1. 「大人の近代史」今だからわかる日本の歴史
  2. #138「下山事件」戦後最大のミ..
2023-11-21 32:34

#138「下山事件」戦後最大のミステリー

★番組運営のため寄付を募集しています☞ https://otokin.com/sponsorship 国鉄総裁となった下山定則が出勤途中に行方不明となり、

その後轢死体として発見される。

自殺か他殺かで争論となり多くの陰謀説が生まれることとなった。

戦後の混乱期であることを象徴するような謎多き事件であり、

今なお真相は闇の中である。

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サマリー

1949年の日本では、GHQの占領下にあった時代に、戦後最大のミステリー事件である下山事件が起きました。この事件は、国鉄総裁であった下山貞則が失踪し、その後、バラバラにされた死体として発見されるという謎多き事件を解明するために、当時の状況や下山総裁の経歴について説明されています。 1949年、国鉄でのリストラを告げた直後に、下山総裁が失踪し、翌日に貨物列車に引かれて死亡した事件が発生しました。遺体の状況からは、多殺説も言われていますが、真相はまだわかっていません。 このエピソードでは、下山総裁の死について、多殺説と自殺説について話されています。多殺説では、目撃情報や旅館での証言などが根拠として挙げられていますが、自殺説では、下山総裁の鬱病やリストラによるストレスが自殺の原因だったのではないかと考えられています。 この事件は、経済成長、雇用の安定性、リストラ、そしてアメリカとの関係、さらにカルロス・ゴーン氏などとも密接に関係しています。

下山事件の背景と状況
スピーカー 2
フランスの哲学者、アンリ・ヴェルクソンは言った、「存在することは変化すること。変化することは成熟すること。」
始まりました。「大人の近代史」よろしくお願いします。
スピーカー 1
よろしくお願いします。ヴェルクソン。
スピーカー 2
ヴェルクソン知ってんの?
スピーカー 1
そんなに詳しくない。だってこの人多分、世界史の教科書とか出てなかった気がする。
なんか用語集とかレベルじゃなかったっけ?ちょっと俺もあんまり、だって何にもわかんないもん。もうそれ以外。
名前、なんか哲学者とかその辺にいたよなぐらいの人。
スピーカー 2
そう、もういたかもわかんなかったよ。
スピーカー 1
なんかほら、この前さ、キルケゴール出したじゃん。あのぐらいの時代の人だよね。
そう、時代はそのぐらいだったっていうのはわかるんだけど、もうなんかそれ以外もう全く情報はわからない。
なので、解説を。
スピーカー 2
いやいや、俺もうわかんないんだけど。
これさ、この後にさ、成熟することって言ってんじゃん。変化することは成熟すること。成熟するということは、自らを作り出し続けることなのです。って言ってんの。
っていうことだって。
スピーカー 1
なんだよ。そこに何か小片郎のあれはないの?
スピーカー 2
ないよ。
いや、なんか、とにかく変化なのかな、これは言いたいのは。
人は同じことばっかやってちゃダメなんじゃないの?っていうことでいいですかね。
スピーカー 1
まあ、が成長につながるみたいな、そんなあれでいいかね、じゃあ、季節としては。
スピーカー 2
まあ、あの、今日は長丸がどんな成熟した会話を実らせてくれるのか楽しみです。
スピーカー 1
はい、もうこのパターンにもそろそろ成長をかけた方がいいんじゃないかって思いますね。
あ、そう?
