2024-08-09 01:59

チラシで思うイロイロ🤔

チラシってのはかなり日本文化なんじゃないかなーと思います。
限られた紙面に、所狭しこれでもかと詰め込まれた絵と図形と文字と、、、。
コンピュータデザインができない時代にも有りましたが、人の手で、高度な工芸的技術で制作されてました。
さすがこんなことできるのは、日本職人だわなんて思ってましたが、いまやMacでちょこちょこっとデザインできちゃう時代ですね。

で、今日書きたかった内容は、ウチにポスティングされてくるチラシの話。
宅配とは言わないと思いますが、新聞ってのは世間のニュースを、毎日毎日新聞社が編集して紙面に印刷して超大量の紙の新聞を大量輸送し、各家庭まで陽ののぼらぬうちに雨の日も雪の日も届けてくれるというサービスでした。壮大ですよね!

ところが、ニュースが欲しいわけで紙が欲しいわけではないということから、ネットニュースで十分ってことになりました。
いやいやまだ紙の新聞の方が良いぜというお年寄りやその手の人は多いですが、私の場合は単純にゴミ問題から新聞はとうの昔にやめました。
そのせいで、新聞紙をクッションや下敷きに使うなんてことがしにくくなりましたが。

振り返ってみれば、毎日各家庭にまでデリバリーされるサービスってのは、商売にもってこいなわけです。
要は宣伝ビジネスですね。
意外と一般読者には馴染みがないかもしれませんが、新聞社に広告をだすと、むちゃくちゃ喜ばれます。事業ですから。
新聞社の営業部の人とはそれなりの付き合いが有りましたが、まぁメディアの中でもかなり過酷熾烈強烈な分野のイメージがありますね。

そして広告媒体としては大きく二種類、本紙とチラシです。
本紙掲載にもいろいろと種類が有って、配られる範囲と紙面での面積で値段がきまる。モノクロかカラーかも値段に大きく影響。
全面広告は15段、そこから段単位、段の何分の一か単位と安くもできると。
で、そもそも何新聞なのかは大きな影響で、全国紙・地方紙・専門誌で広告代の桁がかわってきますね。
元旦の15段フルカラーなんて全国紙の全国枠で宣伝打つ会社なんてのは、億のカネを払ってますねー。

でもう一つのチラシ、折り込みチラシってやつです。
各家庭に配達するために全国にくまなくネットワークされている新聞販売店。
地域ごとに縄張りなどなどが決められてるので、それに応じて地域を絞ってチラシを作成して織り込んでもらう方式ですね。
ネット時代の今となっても、チラシを届けたいターゲットは新聞契約者ってことですから、むちゃくちゃ雑多な属性の人たち全てに、数撃ちゃ当たる的なバラマキをしてた(してる)わけですね。たいへんだわ。

まぁそれは良いとして、いまウチでは新聞をとってないわけでして、折り込みチラシってのが入ってきません。
そんな家庭が増えたからかわかりませんが、代わりにポスティング・チラシってのがメッチャ増えてるんですよね。
毎日織り込んで配達してくれる人の労力を使えなくなった、何かを売り込みたい人たちが、次に選んだチャネルということになります。

ポスティングの仕事しませんか?のチラシもたまに入りますが、毎日のように入ってくるチラシは、ウチの場合、家とクルマがほとんどです。
家も、建売新築住宅が一番多くて、土地や建物だけの情報も入ってるとかですね。
ターゲットはおそらく30~40歳代の家族向けがほとんどでしょうか、営業トークがこれでもかと散りばめられています。
なんちゃらキャンペーンとか、なんとか展示会、商談会、見学会、ゲーム大会などなど、ホントに様々な企業努力炸裂中だなーと、ヒトゴトながら眺めてたりします。

そんななかで気になるのは、これも必ずと言っていいほどローン、つまりカネの工面の内容が書かれてるんです。
え?そんなにまで無理して借金させて買わせたい?って感じてしまうのは私だけでしょうかねぇ?
その道のプロの例文を書いときます↓
・内緒のローンが500万円以上残ってても大丈夫
・金利の優遇や40年ローンが組める銀行があります
・月々の支払いと今の家賃とを比べてみてください。こんなに安くなります。
・消費者金融で借り入れがあっても大丈夫
・持病があってもワイド団信があります
・年収300万円以下でもOK
・他社でローンを断られても相談してください
・派遣社員でもOK

こんな具合ですよ。
相談しに行ったら最後、借金ほぼ確定、人生ロックかかっちゃう感じですね。
でもまぁそうやって家買うことによって続いてる業界ってのも広く深いんだろうなぁー。

もう一つ多いチラシはクルマ。
家もクルマも高価ですからねぇ、年がら年中チラシ制作してポスティングしても元が取れるってことなんでしょうか。
さらに共通点としては、地域限定でプロモーションしたいということでしょうかね。
クルマこそ今はネットで全国の在庫から検索できる時代なんですけどねぇ。

そしてやっぱ時代を感じるのは、葬儀・墓・供養系のチラシ。
檀家離れ、墓仕舞いが進んでると聞きますが、寺や神社の経営が結構タイヘンな時代になったということなんでしょうか、よくわかりませんが。

今ウチに到達しているチラシから、いろいろと想像してみたってハナシでした。
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00:05
皆さん、おはようございまーす。
新聞、紙の新聞ですね。これ撮らなくなって、もう何十年になりますけども、ネット時代のこの時代において、まだこう、紙の新聞撮っておられる方、いらっしゃるんでしょうかね。
もちろん、新聞を否定するっていうわけでは全くないですけども、現にネットのニュースはね、いっぱい見てますからね。
新聞の記事、毎日毎日印刷してトラックで運んでは配達してくれるっていうね、こういうサービス、今となってはどんだけ二酸化炭素って話にもなりますけどね。
新聞が家庭に配達されてきてた時には、この毎日どっさりとチラシが入ってましたよね。
典型的なのはスーパーのチラシ、旅行とかレコードCDセットあたり、なんとか全集とかいうやつですよ。
新聞撮らなくなってから、一切こういうものを目にすることがなくなったわけですけども、それでも自宅のポストに、ポスティングって言うんですかね。
チラシがガンガンほぼ毎日のように投げ込まれるわけですよ。すごいですよね。
周年のように入ってくるわけですけども、中にはチラシお断りって書いてあるうちも結構ありますけども、私んとこは別にどうぞ入れてくださいって感じですよね。
そうするとやっぱりチラシの内容っていうのも地域に根差したものが多くなりますね。
よくもめげずにみんな頑張ってるなと思うのが、家、車、お墓あたりですかね。
葬式とか供養とか、あと家の片付けとかね、未だに大量に入ってくる紙のチラシ、時代背景感じまくるなーって話でした。
ぱるおでした。ではまた明日。
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