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2022-09-26 34:02

第199回 なぜ親日?台湾と日本のキズナについて 〜 日本と台湾の歴史、近年の台湾を巡る情勢など

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日本と台湾の歴史や緊迫化している台湾の情勢について、幼少期を台湾で過ごしたWATAの体験も交えながら議論しました。


▶ 関連リンク

【国葬デモ】ひろゆきvs発起人の議員「安倍政治の美化に反対」

https://youtu.be/goI_ak5caok


▶ 関連エピソード

「WATAはドイツ語で盾?」については第158回WATA語録をどうぞ

https://spotifyanchor-web.app.link/e/o5d6jgrODtb


▶ 目次

国葬反対派の主張

台湾有事

台湾で幼少期を過ごしたWATA

日本と台湾の歴史

犬が去って豚が来た

中国と台湾の関係

台湾有事

台湾側からの日本の印象

中国と台湾

中国共産党


▶ お便りはこちら

https://forms.gle/oEfBpskGT2qf4iMW9


#台湾 #台湾有事

00:05
どうも、TAZAWAです。
どうも、WATAです。
今日はなんか久しぶりに、政治というかね、そういうところで一回掘り下げて喋れたらいいかなと思って。
なんか本当に今も、今収録9月11日ですけど、相変わらず国争問題とかで変わらないですね。
変わらない変わらない。
もうずっと。
2週間前話してる状況と全然変わってないじゃない?それは。
そうですよね。ちょうどね、今日はアベマTVかなんかで国争反対派の人とね、ひろゆきとかが喋ってるやつの動画をWATAさんとね。
シェアしてもらってね。
いや、大変なことになっているなって思ってね。
すごいですよね。だから情報操作がそもそもちょっとよくわからなかったんですけど、中国侵略戦争みたいな話ってどこから出てきてるの?
簡単に言うと国争反対のね、でもやってるその人は、日本が中国を侵略しようとしていると。
それを阻止するために国争、その安倍さんっていう人はその先端だからみたいな、っていう目目でやってるって言ってて。
すごい話だなと思って。
いやそうですよね。どこだっけ?どっかの海域、アマミとかで大規模な軍事演習が行われてて、アメリカと日本合同でジャベリンの発射の練習とかやったりとか、相当大規模なイベントとしてやってるって言ってましたけど、都市伝説なんだよね。レベル的には。
で、中国が日本の排他的経済水域にミサイル5発ぐらいぶち込んでいってますけど、それも日本が悪いというね。
こっち側からなんか仕掛けたから。
こっち側、わざわざ挑発してるからっていうことを言っててね。いやちょっと恐ろしいなと思って。
やっぱロシアがウクライナに対して侵攻してる情報統制の仕方とちょっと似てますよね、その辺はね。あちら側から仕掛けられて、それを守るために、やむなく侵攻防ぐためにウクライナに上陸して守ってるんだとか、やってることが全く一緒で。
で、なんで、そういうことを言ってる人もいる中で、ウクライナの戦争との関連で同時に語られてるのが、中国と台湾の関係があるんで。で、そう遠くない未来に何かが起こる可能性があるという状況なんでね。
その辺をザクバラに話せたらいいかなというか、あんまりこの辺り関心ない人からしたら、なぜとか、台湾って中国にとって何なのかとか、日本と台湾ってどういう関係なのかとか、そういうところとかもなんとなく今回のフリートークを聞いていただけるとわかるのかなっていうところを目指したいなっていう感じでね。
03:12
僕も全然詳しくないんで、一緒に勉強していきたいなっていうソウルで、関心ない方はね、きっかけになればいいかなっていうふうに思うんですけど。台湾といえば、でも渡田さんユカリありますもんね。
渡田 そうですね。ユカリって言っていいのかわからないですけど、親の仕事の関係で親が転勤してたんで、それでついてたんですよ。で、それが台湾で4歳から6歳くらいなんですかね。2年くらい過ごしてたっていう経緯があるわけなんですけど。