いや、わかんないけど。まあ、大人はみんなこれを楽しみにしているっていうふうに俺は信じてるけど。
スピーカー 2
いやいや、もしかしたらもう本当にそうかもしれないね。
スピーカー 1
いや、まあいいや。
今日、リクエストをやります。
はい。
で、ちょっとまずコメントから読ませさせてください。ちょっと読み方違ったらごめんなさい。
ジョエルママさんからいただきました。
はい。
はじめまして。カリフォルニア在住、歓歴間近の主婦です。いつも興味深いお話ありがとうございます。
とても勉強になっています。
で、このコメント、小ヶ太郎の超傑作のさ、使命の歴史の時にいただいたコメントだから、ちょっとこの後家紋のこと書いてあります。
で、ちょっとそこはちょっと端折りますね。ちょっと申し訳ないですけど。
はい。
で、さてリクエストですが、下山国鉄葬祭事件についてお話しいただけたら嬉しいです。
謎大き事件で少しでも解明されたことはあるのか、とても興味があります。よろしくお願いします。
これからもご検証で末永く番組を続けていただけることを願っています。
っていただきました。
スピーカー 2
はい。いやー、え、なにその、すごい難しそうな名前だったんだけど。
スピーカー 1
ま、下山国鉄葬祭事件って書いてくれてて、これっていわゆる、なんだろうな、下山事件って呼ばれていることなんだけど。
スピーカー 2
えー。
スピーカー 1
ま、あの、下山っていうのは下山さんっていう人がいてっていうことなんね。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。あ、俺知らないわ。
スピーカー 1
俺ね、この事件ね、あれなんだよ。手塚治虫のさ、綾子っていう漫画で、がきっかけで知ったんだよね。
スピーカー 2
すごい、もう幅広いなあ。
スピーカー 1
いや、手塚治虫好きだからさ。で、綾子ってあのなんだろう、あの、奇妙の木に子供の子で綾子って読むんだけど、っていう漫画があってさ。
ちょ、この漫画自体で、俺マジでなんかちょっと1話使いたいぐらいの、本当はあるんだけど、ちょっとそれは、いいから置いといて。
綾子の内容が大事なんじゃなくて、この綾子の中で、ちょっと物語のキー棚、まあキーにはなるような出来事に、この下山事件が使われているのよ。
もちろん名前はちょっと字面変えられたりとか、下の名前変わってたりとかするんだけど、間違いなくこの下山事件を扱ってるんだよね。
スピーカー 2
えー、あ、そうなんだ。
スピーカー 1
そう。で、それがきっかけで、まあ知ったっていう。まあそれはちょっと長丸だけの話なんで。
あの、この大人の人たちはもしかしたら全然違うところで、そんな有名な事件みんな知ってるわっていう感じかもしれないのでっていうところだね。
スピーカー 2
あー、この人もね、どこで知ったんだろう。てかなんかニックネームがなんか変わってた、なんだったっけ?
スピーカー 1
ん?ジョエルママさん。
スピーカー 2
ジョエルママ?なんだろ、すごい。
スピーカー 1
多分ね、このジョエルっていうのがね、まあ全部英語表記で書いてるんだけど、あの、多分ねワンちゃんの絵文字付きだからね。ワンちゃんなのかな、ジョエルっていうのが。
スピーカー 2
あ、そういうことか。なるほど。
スピーカー 1
ごめんなさい。息子さんとかだったら本当にごめんなさい。ワンちゃんの絵文字だから俺はワンちゃんなのかなって思った。
スピーカー 2
はいはいはい。
スピーカー 1
で、じゃあ早速リクエストの下山事件の内容に入りたいと思うんだけど。
はい。
下山事件ってすごい簡単に言うと、時代は1949年なんだよね。
うん。
で、日付は7月5日なんだけど、この日に当時の国鉄総裁だった下山貞則っていう方がいるんだけど、下山総裁っていうのもちょっとこの後全部。下山総裁が国鉄に出勤する途中に失踪しちゃうんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
いつも通り家出たんだけど失踪して、で翌日の、翌日っていうか日を跨いで、要は7月6日の未明に歴史体で発見されちゃうっていう。
スピーカー 2
あ。
スピーカー 1
歴史ってあれね、列車に引かれてバラバラ死体になってたってことなんだけど。
スピーカー 2
あ、それ歴史体って言うんだ。はいはいはい。
スピーカー 1
そうそう、歴史体ね。で、発見されたっていう事件なんだよね。で、これ戦後最大のミステリー事件って呼ばれていて。
だからなんかね、推理小説とかさ、まあなんかそういうのに、もう題材に使われ、ちょっと後で紹介するけど、まあそういうのにも使われてたりして。
すごい有名な事件なんだよね。もう本当に謎が謎を呼ぶ事件っていうことで呼ばれていて有名な事件なんだよね。
はいはい。
そう。で、この下山事件を知るにはまず当時のちょっと状況を簡単に整理しないとわからないと思うんで、ちょっと簡単に状況を整理すると。
うん。
1949年ってさ、もう大体、まあ今までオトキンでもさ、ずっとこう扱ってきている時代ではあるから、もうなんとなくどんな時代かっていうのはわかってると思うんだけれども、
当時は日本はGHQの占領下にあったんだよね。
はいはい。
そう、まあ終戦して負けて、あのGHQに占領されて、もう日本はGHQのもう言いなりになって、あれやれこれやれっていうのをこう押し付けられて、まあいたっていう、そういう状況日本は。
うーん。
で、当時ドッジラインっていうのが出るんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ簡単に言うとこれインフレ抑制策なんだよね、日本の。
うん。
で、日本っていうのはさ、戦後っていうのはさ、なんかさ、いわゆる、なんていうの、こう、闇でさ、物のこう売買が行われて、まあ闇取引だよね。
うん。
闇市とかそういうのあるじゃん。
ああいう形でさ、どんどんどんどんさ、そういうさ、裏側でさ、すごいさ、もうものすごい高い価格でお米売ってたりとかさ、まあなんかそういう感じでさ、とにかくインフレしてたんだよ。
はいはい。
