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どうも、TAZAWAです。
どうも、WATAです。
えっとね、僕最近、なんでこんなタイミングかなって思ったんですけど、ツイッターとかで、マキシセ・リホさんっていう女優さんいるじゃないですか。
多分、世代一緒だからわかると思うんですけど、マキシセ・リホさんが1989年に出たJR東海のCM、これ知ってる人は知ってる、世代の人は知ってるんだけど、
クリスマスのCMで山下達郎さんのクリスマスの歌が流れてる、マキシセ・リホさん演じる女性が駅で新幹線に乗ってくる彼氏を待ってる。
多分クリスマスの情景なんですよね、クリスマスの時期の。
お花を持っていて、それを新幹線に乗ってくる彼氏を待ち合わせをしていて、お花を渡すまでのCMみたいな、結構エモい情景のCMなんですけど、なぜかこのタイミングで最近バズってて。
そうですね、僕も見かけましたよ。
今見ましたよね、すごいわちゃわちゃしてましたね、ハッシュタグで。
で、あれなんですよ、ノートの記事が発端だったのかな。
これはこの記事がバズってたんですかね。
この記事がバズってたと思う、多分ね。
だからすごいこと細かにこのCMのことを解説してるノートの記事があって、でも本当これすごいさっき見たんだけど、めっちゃ長い記事ですよね。
すごいこと細かにこう情景を、だってこれ15秒くらいのCMでしょだって、これをすごいもうちゃんと説明してながってて。
だって途中名古屋駅の駅コーナー合図とかなんか。
そうそうそうそう。
西村京太郎のなんか、と思ったくらい長編だよね。
そうですよね、そう。
西村京太郎の完全に。
余剰論つながるその殺人事件の。
そうだからその場所が多分名古屋駅で撮られててみたいな話で、だからそういう撮影背景どころか、どこで撮ったのか、どういう動線で撮ったのかみたいなことをこと細かにこう説明してるね、ノートの記事があって。
だからそういうのが多分これが発端でバズったみたいな感じなんだと思うけど。
でもこれ僕あれなんですよ、僕って実はすごい古めかしいCMとか、80年代のCMとかすごい好きで、めちゃめちゃ見てるんですよ。
資生堂とかの80年代のCMとか。
資生堂の80年代のCMマジ最高ですよ。
そうですか。
バブルの頃の艶めかしい感じであったりとか、ちょっと軽快な、軽薄な感じというか、80年代特有の音楽とかムードがあるCMが多かったりとか。
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これ多分マキシさんのやつ89年のCMなんですけど、ちょっとバブリシャスな格好とか。
今日日このクリスマスに恋人たちが駅で待ち合わせて、もうこの会う瞬間を心ときめかせながら待ち合わせるなんてこんな情景もう絶対心ごじでないよと思うんですよ。
この記事にも書いてあるけど、待ち合わせなんてLINEでね、やり取りして何時に待ち合わせて。
遅れるなら遅れるとかって連絡するし、じゃあちょっとスタバで待ってるねとかつって、全然駅とかで待つわけないしみたいな。
位置情報を渡したりとかね。
位置情報、そうGPSでね。
すごい便利な世の中だからこんな情景絶対生まれねえと。
この記事でもそういうことを言ってたりするんですよ。
テクノロジーが発展してしまったがゆえにこのコミュニケーション集団というか、発展してしまったがゆえにこの情緒というか、駅で待ち合わせるとかさ、もはや何なのかって話ですよね。
そうですよね。だから記者でもう根性の別れのような形で記者を見送るとか、ああいうのって今の時代描けないですもんね。
最悪だってモニター越しにビデオ通話できるし、いくらでも続きができるじゃないですか。恋人とお別れする、遠距離とかしてても別に距離を感じずにコミュニケーション取れるし。
だからこの時代特有の情緒というか、こういう人間関係とか恋人同士の成り立ちとか、この時代でしかありえなかったものみたいな。
別にこれが良かったとかそういうことじゃないんですけど、今は今でいいじゃん。すぐ話せるし好きな人とか。それはそれでいいなと思うんですけど。
だからそれぞれの時代の文化に合ったカルチャーとか考え方があるはずだから、今は今でこういうテクノロジーの発展によって生まれた社会の中で生まれる価値観なり思想があるけど、この時代だからこその生まれた価値観とかでそれだろうし、今は作り出せないものがあると思うし。
言っただって89年の新幹線のCMなんですよね。JR東海の。新幹線がない時代どうしてたかっていうと、本当にそれこそもっともっと距離が遠いコミュニケーション。
