パワーバランスと幕藩体制
スピーカー 1
おもてをあげよ。始まりました、「大人の近代史」よろしくお願いします。
スピーカー 2
よろしくお願いします。あ、おが太郎大官様ですか。
スピーカー 1
これさ、あの俺、初めて知ったんだけどさ、なんか将軍に拝閲する時ってさ、「おもてをあげよ」っていう言葉がさ、なんか時代劇とかでよく使われてるじゃん。
これさ、そう言われてさ、顔を上げて将軍を見るっていうことはやっちゃいけないんだって。
スピーカー 2
ああ、そうだよね。
スピーカー 1
あ、知ってたんだ。
スピーカー 2
これは有名っていうか、知ってるね。
スピーカー 1
でも時代劇とか結構やってるよね、それね。
スピーカー 2
まあ見てるよね。実際は見ちゃいけないんだよ。だからそんな身分差があるからさ、身分の高い人をこうジロジロ見るっていうのはさ、なんだろうね。
マナーじゃないんだよな。無礼なんだよね。
スピーカー 1
そうそう。まさにさ、それを言おうと思って。
まあ確かにね、俺もほら、おが太郎と身分差があるから、おが太郎のことこうマジマジと見るのちょっと気が引けるもん。
ちょっと待って、逆にあれなんだよ。本当にさ、これはぶっちゃけ言うとね、だって高校だって頭が良い順にクラス分けされてたじゃん。
ああ、俺ほら、カンニングしてたからね、上の方のクラスだったけど。
いやいや、もうトップだから、本当に俺がだから、こうやって今話してるのも奇跡だよね。
スピーカー 2
ウケるわ、それ。でもさ、違う違う、俺さ、ほら、カンニングとか悪いことして上にいた人だからさ。
スピーカー 1
やってねえだろ、そんなの。
スピーカー 2
で、おが太郎はさ、実力でさ、そのクラスのトップにいたじゃん。
スピーカー 1
クラスのトップって、お前、そのクラスが知ってえへんじゃないか。
スピーカー 2
いやいや、これ蛍光牛語って言葉があるじゃん。
スピーカー 1
なになに?
スピーカー 2
蛍光牛語だよ。牛のお尻になるぐらいだったら鳥の頭になった方がいいぜみたいな言葉だよ。まさにそれだよ。
スピーカー 1
俺は別に、しかも頭じゃないからね。
スピーカー 2
いやいや、何を言ってるの?
スピーカー 1
この回はダメだ。
スピーカー 2
ちょっとカットで。
スピーカー 1
で、まあ、なんか今日はね、ちょっと身分差というか、力の関係っていうのも交えた回になるので、ちょっと最初にあげました。
スピーカー 2
なるほど、なんかね、おが太郎ちょっとそういうの好きだもんね。
スピーカー 1
いやいや、違う違う。
今日はね、そうそう、まあこれね、リクエストであったので、まずちょっとリクエストから読みたいんだけど、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
これね、前にね、男女会で読んでるんで、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
1回聞いたことあるかもしれないですけど、ちょっと抜粋して読みます。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
はい、これはNONさんからいただきました。
はい。
無欠会場や殺虫同盟の会で疑問に思ったのですが、なぜ日本の端にあるサツマハンが関わってくるのでしょうか。
江戸や京都からでは山口や鹿児島は物理的に距離がありすぎではないですか。
私としては西は岡山県くらいまでが限界に思います。
幕末の日本のパワーバランスを解説してくださると嬉しいです。よろしくお願いします。
っていただきました。
スピーカー 2
いやー、なんかあれだね、パワーバランスって言葉がすごいこう響くよね。
スピーカー 1
そうそう、このワードのセンスの良さというか。
スピーカー 2
なんか着眼点がやっぱ面白いなって思って、そうこのコメントを覚えてるけどさ、
面白いところを見てるなと思ってさ、だってさ別に普通に歴史学んでたらさ、
なんか薩長がね、薩長だけじゃないけどさ、新政府作りました、へーそうなんだで終わっちゃうところがさ、
え、薩長遠くね?みたいな感じに思えるわけでしょ。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
目の付けどころが違うよね。
スピーカー 1
うん、しかもやっぱパワーバランスってさ、俺だいぶ前にもらったんだけどさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
すぐできるようななんか題材じゃないというかさ、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
パワーバランスって検索してもやっぱ本出てこないんだよ、そんなもの。
スピーカー 2
まあそうだよね、だって藩のパワーバランスとかって言ってさ、
なんか薩摩藩強いとかあんま出ないよね、きっと。
スピーカー 1
そうそう、なかなかそんなあのどんぴしゃな本とかもないから、ちょっとね躊躇していて、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
幕末の日本のパワーバランスって言ってるんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