めちゃめちゃもうインフレを起こしてたわけ。で、それに対して、まあアメリカがあんまりそれはよろしくないっていうんで、物価統制策みたいな形でドッジラインっていうのをこう打ち出して、安定を図るんだけれども、そうするとさ、1ドルを360円に固定したわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でさ、インフレを抑えるわけじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、そうすることによって、インフレを抑えるのは良かったんだけど、めちゃめちゃデフレになるんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
デフレになったことで、まあ戦後不況とかさ、そういうなんたら不況の時って必ずデフレのタイミングで、多分なんたら不況って言われてるんだけど、
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
とにかくこう不況になっちゃったんだよね。そのせいで。人員過剰とかさ、まあ要は企業からしたらさ、めっちゃ人雇ってたけど、もうそんなに人いらなくなっちゃったみたいなさ、リストラーがこう発生するというか、リストラーをしなきゃいけないような状況になっちゃうわけ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、そんな中、槍玉に上がったのが、この国鉄なわけなんだよ。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
で、これ正確に言うと、もともと鉄道事業っていうのはさ、国営事業だったわけ。
うん。
まあ国が経営してたわけよ。すっごく簡単に言うけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ただ、それだとさ、政府の要はさ、お金とさ、連動するわけじゃん。鉄道事業が。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あまりよろしくないよねって言うんで、独立再産性の公共事業として、日本国有鉄道っていうものに、1949年の6月1日に国鉄に改めたんだよ。
はいはい。
まあこの下山事件の約1ヶ月前の話ね、これは。
うん。
で、この国鉄、まあ今さ、国鉄ってさ、ちなみにJRだよね。
うん。
民営化されたからね。
はいはい。
スピーカー 2
国のものでしたから、国のものだけど独立再産性の事業として、ちょっと別部門、財布を分けたみたいなイメージでいいと思うんだけど、財布を分けて国鉄っていうものを作ったんだよね。
スピーカー 1
うんうん。
下山総裁の経歴
スピーカー 1
そう。で、その初代総裁にこの事件の下山総裁がつくことになったわけ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう。で、ちょっと下山総裁のことをちょっとだけ紹介すると、この方は、あのもう小さい頃から鉄道好きの、まあ今で言う鉄オタだよね。鉄道オタク。
うん。
だったらしくて、まあなんかたまにいるじゃん。なんか駅名全部言えますみたいなさ。
いるね。
そうそう。なんか日本も東から西まで全部駅名こう順番に言えますよみたいな。なんかそういうレベルの本当に鉄道大好きな少年で、
だからさ、そういう人だからさ、そもそも頭もいいわけよ。東大出てるから。
うん。
まあ旧帝国大学ね。東大卒業後にもう鉄道省に入って、で、ずっと技術畑でこう育っていくわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で、対戦中はまあ鉄道局長とかも勤めたりとか、で、対戦後に運輸時間にまでこう上り詰めるっていう、まあ超エリート。
カイドウも真っしぐらだった人だっけよ。鉄道授業っていうところで。
うん。
で、技術畑で育ってるから、もうなんか現場の感じもわかってるし、えらいポストにもついてるっていう、もうまさになんだろうね、もう生え抜きの超エリートみたいな感じだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう。だからそんな人だからこそ、やっぱりその初代の国鉄の一番トップに選ばれたわけなんだよね。
うん。
っていうところで、まあ下山総裁っていうのはそんな人なんだけど、で、当時さ、ちょっとさっきのどっちラインの話にちょっと戻るけどさ、
リストラと国鉄の状況
スピーカー 1
で、とにかくさ、リストラをしなきゃいけなかったわけよ。
うん。
で、国鉄にしてGHQがまず命じたことが、やっぱり人員整理なんだよ。
はいはい。
当時ね、国鉄には60万人ぐらい職員がいたらしいのよ。
うんうん。
めちゃめちゃいるよね。60万かって思ったけど。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
これ理由があってさ、例えばさ、戦後福音してきた日本兵の人がいるじゃん。
うん。
そういう人たちの社会復帰のために、要は鉄道省にこう入れて、まあ要はそういう仕事にさせてたとか、要は福音の人とかも入ったりしてて、めちゃめちゃ増えてたんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからまあしょうがないっちゃしょうがないんだよ。まあ過剰人員になってるのはしょうがないけど、そもそもね、働くところもないような状況にいさせるよりは働ける場所を提供するっていう政府の方針で雇ってたわけなんだよ。
はいはい。
でもGHQが、それはダメでしょってなって、60万人いたからちょっと10万人削ってっていう命令を下すわけ。
うん。
まあ正確なところ言うと9万5千人なんだけど、なんかね、人数をとにかく50万にしろっていう話になったわけね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
約60万人くらいいたから50万にしろと。だからそのあぶれてる部分は全部リストラしろっていう命令だったわけ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で、このリストラはもうもちろん国鉄を作る前から言われてたし、もうわかりきってたのよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからさ、誰もそんな中さ、そうさやりたくないじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
10万人首切るって結構なことじゃない?
