ダウンフォール作戦の概要
スピーカー 2
1時間の会話は50通の手紙より値打ちがある。
始まりました、「大人の近代史」よろしくお願いします。
スピーカー 1
はい、よろしくお願いしまーす。
まあ、ほら、会話の魔術師おが太郎からしたら、そりゃそうだよね。
スピーカー 2
違う違う、なんだそれは。
スピーカー 1
いや、俺さ、会話そんなにこう、上手い方じゃないからさ、なんか文章にしちゃった方が、あの人にはこう、伝わるっていうかさ、
なんだろうね、もうこのなんかとか言っちゃってるあたりがもうダメなんだけどさ、まあだから要はそういうことなんだよね。
なんか文章にした方が、こう仕事とかやっててもさ、結構伝わることが多くて。
スピーカー 2
いやいや、長まろ、会話引きつけるっていうかさ、そういう能力って昔からあったじゃん。
スピーカー 1
ウケるわ、それ。それ、おが太郎のことじゃん。
スピーカー 2
いや多分、聞いてる人、本当にそう思ってる人多いと思うよ。
スピーカー 1
ああ、おが太郎はね。
スピーカー 2
いやいや、これなんかフランスの貴族、セビニエ夫人っていう人なんだけど。
スピーカー 1
セビニエ夫人?
そうそう、なんか作家でもある人らしいよ。
へえ。
スピーカー 2
そう、まあ今日は長まろがどんな価値ある会話を届けてくれるのか、楽しみです。
スピーカー 1
ちょっと待って、あの、この一言ゼリフのオチはなかったの?
スピーカー 2
なになに、オチなんていつも作ってないよ。
スピーカー 1
いやまあそうなんだけど、え、早えって思ってさ。
スピーカー 2
この意味か、あれでしょ、もう人と直接対話した方が価値があるってことでしょ。
スピーカー 1
まあ伝わるっていう意味で言うと、なんか会話した方が早かったりするじゃん。
なんかさ、メールとかこう、まあ仕事とかになっちゃうけどさ、メールを何十通打つよりも多分直接こう会話した方が意思疎通が取りやすいっていうケースはまあ確かにある。
スピーカー 2
ああ確かにね。細かいニュアンスが伝わんないもんね。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
じゃあ今日は長丸がどんな価値ある会話を届けてくれるのか楽しみです。
スピーカー 1
あ、今日ね価値はゼロだね。
スピーカー 2
なんだそれは、そんなことないでしょ。
スピーカー 1
まあゼロっつったらあれだけど、えっと今日ちなみにリクエスト回なんだけれども。
リクエストで価値がないってやめろよ。
いや価値がないっていうか、だからその価値ある会話ではないよねっていう話になっちゃうんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう、ちょっと読み方間違えてたらごめんなさい。
しののめのびょんさんから頂きました。
はい。
ダウンフォール作戦の背景
スピーカー 1
52歳のおじさんです。配送中楽しみに聞いてて2週目です。リクエストはダウンフォール作戦お願いいたします。
って頂きました。
スピーカー 2
あー、なんか聞いたことある単語だけど、なんだろうこれよくわかんないな俺。
スピーカー 1
あーそう、今日はねちょっと小説だと思って聞いていただけるといいかもしれない。
スピーカー 2
あーそうなの?
