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2021-03-09 20:56

第5回「新選組」Part2 ~池田屋事件と剣術流派について~

①池田屋事件とは 京都を火の海にしてその騒ぎの中で天皇を長州に連れさろうと計画。 池田屋という場所で20数人の尊王攘夷派志士が談合しているところに新選組の近藤勇、沖田総司、永倉新八、藤堂平助が4人で戦い倒した事件。 新選組の名を知らしめるにいたった。 ②新選組の剣術流派について ・天然理心流 ・神道無念流 ・北辰一刀流 ・種田流槍術 ③新選組まとめ

※訂正※

藤堂平助

ふじどう へいすけ → とうどう へいすけ


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第5回目、「大人の近代史」始めます。
この始まり方、いつもこのパターン。
じゃあ早速、第5回目ということで、
まず始まる前にですね、またコメントをいただきましたので、
ちょっとそれだけ読み上げたいなと思います。
前回に引き続き、もこさんからいただきまして、
概要書いていただいてわかりやすかったです。ありがとうございます。
ティーマーの話、いやアウトレイジ、
セリサワカモって初めて聞きましたけど、
女の子の髪の毛切るなんて最低って書いてありました。
現代的な考え方だ。
そうそう、なんか切り取るとすごい話だなって感じですよね。
一応ね、これね、セリサワカモ、髪の毛、女の子の切っちゃったって言うんですけど、
そうそう、僕ちょっとあの時すごいはしょって話したんだけど、
正確には、セリサワカモの周りにいた人が、
気を使って先に切ったんですよね、髪の毛を、女の子の。
セリサワカモが本当は切ろうとしたんですよ。
切ろうとして、その髪の毛だけで済むかっていうのもちょっと危ない状況だったんですよ。
何しでかすかわかんない人だったんで、
だからいつも周りの人がヒヤヒヤしながら、
いやなら手を汚さずに私がやりますって言って切ったっていうね、
そういう会話が、長倉しんぱちがそんな風に伝えてましたね。
いや、しんぱちさん細かいね。
細かい。記憶が本当に合ってるのかわかんないけど、
この電文録っていうみたいな感じは、死ぬ本当に直前なんですよ。
1年ぐらい前、1年半ぐらい前にインタビューが撮れて、
それがね、今世に残ってるんですよね。
だって世はまあまあジジイな時にやったってことでしょ?
そうそう、もう75近くだよね。
当時の70Xだから結構でしょ?多分わかんないけど。
だからまあちょっと、どこまでがっていうね、
あと歴史って片方側の人から見た目線だと、
やっぱりどうしてももう片方側の言い分が抜けちゃってるから、
何とも言い難いですが、ということでちょっと本題いきましょう。
本題よろしく。
じゃあ新選組続きからというか、
このまま通知でやると教科書みたいになっちゃうんで、
ちょっと私の興味あるところからかいつまんで話したいななんて思ってます。
いいじゃん。
新選組、確かこの前セリサワカモが暗殺されちゃって、
そこの後ぐらいまで話そうと思うんですけど、
その後新選組が一番名前を知り渡ったっていう
池田屋事件っていうのがあるんですよ。
長丸、池田屋事件って知ってる?