スピーカー 2
そうだね、すごいね。
スピーカー 1
今できないでしょ、どんな企業だって。潰れたら話は別だけどさ、リストラで10万人切るって結構できないと思うんだよ。
うん。
でも、そんな中誰もやりたくないんだけど、まあ下山総裁がつくことになった。もちろん本人がやりたかったかどうかっていうのはわからないというけど、多分やりたくなかったと思ってる。
はいはい。
そう、もう誰もいない命令で下山やれみたいなそんな感じ?
うん。
で、もちろんこの下山総裁自体、こんなリストラ策っていうのは反対だったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
反対だけど自分の立場、まあ総裁としての立場としてやらなきゃいけないっていうこの葛藤はあったというかさ。
まあ仕事ってそういうもんじゃん、でも。
スピーカー 2
まあね、やりたいことだけがやれるわけじゃない。
スピーカー 1
そうなんだよ、やりたいことがやれるわけじゃないっていうか、サラリーマンやってたら多分みんなそうだと思うんだけど、やりたくないこともやんなきゃいけないし、言いたくないことも言わなきゃいけないしとかっていう場面は絶対あってさ、まさにその集大成みたいなもんだよね、切りたくない人たちを切らなきゃいけないっていうね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう、ほらさっきちょっと紹介したけどさ、この人もともと現場で育ってる人だから、現場の気持ちとかもめちゃめちゃわかる人なわけよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからなおさらなんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ずっとさお偉い、なんだろう役所仕事やってたような人じゃないからさ、現場の苦労とかそういうのもわかってるから、なおさらそういう人たちをこう切るっていうことには抵抗があったし、あの反対もしてたわけ。
うん。
で、まあGHQにちょっとこう逆らうような姿勢も見せてたりしてたっていうのは事実なんだけど。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあ国鉄のさ労働組合があるわけよ。
うん。
だからまあ折り合いをつけようと頑張って話すんだけど、まあやっぱり組合はさ、そんないやふざけんなって話になるじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
9万5千、まあ10万人リストラってやりすぎでしょみたいなっていう感じで、もうじゃあもうストライクやりますみたいな感じでストライク発生させたりとかで、もう全然話し合いにもう応じる感じにはなんなかったっけ結局国鉄の労働組合と、まあ要は下山総裁側で。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そんな中1949年の7月4日に第一次の人員整理として3万700人のリストラを通告したわけよ。もうこれはほぼ一方的にやったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう。でそんな矢先に事件が起こったんだよね。
うん。
事件は7月5日だからこの7月4日のリストラを通告してその翌日に起きてるわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
えっと次はちょっと事件の経緯を説明するけど、7月5日の当日にまあ下山総裁はいつも通り出勤したわけよ。
別にここは何にももう普段と変わらないいつもの時間に出勤をしたわけよ。
はいはい。
家を出たわけね。で偉い人だからさ、まあ要はリムジンじゃないけどさまあリムジンみたいなのがこう迎えに来てドライバーがいてそれでいつも出勤してたわけよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかでもこの日普通だったら別にさそのまま国鉄に向かえばいいじゃん国鉄の本社に。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でもなんかねこうドライバーの証言なんだけど行く先がコロコロ変わったんだって。
うん。
三越でなんか買いたいから三越行ってくれって言って三越に行ってでなんか早かったからまだ開いてなかったんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でなんかその前にやっぱ三越じゃなくて白木屋でもいいやとかさなんかちょっとこうやって行き先をこう急に変更したりとかもしててなんか変だなっていうのはちょっとあったらしいのよ。
はい。
で最終的になんか銀行行ったりとかいろいろもう寄り道寄り道して最終的に三越が空いた時間になったから三越にまた行ってで降りてあのまあ待っててくれたドライバーにはっていう感じで待たせて三越の中入ってったの。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で一応いろんな証言はあるんだけど確実な足取りはここが最後なわけ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
下山総裁の失踪と捜査の展開
スピーカー 1
確実なっていうのはちょっと後で説明するけどでなんか普通さ三越からさ例えばさまあわかんないけど1時間とか2時間とか出てこなかったら怪しいって思うじゃん。
