マネーロータリング詐欺の概要
こんばんは、おやこITノートのハルです。このラジオでは、親子で知っておきたいIT・リテラシー情報をお届けしています。
久しぶりのラジオになります。子どもたちの行事などで、なかなか時間が最近取れなかったんですけれども、
本日は、どうしても伝えておきたい、最近広がりを見せている詐欺事件がありますので、その話をさせていただこうと思います。
昨年ぐらいからあったんですけれども、最近、とても急激に広がりを見せてきています。
とても悪質で、騙される可能性が高い詐欺事件になりますので、ぜひ周りの方にも教えていただけると嬉しいです。
まず、紹介したい事件というのが、マネーロータリング詐欺事件、詐欺電話事件と言っていいかなと思います。
どのような詐欺事件かというと、まず大まかに説明しますと、警察などの公的機関の職員から電話がかかってきて、
あなたの口座が詐欺事件に使われているという内容の電話がかかってきます。そして最終的にお金を騙し取られるという詐欺事件です。
一見聞いただけでは、なぜ騙されるの?と思いませんか?
しかしこの詐欺事件で、昨年も本当に大きな額2億5千万とか1億とか騙される方もいらっしゃるんですね。
なので、ぜひ手口をこのラジオで知って、今本当に広まってきているようですので、周りの方にも伝えてあげてほしいなと思っています。
では、詐欺事件の手口をお話ししていこうと思います。
まず1ステップ目、1つ目です。警察を名乗る人物から電話が来ます。海外からの電話番号が多いようです。
なので、まず海外から電話がかかってくるような、普段そういう機会がない方というのは、もう海外からの電話は100%先と思って大丈夫です。
海外からの電話は取らないようにしましょう。
そしてですね、誰もいないところで電話をしてくださいというふうに伝えられることが多いですので、このキーワードを覚えておいてください。
では、2ステップ目、2つ目です。内容が、その電話の内容が、あなたの口座がマネーロータリングなどの詐欺に使われていると言われます。
マネーロータリングという言葉、何となく聞いたことある方もいらっしゃると思うんですが、どういうことなのかなとピンとこない方もいて、ちょっとパニックになると思うんですね。
まずこの言葉自体も覚えておいた方がいいと思います。マネーロータリングでは資金洗浄のことです。
資金洗浄というのが、例えば麻薬の取引、脱税など犯罪によって得られた資金を、その資金の出どころをわからなくするために、
架空の口座や他人の口座を利用して、送金などを繰り返してお金を隠すというような手口があるんですけれども、それをマネーロータリングと言います。
なので、海外に口座があったりして、海外から電話がかかってくるという可能性はなきにしもあらずなんですけれども、警察の名前で海外からかかってくるというのはやはりおかしいかなというふうに思います。
では3ステップ目です。3つ目が、そういう詐欺事件に使われていると言われた後に、おそらく信じ込ませるために、あなたの住所などの個人情報が伝えられます。これがポイントです。
どこからかその電話番号と住所というのをゲットした時にかかってくるということになると思うんですが、以前住んでいた住所だったり実家の住所の場合があります。
とにかくあなたに関する住所が伝えられて、それで信じ込ませます。やはり自分の住所、住んでいた住所が電話で伝えられるとすごくドキッとしますよね。
本当に何か自分の個人情報が使われているのかもしれないというふうにドキッとすると思います。そういう不安を煽ることで、詐欺事件というのが発展していきますので、こういう住所が伝えられたらドキッとすると思うんですが、
現住所とかよりも実家の住所とか、以前の住所が多いようですので、その時におそらく今は違う住所ですというふうに言ってしまうと思うんですね。
あちらからはそういうふうに言うと現住所を必ず聞かれますので、絶対言わないように気をつけてください。現住所を教えてくださいと言われた時点で、この私のラジオの話を思い出していただけると幸いです。
それでは4ステップ目です。4ステップ目に〇〇県警という具体的な県警名を伝えていきます。〇〇県警の依頼で電話をしています。捜査を協力してほしいから出動してほしいなどと言われます。
大体〇〇県警というのが遠い場所なんですね。遠いから行けないというと、このまま〇〇県警につなぐので、電話で捜査協力をしてくださいと言われるんですね。
そうすると、ちょっと確認したいので、電話一回切りますねとかいう話にもなると思うんですが、電話を切ろうとすると証拠隠滅の容疑がかけられますよなどと、絶対電話を切らせないように誘導していきます。
ここですね、一番のポイントです。電話を切らせないというのは本当に詐欺事件の一番のポイントですので、怪しいです。絶対詐欺の可能性が高いです。そのままATMに行くような可能性がありますので、電話を切らせないように誘導してきたときは疑ってください。
このマネーロータリング詐欺ですね、LINEで逮捕状の画像を送ってくる事例もあるようです。なので、ここも覚えておいてください。
そして5番目、最後のステップです。お金を騙し取られます。騙し取られるのがどういう形があるのかというと、例えば、逮捕前の補借金ですとか、マネーロータリング捜査協力などの名目で現金を振り込ませる、こういう場合もありますし、
ご自身の口座が先に使われていますよ、という風に伝えられたので、パスワードを聞いてくる場合があるんですね。こちらで対応しますということで、パスワードを聞き出されて預金を引き落とされる、こういう場合もあるようです。
この場合、本当に多額のお金を騙し取られますので、本当に怖いです。パスワードは絶対言っちゃダメです。
詐欺への対策
最後は、他にも暗号通貨を購入させられて削除された方もいらっしゃるようです。こういう風にお金を騙し取られる種類というか事例もいろいろありますので、今言った3つ多いようですので、ぜひ覚えておいてください。
では、手口は以上になります。この手口を知っているだけでも騙されないと思います。すぐにこの話を思い出してくれると思いますので、もし電話が来たらすぐに切る、そしてすぐに警察にこういう電話があったんですけど、どうなんでしょうかというふうに相談をしてください。
まず、警察自体が電話やSNSで逮捕や拘留の話、お金を振り込ませることは一切ありません。冷静に考えればわかるんですけれども、先ほどのように住所を言われたりとか個人情報が伝えられると本当かなというふうに信じてしまうと思うんですけれども、警察が電話やSNSで逮捕、またお金を振り込ませるということは一切ありませんので、
ここは必ず覚えておいてください。この事例を知っているだけでも、多分これを聞いてくださったあなたは絶対大丈夫だと思います。本当に広がっているようです。特に有名な方ですとか、例えばインスタとかSNSで有名な方とかから結構始まってくると思うんですけれども、住所とかですね、やっぱり卒業のアルバムとかで
以前の住所、実家の住所とかはですね、結構すぐにバレたりとかする可能性がありますので、本当にですね、この事例手順ですね、知っているだけでも違うと思います。ぜひ気をつけてください。結構周りでもですね、知っている人とかでも、海外からかかってきたっていう話は多いです。
私も昨日あたり海外からかかってきた電話があったんです。取らなかったんですけれども、もしかしたら今広がっているので、こういう詐欺事件かもしれませんので、ぜひ気をつけてください。それでは本日は以上です。明日も良い1日を。