なんか何かね、新選組が関わってた事件っていうのは知ってるんだけど、
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具体的な中身までは知らん。
池田屋事件って、当時京都に過激の尊能上位派が集まってきてるっていう話、
前回したと思うんだけど、
その尊能上位派の人たちが20名ぐらいかな、
池田屋っていう場所に集まって談合してたんですよ。
過激派を一人捉えて自白させたんですよ。
なんかそういうのを企んでるっていうのを、
古高俊太郎っていう人を一人捉えたんですよ、京都で。
そこで拷問したんですよ。
でもその人もものすごく口が硬い人で絶対に喋らなかったんですけど、
新選組が何をしたかっていうと、
古高俊太郎に対して逆さに吊るして、
両足の足首を釘で刺して、
なおかつ足の上からロウソクを垂らしたっていう。
どんどんじわじわくるわけですよ、熱いのが。
でもその拷問に耐えられずにやっと自白したっていうね。
そこで過激派の志士たちが企んでるっていうのが、
京都中を火の海にして、
それでその騒ぎの中で天皇を長州に連れて帰ろうっていうふうに企てたんですよ。
これが池田谷事件の発端というか、やろうとしてたことなんですね、過激派が。
どこかで集まってるはずだっていうので、
新選組が手分けして分かれて探しに行ったわけですよ、京都中を。
京都中も広いんでなかなか見つからなかったんですけど、
この池田谷ってところに当時新選組の4名ですね、分かれてたんでいろいろ。
4名だけが池田谷のところに行って入って行ったら、
ちょうど過激派たちが20数名団合してたんですよ。
そこで本来だったら仲間を待っていきたいところだって4対20なわけじゃないですか。
当時の過激派のソン・ノジョイ派も下流武士の人たちが多くて、
武術の達人というかの人たちでもあったし、
新選組も剣術はもちろん優れていたとはいえ、
人数で圧倒的にかなわないわけじゃないですか。
だけどちょっともうこんな猶予がないと逃げられちゃったらもうこれで終わりだってことで、
当時池田谷事件に入ってたのが近藤勲と隊長のですね、
その組頭の大北漱次、長倉新八、藤堂平介っていう結構有名どころなんですよ。
新選組の中でも。
その4人で切り込んでいったんですよ。
そしてなんとですね、これを4人で倒したんですよね。
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4対20で?
しかもですね、藤堂平介は怪我しちゃったんですよ、額に。
途中で起きた漱次も、もともとこの人その先で肺結核で亡くなっちゃうんですよ。
ちょっとそれが原因かわかんないんだけども、途中で離脱しちゃうんですよ、体調が悪くなっちゃって。
実質最後まで行ったのは近藤勲と長倉新八なんですよ。
途中の1時間半ぐらいの長い戦いになっちゃったんで、
途中の後半は新選組とかあの藩の仲間たちが駆けつけてくれたんですけど、
その間はなんとその4人と2人ちょっと離脱しちゃったけども、そこで切り抜けたんですよね。
これが新選組を一気に治せたというか、
もしこの事件で旬の上位派を倒してなかったら、今京都でみんな行って寺とかお参りとか、
京都の街並みがむしろなくなってたかもしれないっていうね。
だから新選組としては当時すごい手柄ですよね。
すごいよね、普通に考えて。
すごいことなんですよね。
だからなんかこの事件でなおさらこのなんて強いんだっていうね、新選組が。
でもねこの事件をきっかけに新選組って長州の観客にかなり目をつけられたんですよね。
要はその20数名の中に長州のトップを張るというか、リーダー的な存在が何人も含まれてたんですよ。
その人たちも殺しちゃったり、また捕らえて後で殺したっていうのがあるんですけど、
そういう恨みを買って、後に長州の方が政治を逆転させた時に新選組は犯罪者みたいな感じですよね。
まあそうなるよね。
なんかこれはすごいなと思って、歴史が変わる瞬間みたいな。
でね、池田代事件でここからちょっと通視でやろうかなと思ったんですけど、
すごいちょっとね新選組って色々あの舞台が分かれていっちゃうんですよ。
なんでちょっとね僕は興味があるのは、当時新選組って一時期多い時200人ぐらいいたんですけど、
その剣術の流派がねみんなそれぞれ別々だったんですよ。
別々というかいろんな流派があって、一応このなんだろう武士道で学んだ私にとっても、もういいやそれ。
そこの下りいいわみたいな。
で一番多かったのはね天然立神流っていう流派なんですよ。
これはあの近藤勲の道場で学んでた人たち主に多いんですけど、