おかしいなって。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でもなんかねいつも結構待たされることが多かったんだって。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なんかどっか行った時にだからドライバーとしてはまあなんか別に普段通りだなっていうんでそこまで気にしなかったらしいの。
帰ってくるのが遅いなっていうのは。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ただ国鉄側のまあ秘書なんだけど秘書がなんかあんまりにも出勤が遅いからこれはおかしいぞって思って探し始めるのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
どこ行ったっていう感じで。
もちろんさ当時さあの携帯もなんもないわけだからさ居場所っていうのはわかんないじゃん。
まあ例えば自宅に電話かけていやもう普段通り出ましたよとかって言われてじゃあもうついてなきゃおかしいじゃんどういうことだみたいな感じでさなんか行ってそうな場所にこう手当たり次第電話とかなんかしらで連絡入れたりとかさしてもさやっぱり見つかんないわけよ。
はいはい。
だからドライバーにもさ連絡なんかつかないわけじゃん電話ないし。
うん。
そもそもドライバーはさ別に普段のことだからって思っててなんも連絡もしてないから。
うん。
それでこの日結構重要な会議があったわけよ。
だってその7月4日にさリストラ通告してその翌日じゃん。
はいはい。
だからなんか重要な会議があったんだけどそれにももう間に合わない時間になっちゃってそんなはずはないぞってなってだからこれは絶対なんかあったんだっていうんで警察に通報して警察に捜索をお願いしたわけ。
うん。
で警察もこう足取りを追ってくんだけど全然見つかんないからラジオで放送したんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
正山総裁がいませんみたいな感じで失踪したことをこうラジオ放送したらそれを聞いてたドライバーがえ?みたいな感じで失踪してんの?みたいな感じで慌てて連絡して要は三越のところでこう見失ったっていうのが初めて明るみんでんだよ。
多殺説と事件の謎
スピーカー 1
はいはい。
でそこからこう色々探すんだけど結果的に見つからないでまぁちょっとはじめにも話した翌日の未明に貨物列車に引かれた無残な姿で発見されるんだよね。
スピーカー 2
全然違うとこにいたのかなそしたら。
スピーカー 1
うんとね駅で言うと五反野の方なんだけどえっともともとさあのなんだ国鉄本社って東京とか新橋とかあの辺なんかあの辺をうろうろしだっけ三越とかもそうだし。
うんうん。
で五反野っていうのは今で言う足立区。
うん。
のまぁあのなんだろう結構自殺する人が多いスポットではあったらしいんだけどそこで見つかったんだよね。
はいはい。
でここまで聞くとさなんか自殺じゃねっていうのはまぁ多分率直に思うと思うんだよ。
うんうん。
ただそうこれがなんでミステリーかって呼ばれると色んな証言とか現場のそのなんつーの残ってた証拠とかで多殺説が出てきたことなんだよね。
はいはい。
でこれ当初から捜査本部でもなんか多殺と自殺で意見が分かれてそれぞれまぁ捜査一課と捜査二課ってあってさまぁ捜査一課は自殺で捜査二課は多殺でみたいな感じでこう別々で動いてたんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
これなんでさそもそも多殺説が出てきたかっていうとこれは死法解剖した時にまぁ遺体ね遺体を死法解剖した時に生きてる時に引かれたらあるはずのものがなかったみたいなのがあったのよ。
はいはい。
あそもそもね死亡原因だからなんだ死因は分かんないのよ。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
うん遺体はもう手足とか首バラバラで胴体と首手足バラバラみたいなでもう損傷も激しいからさもう傷の箇所で言っても数百箇所あったわけ。
はいはい。
だからじゃあどれが死因かっていうのは正直分からなかった。
うん。
で多殺説のところに戻るけど多殺説って呼ばれている理由の一つがまずね感覚でいいんだけどさなんか手足首がさこう切れてさ吹っ飛んでるんだよ。
うんうん。
めちゃめちゃ血出てそうじゃない。
そうだね。
なんだけどその割に血はあんまりなかったって言われてるんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこれは事件当時雨が降ってたんだね。
うん。
だからさ流れちゃったんじゃないのかっていう風にも言われるんだけどこれルミノール反応ってさあの血液に吹きかけるとさこう反応するみたいな薬液があるんだけど。
うん。
ルミノール反応で例えば雨で流れちゃったんだったら地中に染み込んでるだろっていうねこう土掘り返してルミノール反応で調べたんだけど全然それでも血液反応っていうのがほとんど出なかったんだよね。
はいはい。
だから他の場所で殺害されて持ってこられてそこで引かせたんじゃないかって言われてるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこれプラスなんだけど生活反応って呼ばれるものもなかったのよ。
スピーカー 2
生活反応。
スピーカー 1
そう。生活反応っていうのはなんかこう生きている細胞だと起こる現象なんだけど。
うん。
よくさなんかさこの傷は死後できたものかとかさいや生前にできたものかみたいなのがこうわかるものなんだよね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
