れ替わりが結構多いということですよね。
この辺どう見ていらっしゃいますか。
いいことだとは思うんですよね。
他の競技に比べてサッカーは恵まれている世界でどこでもできますし、
そういう移籍をするとお金も発生したりとかそういう仕組みもできてますし、
人口も多くできたから他の競技に比べたらすごく恵まれているとは思うんですけれども、
まだじゃあ日本のスポーツ文化っていうところにおいてはまだまだなところはあるし、
スポーツの役割、プロ野球だったらもう日常で野球見ながらご飯食べたりいっぱい飲んだり、
そこでコミュニティーが生まれていったんですか。
まだそこまでは行っていないので、そういうふうになり得たらいいなとは思ってます。
そうですね。よくご挨拶される方が野球になぞらえてご挨拶をされる方とか、
偉い方とかでいらっしゃいますけど、
そういった意味でサッカーになぞらえながらご挨拶とか日常の生活の中で定着していくという意味では、
可能性としては大きくあるなというのを今、監督の話で感じました。
特に女子サッカー、これからもっともっとウィーリーグ大きくなっていく途上段階だろうなというふうに感じています。
コミュニケーションの取り方とか、非常に女子と男子は違うと思うんですけど、
意識されていること、女子サッカーを出したからということだけじゃなくて、
海外からの選手だとか競合チームからの遺跡の方だとか、いろんな選手がいらっしゃる中で、
コミュニケーションの取り方として、監督としてここを気をつけているよとか、こういったことがポイントなんだよみたいなのがあったら教えていただきたいなと思います。
本当にコミュニケーションを大事にしています。
やってます。対話、何を考えているのっていうところから。
常々言うのは会社でもチームでもそうなんですけど、自分のチームって、これ今誰のチームって聞いたときに、
くすのしさんのチームとか会社のチームとかサポーターのチームとか言うんですけど、
まずは自分のチームとか自分の会社だって思ってくれれば、出てくるお弁当は残さないし、
自分の部屋だったらゴミ片付けるし、ボールがなくなったら気にするし、
自分のチームって思わないと、自分の会社って思わないとそうはならないんですよね。
だから自分のチームだっていうところで、自分の居場所、サッカーのポジションじゃなくて、その居場所を作ってあげるというか、一緒に作っていく。
そうするとやはりまた来たいとか、ここが安全で安心で楽しいっていうところがまず、そうしないと明日来てくれないんですよね。
日本人真面目だから苦しくても次の日来るんですけど、苦しんで仕事するのも辛いじゃないですか。
なるほど。
スポーツって勝ったり負けたりするんですよ。だからそれ以上に今日のみんなでやったものは楽しかったとか、今日はつまらなかったとか。
チームづくりの重要性
こうしたらもっと楽しくなるとか。つまらないことやってね、闇雲に打ってシュートが入って喜んでも本当の喜びじゃないので、
本当に来て楽しかった、また来たいっていうふうに本人たちが思わないと、いくら声かけしてもいいものは出てこないので、そういうことは注意してます。
すごい素晴らしいですね。やっぱり監督の組織をまとめられるその発想の根幹を今伺った気がしました。
口調に褒められるとちょっと取れますね。
自分自身も気をつけなきゃなと思いながら、職員とみんなでチーム一丸となって北区を良くしていくっていう、この感覚を作っていくヒントを今いただいた気持ちでした。
もう一つ、やっぱり我々北区からすると、北区をホームタウンとしてくださっているベレー座、これ北区としては大きいんです。
とてもベレー座の存在は大きくて、北区民みんながベレー座不安だよってなってもらえるように今頑張っているところなんですが、これまで浦和ですとか町田ですとか横浜ですとか、たくさんの大きな町市にチームとしてかくわらわれたご経験。
どこもサッカー熱い町ですよね。
そうですね。
すごいサッカー熱の高い町をかかられてきた監督として北区に来られた印象、他の市との違いとか率直にご意見を伺いたいんですけど教えてください。
浦和とか町田、もうほっといてもサッカーやるんですよみんな。
なるほど。
でもそれで盛り上がっているし、そこの地にいて、これ以上っていうのはもう、僕も定居出身なんでね、住所だったんで、正直板橋区板橋区だったんですよ。
ただ北区もかかわっているんですよね。
だからなんか生まれそうだなと、ここからいろんなことができたらいいなって。
ウィーリーグもまだ3年4年目ですから、女子サッカー、女子サッカーだけにかかわらず、入りやすいのは女子っていう、女性っていうところもありますけども、なかなかその日の目見てない、見えないっていうか可能性はあるんですけど、