まあ、それなりに僕はもう、4歳から言ってるような記憶も残ってるし、なんかご飯おいしいじゃないですか、台湾の料理とかって。僕好きだったんですよ。だからすごいそういう影響も受けたりとか。あとね、子供の頃の写真がめちゃめちゃ派手なんですよ。台湾の寺めっちゃ派手なんですよ。原色しかつかないから。派手なお寺の写真がいっぱいこう、子供の頃の写真が多くて。
やっぱ小さい頃でしたけど、思い出深い場所ではありますよね。
そのワタさん、でもルーツがなんか不思議ですよね。台湾で幼少期を過ごして、ドイツの血も流れててみたいな。ワタっていうのはドイツ語なんですけど、ドイツ語でなんでしたっけワタって。
タテっていう。違うんですよ。ややこしいかな、その振りが。血が流れてても16分の1ぐらいの感じなんで、ほぼ日本人ですけど。でもなんか海外に対して、僕海外の文化好きじゃないですか。
そういうインターナショナルな感覚を植え付けられたのは、そういう現体験があるような気がします。海外の全然知らない国で過ごしてみたいなね、あるかもしれないですけど。いい国ですよ、本当に。
本当にこれはもうめちゃめちゃ人がいいし、やっぱ日本人多く住んでますんで基本的に。僕も日本人の通う幼稚園とか行ってたりしてて、すごい親切ですからね、台湾の方も。みんな日本人のこと好きなんで、台湾人は。
まあ親日ということで有名ですけど、なんで親日なのかね。
なったかみたいなね、とこですよね。
でもそれこそウクライナの人のアイデンティティもそうだし、台湾の人のアイデンティティもそうですけど、やっぱ日本人からすると理解しづらい部分ですよね。日本でずっと日本だし、台湾ってもういろんな国に統治されてるから。
そうですね。
最初はオランダで、その後シンか。その後あれですね、日清戦争で。
06:04
そうですね。
1894年か。で、日本が勝ってから、日本がシンから台湾をもらったんですよね。で、日本としては初めての、いわゆるそういうもらった領土というかね。
になってテンションも上がって、かなりちゃんと統治をしていたというか。だからなんか植民地とかってこう、欧米的なやり方が結構削除みたいな感じでしちゃう中。
植民地ですもんね。
日本はわりとその、一緒に近代化していこうっていう感じの、わりとストイックな統治の仕方をしてたから、日本が統治してた時にめちゃめちゃ近代化が進んだんですよね。
一刀両だから、その結果的にはもう日本でいう東京と並ぶぐらいの時代化が進んだって言ってて。
あとやっぱ日清戦争の時代ってさ、シンがもう本当その通りでしたけど、アヘンでボロボロにされてたでしょ。
で、台湾も例外なくアヘン中毒者がたくさんいて、そこからやっぱりすくい上げたというか、ちょっとその良くしてたっていうのもね、あると思うんですよね。
結構日本がその衛生面とかも含めて、あと読み書きができるように教育もしっかりしたりとかして、かなり整備されて良くなったっていうことで。
それが第二次世界大戦で日本が負けて、日本が台湾を手放すっていうことになって、台湾は日本が離れてから中国の国民党が台湾に逃げ込んできて。
そこから日本の統治から中国の統治に変わってから、だいぶもう差があったらしくて。
いや、そうですよね。
要するに日本の統治時代にいた人たちはもう読み書きもできるし、教育水準とかも高かったから。
だけど中国から来た人たちは文字も読める人少なかったし、なんでそんな人たちに自分たちは統治されなきゃいけないんだっていうみたいな反乱があったりとかね、反発もあったりとかして。
だから結局、日本があの時にストイックな統治をしてくれてたから、今の台湾があるっていうふうに考えてる人が多いって言いますよね。
犬が去って豚が来たっていう言葉が台湾では有名と聞きましたね。
犬が去ってっていうのは日本のことで、豚が来たっていうのは中国国民党のことなんですけど。
犬が去ってっていうのは、犬はガミガミガミがうるさいけど、番犬としていてくれるとすごくちゃんと地図が保たれてたと。
だけどその人に来た国民党は、搾取だけをするだけで何もしねえとっていう意味で犬が去って豚が来たっていうことが残ってると。
すごいスパイシーな表現なんですよ。
ストレートな表現ですけど。
そうそう。だからそんな歴史もあって。