うん。でこの生活反応っていうのが体にとにかく全然なかったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
ただ一応手足と脊髄下腹部っていう言い方にするけど下腹部にちょっとだけあったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからなんか生前に暴行を受けたんじゃないかっていう風にも言われてて。だって手足と下腹部だよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
なんかさ暴行受けそうな場所じゃん。
スピーカー 2
うーん。
多殺説と自殺説
スピーカー 1
なんかわかんないけど自白しろみたいなさ。そんな感じでこう暴行受けそうな場所にだけあったからなおさらそういう多殺説っていうところのエビデンスにもなったっていうか。
はい。
そうだからこれは死後歴談だろうっていう形であの多殺説側は言うわけよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で一応これ自殺説側もあのこれに対しては異議を唱えてて、例えば歴談死体っていうのはあんまり出血がないっていうのが以前から言われてたわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあこれはちょっと何でかっていうのはあの多分医学的な部分だからちょっと俺も詳しく知らないんだけど、ただ統計としてあんまり実際列車に轢かれて死んだ人っていうのは血が出ないっていうのは言われてて。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
そうそう。あと生体反応に関しても瞬間で心臓が止まった場合はあの結局出ないこともあるんだって。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあ列車事故って大体瞬間で死ぬじゃん。
はいはい。
まあだからそうなんじゃないかっていうのも一応言われてるんだよね。
うん。
であと様々なこう目撃情報っていうのがあったのよ。
うん。
三越に入ってた時にまあ三越の中とかまあ近辺で複数の男とこの下山総裁が一緒にいるのが目撃されるんだよね。
はいはい。
だからなんか要はそこで拉致されてどっか連れてかれて暴行されて殺されて血抜かれて線路に投げ込まれたんじゃないかっていうのがいわゆる多殺説。
はいはい。
でこれ奇妙なことに事故現場のまあさっき五反野駅って言ったけど五反野駅の近くでまあ旅館があるんだけどそこにめちゃめちゃ下山総裁に似た人がその当日休憩に来たっていうのがあの証言としてあるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこれはもうめちゃめちゃとにかくもう特徴とかもう服装とかその顔の特徴とか癖とかそのもう全部一致するのよ。
うん。
だからこれは間違いなく本人じゃないかとも言われてるんだけど本人だったらさまあほぼほぼもう自殺説なわけじゃん。
陰謀説とGHQ
スピーカー 1
うん。
だって自殺現場の近くにいたわけだから。
うんうん。
スピーカー 2
であのこれ多殺説側の人たちはこれは替え玉だっていう。
あーはいはい。
スピーカー 1
自殺に見せかけるために替え玉を作っておいてまあ結構手の込んだ話になるんだけど替え玉まあ似たような人を仕込んでわざと証言というか目撃が残りやすいところに送り込んだっていう。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうなんかね駅員に話しかけてこの替え玉か本人かはもうわからないんだけどなんか駅員にわざと話しかけたりとかまあ旅館に休憩しに行ってるとかあとこの五反野って当時めちゃめちゃ田舎だったわけよ。
はいはい。
そこにさまあ要は国鉄のね総裁だからさスーツ着てるわけよビシッとしたスーツ着てるわけ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
目立つんだよ来たら。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
だから嫌でも多分人の印象に残るというか。
うん。
そんな感じで要は自殺に見せかけるためにこういう替え玉を用意したんじゃないかっていうのを多殺説側は言うんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まああの要はこの多殺説っていうのはとにかくこれ陰謀論なんだよね。
スピーカー 2
あーそうなんだ。
スピーカー 1
一言で言うとまず自殺と多殺どっちかっていうのはまあもう本当にこれ正直わかんないんだよわかんないんだけど結構こう陰謀めいた論で成り立ってるっていうところがあって。
真相の闇
スピーカー 1
うん。
この多殺説の有名な支持者の一人にあの松本成長がいるんだよ。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
松本成長有名だよねあの小説家ね。
うん。
でこの人が自分の日本の黒い霧っていう作品の中でこの事件を扱ってるんだけど。
うん。
まあ内容は簡単に言うとこの下山総裁を殺した黒幕っていうのはGHQだと。
はいはい。
そうまあアメリカの陰謀なんですよと。
で理由は共産主義の仕業に見せかけることで共産主義を悪者にしたかった。
日本は当時さもうドジラインやったせいでさあのめっちゃデフレになって不況になったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でそういう不況化はやっぱり共産主義が台頭してくるんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だから共産主義っていうものの印象をとにかく悪者にしたかった。