日本のパワーバランスって言うとまたちょっと人によってまた捉え方が違うと思うから、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
今回はね、あの幕末も含めて江戸時代の幕藩体制でのパワーバランスを、
スピーカー 2
大まかになっちゃうかもしれないですけど、話したいなと思います。
いやこれはね期待できますね。
スピーカー 1
やめろやめろ。
スピーカー 2
いやいやいやだって、たぶんねこんなのを調べてさ、こういう放送してる人っていないと思うんだよね。
スピーカー 1
いやだからね、俺もねこれねちょっと言ってて、あの自分自身がねバランスを崩しちゃってる時があると思うんで、
スピーカー 2
いやウケるわ。
スピーカー 1
いや本当にねちょっと、なんかまとめきれーってる自信がないから。
スピーカー 2
いやーね、まぁとはいってねいつもちゃんとできてるから大丈夫だよ。
スピーカー 1
ということで、まずさ、そのパワーバランスのパワーっていうのはさ、やっぱ人によって捉え方違うじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で爆犯体制で言えばさ、それはコクダカで見るのか、大名の位で見るのかとか、優しさで見るのかっていうので違うと思うんだよ。
なんだよ優しさって。
いやいや、なんかそういうのもありかなと思って。
スピーカー 2
まぁいいや、はい。
スピーカー 1
そう、で、このさまず爆犯体制とはっていう、これちょっと何回か他の回でも言ってたりするんだけども、
黒鷹と表高
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
爆犯体制っていうのはさ、徳川将軍が率いる幕府を頂点として、その下に大体260から270ほどの藩がある構図で、
うん。
でその藩にはさ、ある程度独立した権限を持たせていて、将軍と各藩の大名は主従関係にあるっていうこの統治体制を爆犯体制って言うんだよね。
うん。
で、あの大名って言われるものは1万石以上の領地があるものなんだよね。
うん。
で、1万石未満は旗元っていう風に呼ばれたりする。
うん。
そうで、ちょっとあと最初にさ、あのさっきから何万石とか出てきてるけど、この黒鷹についてちょっと最初に整理したいと思うんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
この黒鷹はさ、その土地の生産力を米の量に換算したものなんだよね。
うん。
で、これはさ、あの田んぼだけじゃなくて畑とか屋敷なんかも含まれて算出された数字なんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だから現状さ、米が収穫できない土地でも土の性質などからとか判断して、米が収穫できる土地であると仮定して算出してるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう。だから例えばさ、あの米が取れない江戸地の、あの北海道の南の端にある松前藩なんかは最大でね、3万石って風になってんの。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう、米取れないの。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう、だから黒鷹はね、米の生産力の実態を反映したものではないっていう、まずちょっと前提で話したいなと思って。
で、この黒鷹はさ、幕府による検知という土地調査を経て確定をしてるんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
これをね、表高って言うんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
多分皆さんがよく聞いてるのはこの表高っすね。
スピーカー 2
あー。
スピーカー 1
そうそう。で、幕府はさ、この表高を基準に軍益を大名に負担させてたりするんだけども、
うん。
この軍益っていうのはさ、有事の際、諸大名にこのぐらいの数の家臣、武器などを集めてくれっていうもので、
うん。
これってさ、あの大名にとっては負担になるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからさ、例えばあの神殿開発でさ、新たに農地を増やしたとして、米の生産量がアップしても、表高には含まないあの藩っていうのは多かったんだよね。
スピーカー 2
うん。
大名の領地と収入
スピーカー 1
そう、実際の生産力は実高っていう風に呼ばれたりするんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
長州藩のあの毛利家の表高っていうのは36万石ぐらいって言われてるんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
幕末にはね、実高100万石を超えてたっていう風に言われてるんだよね。
スピーカー 2
ほう。
スピーカー 1
そうそう、こういう風にね、結構乖離してるんだよね。
うん。
芸能人で言うとさ、あの伊藤浅子みたいな感じかな。
スピーカー 2
ちょっとごめん、わかんない。
スピーカー 1
これあれ、
どういうこと?
