00:07
はい、みなさんこんにちは。今日もあなたにインフェクション。新型オトナウィルス小林です。
樋口です。
よろしくお願いします。
お願いします。
樋口さん、今日はですね。
はい。
教えてコバ先生のコーナーにやってみたいと思っております。
来たよ。
はい。
先生、お願いします。
はい。
今日はね、なんかあんまり公釈たれるというよりも、
はい。
まあこう、なんて言うんですかね。
提案というか、世の中に提案みたいな話にちょっと近いのかもしれないですけど、
NPOとDAOの相性
今日話したいのは、NPOとDAOの相性がいいんじゃないかっていう話を。
この辺は興味ありますよ、めちゃくちゃ。
したいなと思っております。
はい、めちゃくちゃ興味ある。
はい。
DAO。
ですよね。
NPOはまあみなさんご存知のね、ノンプロフィットオーガニゼーションみたいな感じですよね。
非営利団体。
非営利団体ね。
で、DAOっていうのは最近結構話題にはなっていると思うんですけど、
ブロックチェーンを使った組織のことですよね。
セントラライズドオートノーマスオーガニゼーションみたいなのの略ですね、DAOというふうに言ってるんですけど、
ことの発端はですね、エクサキッズっていうNPOをやってるじゃないですか、俺が。
はい。
で、そのNPOの、何ですかね、端的に言うと理事会やってるんですけど、理事会の中でブロックチェーンに明るい理事が一人いて、
エクサキッズをDAOにしねえかみたいな話がちょっと出てたんですよね。
で、確かにと思うところがあって、それについて少し喋りたいなと。
わー面白そうこれ。
思っているんですよ。
はい。
まずは、DAOって何なのっていうのが分かんない方も結構いらっしゃると思うんで、
少しパッと喋っておこうかなと。
で、まずブロックチェーンっていうのがありますよと。
で、ブロックチェーンって何なのみたいな話すると少し長くなっちゃうんで、
そこはブロックチェーンっていうのがありますよねっていうところで話を済ませてほしいんですけど、
そのブロックチェーンを使って、自立分散的に管理運営される組織のことをDAOって言っています。
そうですよね。
というのが一般的な解釈ですね。
一応今日しゃべるにあたって少し軽く調べてきたんですけど、
DAOっていう言葉自体は1990年ぐらいからあるらしいです。
自立分散型の組織っていうイメージであるしてますと。
で、ビットコインっていうのが出てきて、ブロックチェーンの元祖ですよね。
ビットコインっていうのが出てきて、ビットコインプロジェクトを推進している、
ブロックチェーンとイーサリアム
ビットコインのプロジェクト自体のことをDAOだと。
自立分散型の組織としてビットコインが運営されているというようなことがまず一番最初の概念として立ち上がったと。
そこから話が加速してですね、
ビットコインではなく同じくブロックチェーンを使用しているけれども、
少し違うルールで作られているイーサリアムというブロックチェーンがあります。
ここで話が生まれてきたんですね。
このイーサリアムというブロックチェーンはビットコインと違ってですね、
そのブロックチェーン自体にプログラムのソースコードをブロックチェーンに格納できるよ、保存できるよというのがありますねと。
そのプログラムを使って組織運営に必要な物事を自動化しちゃおうと。
完全にブロックチェーンの中にそういった運営ルールみたいのを書き込んで、
それを元に自動的に運営される組織のことをDAOと言いますよというのが今一般的な解釈ですよね。
スマートコントラクト機能とかがあるんですね。
ちょっと今の話で分かりにくいぞという方もいらっしゃると思うので、もう少しだけ突っ込んだお話をしておきたいなと。
スマートコントラクトっていうのが多分イメージつきにくい人がいると思うんで、