要するに中国の中で、今の習近平の中国共産党と結果その後台湾に逃げ込んだ中国国民党っていうのが争ってて、中国国民党が台湾の方に移ってるっていうのがその流れで今があるんで。
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なんていうんですかね。いろいろなどっちが正当な中国なのかっていうのもあるし。
そうですよね。
ストレート なんか結構いろいろ台湾の人って考え方が二つあるみたいで、一つは今の蔡英文さん、民進党の台湾は台湾だっていう、台湾人だっていうアイデンティティで持ってる人と、もう一個は中国国民党からの流れで自分たちが正当な中国だっていう考え方なんですって。
だから今の中国と近づこうとしてる勢力なんですって。
なるほどね。でも思想とかイデオロギー的なとこで言うと、現段階では完全に全く違うものではあるわけでしょ。台湾全土で言うところの台湾って言われてるものと、中国共産党の考え方。
ストレート だから蔡英文さんとかは、今の中国はもう認めてないわけですね。台湾として独立をしようとしてると。っていう今の台湾と、今の習近平の中国は台湾は中国の一部だと言ってるから、そこの攻め合いが。
そうですよね。
ストレート 習近平は絶対に台湾は行くって言ってるんでね。
宣言してると。
ストレート 行くって言ってるんで。
行くね。行くよ。
ストレート そうそう。本人は行くって言ってるからね。
来ちゃうね。
ストレート それがどういう形になるかというか、分かりやすい軍事的なところで行くのか、それともそういう形じゃないか。
ちょっと前の香港とか、あの辺がイメージしやすい感じですかね。
ストレート だから、そういうことを台湾有事って言いますよ。台湾有事が起こった時に、日本としての立場がどうなのかっていうところで、安倍さんが割とこういうところは結構向き合ってたんで、台湾との関係でね。
だから日本としては中国に台湾を攻めさせないために何ができるかっていうところを考えなきゃいけないという。
そうですね。防がないといけない。
これでも侵攻されちゃうと結構状況的には、下手すると今のウクライナ、ロシアみたいな状況になる可能性はありますよね。
ストレート 日本ってもう台湾から日本の一番南の米国島まで、都心から箱根ぐらいの距離なんですよね、確かね。
そうですね。
ストレート ある種台湾有事が起こった時点で台湾だけで完結するってことは考えられないから恐らく日本の党に入ってくるだろうって考えると、台湾有事は日本有事でもあるから、
何としてでも起こさせないようにしなきゃいけないというふうに向き合ってるのが僕の認識では安倍政権、安倍さんだったんですよ。
だけど戦争したがってると安倍さんを批判する勢力もあるんで、そういう意味でも台湾有事の話はね、ちゃんとしないといけないのかなっていうふうに思ってたんですけどね。
12:09
あとやっぱこれ残念な話ではあるんですけど、正直テレビでは語られてないですね。
ストレート テレビではやらないですもんね。
本当にほとんど話題に出てこないですね、これ。
そうですね、基本的に中国を照り回すような報道とかもしれないですからね、あんまりね。
そうですね、でも水面下でやっぱりSNSとかインターネットのメディアでは割と話題には上がってるじゃないですか。
そこの返りがすごくて、だから結構今一番日本が緊迫状況なのってこの話ですよね、圧倒的に。
習近平が中国では異例の3期目に入るんで、その3期目でやっぱりそれにふさわしい目標なりを掲げるから、それは間違いなく台湾入るから。
やるかやらないかって選択肢はないと言われてますね、間違いなくやると。だけどやれるかやれないかはあると。
だからやらせないために日本とかアメリカとかでプレッシャーかけるっていうことができるから。
だからさっきの冒頭でお話しした、いわゆる中国に対して侵攻しようとしているんではないか、日本とアメリカみたいな話は、そういう辻褄を狂わせて話してる話なのかもしれないですね。
そうですね、だから台湾に侵攻させないためにプレッシャーをかけてるということを曲解して中国に侵略しようとしてるっていう見方をしてるってことだと思うんですけど。