お父さんはあの、実は銀行のさ、なんか取締役とかすごい偉い人なんだよね。
スピーカー 2
ああ、そうなんだ。
スピーカー 1
そういう感じを見せないじゃない、すごい裕福な家庭なんだよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だけど、あの芸人としてさ、それを表に出すとさ、今の芸風に支障が出てくるじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
うん、まあそういうこと。
ふふふふふ。
スピーカー 2
え、でも、うん、なんだろうな、決して、こう、芸品、まあ芸品さがないっていうかさ、
な、なんて言えばいいんだろうな、芸の質としてはさ、なんだろうな、上品ではないけどさ、芸品でもないかなっていう気はしてたんだよね。
スピーカー 1
ああ、だからすごいことをやるけど、
スピーカー 2
うん、なんかその、なんて言うの、だからさ、まあ言い方は悪いけど貧乏人みたいなさ、こう育ちじゃないんだろうなって、
ちょっとお嬢様みたいなところはあるのかなっていう気はしてたよね。
スピーカー 1
えー、そっかそっか。
スピーカー 2
うん、まあ勝手なあれなんだけどさ、え、そうなんだ、銀行の盗撮りとかなんだ。
スピーカー 1
そう、盗撮りもやってたらしい。
スピーカー 2
へえ。
スピーカー 1
いや、さすが見るとこ、やっぱ違うな、中丸は。
スピーカー 2
いや、小片郎ほら、ね、盗撮りの娘と結婚した資産家じゃん。
スピーカー 1
ちょっと待って、もう次行こう。
スピーカー 2
あ、次行く、はい。
スピーカー 1
で、ちなみにさ、表高の日本一って言ったらどこだと思う?
スピーカー 2
表高?
スピーカー 1
表高って一般に聞いてる国高だね。
スピーカー 2
で、日本、あ、その幕藩大戦の時の。
スピーカー 1
江戸時代だったら。
スピーカー 2
え、それ直轄領がある、あれじゃないの、江戸っていうか江戸幕府自体じゃないの普通に。
スピーカー 1
いやー、すごい、そうなんだよ、いや、加賀藩って言うかなと思ったんだけど。
スピーカー 2
いや、さすがに直轄領圧倒的でしょ、400万石くらいなかったっけ。
スピーカー 1
すごい、そうそう、まさに約400万石ほどあって。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
幕府っていうのはさ、ここの直轄地の収入源を領地から年古で得てたりとか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう、佐渡島もさ、まるまる直轄地だったから、そこから取れる金とか銀とかも収入源だったし。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
あと、飛蛾で取れる森林資源なんかも収入にしてたんでね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうそう。で、こうして豊富な収入が幕末になると、資源の枯渇とかもあって、
あと災害による出費なので、財政がちょっと厳しくなってくるっていう実情もあったんでね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、ちなみにね、表高の次に多いのが、これが前田家が治めてた加賀藩で、時代によってちょっと変わるんだけど、102万石くらいって言われてるんだよね。
スピーカー 2
加賀100万石っていうもんね。
スピーカー 1
そうそう、圧倒的に藩の中で多くて。
うん。
で、次が島津家の薩摩藩で72万石。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、次が伊達家の仙台藩で62万石。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
次が徳川御三家の一つの尾張藩が61万石なんだよね。
スピーカー 2
うん。
幕藩体制のパワーバランス
スピーカー 1
そう。大体表高で見るとこんな感じで、でもさ、これあの、国高の上位だけ見てもさ、なんか幕末で活躍したとか影響力の強い藩ってさ、なるとさ、思い浮かぶのは薩摩藩ぐらいなんじゃないかなっていう。
スピーカー 2
まあ、むしろそうだね。
スピーカー 1
そうそう。他はなんかあんま効かないというか、国高はさ、だからある程度の指標にはなるんだけど、それだけではなかなか幕藩体制のこの実際のパワーバランスっていうのはつかみにくいのかなっていう。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、次はさ、あの大名の位というか、まあ分類でちょっと見てみたいんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
大名っていうのはさ、大きく分けて新藩、藩、戸様の3つに分けられるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
この新藩っていうのはさ、徳川家康の団系の子孫が大名になっているものを新藩大名って言うんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、藩代が関ヶ原の戦いの時にすでに徳川側についていた大名を藩代大名っていう。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、これちょっと補足なんだけど、徳川家康はもともと豊臣秀吉の家臣の一人で、最終的に関東周辺を任されて、家臣の中でも圧倒的な国高を有していたんだよね。
うん。
で、その後さ、豊臣秀吉が亡くなって、後継いだこの豊臣秀吉が、当時6歳ってまだ幼くて。
で、そんな中さ、家康は天下統一を目指しに行くんだよね。
うん。
で、ここでさ、天下分け目の戦いって言われる関ヶ原の戦いで、東軍と西軍に分かれて対立をするんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、結果家康率いる東軍が勝利を収めて、天下統一を果たしていくっていう流れなんだけども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