もうちょっとしゃべりたいんですけど、ブロックチェーンの話はどっかでしましょう。
どっかのタイミングで。
とにかくビットコインっていうのは取引履歴を誰が誰にいくら送ったとか、
誰がどこにいくら持っているみたいな情報を保存しているデータベースでございますよと。
そのデータベースが完全に書き換え不可能な状態で保存できるよねというのが特徴です。
ビットコインの場合はそこに取引履歴のみを書くんですよね、のみを書いていくと。
そこにプログラムを書いていこうというのがEthereumのかなり大きな進化なんですね。
なので取引履歴と一緒にプログラムをそこに書き込んでいきますと。
これ書き換えできなくなっちゃうので、一度作ったルールは確実にそこにあるよという状態が担保されているんですよね。
なのでそのブロックチェーンにアクセスして、そのプログラムにアクセスすることによって、
一度確定されたルールをどこの誰でもそこのブロックチェーンにアクセスしさえすれば、
そのプログラムにアクセスできるので、その機能を実行させることができるという考え方ですよね。
この辺りまではなんとなくわかるよという方も結構多いんじゃないか。
そこに書いてあるプログラムで物事を実行しましょうということをスマートコントラクトと言いますよということですね。
この場合確実にそこに書かれていて、それが書き換え不可能だということが証明されているので、
だから契約書のみがそこにある状態ですよね。
なので誰が誰に契約するとかいうことがあんまり関係なくて、そこにアクセスしさえすればその契約を誰でも使える状態。
これがスマートコントラクトということですね。
いわゆるDAOっていうのは、そこに例えば投票、主な機能は投票だと思うんですけど、
投票みたいなのを作って、例えばこの組織、来年はこういう活動したいと思いますっていうのを参加者がみんなで投票するんですよね。
投票して、投票が例えば過半数を超えたらこのように実行することに決めますというふうな動きをプログラムとしてスマートコントラクトに書いていくと。
だったりとか例えば人事、財務、企業理念みたいなこともそうやって定義していくことができますねと。
そうやって完全に会社の組織の形自体をブロックチェーンにお任せしちゃうということにすると、
管理者がいない状態でコード、プログラム、誰のものでもなくなったスマートコントラクトによって運営が可能になる。
需要の管理者がいなくてもという考え方でございます。
ここまではヒグさんもOKですね。
わかる人多いと思うけどわからない人もいるかもね。
まあまあ、はい。
だよねっていうところだと思うんですよね。
ここで一旦これ置いておきます。
NPOの特徴と組織運営
NPOの方にちょっと行って話をしていきたいんですけど、
エクサキッズというNPOを立ち上げましたと。
これNPOになったのはたまたまなんですけど、
なんか事業体がいるねっていうことで何か法人作るかってなったときに、
何がいいかわかんなかったんですけど、
その時近くにいた人たちのアドバイスによってNPOがいいんじゃないってなって、
じゃあNPOでって決めたんですよね。
運営していく中で、このNPOというものの俺が理事長になったので、
ものすごくいろんなことを考えたりとか、
NPOって何なんだみたいなことを勉強して色々知っていくことになるんですよね。
NPOの特徴として結構大きいのが、
透明性みたいなやつがすごく求められるんですよね。
会計報告とかを全部公に開示しないといけない。
財務報告書みたいなやつを。
例えばウェブサイトに貼るか、どっかに掲示するかとか、
出なくても法務局とかに提出するんで、
それはもう公一般に、
例えばNPOエクサキッズの財務状態とか経費何に使ったとか、
そういうものを知りたければ、知る術が常にある状態になるんですよ。
取り寄せできるの?財務資料表を。
どうですかね。
見れるってこと?