これだからほんとロシアウクライナーの話ってほんとそのプロセス一緒ですね、だからね。
本当に台湾って日本のことね、よく思ってくれてるじゃないですか。そんな中でやっぱり台湾が中国に攻められないように、やっぱり日本はしっかり台湾側に立って一緒に何か向き合うべきかなと僕は思うんですけどね。
台湾取ったら次日本の方に来ますよ。
そうですね、やっぱりさっきおっしゃってたんですけど、台湾に侵攻するプロセスで何かあるでしょうね、やっぱり衝突が軍事的な。
だからそうなった時に結構想像していれば早くかなり緊張状態になる可能性は全然あるわけで、無傷で済む話じゃないですよね、これこそ本当に。
だからそうなった時に本当でも結構いよいよアジアの中、アジアとロシアとかの中での東側と西側の明らかな体制の対立っていうのが構造がすごいはっきりするんで、これもやっぱりちょっと不安はあるわけじゃないですけど、
世界大戦の方に行きかねないような入り口がちょっと見えてるというか、やっぱりあんまり感化できないっていうか、全然感化できない話ですもんね、これね。
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ロシアの暗いな進行もそうですけど、合理的に考えたらやらないでしょってみんな言ってた中でやってるんですよね。だから合理的に考えたらやんないでしょっていう考えは持っちゃいけないっていうことをあれで学んだはずなんですよ。
まああと過去の大戦ってやっぱりね、合理的に考えてやんないことをやったからこうなってるみたいなのありますよね、第二次世界大戦とかもそうだし、だからそこはこう生存バイアスじゃないですけど、あんまりそういうふうにまあ大丈夫じゃねみたいな日和みはしないほうが良くて。
ただ国民として何ができるかっていうとこはあると思うんですけど、ただなんかね、今現状国の話題がもう本当に国の中のしょうもない話題をずっとしてるわけじゃないですか。それはすごい結構やばいというか、まあだからある意味メディアがそうしてるっていうのはそこで目くらましをさせてるっていうところもあるわけじゃないですか。
平和ボケさせてるような感じになってるんで、もっと危機感を抱かなきゃいけない、もうロシアの話はもう明日は我が身かもしれないよっていうね。
日本なんて各保有国に囲まれてるんですよね、ロシア、北朝鮮、中国。本当にめちゃめちゃリスクが高い場所にいるはずなんですよね。
っていうことで奇跡的に日本は安全っていう事実を、もっとね、左の人たちはね、ちょっと自覚してほしいなと思いますね。
でももう、いわゆるガッツリの左翼からすると、もう一部なん、日本はもう中国の一部みたいなとこも、台湾もそうだし日本もそうじゃないですか。なんか変な土地されれば一番早いじゃんみたいな思ってる人はいますよね。
特殊な、そういうふうなふうに思ってる人は、まあそれはそれでいいんですけど、なんか多くのテレビを見て流されてる人もいると思うしね。
まあ自民党批判してるよね、そうですね。
そうなんですよね。でもそれこそ台湾もそうなんですけど、中国共産党のチベットとかウイグルとか含めて人権侵害やってるじゃないですか。報道しないですよね。
まあしないですね。
あと日本のその人権派と自称してるリベラルの人って、その辺と話ししないんですよね。
だからやっぱり、なんていうんですかね、やっぱり触れちゃいけないラインになってるっていうのは間違いないと思うんですけど、でもなんかその、でも水面下では出てるでしょ、その話題は。
ネットとかでは出てて、で明らかに見方としてね、多分マスメディアよりもそういうこうインディペンデントなメディアの方が結構その信用、信頼性が高いみたいなあるじゃないですか。
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だからそんな中でそれをこう見てみるふりみたいな感じになってるっていう気持ち悪さはあるのかもしれないですよね。だからそこはなんかアンタッチャブルなわけじゃないですか。
語らない、そもそも語らないっていう姿勢を貫いてるわけだから、語った上でこっちが逆の、自民党であったり西側の方を非難するっていうのはやり方ってあるんでしょうけど、そもそも語らないとか話題にできないとか、そういうちょっとタブー感が出てるのが怖いというか。
