全日本着物装いコンテストの思い出
みなさんこんにちは、ぱちぱちです。
今日は、皆さんこんな経験でしたことありますか?
っていうような、私がちょっと過去のことで思い出したことがあるので、その話をしていきたいと思います。
ここ最近で、自己理解っていうものを色々深めていってるところなんですけれども、
まず自己理解を進めるにあたって、昔の自分を振り返る機会がすごく多くなったので、
いろんな昔の自分を思い出していたんですけれども、
そうしたらね、私こんなことしてましたっていうことを一つ思い出したので、
ちょっと聞いていただければと思います。
私、今37歳なんですけれども、
20代前半、本当に21歳、22歳の頃の話なので、
15年前、恐ろしいと思いながら、15年前の話にはなりますが、
私、全日本着物装いコンテストというものに出場したことがありまして、
全日本着物装いコンテストとは何ぞやと思うと思うんですけれども、
簡単に言いますと、自分で鏡を見ずに着物をその場で着て、
早く着付けられるか、綺麗に着れるか、
着物を着た際の体の動きだったり立ち振る舞いとかの所作が美しいか、
あとは一時審査みたいなのから通ると、スピーチをする時間があるんですけれども、
スピーチの言葉遣いだったりとか、印象とかそういうのを見るとか、
そういったのを審査する大会みたいなのがあるんですね。
そちらに私、たまたま22歳、1歳とかだったかな。
本当にそれくらいの20代前半の時に出場したことがあるんですよ。
それに出るきっかけになったというのが、私が当時行っていた美容室の美容師さんが、
着物の方とのつながり、美容師さんって着付けとかもやるので、
着物の方とのつながりもいろいろあったと思うんですけれども、
着物の大会が東北大会からがスタートなんですよね。
予選大会みたいな感じの名前と言いつつ、でも東北大会からのスタートで、
東北6県をくるくるくるくる回って大会をやっているんですけれども、
それがたまたま私の地元開催だったんですよね、その年が。
そしたらその美容師さんに誘われまして、パチパチちゃん出てみないかと。
美容師さんがすごく私のことを当時気に入ってくれてて、
着物教室での学び
浴衣イベントとか、いろんな美容院でやっているっていうか、
美容師さんがやっているイベントだったのかなに、それに呼んでくださってたんですよね。
そしたら着物の大会もお誘いしていただいて、
いろいろ話を聞くと、大会に出るための着物の着付けとかを習うお金とかはいらないと。
いらないし、着物の大会に出るための着物とかも着物屋さんというか、
教えてくれる方に貸してもらえるしと。
なんと太っ腹な、みたいな感じなんですけど。
私は着物の着方を習って大会に出て、ホテル代とか、いろんな移動費とか、
そういうのはもちろんちょっとかかってしまうけれども、
基本的な着物を着るにあたっての習うお金はいりませんと言われて、
だから出てもらえませんかという。
私の地元の県の代表として出てほしいという感じで言われて。
私、着物の木の字も知りませんけどって感じなんですけど、
そういう仲間がいるから一緒に出ないかというふうに誘っていただいたんです。
それでせっかくそんな機会もないし、無料で着物の着方を習えるなんてとか、
着物の着方なんて一生じゃないですか。
一回習うと、そのままちゃんと続けていればという話ですけど、
着方とかも忘れないだろうし、
でもしばらく触らないにしても、一回ちゃんと覚えたら、
なかなかきっと体が覚えているというか忘れないと思うんですよね。
なのですごくいい機会だなと思って参加させていただきました。
しばらくね、何ヶ月だったかな、
しばらくの間着物教室に、当時社会人出始めみたいな感じだったので、
当時地元までちょっと離れたところに住んでたので、
地元まで車でワーワーワーって通って、
着物の着方とかを習いつつ、
ちなみに私が出たのはその当時、振袖の部っていうのに出たんです。
振袖の部とか留め袖の部とか、