基本的にはウェブサイトに掲示するか、事務所に掲示するかの二択を選ばされるんですけど、
多分法務局にアクセスしたら開示されるんじゃないかな。
じゃあ俺が見れる状態であるってことね。
まずこれが基本でありますよ。
あとあれですよね、
総会だったりとか、そういったものも基本的には公開情報扱いになるんですよね。
総会議事録みたいなやつとかも。
なので基本的にはNPOって、
全て透明にしてくださいね、みたいなところがちょっとあるんですよ。
まずこれが一個ありますよと。
これもう一個大きいのがですね、
NPOの主体って誰なん?みたいな話なんですよ。
株主じゃないもんね。
そうですそうです。
これが一番おもろくて、
NPOのオーナー、つまりオーナーですよね。
オーナーはNPOの会員全員なんですよ。
株式会社の場合は株主が一応オーナーになりますよね。
NPOの場合はそうじゃなくて、会員なんですよ。
理事っていうのは会員から運営を委託されている、
審託されて預けられている状態なんですよね。
総会とかで、例えば何にいくら使うとか、
会計報告とか予算みたいなやつを、
来年度計画みたいなやつを総会で議決とって、
それにのっとってやらなきゃいけない。
それがのっとってやられているかどうかを監視するための幹事っていうのを置かなければならない。
っていうふうに決められていますよ。
俺理事長って言ってるんですけど、
俺も会員なんですよね。
理事の中には会員じゃないやつもいますよ。
なので、全然俺のもんじゃないんですよ。
理事の中には会員じゃない人おるんやね。
います。通ります、これは。
へー、なるほどなるほど。
株式会社でいうと社員である必要がないってやつですね。
そういうことか。
取締役だったりとか株主が社員である必要がない。
へー、なるほど。
見てると思うんですけど。
なるほど、そういう感じだよね。
はい。
なので、理事はあくまで会員全体から、
NPOの会員制度と総会の仕組み
そうです、委託を受けている状態っていうふうに扱われるので、
全然俺のものじゃないんですよ。
会員のみんなが小林不信任だと言ったら、
俺、余裕で切り捨てられるんですよ、NPO法上。
なおかつ、これちょっとあんまり公に言いたくないんですけど、
NPOって会員になりたいって言ってきた人を拒否する権利ないんですよ。
へー。
これすごいですよね。
すごいね。
拒否する権利が、正当な理由がなければ拒否する権利がないんですよ。
へー。
で、総会、総会を必ず開くんですけど、
総会に関しては、会員の何割だったかな、
たぶん7割とかぐらいの人間が出席してないと総会と認められないんですよね。
なので、例えば、理事が集まって、こうですって決めたところで、
会員の署名がないと基本的にはその決定認められない。
へー。
会員っていうのは本当に末端とか、今エクサキッズで言うと、
月500円払ってくれる人、この寄付会員っていうのが、
設立当初から手伝ってくれてる人、正会員ってやってるんですけど、
寄付会員にはうちは議決権持たせてないんですけど、正会員は議決権があるんで、
要は何て言うんですかね、サークルのメンバーっていうぐらいの感じなんですよ。
え、その議決権持たす持たさないは、何かに申請しているん?