まあね、あとその辺話しちゃうと安倍批判ができないんですよね。その辺と向き合ってるのが安倍さんだから。
そうですよね。一回飲み込んじゃわ飲み込む話なわけですもんね。そこはもう認めた上でしないといけない話だから認められないっていう感じになるんですかね。
でも仮に台湾有事の話が、そうなってほしくないですけど、そうなった場合に中国的にはどういうシナリオというか、台湾を占領しましたと。その後、結局日本の方に食い込んでいくっていう、南側の島なのか、いろんな列島があると思うんですけど。
その辺は。
タイモ はっきりその辺はまだ言ってはいないですよね。台湾はやるって言ってるけど、日本まではまだ言ってないですけどね。
でもなんかこうオセロみたいな感じでね、挟まれてる感じなのかな。
タイモ そうそうそう。だから中国は太平洋出ていけないから、今の状態だとね。
そうか。
タイモ 全部その、沖縄から台湾から全部塞がれてるから。
確かに確かに。
タイモ だから台湾取って、尖閣行ってっていう。尖閣がまさに日本の問題になるから。
尖閣もそうですね。そうですよね。
タイモ なんかでもやっぱりそうなることによって結構資源的にも、石油資源が回ってこなくなったりとか、貿易にすごい影響が出たりとか、結構全然対岸の舵じゃない話になるっぽいですからね。
タイモ だから尖閣とかも、だったらあげちゃえばいいじゃんって言う人も多いですけど、これも結局そういう中国共産党のやり方を許してしまうということにもなるから。
まあそういうことですよね。
タイモ ロシアのロフィクライナーのやつとも似てて。
同じだよね。
タイモ なんですか、合理的な考え方をすると自負してる言論の人はそういうことを言いますけどね。
タイモ オークライナーの時もそういう論調は目立ちましたよね。命を犠牲にすべきではないかっていう。
タイモ だから領土問題って本当に根深いですよね。中国が尖閣みたいな小さい島をなんで取りに来ようとしてるかっていうのを深く考えると意思が見えてきますよね。
21:07
タイモ やっぱり明らかな意思があるというか、マストリーゲームじゃないですけど、徐々に徐々に絶対拡大してくるわけじゃないですか。海域とか空域とか、あるいは領土みたいな話は。
タイモ そこで譲ったことによって、よりすごい危険な話になってくる。
タイモ 小さい島とかそういう問題じゃないんですよね。それこそ責められたら降伏してとかっていうのって、僕もちょっとわかんないから、だからこそそういう苦しい判断を責められるから、絶対に起こしてはいけないし、
タイモ 起こさせないように、今のうちから何をすること、何ができるかを考えるのが大事なんだろうと思うから。だけどそれを考えるのを放棄しようと、考えるのをやめたいっていう人が多いわけだから。
タイモ 台湾の人たちって実際にどんな感じで親日なんですか?現地というか、よく言われるのは僕も知ってますけど。小さい頃だからそんな覚えてないですか?
タイモ そうですね。なんかでもやっぱり、ある意味経済圏も共有してるというか、やっぱり日本人が、僕が幼い頃いた頃は、当然80年代後半とかで、台湾としても結構経済成長していくタイミングだったんですよ。
タイモ 全然今みたいに発展してなくて、本当に商業的にはそこまで今ほどこういう基盤はなくて、だからやっぱり観光産業もそうですし、台湾にいろんな工場とかあったんですよね。それでたぶんうちの父親とかも、台湾の工場で日本の製品、部品とか機械のパーツとかを作ってたわけですけど。
そういう感じで、たぶん経済圏をシェアしてるっていうところも、一緒に成長していくみたいな、さっきの話ですよね。っていうところは大きいんじゃないかなと思って。今本当に台湾ってすごい国になったじゃないですか。
もう僕が見た頃のやつって、もう全然あんな高層ビル建ってないし、それこそ、今ITとかすごいですけど、全然そんななんかもう、ちょっとした村レベルの、そういうのがまだまだ全然あって、すごい未開拓の場所だったのが、今みたいに成長できたっていうのは、そこは共存関係にあったから。
そこに恩義を感じて、お互いに恩義を感じてるってところはあったんじゃないですかね。やっぱりビジネスパートナーとしても、いいパートナーだったとか、あるんじゃないですか、やっぱり。