この関ヶ原の戦いの時に、既に徳川側についていた大名を不大大名っていう。
うん。
で、戸様はこの関ヶ原の戦い以後に、徳川につかいた大名を戸様大名っていう風に分けられてる。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう、まあ大きく分けるとこの3つの分類になるんだけども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、徳川家康はさ、江戸幕府を開いた際に自分の地位を脅かされないために各大名の配置を考えて設計してるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
幕府の中枢である江戸の周りには審判不大で固めてるし。
うん。
朝廷のいる京都とさ、江戸を結ぶラインっていうのも重要だったから、要所要所で審判不大大名を配置してるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、あの戸様大名っていうのはさ、日本地図で言うと北とか西の端に多く追いやられていて。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
例えばさ、北から江戸に行くラインにはさ、その手前に審判の藍津藩や他の不大が固めてたりするし。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
九州で言えばさ、東側に渡るのにさ、関門海峡を通らなければいけないんだけど。
うん。
そこにはさ、小倉藩もいるし、いくつかの不大大名で周りを固めてるんだよね。
うん。
そう、まあこんな風にさ、あの強固な防衛システムになってるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、この体制によってさ、約260年もの間、幕末を除いてはさ、大きな争いっていうのはなかった。
うん。
で、この鍵を握ってるのはさ、審判と戸様大名なんじゃないかなっていうのを個人的にちょっと思って、この2つを中心に説明をしたいんだけども。
審判と戸様の位置づけ
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
えっと、まず審判なんだけども、審判大名にはさ、大有、貴州、水戸の徳川御三家って言われるあの筆頭閣がいるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう、で、この御三家ができた計っていうのはさ、初代将軍の徳川家康が次の将軍として三南の秀田大にその座を譲ったんだよね。
うん。
で、たださ、将軍家の血統が耐えるのを恐れて、将軍を継ぐ資格を持つ3つの家を創設をしたんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、これがさ、家康の9男には大有名古屋城を与えて。
うん。
10男にはさ、貴州若山城、11男には水戸の水戸城を与えて、それぞれまあ分家させて藩主としたんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう、で、この御三家っていうのはさ、大名で唯一徳川の姓を名乗ることができる特別な地位でもあるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、その御三家の中でも最高位に位置するのが尾張の大名で、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
関羽はさ、12位の大名言っていう初代名の中でも最高位なんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう、ちなみに11位はあの徳川将軍で、これ12位とか13位とかあのこうどんどん続くんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、黒鷹はさ、薩摩や加賀藩の黒鷹には及ばないんだけども、まあ61万石っていう審判の中でもトップなんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、次貴州家はさ、関羽は尾張と同じ12位の大名言なんだけど、黒鷹はさ、尾張より少ない55万石なんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、最後水戸家が関羽は尾張、貴州と比べるとワンランク下の13位中名言なんだけど、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
黒鷹はね、35万石で、御三家の中では大有利貴州家に比べると水戸家っていうのは少し落差がある。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で、例えば参勤交代でこの徳川御三家の行列に他の大名言が出くわした場合とかは、
藩主はさ、籠から降りて挨拶しなきゃいけないっていうのがあって、
うん。
まあそれくらいさ、大名言の中でも別格の存在なんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そうそう。で、あの御三家を筆頭角とする審判大名言っていうのは幕府の政治に直接関わることができないんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
これはさ、徳川家の血筋を直接引く者は力も持ってるし、
過去のさ室町幕府にしても親族同士のさ派閥争いが起こってたりとか、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
こういったさ争いの要因を排除するためっていう風に言われてるんだよね。
うん。
で、そのためさ幕府の政治に関わることができるのは不代大名のみなんだよね。
うん。
このさ御三家が江戸時代っていうこう長い年月が経つにつれて徐々にさちょっと歪みが出てくるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それがさ後取り問題っていうのがあって、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