ですね、定管に書いてます。
定管に、なるほどね。
なので、基本的には正会員っていうのと、
寄付会員っていうのを分けて設定するとか、その辺は自由なんですよね。
ただ、正会員っていうのが最低10人はいる状態にしてくださいっていう風になってるんですよ。
で、その10人の多数決で持って決めなければならないっていう仕組みなんですよね。
さっき言ったみたいに、会員になりたいって言った人に正当な理由がなければ拒否できない。
ということは、もう10人がガサッと入ってくると乗っ取られるんですよ。
ヤバいよ。
そうなんですよ。だから、NPOって乗っ取りができるんですよ。
NPOの脆弱性と乗っ取りの可能性
法律上できます、実際。
だから、エクサキッズも乗っ取りたいと思ったら乗っ取られます、普通に。
へえ。
これNPOの結構大きな脆弱性というか、
脆弱性やね。
とも言えます。脆弱性とも言えますね。
実際にそういう悪用されていることもあります。
あるんや。
あります。
なので、結構NPOの界隈では問題ですね。
今では少ないと思うんですけど、いわゆるその暴力団的な人たちが、
ある程度、都当なしで簡易にしてくれと言ってきて、
過半数を超えて議決権を取るっていうのが普通にできるんですよ。
へえ。怖っ。
怖いんですよ。普通にできちゃうんですよ。
みたいなところもあるんですよね。
で、イメージ的にですね、
NPOって世間一般的にはちょっとうさんくさいとか、
もしくはボランティア活動でしょ?みたいな感じで思われている不思議もあると思うんですけど、
これ、俺の中でNPOってこういうもんだっていうのが結構はっきり明確に分かってきたのがあって、
マジでサークルなんですよ。
はいはいはい。
で、要は、例えば地域の草むしりやりてえと。
で、俺地域の草むしりやりてえっすって言って、
草むしりサークル作ったとするじゃないですか。
で、人が集まってきて、で、みんなで部費払うと。
みんなで部費払ってみんなでサークル活動してるんですよね。
で、その時に、
あのー、なんていうんですかね。
まあ、人も増えてきたし、
何かしら必要だよね、だったら法人として作る必要があるんですけど、
で、本当にそれぐらいのものでしかないっていう感じなんですよ。
だから、草むしりしたいっていう人があと30人40人増えてきたら、
拒否もできないし、サークルとしてそれを受け入れていくっていう感じなんですね。
で、なんか理事長ちげーしって言われたら、
普通に理事長を交代させられますし、
で、参加している全員がオーナーですよ、みたいな状態なんですよ。
で、さっき言ってみたように厳密に、
あなたは正会員、あなたは寄付会員みたいな区分は作れるんですけど、
言ったみたいにあんまり拒否できるものではないので。
で、またそれと別にNPOとして社員を雇うっていうことはできるんですよね。
なるほどね。
オーナーがスタッフを雇う感じだもんね。
そうです。
実務担当をお金で。
そうです。草むしり会員がちょっと人数が足りんからっていうことで、
ボランティアを別に雇うとかもできるんですよね。
それお金払って雇ってもいいわけですね。
全然大丈夫です。
だから草むしり本当はボランティア10人でしようと思っちゃったけども、
あまりにも膨大すぎるから地元の増援会社にお金払ってやってもらおうとかができるんですよね。
できるってことです。
理解。
だし、会員と別に人を雇うってこともできるんですよね。
はいはいはい。
DAOの仕組みとThe DAOの事件
っていうような状態ではあるんですよ。
その時にですね、会員って何するのって結構微妙なラインになってくるんですよ。
へー。
会員は武器払って、サークル俺今日参加しますとか言う、マジでその程度なんですよ。
だから、俺しばらく参加できません。
でも何も文句言うことができないんですよね。
で、総会には来てね。
で、総会にその人が来てくんないと総会できないんですよね。
みたいな状況で、会員って何?みたいな状態になるんですよ。
結構実態から少しかけ離れていきがちだと。
なので基本的にはNPOのいわゆる会員さんっていうのは有志のボランティアになりやすい。
はいはいはい。
ですよね。なおかつ自分が武器払ってるような状態で有志のボランティアになりやすくて、
それと別に人を雇うっていうイメージ。もちろん会員を雇ってもいいんですけど。
ってなってくると、NPOの会員っていうのは、
何ですかね、
本当にやりたい奴が今日の草むしり会に来る。
都合の合う奴が。っていうような運用に実質なるんですよね。
で、どうやってその会自体が、そのNPO自体が存続していくのかっていうと、
我々NPOはこれをやりますっていう定観でしかないんですよ。
なのでこれポイントで、理念のもとに集ったやりたい奴がやりたいときにやるだけのサークルなんですよ。