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たぶんで、たとえばその駅のさ、黒板なのか何なのかわからないけど、そこにこういろんなこう伝言を書いたりとかして待ち合わせたりとかそういう時代もあったりとか、電話すらない時代もあったりとか。
だって東京から京都まで歩いて、江戸時代って昔は。
何か月、何日かかるんですかね。何週間かかるんですかね。それはもう遠距離AI、行くしかないから、そういう時代もあったんでしょうね。そういう時期が経って、これもプロセスだと思う。
とはいえそういう冗長というか、便利さがテクノロジーも発展して、機械とかも発達、交通手段も発達して、冗長みたいなのが手間がかかってたがゆえにいろんな手間をかけてやる冗長だと、やっぱりパッとできるコミュニケーションの冗長。
温度差が結構あるんだろうなと思って、やっぱり利便性がない時代だからこそ、遠距離恋愛とか距離が遠ければ遠いほど燃える部分もあると思うんですよ。
今ってその距離感って結構省けたりするから。
今の時代はある種のロマンティック不要時代ですよ。
どうですかこれ。
ロマンティックさって今全く必要ないんですよ。むしろいらないから。
あの頃って当たり前のように人々がロマンティックなことを考えてたんだと思いますよ。今思うと。
だから恋に恋焦がれるじゃないけど、やっぱりすごいロマンティックだったって思うよね。このCMとか見ると。
だってこんな女子が恋人を待ち焦がれるように待ってるって、やっぱりすごい今思うと、ちょっと恥ずかしい部分もあるけども、すごいロマンティックだなと思って。
でも振り返った時のこういうものをロマンティックと今の時代の僕らは捉えてるだけかもしれないですよね。
そうなんですよね。これが難しいよね。
当時この人たちはそういうふうには思ってやってなかった。
思ってやってなかったかもしれない。だからこの時は。
当たり前のように臭いこととかできたとか。今はとてもできないようだね。
そうそうそう。そうなんですよ。これだから30年前のCMなんですよね。すごい回り回って今ノスタルジーでなんかエモいなとかロマンティックだなって思うんですけど、
多分これが90年代後半とか2000年代前半に見たら絶対こんな臭いCM受け入れようと思ってた。そういうふうに言ってた気がしてて。
だからやっぱり結構時代が回り回って一周回ったじゃないですか。
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2000年くらいだとこの当時のことを知ってる人が多いから。
そうそうそう。
だけど今になってくると遠すぎて。
知らない人いるんだよね。もう当たり前だけど。だって30年前だから生まれてない世代の子なんで。
89年でしょ。
89年生まれの同僚いっぱいいますね。我々。
いっぱいいるね。だって85年生まれ。僕たちは80年生まれなんですけど。僕らってこのCMリアルタイムに見た記憶あるんで。
9歳だったけどすごい子供ですよ。子供だったけどすごいちょっとそのときめきというかいいなみたいな。こういう恋愛とかすごいいいなって思った記憶があって。
あれですよね。ブレーキランプ3回愛してる際。
未来予想。そうそうそうそう。
とてもじゃないけど今。
まず思いつかない発想ですね。
思いつかない発想ですね。
そのソリューションをね。今思いついたら天才だと思う。そこに行き着いた。あの表現をね。
いやだからやっぱ表現手法がやっぱりすごいなんかこの時代特有の
まあ生理があったからこそいろんな工夫をね。
そうそうそう。別にこれは本当に古いものがいいとか新しいものがいいとか僕なんか全くそういうことを言うつもりなくて。
ただそのこの時代はこの時代でこういうエモい表現があって。だからその今の時代ももしかしたらそういう代替するような表現というかなんかあったりするのかなと思って。
だから今のこの感じがやっぱり20年後30年後はやっぱりそのエモいねってなるんじゃないですか。
ラインでだからラインでスタンプ送りをやってるのとか。
あのこれ僕らもう言っても本当に失礼ですごめんなさい。僕ら完璧におじさんじゃないですか。
だってもう30代。
30代も僕40もう片足突っ込んでるから。今のその若い人のそういう恋愛事情ってちょっとキモいけどなんかそのシステムを知りたいですよね。
今は今の人なりのそういうコミュニケーションの取り方とかあったりするのかなと思って。
いやでもねなんかでも距離感はさやっぱりこの時代に比べると圧倒的に近くなってるから。
その当時のもどかしさが価値になってるなと思って今思うと。
いわゆる地らしいじゃないですか。
当時この人たちはだってもっと便利になったらいいのにって思って。
そうそうそう。だからもっと近くにいたいし、もっとすぐ会いたいしみたいなという感情の。