どの大名にも言えることなんだけど、後継ぎが途絶えることをこう何よりも恐れていたんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
当時さあの今みたいに医療水準も高くないから、特にさ子供はさ成人になる前に亡くなってしまうケースっていうのが多かったんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうだからさたくさん子供を作って後取りを確保しようとしたんだけど、そんな中徳川将軍の後取り問題がしばしば出てきたんだよね。
うん。
そうでそうするとさ江戸時代を通して御三家の中から2回だけ徳川将軍に選ばれるっていう事例が出てきたんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
その2つともさ奇襲家から選ばれたんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
これはさあの8代将軍の徳川義宗と14代将軍の徳川家持なんだけども、
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
さらにさ江戸時代中期にはさ8代将軍の徳川義宗の子とか孫からなる御三家っていうのができるんだよね。
うん。
これはさ将軍家の後取りになれる家としてさらにさ御三家に後継ぎがない場合にこの御三家から出すことができたんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうでこの御三家にはさ一橋、田安、清水家っていう3つの家があって、
うん。
これさ結局全部さ徳川義宗って奇襲家出身だからさ奇襲家の家系なんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうそうでこの御三家の中からもうその一橋からは江戸時代を通して2回徳川将軍に選ばれるケースが出てきてる。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
これが11代将軍の徳川家成と15代将軍の徳川義信、最後の将軍だね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうでこうしてさ将軍を排出した一橋家と奇襲家の影響力っていうのは江戸時代を通してもこう高まっていくんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でこれに対してさやっぱ御三家っていうのは不満が高まってくるんだよね。
御三家と後取り問題
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうなぜだったらさ奇襲家と同じ簡易であって、もともとさ終わりから見ればさ弟がさ奇襲家を立ち上げてるわけだし、
うん。
さらにさ終わり家の後継が次々となくなってしまうっていうことがあったんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でそこにさあの幕府は御三家の一橋から養子を送り込むってこともしたんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあそうすると終わり家内部であの幕府への反発っていうのは徐々に高まってきて、
まあその現れとしてさ奇襲家出身の八代将軍徳川義宗がさこれ失踪奸約を徹底するっていう政策を打ち出したんだけど、
うん。
終わりはさこれに反発してさ既成緩和政策を行ってにぎわいを逆に見せたっていうようなことがあったんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
これがまあ現代にも続くなんかきらびやかな名古屋文化にも結びついてるって風に言われてる。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあ今月ね俺名古屋行くんだよね全然関係ないけど。
スピーカー 2
お、さすがだね。仕事でねいっぱいそういうところ行くよね。
スピーカー 1
いやいや仕事じゃないんだよ。
スピーカー 2
あ仕事じゃん。
スピーカー 1
そうそう結婚式友達の。
スピーカー 2
すごいね。やっぱこの年でもまだ結婚式呼ばれるんだもんね。
スピーカー 1
いや俺もうないかと思ったよ本当に。
いやでもなんか初めてなの名古屋だからちょっと終わりの名古屋城も含めてなんかいろいろ見たいなと思って。
スピーカー 2
ああそうだね。名古屋は名古屋城これ見たことあるけど行ったことないんだよね。
スピーカー 1
ああそうなんだ。
スピーカー 2
だから見ただけであのその中っていうか入ってないからさ。
スピーカー 1
ああまあ中はねでも新しくなってるんでしょ確か。
スピーカー 2
ああそうなの。全然知らない。
スピーカー 1
そうそう。
でそれとね、美都なんだけど、美都もさ終わりと同様に将軍を輩出することができてなくて、あの幕府から距離を徐々に置き始めるんだよね。
そうまた後取り問題とさ少しちょっとずれるんだけど、美都藩にはさ美都学っていうものがあって、
これはもともと美都藩の2大藩士の徳川三国がさ大日本史っていう神武天皇からの日本の歴史をまとめたものなんだよね。
これがさ幕末では尊王子僧へとつながって、美都藩だけでなく他の藩にも影響を与えて、結果さ倒幕派への原動力のようになっていったんだよね。
で次にちょっと歪みのその原因の2つ目っていうのが外国の勢力なんだよね。
象徴的なのはさあのペリーが来航したことによって外国の脅威に日本を晒されるんだけども、
ここでさ動揺した幕府は江戸時代始まって以来一度もやらなかったことをやるんだよね。
それはさそれまで幕府の政治に参加できなかった審判大名や戸様大名、また庶民に対しても広く意見を求めたんだよね。
こうしてさあのそれまで参加できなかった人たちが幕府の政治に関与するっていう流れができてくる。
でこれ一見さ民主的に見える行動なんだけども、それまでの強固な幕藩体制のバランスが崩れていくことにもなるんだよね。
そうそれはまるでぬるま湯に使った角砂糖のように。
でさらにさ幕府の独営…
スピーカー 2
え、それ終わりなの今ので?
スピーカー 1
ちょっとなんかそのまま俺もぬるま湯に使ったまま行くのかなと思って。
うまい!さすが!