肘方俊三とか大北漱次とか井上玄三郎ってこれみんな副長とか組頭の人たちなんですけど、
このね天然立神流っていう流派って当時全く江戸でね有名じゃなかったんですよ。
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この新選組が発足してなんかこれが実践に向いた剣術なんだっていうのでその名を馳せたんですよ。
どんな感じなのかっていうと天然立神流って実践的で騙し打ちもしても実さないみたいなそんな感じで、
あと剣術だけじゃなくて柔術みたいな刀がない状態でも戦えるようなそんな流派だったんですよ。
そうだからより実践的というか、近藤勲の伝説というか、長倉新八と当時道場を渡り歩くっていうのがあったんですよ。
違う道場に行って力試しをするって。近藤勲ももちろん強かったので近藤勲と殴り込みに行った道場のトップの人たちと戦うわけですよ。
近藤勲が市内を払われちゃって飛んで行っちゃったわけですよ市内が。
そしたら近藤勲がすごい賢幕で市内ないのに構えて相手を殺気で参りましたって言わせたんですよね。
すげーな中取。
すごいすごい。だから天然立神流ってだから市内がなくてもなんか強いのかなみたいな。
次に多かったのが振動無念流っていう流派なんですよ。
これはもう力の剣歩って言われてて、当時稽古とか市内だから市内だったらこう上に大きく振りかぶって力いっぱい打つみたいな。
軽く打ってその次強くするとかじゃなくてもういきなり強く打つみたいなね。
っていうのが振動無念流の特徴なんですよね。
これで振動無念流っていうのは競り沢鴨とかこのまま暗殺されちゃった局長だった。
あとたびたび出てくる長倉新八。長倉新八も実は振動無念流がベースにあってその後強すぎたんでいろいろ道場を渡り歩いて力試しにしてたんですよ。
長倉新八って。
天然力浸流のそこで近藤勲にも会って一緒に学んだりもしたから天然力浸流もちょっとやってるんですよね。
長倉新八は振動無念流の影響が大きくて実際の戦いでも例えば銅とか銅を打つときにおどうつって攻撃下者を叫びながら攻撃するんですよ。
小手とかが実戦でですよ。すごいなと思って。池田屋事件の時もなんかそういうふうに叫んだって後で自分で言ってたからどうなのかちょっとわかんないけど。
小手とか言いながら手狙ってるんでしょ。
そうそうそうそう。
すげえな。
すごいよねっていうのがありました。
で次にですね北進一刀流っていうのがいたんですよ。
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さっき藤堂平介って池田屋事件にいた一人なんですけどこの人が北進一刀流なんですよね。
北進一刀流は他の道場と比べて修行がね約半分ぐらいで全て完成してしまうって言われている流派なんですよ。
それはいいの?
剣術って技術だけじゃなくて礼儀作法とかその精神を学んだりするじゃないですか。
北進一刀流はひたすらこの技術のみを追求したでそれを教える方法でなんかすごい合理的だって言われてるんですよね。
そうでねなんかね状況によってこう自由に構えを変えるっていうのが北進一刀流の特徴らしいですね。
で当時日本で一番流派が多くて明治維新が起こってその反幕府側が結局明治政府を作ったんだけど、
その反幕府側の方にも北進一刀流って多くいたからその後のね剣術とかに北進一刀流が受け継がれていくっていうのが多かったんですよね。
坂本龍馬とかも北進一刀流を学んでたんです。
そんな感じ。
で最後があのちょっとこれが一人しかいないんだけど種田流創術。
正式名称はちょっとね謎なんだけど原田真之介って新選組で組頭の中で唯一長い槍を持って戦ってたんです。
で槍を扱うには相当な腕力がないとやっぱり使いこなせないからこの人相当が体も良くて力もあったって言われてるんですよね。
でもまあなんか狭いところだとこうちょっと不向きなところは使い分けて刀にしてたりとか結構ね器用だったんですよ。
これが原田真之介。池田屋事件の時も途中から駆けつけてこう逃げ出そうとする長州過激派を槍で突いたりとかね。
槍でやったのかなちょっと刀か槍かはその時わかんないけど。
手柄をあけてましたね。
そうそんな感じの龍派たちです。
でこのねさっき挙げた中で新選組ってよく誰が強いんだっていう話があるんですけど。
新選組をねにいた安倍首郎っていう人が生き残って新選組って生き残った人たちって本当にわずかなんですよ。
なぜかって言ったらもう長州藩とか薩摩とかが実験を握っていく中で
彼らは幕府側にいた人間だからみんな戦って死んじゃったりとかもしくは殺されちゃったりしてるんですよ。
ちなみに局長の近藤勲も東京の板橋区で首を切られて吊るされて3日か5日とかそのぐらいずっと吊るされてたんですよ。