スピーカー 1
そう、なんでかっていうとこのダウンフォール作戦は行われなかった作戦だから。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
そうだからちょっとこうね、現実的に起こり得た話だけれども実際は起きてなかったから、なんか人数とかの話とかもするんだけど、ちょっとこうねやっぱぼやってするところはあると思うんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあでもそんな感じでちょっと今日はダウンフォール作戦を扱いたいと思いますと。
スピーカー 2
はい、お願いします。
スピーカー 1
えっとダウンフォール作戦ちょっと簡単に言うと、1945年の11月1日に予定されていた連合軍による日本本土上陸作戦のことなんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうちなみにダウンフォールっていうのは英語で破滅って意味なんだよ。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
そうだからこの作戦はものすごく端的に言うと日本破滅作戦。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だから日本を壊滅させましょうっていう作戦なわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうでさっき日付言ったけど、まあ要はさ11月1日だから1945年のもう終戦してるんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だから日本がもちろん降伏したからこの作戦は行われなかったっていうところなんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でまずちょっと時代背景の部分から入りたいんだけれども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
まあ時代背景に関してはさもう散々この音禁令触れているからもうサクッといくけど。
ダウンフォール作戦の詳細
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
その1945年っていうのはさもちろんその終戦のあった年であってもう第二次世界大戦。
世界的に言った時に第二次世界大戦も末期だったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからもうこの頃になると数軸国のいわゆるイタリアドイツ日本っていうのはもう完全に劣勢。
で連合国はもうほぼほぼ勝ちだよねみたいなところに来てたわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で数軸国のイタリアとかドイツっていうのは日本よりも先に降伏したんだよね連合国に。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
で1945年の5月時点で日本だけが残ったんだよね数軸国として。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でちょうどその頃日本っていうのは沖縄戦やってて。
まあ沖縄戦の目的っていうのはさあのとにかく時間稼ぎっていうことを結構言われたりもするんだけれども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
日本は本土決戦を覚悟していたからもうとにかく沖縄で時間を稼いで本土決戦の準備を整えるみたいなあの言われ方もしてて。
でその一方でソ連を仲介とした和平策っていうのもこう模索してたんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこれはあのちょっと別の回でも言ったけど実際はあのソ連っていうのはさもうヤルタ会談でさあの対日参戦を決めてて。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ドイツ降伏から3ヶ月後に参戦するよっていうところまで決めててまあだからドイツ降伏5月だから8月にはもうソ連は参戦するって決めてたわけよもうイギリスアメリカソ連の間ではもうこれは決定事項だったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからあの日本がソ連を仲介して和平策なんていうのはもう全然もう話にならないっていうかもう希望すら本来なかった話なんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあ日本っていうのはとりあえずそんな状態で南方戦線なんかはさもう戦う島という島全部さ取られてほぼほぼ玉砕状態で日本軍っていうのはその島にいた兵隊っていうのはさもうすごい死傷率死傷率っていうかもう戦死率が半端なかったわけよとにかくどの島でも。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ほとんど死んじゃうからね。でそんな感じでほとんど日本軍というのは玉砕していてでアメリカもその玉砕してくる日本軍に対して多大なるもうダメージを受けてたわけよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあ全然アメリカの方がもちろん戦死傷者の数で言ったら伊予島以外はさあのアメリカの方がさ全然少ないんだけど常に。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
とは言ってもさやっぱりさこんだけ重装備でなんだろう装備も良くて例えば物資的なものも良くてあの人数も多いアメリカがこんだけダメージを受けるっていうのは常にこう想定外だったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあそんな状態でダウンフォール作戦っていうのがこう決まっていくわけね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でダウンフォール作戦ってじゃあどんな中身なのかっていうところなんだけれども。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあこれはね1944年ぐらいにもうあのアメリカを中心に原型っていうのはできてたって言われるんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で一応1945年の5月末にアメリカの参謀本部で正式に認可されたわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でちなみにこの作戦の最高指揮官はアノマッカーサー。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でダウンフォール作戦って大きく分けて2つの作戦があるんだよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で1つがオリンピック作戦って呼ばれるもので。