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日本人の精神みたいな、結構大事にしてると聞いたりしてましたよね。だから、今の僕らがちょっと馴染みがない、昔ながらの日本人の精神みたいな、結構台湾の人は大事にしてるとちょっと見ましたけどね。
でも、感覚的には本当、言葉もね、結構喋れるんですよ、台湾の人って。 だから結構、今のお年寄りとかで日本語喋れる人多いっていうことで。 めっちゃ多いですよね。もちろん台湾から日本に来る人も多かったし、もう割と、さっきのビジネスに関しても、直接的に関わるのが日本が多かったんで。
だからさ、そういう文化的なところも結構似てるというか、感覚的な価値観とかもそうだし、結構近い感じはしますよね。ほぼほぼ日本人みたいな感じで話せる。ほぼほぼ、だから日本人台湾人の話じゃないですけど、ほぼほぼ同一の民族として会話できるみたいなところはあるのかもしれないですけどね。
だからそこの親和性がね、いつ生まれたかっていうのはすごいね、興味深いというか。 なんかYouTubeで日本統治時代を経験しているお年寄りが、当時の日本の統治時代を懐かしがっている動画とかちょろちょろ見ましたけど、懐かしかったなーみたいな。いろいろ言ってくるけどよかったなーみたいな。
あの時よかったなーみたいな、むしろすごいね。 怒る時は怒るけど、あれがよかったよみたいな。厳しくも温かいっていうかね、そういう感じがあったらしいですけどね。でもね、東日本大震災の時もすごい額200億以上、人口も少ない、日本よりもだいぶ少ない国で、あの辺の絆を感じますよね。
そうですね。お互い、友人の時、災害がある時は結構協力し合ってたりするんで、そういう精神的なつながりみたいなのもね、やっぱ強いんでしょうね。
台湾の人の感覚でちょっと僕は見たのは、わりと台湾の人って自分たちが劣ってるみたいな劣等感感じてる人も多いって聞きましたね。だからやっぱ日本っていうものに対して、すごいそういう意味ですごいというかね、そういう感覚で日本見てるっていう人もいるって聞きましたね。だから日本勢とかって見るとすごいトップクラスっていう印象があるっていうね。
まあね、もはやね、今実際どうかは別として、でもそういうふうによく思ってくれてるんだったら、それにふさわしい国でありたいなとは僕は思いますけどね。
27:01
確かにね。だからやっぱね、何かあったときにはね、そこら辺がやっぱりどういう形でフォローできるのかとかね、だいぶ問われる話だと思いますよね。
いや、なんかね、ちょっとやっぱり、あのさ、香港の話もそうだけどさ、やっぱこう、なんか中国っぽくなると全然違くなっちゃうだろうね、台湾はほんと。
でも、そうですよね。僕ら、でも想像できないですよね。要は僕らって自由主義が当たり前じゃないですか。要は欧米的なね。台湾もそうだし。だけど中国はね、違うから。
変わってしまうっていうことに対する危機感みたいなのって僕らってもう全然想像できないじゃないですかね。
できないですね。あとあの、なんか結構僕思うのは、さっきの僕が子供のときに派手なお寺を巡ってたみたいな話があったけど、宗教観として台湾と中国って結構明らかに違うんじゃないかなと思って、中国は基本的にもう宗教はもう全然ダメじゃないですか。
もう要はめちゃめちゃ見下してるんで。 まあ宗教があったら共産主義が成り立たないから。 成り立たない。まじで国の中で都市伝説だっていうふうに教えてるぐらい宗教的なところ。
で、でも台湾ってすごい新人深い国ですよ。もうお寺巡りとか、もうそこいら中に、だからチベットとかああいうところに近いのかもしれないですけど、ああいう文化がなくなっちゃうというか遺産もすごい綺麗なね。
お寺とか遺産が多い国なんですけど、ちょっとだからそういうところもすごい不安というか。 確かに。
でも考えてみたら、中国って言うけど、僕らがね、政治の意味で中国って言うのって中国共産党のことじゃないですか。 そうだね。
そうなんですよ。場所はずっと中国だけど、国が変わったら全く中身が変わるのが中国じゃないですか。だから台湾も中国も同じルーツがあるとはいえ、もう全く別物ですよね。