でそうみんな死んじゃってね生き残った中でも安倍首郎さんって人が1位に長倉2位に沖田3位に斉藤っていうね県の腕前で言ったら言ってたんですよね。
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長倉新八が一番強いみたいな。
で次にね沖田壮二っていうあのこの若い子なんですよ沖田壮二って当時新選組で20歳ぐらいで入ってていう。
沖田壮二っていう3はね斉藤はじめ?斉藤はじめであってるよな。
そうそう。
この人も沖田壮二と同じぐらいの20歳で新選組入ってなんかよくに暗殺部隊とか新選組の中の粛清をしたみたいなのがあって。
でもさこれさちょっとね思うのが長倉新八と斉藤はじめは70推移まで生き残ったんですよ。
唯一この組頭の中で。
その2人がこうノミネートされてるっていうね。
まぁでも実際に強かったんだろうけど歴史はね後から何とでも変わっちゃうからね。
みたいな。
沖田壮二は敗結核で途中でこの後池田屋事件のもうちょっと後になくなっちゃうんですよね。
っていうそんな話でしたね。
ちなみにねちょっとねいろいろあって沖田壮二って一度の踏み込みの間に3回突き送り出すって三段突きっていう技を持ってたらしいんですよ。
なんかそんぐらい猛者の剣って言われてものすごい早かったらしいですね。
逆に斉藤は無敵の剣って言われてましたね。
ちなみに長倉真八は劉備剣っていう技が得意で下段に構えてから一気に相手の剣を上に上げて相手の肩から下に切る技が得意だったんですよね。
だからなんだっていうね。そんな感じです。
馬目返しみたいな。
でもこれ新選組をやってるとどうしても長くなっちゃうんで結局は新選組ってこの池田屋事件を機にどんどん長州とか薩摩が坂本龍馬が秘密の団子というか2人を結びつけたんですよね、班を。
そっからもう幕府側はどんどん劣勢になっていって新選組もね勝てない戦いを強いられていくんですよ。
最後は新選組もいろいろみんな分散しちゃって、そこでほとんどが亡くなっていっちゃったっていうね。
そんな話なんですよ。ちょっと後半は新選組というよりは新選組の一部が幕府を率いて戦ったりとかそんな話になっちゃうんで。
ここで思うのが新選組って何があれかなと思うと、例えば長州を京都で池田屋事件でひそひそ団子をしてたわけじゃん。見つからないように幕府に。
でも殺されちゃったみたいな。それが数年先に逆転現象が起こってむしろ新選組がこそこそ逃げ回る人たちもいるわけ。
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長州犯に見つからないように。見つかったら殺されるみたいな。だから全く真逆の状態がたった数年で全てが変わったっていうか。
それにはイギリスとかが長州に武器を援助してたりとか、そういう背景もあるんだけど単純に日本だけの戦いというか外国が加担してたっていうのもあるんですよね。
そんな話でした。どうでしょうか新選組。
やっぱ新選組って誰もが知ってるわけじゃん。ぶっちゃけ俺もそうだけどあんまり知らないんだよ。知ってるようで。
そうだよね。
新選組がすごい刀持っててとりあえず強そう。でも何した人たちとかって言われるとすごいわかんない。
でも今回の話でやっぱりすげー人たちの集まりなんだなっていうのを改めてわかったし、歴史的に結構意義のあるようなこともしてるんだなっていうのはわかったかなっていう感じかな。
ありがとう。これが正しいとかはちょっとわかんないけどね。多くの人も殺してるわけだしね。
結果論だからね。全部は。
そうだね。
歴史は結果論だから結果的になっちゃうけど。
そうだね。勝ったものが正義になっちゃうね。
だから新選組が正義かどうかって言われるとまた微妙なわけでしょ。
そうそう。長州の人たちとかいっぱい殺してるわけだからね。
でも長州その池田へ事件の話だけど長州の奴らは大火で結構大勢殺そうとしてたわけじゃん。
そうそうそう。
それを防いでるわけだから救った命がいっぱいあるわけじゃん。
まあね。
だから立場が違えばやっぱり善悪変わっちゃうっていう本当に典型例だと思うよ。
いやーいいこと言う。
いやー素晴らしいね長丸。
長丸自分で。
実はカットでいいよ。
まあじゃあそういうわけで今回第5回大人の近代史これにて終了ってことでよろしいですか。
終了です。
はい。じゃあ最後まで聞いていただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
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