本当に女子サッカーは世界的にも非常に日本はレベル高いですし、世界では本当に、アメリカではもう女子サッカーの方が観客数上回っちゃいましたし、
だから世界的には非常にポテンシャルが高い、でもまだ日本ではどこ、何っていうところはないので、そういうところではこの北区さんがいろんなことをね、一緒にやっていってくださるっていうのは非常にありがたいことで、パレードもしていただけたんですよね。
まだ僕就任前だったんですけど、そんなことしてくださるんだと思って。
ありがとうございます。
町を挙げてですね、やっぱり応援していく、そしてその選手の皆さんが北区を大好きになって、先ほどね、監督のお話じゃないですけど、北区でサッカーをすることが町の皆さんにも支えられてて、本当に楽しんだって嬉しいんだって、本当に思ってもらえるような環境を作れたらなっていうふうに感じているんですけども、
そういう意味で、有志はすごい嬉しかったですし、パレードの車、バスで上からとかっていうのも、最初お話も出たんですけど、まだまだ組の方々の周知はですね、もう一歩だなって、区としてもっと頑張らなきゃいけないなっていうところで、選手の皆さんには商店街を歩いていただくようなパレードだったので、
より身近に選手の方々を組の方が感じてもらえる、そういう失礼に返させてもらったんですけども、やっぱり一丸となってというのが少しずつ連携取れたらいいなというふうに思っています。監督就任も何試合か2試合、今日収録日が8月18日で、昨日17日がホームでの初試合ということで、
どんな気持ちで臨まれたかとか、もしくはどんな雰囲気だったかということもですね、ちょっと伺えたらいいなと思ってるんですけど、いかがでしょうか。西川岡だったんで、僕先ほど言いましたけど、提供高校出身なんでね、ホームなんですよ。もう選手権は抽選のくせにいつも開幕戦は西川岡でしたし、何の力が働いたか知らないんですけど、
もうあそこは行くとちょっとほっとするというか、もちろんロッカーとか変わりましたけど、でも匂いは変わってないので、時々は試合来てたんですけど、そこをホームチームとしてやったっていうのは本当に何十年ぶりですし、ちょっと感慨深いところと妙にリラックスできたところもありますし、かなり早く入ってしまったんですけど、入りがね。でものんびりちょっと散策してみたり。
西川岡出たのでよかったんですけど、これは大事にしたいなっていうのは終わってから実感が湧いてきました。
ぜひですね、組の方が一人でも多くホームでの試合に観戦に行ってもらいたいなっていうことを思っております。満席になるぐらい。
そうですね、もうぜひぜひ。
はい、と思っております。もう年間通じて組んでっていうのを作っていただいて、みんなが見せていただいたりとかってもあるんですけども、どんどんどんどんそういった層を増やしていきたいなというふうに思っています。
もう一つ最後にですね、監督として今シーズンの意気込みをぜひ今シーズン、どんな気持ちでどこを目指していかれるのか教えていただきたいと思います。
西川岡に入れないぐらいお客さんを集めたいですね。
優勝とかもちろん狙うんですけど、勝っても負けても、サッカーだけじゃなくてね、前後に帰宅さんがいろんなことをやっていただいて、いろんなことをやっていただいて、みんなが集まってくれて、
あそこの収容人数が7000くらいでしたっけ。だからいつも7000オーバーで立見もいたりね、じゃあちょっと大きくしようかって話が出てきたりとか、やっぱりそこに人が集まらないと、その力がうちにないと、僕らにないと、何を言ってもダメだなと思うので、
やはりあそこに1万人集めてみたいなという目標としてはありますし、目標じゃないですね、本当にやらなきゃいけないと思っています。
恐縮です。本当に帰宅としても同じ思いです。スポーツを通じて、女子サッカーを通じて、国の方々の安らぎだとか、エネルギーだとか、つながりだとか、新たなコミュニティとして幸せを感じるその一つの拠点に西川館のサッカー場、それからベレーザーの皆さんがそこに格としていらっしゃるっていう、これを一緒に頑張って作っていきたいなというふうに思っております。
次回は帰宅との活動も含めて、地域密着型の日テレベルディベレーザーの皆さんの出発への思いを伺いしたいなと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
地域の応援と役割
今日は本当にありがとうございました。
ありがとうございました。
初めてお会いしたとは思えない、とても楽しいお話を伺いました。
僕もそう思ってました。
ありがとうございます。
皆さん、次回もぜひお楽しみにしてください。
素敵な一日をお過ごしくださいね。
パーソナリティ山田香菜子でした。
21:50

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