全く別物ですね。いや、そうだと思います。だからそう考えると台湾が言ってる、本来のルーツは台湾、むしろ中国的なルーツがあるのは台湾っていうのは、なんか言わんとしてることはなんかわからなくはないというか、だって今の中国なんてもうできたばっかでしょ。
結局中国共産党と蒋介石の国民党が戦って負けた側が台湾に来てるから、その中でね、逃げ込んだ人たちが、本来はこっちだって言うのはわかるなと。でもそれとはまた別にもう台湾は台湾だっていう。
でもその表現がいいとは思うけどね。 西英明さんがそうですから。 なんかそれで言うと本来の中国は何なのかってもう何もわかんないよね。だって。
30:05
そう、あんだけだって歴史がコロコロコロコロ変わる場所だから。 変わってるからさ。だってその蒋介石以降、毛沢東の後でもう全然違う。さらにもう20年サイクルから全然違う国になったじゃないですか。
だからまあね、僕ら共産主義というか、あれも言うけど、毛沢東からですかね。毛沢東と習近平ぐらいですかね。 そうだね。そうだよ。でもそうだよね。だって20年ぐらい前とかはもう違ったもんね。
30年ぐらい前かな。 そうそうそう。そうなんすよ。だから。 全然中国、まだ全然今と違う世界だよね。 まだ北京オリンピックとかの頃ってまだなんだろう、今とだいぶイメージ違ってて。
むしろこれから中国がどんどんどんどん活躍していっててポジティブなイメージもあった時期なんですよね。 温家宝とかそれぐらいの時期でしたっけ。もうちょい前か。
なんかそうだよね。ちょっとこう薙の時代みたいなのがあった気がするよね。 その後ね、習近平が。 近平ちゃんがね。来ちゃったんで。 で、自分が毛沢東ね、生まれてから。 だからそういう意味だとやっぱ中国とは、だからあんまり僕ね、別になんか政治でね、今のこの論調もそうだけど補修的な考え方ですよ。
別に中国の国というか中国の人たちを言ってるわけじゃなくて、あくまで言ってるのは習近平を率いる共産党の方じゃんね。 だから僕聞いたのは、たまたまつい最近まで中国に行ってた知り合いがいて、実際その実情として国民ってどんな感じなのかって聞いたんですけど、やっぱね、結局コロコロ変わるんで国民も合わせるしかないというか、別にイデオロギーってないんですって国民自体に。
ただやっぱ強制力がある、そういうもう体制に対して、ある程度こう従ってる状態っていうのはパフォーマンスとして見せなきゃいけないんで、そういうふうな体で接してはいるけど、全然そこに意思とかはなくて、対日勘定とか言うけど、あの辺で全然そこはないらしいんですよ。
だからもうまさに習近平なんですね、イコール。 そうそうそう、イコールの国家主席の思想っていう。ロシアもそうじゃないですか。全く一緒で。 だからどっちかというと国民がね、気の毒だなっていうような目線で多分学校問題って話してるだけなんで。
そう考えるとね、この十数年の中国共産党体制は相当だから、根深い世界的な問題に発展してきちゃってるっていうところね、結構シリアスですね。
そうですよ、実際に分かりやすいアクションをちゃんと起こしちゃってるから。 そうなんですよね、だからあそこら辺の連なってる国だよね、北朝鮮、ロシア、中国っていう、あの辺はここ十数年では相当だいぶきな臭い国に戻ってきちゃってるんで。
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だから日本がね、こんなそばにいて。 すごいですよね。考えたら奇跡的なバランスですよね、ほんとね。 だってロシアの話って何が起こるかわからんわけじゃないですか。だってアメリカがもうそばにいる中で、アメリカが何か介入したらそれに反応してロシアが何かしてくる可能性。真っ先に狙われるのは日本ですからね、米国領としてね。
あと年齢的にもね、習近平もプチンもいい歳っていうのもあるから早く行動っていうのもあるしね。 まあちょっとそんなところでスタジオの時間が来ちゃいましたんで。またねこういう話をはまた改めてね。そんなところでじゃあありがとうございました。 ありがとうございました。
34:02

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