ちょっと何の反応もないからびっくりしたわ。
スピーカー 2
ぬるま湯に使った角砂糖のようになんだ次はみたいな感じで待ってたらあれ行かないんだその次みたいな。
スピーカー 1
もうこれで終わりだよ。
なんだよそれ。いやどっちかっていうとその後のぬるま湯のようにの方が良かったね。
恐ろしいわ。
アメリカとの通商条約、安政の大獄
スピーカー 1
さらに幕府の独断でアメリカと日米収購通商条約に調印するんだよね。
これに対して激しい反発があってもともと不満を持ってたオアリとかミトハンなど抗議をするんだよね。
それに対して大浪のイー・ナオスケっていうのが幕府に立てつく者たちに対して処分を行うんだよね。
これが安政の大獄って言われるものなんだけど。
これにオアリ藩主ミト藩主他にも審判大名のいくつかは禁止処分を受けてるんだよね。
この出来事は審判大名で見ると幕府との結束が揺らぐ決定的な出来事だったんだよね。
結果幕末にはオアリはいち早く討伐側へついて幕府と対立するんだよね。
ミト藩も討伐派側へつくし、
幕府と距離の一番近かった奇襲藩っていうのは第二次徴収成罰までは幕府側として戦ってるんだけども、
それ以後は戦闘に参加せずに討伐派に資金援助するっていう形をとってるんだよね。
なぜかっていうのは諸説あるんだけど、その当時の藩主が病気のためだったりとか、情勢を見て判断したんじゃないかって言われてる。
いずれにしても幕末において、この五三家っていうのは最終的に討伐派側についてるんだよね。
これはどっちにつくべきか悩んでた他の藩も、この五三家の行動を見て討伐派へ向かうっていうことをした藩も多かったんだよね。
こんな風にちょっと審判大名を話したんだけども、次に戸様大名にちょっと触れてみたいと思うんだけど、
これさ、そもそも疑問に思うのは、最初に言った国高の上位を見ても、加賀藩、薩摩藩、仙台藩ってさ、全部戸様大名じゃん。
これさ、戸様大名なんだからさ、もっと国高少なくするとか、奪い取って完全になくすとか、そういうのが起きてもいいんじゃないかなって思ったんだよね。
もちろん今川家とかさ、徹底的にやられた大名っていうのもいるんだけども、これはちょっといくつか代表の例を見て触れてみたいんだけども、
例えば加賀藩だね。これ加賀藩は戸様大名ってなってるんだけど、実体はほぼ審判に近い地位が与えられてるんだよね。
実際に幕府から松平の姓を名乗ることが許されていたり、松平っては徳賀家康がさ、徳賀を名乗る前の姓が松平なんだよね。
だからこれもかなり徳賀家に近い存在じゃないと名乗ることができないっていう姓なんだよね。
これはさ、加賀藩っていうのは関ヶ原の戦いで兄俊永が東軍に就いて、弟俊政が西軍っていうふうに分かれたんだよね。
で、東軍の勝利によって兄がさ、弟の領地を含めて与えられて100万石を超える大型藩になったっていう経緯がある。
そう、だからさ、加賀藩ってもともと西軍でもあり東軍でもあるみたいなちょっと微妙な立ち位置だったんだよね。
で、そういうのが理由にもあって、で、次やっぱさ、戸様の代表格って言ったら薩摩藩だよね。
これはさ、関ヶ原の戦いで西軍として参加しながら、領地を減らされてない珍しい藩なんだよね。
薩摩藩っていうのは関ヶ原の戦いで参戦したんだけど、積極的に戦いに参加せず退却してるんだよね。
他にもさ、薩摩っていうのは江戸時代以前から朝鮮出兵で断絶した、民との国交回復の役割を担ってたっていうのもあって、それも要因じゃないかっていうふうに言われてるし、
あとはさ、島津家の薩摩っていうのは歴史ある名家なんだよね。他にもさ、伊達家の仙台藩とか、毛利家の長州藩とかいて、これってさ、鎌倉室町時代から登場してくる名家で、
一方徳川家っていうのはさ、戦国時代に台頭してきた家なんだよね。だからあの歴史のあるこの名家に対してある意味、敬意を払わざるを得なかったんじゃないかっていうふうにも言われてる。
こういった有力大名に対してさ、対立構造にするよりも広いさ、領地を与えて優遇して特別感を出すことで、幕府が大名をコントロールしようとしたんじゃないかっていうふうにも言われてるんだよね。
この島津家ってさ、結構すごくてさ、700年ぐらいにわたってさ、同じ地域を統治し続けてる数少ない大名なんだよね。
幕末の藩の役割と距離感
スピーカー 1
こんなに長い期間なのに、他に南部家の森岡藩ぐらいらしい。
スピーカー 2
そうなんだ。
スピーカー 1
そうそう。で、薩摩がいる九州地方っていうのはさ、他の地域にはない特殊な場所だったんだよね。
それはさ、鎖国をしていた日本で唯一公益が行われてた出島があったんだよね。
で、出島はさ、幕府直轄の管理下に置かれてたんだけど、九州の諸藩はさ、長崎の港の警備が命じられてたんだよね。
そこでさ、海外との交流や情報に接する機会っていうのが実際にあって、だからさ、薩摩もそうだけど、佐賀藩とかもいち早く西洋の技術を取り入れることができてるんだよね。
で、その力はさ、幕末では幕府の大いな脅威となってるんだよね。
で、次に長州藩なんだけど、これはさ、毛利家が統治する長州藩っていうのは、戦国時代、中国地方に勢力を拡大していて、120万国っていう強大な藩だったんだよね。