根本的にNPOというのは。
で、これがNPOってやつなんですね。
じゃあ一方、DAOの方を見ていきましょうっていう風になっていくんですけど、
DAOっていうのはですね、一番最初に理念とかもそうなんですけど、
要はルール決めをスマートコントラクトとして作る必要がありますよね。
で、そこからですね、ガバナンストークンっていうやつを発行することになるんですよ。
専用の仮想通貨と思ってもらったらいいと思うんですけど、
これを会員の皆さんに配りますよと。
で、その仮想通貨があることによってスマートコントラクトにアクセスできるようになるんで、
そこにスマートコントラクトにアクセスして、
投票だったりとかをして会の動きを決めるっていう風になるんですね。
つまり、DAOにとっては組織の構成員、会員の立ち位置っていうのはガバナンストークン持ってるやつってことになるんですよね。
オーナー。
そうなんですよ。
で、管理者不在あるのはブロックチェーンに書かれているコードだけ。
で、管理者不在で会員になるのはガバナンストークンっていうそこにアクセスする仮想通貨持ってるやつだけ。
で、大概の場合これは取引所で売ることができるって感じになるんですよね。
なので、じゃあ俺このDAOのメンバーもう嫌だから売っちゃえって誰かに引き渡して会員辞めることもできるし、
あそこのDAOの会員になりたいと思ったらその時の早い。
で、買ってしまえば投票だったりとかで意思決定に参加できるっていうような形になるんですよね。
で、この形ほぼNPOに重なってくるなって思ったんですよ。
で、結構相性がいいなっていう感じでなんとなく伝わってきます。
ほぼ構造一緒じゃないですか。
で、このDAOっていうものをもうちょっと見ていくと、どっから喋ろうかな。
なんか事件があったんですね。
まず昔2016年ぐらいに。
それまでのDAOっていうのはビットコインプロジェクト自体のことをDAOって言ってたみたいなんですけど、
The DAOっていう組織が実際にイーサリアム上にできました。
最初に。
で、それは何をするかっていうと分散型投資ファンドだったんですよね。
管理者がいない。
で、みんなでお金をそこに集めて、まずDAOってとこに集めて、仮想通貨ですね。
みんなで仮想通貨を集めて、何に投資するか。
その集まったお金を何に投資するかっていうのを投票で決めてたっていうふうな状態だったんですよね。
で、ただ根本的な問題があって、DAOっていうのはブロックチェーンにプログラムを書くと。
で、そのプログラムにのっとって全て運用するという話になるので、
そのプログラム書き換えできないですよ、しかも。
はいはい、わかるよ。
なので、バグがあったら大変なことになるわけですよね。
確かに。
で、それ運用してみんなからお金を集めて、実際に投票で決めて投資活動を行っていた最初の2016年からThe DAOっていう組織なんですけど、
途中で集まった人たちが気づくわけですよ。
あれ、コードに脆弱性あるくない?って気づいちゃったわけなんですよ。
あれってなって、それを提案するわけですよ。
ちょっと待って、これコードに脆弱性あるぞと。
このコード修正しよう。
修正するってのは新しくブロックチェーンに新しいコードを格納するってことなんですけど、
The DAOの事件とイーサリアムの分裂
修正しましょうという提案をもちろん出しますよね。
これみんな投票する。
で、みんなが投票するときに会員の過半数とかの投票が必要なんですよ。
NPOの総会と似てるんで。
で、それを待っている間に、その脆弱性を利用したハッキングが起こったんですよね。
起こったんや。
起こったんです。
知らなかった。
で、これで膨大な金額が引っこ抜かれます。
えー。
っていう事件が起こったんですよね。
The DAOの事件っていうやつなんですけど。
怖っ。
そうなんですよ。
怖っ。
で、そのブロックチェーンの話なんですけど、ここから少し面白いのが、
その時に、イーサリアムっていうブロックチェーンを使ってますよと。
で、イーサリアムを運営している人たちも、
同じような感じで、
有志が集まってみんなで相談して決めてるみたいな状態になっちゃうんですよね。
ブロックチェーンっていうものが仕組み上。
で、その時に、このThe DAOの事件はアンマだと。
せっかくイーサリアムっていうものを使って、
本当にスマートコントラクトを使って、
分散型自立組織っていうのをせっかく初めてのユースケースができたのに、
こんなひどい事件が起こってしまった。
これは取引履歴を一旦巻き戻して、
この事件を救済しようって考えた人たちがいます。
で、一部には待て待てと。
ブロックチェーンってそういうことじゃねえだろ?
考えた人たちがいます。
これが真っ二つに分かれて対立を起こすんですよね。
というわけで、これが結局合意に至らずに、
二つのブロックチェーンに分かれます。
救済を選んだ人たちが現在のイーサリアム。
救済しないを選んだ人たちがイーサリアムクラシック。
現在のダオの注目とプロジェクト立ち上げ
そうやってできたんや。
いいくらい悪いやつや。
イーサリアムクラシックはこのようにして分裂しました。
実際に分裂したのは現イーサリアムの方ですよね。
でも、今イーサリアムクラシックはそんなに流用性ないよね。
たぶん新イーサリアムの方がすげえ周りを。
っていう感じですよね。
思想がハードコアすぎたんでしょうね。
あれ救済側って言ったっけ?
救済しなかったのがクラシックです。
救済したのが新イーサリアム?
そうですね。今で言うイーサリアムになります。
面白いね。
だから救済しなかったということは、
そのお金はでも結局戻ってこんもんね。
救済しなかったら戻ってこないですね。
結局そのお金はパクられたまんまやもんね。
お金自体は。
イーサリアム自体はね。
救済しなかったら。
まず盗まれましたよね。
で、それもう売り抜けられていたら、
もう現金化されているよね。
うんうんうん。
そのわからんクラッカーなのかが盗んだ人がいます。
じゃあ泥棒。
泥棒をパクりました。
もう売り抜けました市場でバンド。
だからもう戻ってこないね。
そのお金は。
ただブロックチェンジを移動して、
売り抜けられましたというものが残っているのがイークラ。
そうですね。
で、盗まれる前の時間に全ての状態が戻ったのがイーサリアム。
そうですね。戻ったというか、そこの状態から
違うルートを作ったということなんですけど。
巻き戻した。
そうですね。事件が起こる前のところから分岐させて
新しいルートを作ったっていうことですね。
持っているということにしたんやね。
ザ・ダオがイーサリアムを戻したってことは。
盗まれてないことにしたと。
そうですね。盗まれてない状態から新しいストーリーを始めた
という感じですね。
ということは、今の新しいイーサリアムの中では
ザ・ダオが持っているってことね。
そうですね。
で、それ売れるってことね。イーサリアムでね。
お金として使えるもんね。今の新しいイーサリアム。
だから実質裏、さっきヒグさんが言ったように
ハッカーが売り抜いちゃったやつは
イーサリアムクラシックっていうことになったってことですね。
なんかこの辺がもうわっけわからんよね。
難しいっすよね。
要はその泥棒は泥棒で
イーサリアムクラシックはある程度売り抜けていたら
現金は手に入ってる。
でもザ・ダオの方はイーサリアム盗まれてないから
それ売ろうと思ったらまたそこで売れるもんね。
だから、金が増えているよね。
増えているよね。
そうですね。こういう錬金術ができちゃう。
ビットコインでもハードフォークとか色々ありましたけど
なぜか増えているみたいなのがあったり
ようわからんことが起きて
まあまあごめん。
そういう事件が起こったりしています。
これがダオの起源みたいなスタートなんですよね。
ここで色んなことが起こったわけですよ。
イーサリアムって信用できないんじゃないかって思ったりとか
ダオっていうものってそもそも実現できないんじゃないかとか
みんな色んなことを思ったりとかですね。
ただやっぱり現在ダオっていうのがまだ注目されていますと
実際には色んなプロジェクトが新しく立ち上がって
コードもしっかりバグがないように
みんな気をつけて運営をしておりますというところだったりするんですよね。
もうちょっと考えてみたいんですけど
ダオというものについてですね。