寝室は暗くしているつもりなのに、寝かしつけは毎晩1時間弱。ヒントは、寝室に行く「前」の明かりかもしれません。
:::::: 今回のお話 ::::::
今回は、子どもの睡眠の研究2本についてです(3本目は後編で)。
1本目は、65組の親子を追った研究。1歳のころ「1日の睡眠のうち、夜に眠る割合」が高かった子ほど、4歳で「考える力(実行機能)」のテストの成績がよい傾向でした。この研究では、1日の合計睡眠時間との関連は見られませんでした。
2本目は、3〜5歳の子どもの実験。寝る前に1時間、明るい部屋くらいの光の中で遊ぶと、眠りのホルモン(メラトニン)は平均で約9割抑えられ、光が暗くなって50分たっても、10人中7人は暗い日の半分の水準にも戻っていませんでした。寝室の授乳ライトより、その前にリビングで遊ぶ時間の明かりのほうが大事かも?という気づきがありました。
【次回】約400組の親子を2つに分けた実験で、寝つくまでの時間も夜中に起きる回数も減ったのは、「頑張って寝かしつける」のとは違うやり方でした。そして我が家の決断も。
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:::::: 感想・お便り ::::::
お家の寝かしつけ、だいたい何分かかっていますか? 数字ひとつだけでも大歓迎です💭(我が家は1時間弱…!)
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:::::: 番組概要 ::::::
「親、アップデート中」は、世界の子育て研究と自分たちのリアルをぶつけていくポッドキャスト番組です。
論文を予習してくる夫(りゅう)と、リスナー代表として初見で切り込む妻(ちぃちゃん)。1歳の娘「いちごちゃん」の育児に奮闘する夫婦が、ありのままの姿でお届けします。イヤイヤ期、寝かしつけ、褒め方、自己肯定感、スマホ育児、モンテッソーリ教育……。ネットにあふれる「子育ての常識」を、論文や実際の研究データにあたって、「自分たちはどう考えるのが良いか?」を確かめ直していきます。
🍀 こんな方に届いてほしい番組です
・根拠のある知見を知って、子育ての気持ちを楽にしたい方
・データをもとに、夫婦で前向きに会話するきっかけが欲しい方
・未就学児のお子さんを育てている方、これから出産を迎える方
💡この番組で得られるヒント
・噂に惑わされず、根拠のある子育ての知見がわかる
・「完璧な親」を目指さなくていいんだと、肩の荷が下りる
・「今週試せること」が具体的にひとつ見つかる
研究結果は「絶対の正解」ではなく、我が家なりの選択肢を増やすためのヒントです。「これが絶対に正しい」を探すのではなく、「これはやらない方がいいんだ!」を一緒に探っていきませんか?
⏰ 配信日時:毎週水曜日 朝6:00 更新
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ー Perfect is boring. 親は今日もアップデート中。 ー
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:::::: 【寝かしつけ】で参考にした研究・論文 ::::::
※①は親子を追いかけた観察研究、②は10人の子どもでの実験、③は親子をランダムに2つのグループに分けた実験です。
① 1歳の「夜に眠る割合」と、4歳の考える力(モントリオール大学)
・Bernier, A., et al. (2013).
Sleep and Cognition in Preschool Years: Specific Links to Executive Functioning.
Child Development, 84(5), 1542-1553.
▶ 要旨(全文は有料):https://eric.ed.gov/?id=EJ1025310
▶ レビュー(無料):https://academic.oup.com/sleep/article/47/11/zsae174/7735768
② 寝る前の明るい光と、眠りのホルモン(コロラド大学ボルダー校)
・Akacem, L.D., Wright, K.P., Jr., & LeBourgeois, M.K. (2018).
Sensitivity of the circadian system to evening bright light in preschool-age children.
Physiological Reports, 6(5), e13617.
▶ 全文(無料):https://doi.org/10.14814/phy2.13617
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