であの海を挟んで大陸ではさ毛沢東が政権を取ってる時でもあるんだよ1949年って。
はいはい。
だから共産ドミノを避けたかったからなおさら日本では絶対共産主義っていうのはもう恐ろしいものだ悪いものだっていうのを植え付けるために下山総裁をそういう生贄にしたみたいな。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でもちろんさ下山総裁自体GHQに反発してたりしてたから邪魔者ではあったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
っていうのもあってまあ一石二鳥って言い方はちょっとあれだけどなんかその共産主義を悪者にするプラスちょっとあんまりちゃんと言うこと聞かない下山総裁も消すみたいなさ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからGHQの陰謀なんじゃないかって言ったのがこの松本政調なわけ。
はいはい。
でこれはねいろいろ調べるとねなんかねほらこういうのってさなんかそういう目で見たら全部そうなっちゃうじゃん。
うん。
下山総裁の衣服にはさめちゃめちゃ油がついてたんだって。
うん。
でその油はなんかぬか油だったらしいんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
要は植物なわけ。植物油なわけ。
うん。
列車に轢かれて列車の油がついたんだったらさ植物油つかないじゃん。
うん。
でも植物油がめちゃめちゃついてたわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
つまりこれは上着を脱がされてあのシャツについてたわけワイシャツに。
うん。
だから上着を脱がされて暴行を受けている現場がそういう油を扱っている場所だったんじゃないかとかさ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そういう感じでなんかこうそういう目で見るとさマジで全部そういうさ現場証拠っていうのがそっちに傾くわけよこれ不思議なことに。
はいはい。
そうそう。あと轢かれた現場よりもなんだろう上って言えばいいの?だから手前?手前に血痕が残ってたの。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこの血痕が下山総裁を要はそこに運ぶ時についた血痕なんじゃないかっていうのも言われてて。
うん。
もうなくなってるからね。なくなってても血は流れるじゃん。
だからその血痕がポタポタ落ちて線路についちゃったんじゃないかっていう血痕もあったりして。
はいはい。
だからそういう目で見ると全て現場証拠っていうのがやっぱ多冊の方にこう向くわけよ。
うんうん。
で実際じゃあこれどっちだったのかっていうところはさもう結局今も真相は闇の中なわけよ。
はいはい。
当時のさやっぱ科学技術の限界もあるし100%でこれは絶対って言えることがなかったわけよ。
うん。
線路に見つかった血痕っていうのも血液型の型までは分かるんだよ。
うん。
でもそれが下山総裁の血液かどうかは分からないわけ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
当たり前な話。だからどうとでも言えるじゃん。
うん。
油もじゃあ何だったのっていう話なんだけど当時機械油はあんまり純度が良くなかったらしくて植物油を混ぜてるっていうなんか証言もあるんだよ。
はいはい。
で油のさこう成分を調べるのもさ絶対正しいっていうような科学結果がやっぱ当時だから出せなかったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからなんかじゃあ植物油ってその時は出ちゃったけど実際は混合だったんじゃないの。で混合の部分の植物の部分だけが分かったんじゃないのみたいな。
スピーカー 2
うんはいはい。
スピーカー 1
そうそんな感じで結局こうさ今だったらきっと分かることは多いんだろうけど当時の科学技術とかそういったところではやっぱり分からないことが多くて真相は闇の中っていうのがもうこの事件の架空心にはなっちゃうんだけど。
うん。
で真相はさ今もこう闇の中なんだけど個人的にはっていうところちょっと最後に言っとくと自分としては結局どういう見方をするかでさ多殺なのかっていう見方か自殺なのかっていう見方にはなると思うんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
なんだろうもう斜めから見るんじゃなくてさもうこの事件っていうのを本当に真正面から見た場合っていうのはやっぱり自殺なのかなっていうのがあるかなって思ってて。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でまあ下山総裁って本当真面目一筋でさ鉄道事業で働いてきた人なわけじゃん。
うん。
そんな中多くの社員をこうリストラしなくちゃいけないっていうねまあ要は自分の仲間だよねをリストラしなくちゃいけないっていう責務を負うことになってまあもちろんすごい批判もされてたわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからなんか鬱病ね発症してたっていう説もあるんだよね。
うんうん。
まあ実際これはあの睡眠薬を処方されてて当時寝れないっていうことからだからまあ鬱病だったんじゃないかっていうことも言われてて。
うん。
で奥さんがねまあ下山総裁がこう亡くなってまあ自殺なんじゃないかっていうところになるじゃんやっぱり初め。