男性の着物の部は名前なんて言うかちょっと忘れちゃったけど、
とか子どもの部門とか、何部門とかが結構あるんですよね。
いろんな部門があって、
それの私は振袖の部に出させていただきました。
私、あんまり器用じゃないので、
時間もあんまり早くなかったし、
でもまずとりあえず着れるようにはなって、
帯とかもしっかり何回も家でも練習したりとか、
綺麗に着れるように、時間をかければそれは綺麗には着れるんですよ。
でも早く着るのはちょっと難しくて、本番すごい心配だったんですけど、
まず当日迎え、まず一つまた新たな経験なんですけれども、
着物の大会に出るためにすごく髪を長く伸ばしてたんです。
なぜかというと、自分のその髪で日本髪っていうものを作るからなんですけれども、
日本髪ってわかりますかね。
お雛様の髪みたいな感じで、
ちょっとサザエさんみたいな、なんて言ったらいいですかね。
お雛様を想像してください。
そんな感じの髪型をするんですけれども、
朝にそれをやってると間に合わないので、
前日、友達というか一緒に出る、
その後友達になった友達と言いますけれども、
一緒に出たお友達と合わせると5人ぐらいいたんですね。
準優勝の驚き
部門が一緒の子と別の部門の子と合わせて5人ぐらいいて、
日本髪にする人も3人ぐらいいたんです。
あとは留め袖の方は髪型がちょっと違ったりするんですけれども、
日本髪とか作るのってすごく時間がかかるので、
前日の夕方ぐらいから準備をしていただいて、
美容師さんにホテルに来ていただいて、髪をやっていただき、
なんと私はその日そのまま、その頭のまま、
首に枕を高い枕にして首にやって、崩さないように寝たんです。
まずそれがなかなかしたことのない経験その1。
そこから翌日朝にちょっと手直しをしていただいて、
着物の大会に出ることになりましたと。
そしたら本番ではわりとスピード的にはそんなに遅くなく、
3番目くらいに着替えられたのかな?私のかすかな記憶ですけど。
3番目くらいに着替えられた。
そしたらその後に一時審査みたいな感じで見た目のところで、
何番何番何番って選ばれるんだったかな?確か。
で、たまたま選ばれまして、スピーチをすることになりました。
スピーチの内容的には親への感謝っていうか、
ありがたみみたいな話をしたと思うんですけれども、
そしたらなんとですね、なんとですよ。
私、東北大会でたまたま、たまたまだと思ってますが、
準優勝に選ばれまして、自分が一番びっくりです。
選ばれるわけもないって思ってたんで、
ドゥルルルルっていうライトがドゥルルルってなってるのを
すんとした目で見てたんですよね。
自分のところに光って、めちゃくちゃびっくりして、えーーーってなって、
その瞬間の顔を見ていた、ステージの下から見ていた、
お客席から見ていた母は、たいそう面白かったそうです。
今思い出しても本当にね、私めちゃくちゃびっくりした思い出があるので、
本当にびっくりしたんですけど、
選ばれた振袖の部は大会の中心みたいな感じらしくて、
なので優勝した方は振袖の部でね、優勝した方は女王と呼ばれ、
2位だった人は準女王と呼ばれる、3位は3位なんですけど、
なので私2位だったので、準女王に選ばれまして、
そしたら女王、準女王とか、他の部門の1位の人とか2位の人とかは、
県庁訪問みたいなのもあって、翌日に大会の。
それもびっくりで、そこまでは私知らなかったので、
え?本当ですか?となりまして。
NHKホールでの体験
でもね、仕事とか着物の大会とかでもお休みいただいてたりしたので、
県庁までは行けなくて、すみませんと言って女王の方に託したんですけれども、
そのね、入賞した方たちは全国大会に行けるんですよ。
その全国大会に行けることにもなって、東京で行われるので、
それにもちゃんと行ってきたんです、私。
そしたらね、その場所がなんとNHKホールだったんですけれども、
なかなか体験したことないことをその2位、NHKホールの舞台に立ったんです。
NHKホールの舞台って、いろんな大きい舞台、みんなそうなのかもしれないですけど、
勝手にこうね、人が乗っててもステージがグーって動いたりするんですけれども、
私着物を着て、大会の振袖の部の方どうぞって言われる前までは、
ずっとこう礼して、正座して、肌着のままね、待ってるんですよね。
で、振袖の部の方が出てきますみたいなアナウンスが鳴ると、
ブイーンってステージが動いて、でパッて顔を上げると審査員とかお客さんとかがいるみたいな、
すごい世界を見てきたんですけれども、
なかなかそのNHKホールの舞台に上がるっていうのは、合唱コンクールっていうか、
そういうのに出てる方とか、もしかしたら東京に住まれてる方とかは経験あるかもしれないですけど、
まさかこの田舎者が、東北の北国の超田舎に住んでる人がNHKホールの舞台に立つってなかなかないじゃないですか。
きっとないですよね。
それを急に思い出しまして、今日の話をしたんですけれども、
全国大会も名前が世界大会っていう名前だったんですけど、
その世界大会自体は別に入賞とか何もなく、スーンって終わったんですけど、
むしろ予選の時より、地元の東北大会の時よりも全然うまく切れなくて、
やっぱり緊張して、舞台があまりにもでかすぎて、緊張しちゃってうまく切れなかったのもあるし、
時間もかかっちゃったので、
世界大会自体は成績的には全然ダメだったんですけど、
NHKホールの舞台の上にも立てたし、
その時は東京観光とかもしてて、すごい楽しい思い出だったので、
すごい経験を20代前半にしたなっていうのを思い出したので、
着物との思い出
それをお話ししてみました。
ちなみにその全日本着物装いコンテストって今でもやっていまして、
ちゃんといろんな地方地方でちゃんと大会があって、
東北大会もちゃんと順繰りに回っているはずです。
四国九州大会とか、そういうのもちゃんとそれぞれの場所でやっているみたいなので、
今でもやられている方のやつとか、たまに気になって見たりすると、
当時と変わらない感じで皆さん同じ着物を着られているので、
日本のものに触れるっていうか、浴衣とかもそうですけど、いいですよね、そういうのってね。
私もともと浴衣自体は一人でうちの母に教えてもらって着れていたんですけれども、
でも着物を習ってからまず着物自体もまず着れるようにもなって、
とてもいい経験をしたなと思っております。
皆さんのこんな経験したけどみんなしたことないよねっていう話、もしあったらぜひ教えてください。
皆さんの話もいろいろ聞いてみたいなって思ってます。
なかなかない経験っていうか、
こういう大会に出たことあるよっていう方ももしいたらぜひ教えていただきたいんですけれども、
それこそ同じ大会に出てましたという方もいるかもしれないですからね。
でも今思い出してまた着れるかって言ったら、着れるかな、本当忘れてしまってると思いますけど、
でも道具自体はまだちゃんと残していて、いつでも使えるようにっていうか、
ちゃんときれいに保存はしてありますし、東北大会で準状をいただいた時の商品も訪問着だったんです。
着物をいただいたんですよね。
その着物もちゃんときれいに仕立ててから残してあります。
ただその当時痩せていたので今の身幅には合わないかななんて思いますけど、
でも綺麗な桜色の訪問着だったので、ちゃんとダイエットして、
もうちょっと痩せてみたら、娘の入学式とかそういう時にも着れるかななんて想像したりとかしております。
そうやって喋ってたらまた着物を触ってみたくなってきましたので、
そのうち思い出したように触ってみたいと思います。
先ほども言いましたけど、皆さんがした経験とか、
こんなこと経験したよとか、何かありましたらぜひ教えていただければと思います。
では私が経験した、なかなかない経験のお話を聞いていただいて、
ちょっと長くなってしまいましたが最後まで聞いていただいてありがとうございました。
では終わりたいと思います。さようなら。