スピーカー 2
オリンピック作戦。
スピーカー 1
オリンピック作戦。あのオリンピックなんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあこれが1945年11月1日に計画されてた方の作戦なんだけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
その11月1日に宮崎海岸とか渋谷湾とか吹上浜の3地点から連合国軍がこう上陸して
南九州にある航空基地を確保するっていう作戦なんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
主力はアメリカ陸軍の約57万人を上陸させるっていう計画だったのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
もちろんこれさ日本っていうのはさ本土決戦を備えてるわけだからもう海岸でも完全にさ防備してるわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあしかもそもそも本土だしね。あの全然今までの島とはさ人の数も違うし装備も全然違うわけよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
そうだから普通のどこかの島のこう上陸作戦とは全然違う。まあ言うならば沖縄戦ぐらい
沖縄戦よりももっと厳しいんじゃないかって言われてたぐらいあのこれは厳しいんじゃないかっていう作戦で。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だから陸軍をこう上陸させる前にもちろんそのアメリカの艦隊とか航空軍によってあの艦砲射撃とか空襲でまずはあの真っ平にしておいて
でまあそんな感じで海と空からの支援を受けながら北上していって南九州を制圧するっていう作戦なんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこれなんで南九州なのかっていうところなんだけど、まあこれは完全に地理的なものだと思ってもらって大丈夫なんだけど。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
今さこの時点でさ沖縄までがアメリカの制圧下にあるわけよ。
うんうん。
スピーカー 2
ってなるとさ次に制圧するとしたらもう物理的な距離で言ったらさ九州になるわけじゃん。
はいはい。
スピーカー 1
ここでさアメリカがさなんか南方戦線だとこう島を飛ばしてってさあの占領したりしてたんだけど
そこでわざわざ九州を飛ばしてさ変な話本州にこう行くっていうのはあまりちょっといい策じゃないんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
理由は挟まれちゃうから九州から。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
九州には日本の航空部隊とかも多く存在しててそもそも軍隊もいっぱい配置してたからここを無視していきなり本州に行くっていう選択肢は多分ちょっと取りづらかったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからそういう意味でやっぱ地理的に南九州をまず制圧してでそこに確固たる航空基地を作ることによってさらに精度の高い爆撃を行うことができるわけよあの日本本土に。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
もう九州に基地があったらさだってもう隣も隣じゃん本州なんてだから本州っていうか首都圏っていうのはさ要は隣の島なわけでしょ九州の。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうもうだから隣の隣のところにあるようなさところにさこう正確に爆撃し放題になるわけ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そういう意味でまあ南九州の制圧っていうのは重要視されたんでこれはあの次に言うコロネット作戦っていうのがあるんだけど。
スピーカー 2
はい。
コロネット作戦
スピーカー 1
そうこの作戦のための要は基地設営の準備作戦だったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だから大目的はコロネット作戦の方なんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でコロネット作戦っていうのはどんな作戦かっていうとこれは九州栗浜と相模湾から関東平野にこう上陸してそこから首都東京を目指すっていう作戦なんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう関東の人はもう地理的に九州栗と相模湾つったらああそこら辺ねっていうのがわかってさそれでこうやって真ん中の方に進んでいくとさ東京になるわけじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
要はあの左右からまあ左右っていうか下と右からって言えばいいのかなまあ左右からあの東京を挟む内にするっていう作戦。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でこれはもちろん目標は東京の制圧で上陸予定の人数としては52万人って言われてるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからもうこの時点でオリンピック作戦とコロネット作戦合わせて100万人だよ。
スピーカー 2
ああなんか名前が全部ちょっと変わってるねオリンピックとかコロネット。
スピーカー 1
なんかねオリンピックの由来は俺もちょっと正直ちゃんとわかってないんだけど多分平和の祭典でしょ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だからだと思う。
スピーカー 2
ああそうなんだ4年に1回じゃないんだね。
スピーカー 1
そっちじゃない。
4年に1回50万人同意されてさ日本本土襲撃とかやばいでしょ。
それはやばいけどああそうなんだ。
そうでコロネットってなんか王冠とかなんかそういう意味があるらしいんだけど。
スピーカー 2
ああはいはい。
スピーカー 1
まあだから日本の首都まあ天皇がいるのが東京だからまあ多分チェックメイトみたいな多分イメージなんじゃない。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあそんな感じの多分こう名前がつけられててっていう。
スピーカー 2
うんうん。
オリンピック作戦とコロネット作戦
スピーカー 1
でコロネット作戦はさっき上陸予定は52万人つってたんだけれども、
コロネット作戦ってだいたい1946年の3月ぐらいかなみたいな感じに見立て立てられてたのよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからその