2024-03-16 01:49

アナログのみぞ知る

なんか大げさかもですが、インターネットでも、クルマでもたどり着けなかった身近な魅力的なスポットってのに徒歩ならたどり着けるという体験のハナシ。
要は散歩の速度というのが、人間というサイズの生き物にちょうどいいんだと体感してしまったということなんですね。
この感覚、ちょっとユニークな環境下で起こるんじゃないかと思ったんです。

都会に住んでればまぁ徒歩が当たり前ですね。
それか公共交通機関で移動する。
ところがちょい郊外、というか田舎はクルマ社会。まず近くまですら歩かない生活になっちゃいます。

これ、なぜなんででしょうね。
そこに車が有るから自分の手足として当然と感じちゃうんでしょうね。
そして住み慣れた頃には、自分の地元周辺は「車で何分圏内か」という感覚ができちゃうわけです。

で、ここからなんですが、いつも通り慣れてる道なんだけど、一度もその途中で降り立ったことがないという場所ができてくるんですね。
用事がない、検索されなかった、見た目イマイチ、気付かないなどなどで、縁ができないエリアやスポットができるわけ。
要は興味も視線も無いので、有るのにもかかわず無視しちゃってたって感じ。

何に気がついてないのかは、自分ではなかなかわからんわけですが、たまたまそんなエリアを徒歩で通る機会が昨日ありました。
いい天気、ちょっと寒いので厚着しながらスタスタ歩いたんですが、それでも車よりだーーいぶ低速なわけでして。
ホント見える景色がぜんぜん違うんですね。

クルマで通り過ぎる場合は遅くとも30km/hとか、普通は40~50km/hで通過しちゃうので、看板くらいは認識しても、通りに面した店舗やサービスに来てる人の表情とか声とかはぜんぜんわからんのです。当たり前ですが。
それが徒歩だとわかる、というか気づく、聞こえる、興味が湧くの方向に一気に進む感覚。

ここまで書いて、超当たり前だなーと思いつつ、何年も住んでたエリアで初めて気がつくことすごく多し!ってことなんです。
都会だとたくさんなにかを徒歩で見つけても、当たり前じゃんで片付けられちゃうことだと思いますが、ちょっとした郊外だと、なんかすごい偶然に価値があるように感じてしまう。

で意外と面白いと思ったのは、まだGoogleマップにも載ってない所、有るなーと。
検索で引っかからないんですよ。住所は引っかかっても店名やサービス名、商品名などででてこない。
いやぁーー、それすんごい魅力的!って思えるのは私だけ?

はい、何も具体的にとらえどころのない変な感覚かもしれませんが、ちょうどいい感じの条件が揃ってしまったなーという話でした。
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00:04
みなさん、おはようございます。
昨日、初めて車の整備を出したガソリンスタンドがありまして、そこに車預けて自宅に帰る途中、結構な距離を歩くって感じだったんですね。
まあ、ステップですが。
普段頻繁に通っている地元の道なんですけども、考えてみたら、歩くの初めてだったんですね。結構長く住んでるんですけど。
むちゃくちゃよく知ってる道なのに、この左右をキョロキョロできるっていう速度、歩く速度っていうのは、やっぱ違う景色が見れますよね。
自宅周辺の散歩コースっていうのからも、実はなんか外れちゃってたんですね、たまたま。
Googleの地図ではもう見慣れてるし、当然車では迷うってことはありえないわけですよね。
よく知ってるっていうエリアなわけです。
ところが、やっぱり歩いてみますとね、全然知らないことだらけですよね。
車で通り過ぎて、そこをよく詳しくなったような気になってるっていうわけです。
こんなところにおしゃれなカフェとか食べ物やその他お店なんてあるわけないだろうと思ってたところに、まああるあるは結構見つかりますよね。
つまり今まで自分は見つけられてなかったわけで、中にはね結構自分の金銭に触れた店が2軒ほどありましたよね。
よりによってGoogleマップでは引っかからないんですよ。自分のニーズに合わせたキーワードでは。
こんなところにネットとかデジタルでないところでの価値っていうのが生まれるんだなと思ったって話でした。
ファローでした。ではまた明日。
01:49

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