1. ぱるおの「思い立ったらオタメシ」ライフ
  2. たまたま出会ったモール泉「り..
2025-02-09 01:54

たまたま出会ったモール泉「りんご温泉」

いやはや、新発見でした。ニアミスでした。
旅の目的地や通過点として個人的に馴染みのある米沢。
ここは山形県の山寄り最南端の置賜(おきたま)エリアに属しますが、そこから少し北上した村山エリアの朝日町(あさひまち)ってところはノーマークでした。
まぁ雪深いところです。そこにこの久々の大雪の時に行こうってことですからなんともはやなわけですが、行きたいものはしょうがないので来ちゃいました。

ホテルとか旅館とかという名前が冠されていない、文豪が止まるような宿泊施設に泊まってみたんですが、そこの管理人さんに温泉無いスカ?って聞いてみたら、二箇所ありますよん!と。

一箇所は激安でスパ銭な感じ。もう一箇所は高いけど、変わった温泉ですよ、と。
ふむ、変わった?どう変わってるんすか?と訊くと、なんか石油っぽいニオイがするんだそうで、と。

むむむむむ!それ、豊富温泉(北海道)的なモール泉じゃね???それ探してるやつ!!
と私の脳裏に浮かびまくったので、時間もちょっと遅めでしたが、クルマで10分、ブッカブカの雪の上を走って入浴してきました。

結論、個人的にはサイコー最高さひこほでしたね!
なんと高いと聞いていた入場料は300円。

ガスを除いた固形成分が14000mg(=14グラム)程度も含まれている、濃い温泉です。

この山形県は朝日町の「りんご温泉」は、モール泉に分類されます。
植物由来の成分が豊富に含まれている特殊な泉質を持っているのですが、これなにかというと泥炭(モール)を通ってできた泉質で、フミン酸やフルボ酸など、植物性の有機物を多く含むことがユニークなのですね。

あと味見をしてみると、相当に塩化ナトリウム、つまり塩っけが強いこと、さらに、独特なアブラ臭というか石油臭がするのです。これは地中のピートや泥炭の香りとされるらしいですね。

で、実際に私も感じるところでは、この手のモール泉てのは、入浴後肌の調子がいい感じになるんですよね。
美肌効果があるとされる湯をいくつも経験してきましたが、往々にしてアルカリ性泉なことが多いです。
でもこのりんご温泉はほぼ中性。

アルカリで肌の油分などをごっそり持っていくのではなく、泥炭由来成分で肌をいたわるって感じじゃないでしょうか。

たまたま泊まって見たくなった宿で、たまたま聞いたハナシで、たまたまネットにほとんどリストされてない優良なモール泉にはいれたのはなにかの縁ってことですなー。

りんご温泉
https://ringoonsen.blog.fc2.com
https://maps.app.goo.gl/vngNea7mSuHD2jXM6

松本亭一農舎
https://1no.jp
---
stand.fmでは、この放送にいいね・コメント・レター送信ができます。
https://stand.fm/channels/62c0f5551459d9dde06c0f41
00:05
皆さん、おはようございまーす。
山形県っていうのは、ラーメンだけじゃないんですよ。
温泉もすごいんですよね。
というわけで、記録的な大雪っていうことで、
山形新幹線も止まっちゃうような事態ですけども、
山形県に来ております。
山形の日本海とは逆の山寄りの方、
その南部にヨネザーっていう町がありますけども、
そこから北西にちょっと上ったところに、
朝日町ってのがあるんですね。
人口6,000人弱の町ではありますが、
ここになんと、結構珍しい部類に当たると思うんですけども、
モール泉ってのがあるんです。
石炭とか石油になりかけの地面の下に潜っている資源、
泥の隅と書いてデータンって言いますけども、
これに不眠酸とかフルボ酸ってのが含まれてるんですね。
これが温泉に溶け込んでるってわけです。
それに輪をかけて、温泉に含まれる成分の割合から、
温泉の湯の香りってのが結構赤油臭がするんですね。
個人的にはこういう温泉を探し求めていたって感じの選出なんですよ。
リンゴ。アップルのリンゴですね。
山形リンゴ温泉で検索してみてください。
というわけで、ちょっと珍しいエンディングで締めさせていただきたいと思います。
山形最高!
雪最高!
温泉最高!
バローでした。では、また明日。
01:54

コメント

スクロール