でその時にさ多分さ普通のさなんだろ自分のね旦那がさまあ自殺したかもしれないみたいな感じになった時にさ疑うじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
いやそんなはずはないって全然うちではみたいな感じになるけどそうじゃなかったらしいのよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
なんか思い当たることはありますみたいななんかそんな感じの証言もあるぐらいだからやっぱりいつ自殺してもおかしくない状況ではあったらしいんだよね。
もう簡単に言っちゃうと。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからまあ個人的にはまあそんなにこうさ穿ってこう見なくてもさやっぱり事件をただただこう正面から見たときに疑わしいところいっぱいあるけれども
あれを探したらキリはないんだけどやっぱり単純に目撃証言もご堪能であるのも本人だっていうところに落ち着いて自殺なんじゃないのかなっていう気はしてるよね。
はいはい。
そうこれあくまでも永丸の予測なんであのいやちげーよっていう意見はそうですかっていう感じぐらいにしかちょっと俺も聞けないんだけど。
うんうん。
でたださ自殺にせよ多殺にせよ当時の日本っていうのはアメリカに振り回されていたっていう事実だけは変わらないんだよね。
はいはい。
結局さこのリストラだってさあのGHQの指示の下さ行っているものなわけじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
やりたくてやったわけじゃない。もうとにかくアメリカがやれって言ったから日本ははいやりますってなっちゃってるだけだからね。
はいはい。
だからこの下山総裁をまあ自分から死んだにせよあの殺されたにせよまああの松本政調が言うようにアメリカに振り回された結果亡くなったっていう部分に関して言ったらまあそうなんじゃないのかなと思うよね。
だからまあアメリカに殺されたって言ってもちょっと過言ではないのかなっていう自殺の場合であったとしてもね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあそんな事件なんじゃないのかなっていうところでちょっとあの今日は一応幕引きをしたいと思うんだけれども。
うん。
まあこの事件尾形ちょっと知らなかったっていうところは言ってたけどさこの説明を聞いてみてどう思いましたか。
下山総裁とリストラの心の負担
スピーカー 2
そうだねなんか詳しいことは本当にわかんないけどやっぱりその10万人ぐらいのさ人をリストラするっていうのはされる方もそうだけどする方って相当の心の負担というかのはあるのは想像するなとかなんかよく聞くよねそういうの。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
他のなんか事例でもなんかどっかで聞いたことあるけど。
スピーカー 1
うんまあそうなんだよねやっぱりさ誰もやりたくないじゃんそんなの。
うんうん。
やらなくていいんだったらやりたくないけど誰かがやらなきゃいけなくってさもうそういうもんだからでそれをこう一心に受けたのが下山総裁なわけなんだよね。
スピーカー 2
はいはいそうだねなんかあのアメリカとかさ海外とかって特にリストラって結構バサってするイメージがあってさ。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
そうそう日本って昔からそこまで大胆にしてこないような文化があるような気がして。
スピーカー 1
まあ特にそうだねあの戦後のさあの高度経済成長からさこう生まれた就寝雇用性とかそういったものっていうのはさまあとにかくなんだろう新卒で採用したら定年まで抱え込むっていうようなものだったよね。
そうだね。
うん。
スピーカー 2
いやなんかちょっとカルロスゴーンを思い出したけど。
カルロスゴーンと組織改革
スピーカー 2
なんだよそれ。
いやいやちょっと違うカルロスゴーンもあれじゃなかったか。
日産に行ってさあの大量にリストラした結果結構上向いたっていう話を聞いたし。
スピーカー 1
日産を建て直したのは事実だよね。
スピーカー 2
そうそうそうまあだからそういった思い切った改革しないと建て直ない状況だったんだろうなっていうのはちょっと想像したけどね。
スピーカー 1
それは事実アメリカが別にさなんだろ間違ったことを言っているわけではないと思うんだけどただアメリカのなんだろう思惑もあったからねその辺って。
スピーカー 2
ああそうなんだ。
スピーカー 1
うんどっちら院自体がそういうところもあるしね。
スピーカー 2
うんうんいやちょっと知らなかったんで勉強になりました。
スピーカー 1
これが勉強になるかどうかちょっとわからないけど。
スピーカー 2
はいじゃあということで今回は下山事件についてでした。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
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スピーカー 1
はい是非ともよろしくお願いします。
スピーカー 2
それでは最後まで聞いていただいてありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。
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コメント

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