たださ、関ヶ原の戦いで西軍の総大将として挑んだこの戦いに敗れて、36万国ぐらいに減らされてるんだよね。
その後、長州藩っていうのは限られた土地で神殿開発を行って、徐々に国高を増やしていったりとかして、幕末には実高は100万国を超えてるっていう風にされてるんだよね。
またさ、若者にはさ、他国への誘惑を積極的に奨励したりとか、有能な人材を育てて実際に登用してきたんだよね。
それによってさ、最新の兵学だったりさ、産業などが藩に取り込まれて、強大な藩へとなることができたんだよね。
こんな風にちょっと代表的な藩だけなんだけど、いくつかピックアップしたんだけど、
幕末の母親戦争ではさ、東北諸藩を除き、多くの藩がさ、結果倒幕派を支持して、幕藩体制っていうのは崩壊していくんだよね。
ちょっとまとめるとさ、幕藩体制っていうのは強固な防衛システムだったんだけども、
これはさ、幕府は審判不大、戸様大名、それぞれの距離感を保つことで成り立っていたんだよね。
それがさ、近くなりすぎても遠くなりすぎても、そのバランスっていうのは崩れてしまうっていう欠点があったんだよね。
まるでこれはさ、遠距離恋愛の末、同棲を始めたらうまくいかなかったカップルのようになってしまった。
スピーカー 2
なるほど。小ヶ太郎経験が語るみたいな感じだよね。
スピーカー 1
ないわ、全く。だから距離感の、ちょっと今回バランスっていうのがさ、テーマだったんで、悲しいまとめになってしまって申し訳ないです。
スピーカー 2
なんで遠距離恋愛なんだよ、最後。
スピーカー 1
距離感が大事ってこと。
スピーカー 2
距離感ね。
スピーカー 1
あ、で、もう一つさ、アマちゃんから頂いたリクエストの中で、うんって言われて、アマちゃんってちょっと、アマちゃんじゃないじゃんみたいな。
スピーカー 2
あれ何ちゃんだっけ?
スピーカー 1
のんさん。
スピーカー 2
いや、あのね、悪いけど一番初めに言われた名前だからね、ちゃんと言わないと覚えてない。
スピーカー 1
で、このリクエストの中にあったさ、なぜ日本の端にある薩摩藩が関わってくるのでしょうかっていうのがあって、
江戸や京都からでは山口や鹿児島は物理的に距離がありすぎではないですかっていうのがあったんだけども、
これまあちょっと答え難しいんだけど、物理的に遠いのは確かで、まあでもさ、遠かったら自分の叶えたい世界諦めるんですか?
で、まあこういう答えだと多分怒られそうなんで。
何だよそれ。
いやいや、まあ少し補足をすると、まずさ、江戸にはさ、各大名が滞在できる大名屋敷っていうのが設けられてるんだよね。
これはさ、産金交代が行われてるからさ、大名をはじめさ、多くの家臣たちは大名行列を作ってさ、江戸に行くんだよね。
で、その時にさ、滞在できるように幕府から土地が与えられてて、そこにまあ大きな大名屋敷を構えてるんだけど、
で、産金交代の頻度はさ、まあ距離の問題等でさ、藩ごとにちょっと違ったりもするんだけど、
例えば、1年江戸に滞在して、また1年自分の藩に戻って、また江戸に行くっていうようなことをしてたんだよね。
そう、だからさ、距離は遠いんだけど、江戸にはさ、トータルで言うと結構な期間、大名を含めて、まあ大勢の家臣とかもいたりするんだよね。
そう、で、それとさ、西側の藩の場合は、まあ大阪にも屋敷を設けてたりするんだよね。
これはさ、大阪で米を監禁して、藩の収入にするために、大阪にこう屋敷を設けて、米の貯蔵する場所としても使ってたりしたからなんだよね。
またさ、幕末になるとさ、朝廷のいる京都が重要な場所になってきたから、
京都にも屋敷を作って情報収集したり、他の藩と交渉なんかもしてたりするんだよね。
だからさ、距離が遠くても、各藩はそれぞれの土地で関わる機会っていうのは結構あったんだよね。
特に薩摩とかさ、大きな藩は大きな大名屋敷を持っているから、その分、そこにたくさんの人を滞在させることもできたんだよね。
だからさ、全部が全部、例えば母親戦争の時に鹿児島から武士が東へ向かったってわけじゃなくて、もともと江戸にいた鹿児島藩の人もいるわけなんでね。
それにさ、単純に昔の人は本当によく歩いたからね。
スピーカー 2
そういうレベルの距離じゃないけどね。
スピーカー 1
そうそう。でも現実にそういう人もいるわけじゃん。
しかも山を越えみたいなね。
だからまあ、今はさ、物理的距離は近くなったかもしれないんだけど、昔の人の方が心の距離は近かったのかもしれない。
スピーカー 2
いいね。心の距離だって。
スピーカー 1
そう。ちょっとこれ納得回答じゃないかもしれないけども。
スピーカー 2
心の距離は近かったんですって答えだよね。
スピーカー 1
そうなんです。ちょっとバランスを崩してたら申し訳ないです。
スピーカー 2
結局そこに行くんかよ。
スピーカー 1
はい。いかがでしたでしょうか。
スピーカー 2
まあね、江戸時代のそのさ、パワーバランスっていうところで言うとさ、
遠ざまをさ、周辺に置く、周辺っていうかさ、その遠いところに置くっていうのはさ、
スピーカー 1
遠行近行政策から言うと反対のことをやってんだよね。
遠行近行政策って何?