だからそういう意味じゃあ今僕らもどかしいと思ってるようなところが未来の人からしたらエモいってなる。
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なるほどなるほど。つまりこのLINEで例えばテキストでメッセージでやってる。
えっテキストでやってんのみたいな。うわっなんかあのラブレター的なみたいな。
そういうことが20年後30年後に。
そうそうあと今僕らねまさにWi-Fi繋がねえじゃないかってイライラしてるじゃないですか。
やってた今やってたよね。
そういうのとかじゃないですか。
そうそうそう。もはやだから対面で会うとか対面で会わないとかそういう次元じゃない世界で。
そうですね。
繋がり合ってた。だからもうそれすらも今テキストで近いじゃんとかすぐコミュニケーション取れんじゃんっていうことすらも卓越したコミュニケーション方法があって。
だからやっぱり全然変わってますねそう考えるとね。なんか恋人とか夫婦とかわかんないけど友達とかそういうなんか人間の繋がり方が変わっちゃってる世界がある。
VRかな。
VRね。
すごいこれも浅い。もう30年後からVRってみたいな。
だからそういうの買いまみれるCMだったなと思って。
だから僕これでもCMオタクだから毎年見てるんで僕だから毎年いいなと思ってるんですよ。
とはいえ改めてこういう風にレビューされるとなんかすごい重いなと思って。
僕もこの時代の歌詞を見るのすごい好きですね。
いいっすよね。時代背景が出てます。
きっと君は来ない。
やっぱり山田さんのこの歌詞にもやっぱり現れてますよね。
来ないかどうかは判断できるじゃないですか。この時代的に。
クリスマスソングで言えばビーズが歌ってるクリスマスソングなんて電車で椅子持って電車乗って書かれてる。
君が欲しいと言った。
どういうメンタルでその歌詞が生まれたのか気になるけども。
今Amazonでアイテム先に送りますよね。椅子欲しいって言ってたよね。
椅子欲しいって言ってたよね。
送るよウィッシュリストを入れといてみたいみたいな。
ウィッシュリストね。
地下に持てちゃうんだね。
この時代はこの時代で良さはあったと思うけど。
たまに振り返るノスタルジーの話って僕好きなんですよ。
結構僕ら音楽とかもフル音楽が詳しいですよね。
フル音楽好きだよね。
僕らの世代でもないような上のものを知ってますもんね。
僕は80年生まれですけど、最近聴いてるのとか82年のアンリーのアルバムとか聴いたりしますよ。
そういうシティポップとかAORとか最近リバイバルであったりして聴いたりするけど、
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タザさんもタザさんで結構いろいろ…
谷村真嗣ですよね。歌詞がやっぱり美しい。
美しいって思うのはなんでなんだろう。やっぱり歌詞が美しいですよ。
それは今の時代にはない表現だからとかそういうことなんですかね。
何ゆえの美しさだったんですかね。
そうなんですよね。日本語の使い方もすごい綺麗だし。
綺麗だったっていうね。
だからすごいトラディショナルな感じもあるし、やっぱり今って結構崩すのがかっこよかったりするから。
そういう崩さないような使い方とか。正しい日本語みたいな表現は確かに昔の。
あとなんだろうな。このJRのCMじゃないけど、当初でしかありえなかった情緒というか感情みたいなのが込められてるんだろうなというか。
その辺がいいんですかね。おじさんたちが今浸っちゃってるんですけど、年越せのクリスマスも近い時期になって。
そんなこと最近思ったなと思って。
でもこういうの妄想しちゃいますよね。こういうシチュエーションが好きだからね。
そうそう。そうなんですよ。ただこの時代においても現実で成し得ない情景だと思いますけど。
そうかもしれない。
だいぶこうドラマティックな仕立てではあると思うけど。
未だにでも僕は本当にあの曲がり角が曲がった時にパンくわえた女性とぶつかることってあんのかなって思うし。
出会い頭。
その人と後々会社行ったら会うとか。新入社員でとか。ちょっと期待しちゃいますよ。
あんたーみたいな。
あと本屋で同じ本を手に取っちゃうとか。
手に取っちゃうやつね。手が触れ合っちゃうよね。
そういうのあったらいいなってやっぱり思っちゃいますよね。
いやでもさあ。わかんないよねでもね。あんのかもしれない。
そうですよね。
いいんすよ。それはそういうクリエイティブじゃないですか。そういうことをイマジネーションとしてもらえるっていうこと自体がすごい素晴らしいことかな。
じゃあこの去りの話は次回の話にしましょう。
ちょっと残してもらっていいですかね。
言いたいことがこの繋がりで。ということでこの辺りで。
はーい。