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皆さん、おはようございます。
今日はちょっと変わった話題を。
武甲山の概要と歴史
埼玉県は秩父市と湊町の間に、見の山公園というのがあるんですけども、
国道140号線から車で簡単に登れるんですね。
眺めもいいし、四季折々の花が楽しめるということで、特に紫陽花がなかなか爽快なところなんですけども、
そこにある展望台から大きく見える秩父の武甲山。
これかなり特徴的な形をしている目立つ山なもんですから、ちょっとご紹介しておきます。
これ何がすごいかって言いますとね、山大規模に削っちゃってですね、標高が下がっちゃったっていう山なんですね。
なんでか。それは秩父にかなり縁が深い産業のせいと言いますか、おかげと言いますか、影響によるもんなんですね。
なんで削っちゃったかっていうと、セメントとかに使われる良質な石灰石が取れるからなんですね。
これもともとは数億年前に海底にいた珊瑚礁。
これがプレートの下に潜って浮き上がってできた山なんだそうですね。
なんともダイナミックな歴史がありますね。
秩父の神社からしてみれば崇拝の大正の山だったんですけども、明治時代に始まった国を挙げての近代化とか、第二次大戦の復興とか、高度経済成長の波に飲み込まれて削られて東京のビルとかになっちゃったんですかね。
訪れる価値と見所
見た目にも相当大規模に削られている様子が秩父周辺でも見れますし、山頂に登ることもできるそうなんで、
訪れてみてはいかがでしょうか。
パローでした。ではまた明日。