スピーカー 2
秦の時代に藩書がやって、小女王の時代だけど、藩書がやった政策。
秦と一番遠いのは西なんだけど、西と組んで、
近くの町とか官とか義とかを攻めるみたいなさ、そういう政策。
スピーカー 1
ああ、そうなの。
スピーカー 2
遠行近行。行はだから遠くと交わって、近くは攻めるっていうことなんだけど。
ああ、そうなんだ。それって何?挟み撃ちするっていう狙いなの?
スピーカー 1
まあ、挟み撃ちっていうか、外交政策だからそういうもんなんだよね。
へえ。これ確かあれじゃないかな。
日本で言うと、豊臣秀吉の時代からももうそういう遠くを置いてたと思うんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうそう。その流れもあったんじゃないかなと思って。
スピーカー 2
まあ、日本は狭いから遠くつっても遠くないからね。行けちゃうからね。
中国はほらやっぱちょっと違うじゃん。
スピーカー 1
ああ、まあそうだね。
スピーカー 2
遠くって本当遠いからね。マジで遠いからさ。
そんな車も何もなくて遠くからさ。
だから遠くの情勢がわからないから、なおさら遠くはちゃんとガッチリ組んどきたいっていうのがあったんだよね。
スピーカー 1
ああ、そうだね。確かに。
スピーカー 2
だからまあそういう遠行近行政策から言うと逆のことをやってるんだけど、
スピーカー 1
江戸時代ってさ、260年ぐらいだっけ?続くじゃん。やっぱすごい統制が取れてたんだよね。それだけ。
確かに。
スピーカー 2
ほぼほぼ反乱はなかったわけじゃん。
スピーカー 1
うん。
幕藩体制の特異性
スピーカー 2
そう。だからすごい、何だろう、徳川家のコントロールがもうバッチリ効いていたっていうところでね。
まあ、いい政策だったのかなと思うけど。
スピーカー 1
そうだね。なんか他の世界と比べてもこれ結構面白いかもね。このテーマね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうそう。なんか思ったのがさ、例えばさっき言った戸様を完全に潰さなくてさ、
ロシアの皇帝とかさ、まあ中国にしてもさ、完全に根絶やしにするみたいなことをやったりするじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
日本ってなんかある意味、歴史ある、まあ明家とかもそうなんだけど、その前のさ、影響力あった人たちを残したりとかさ、するじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう、あの明治維新もそうじゃん。徳川ね、吉野部とかだってさ、隠居させてさ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そうそう。なんかそういうところが日本ってあるなと思って。
スピーカー 2
ああ、まあ敵対勢力をあえてね、滅ぼさないことによって怪獣政策だよね、要は。
爆犯体制のパワーバランス
スピーカー 1
そうそう。まあ、というわけで今回は爆犯体制のパワーバランスについてでした。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
この前ね、呼びかけで結構評価の星とかも押してくれた人も多くて、スポーティファイだとね、もう年内中にこれ500超えるんじゃないかなってちょっと思ってて。
スピーカー 2
おお、すごいね。
スピーカー 1
あと40あるんだけど、たぶん皆さんがポチポチっと押してくれたらこれ、もう今月いっちゃうんじゃないかなって思ってます。
スピーカー 2
ちょっとあと40人、まあ40アカウントでもいいんでお願いします。
スピーカー 1
そう、アップルとかもね、あと他のね、なんか媒体もなんかフォローだったりとかそうやって実際行動してくれるとありがたいです。
スピーカー 2
そうですね、あのより目立つようになったらね、いろんな人に聞いてもらえるんで助かります。
スピーカー 1
はい、それでは最後まで聞いていただいてありがとうございました。
スピーカー 2
ありがとうございました。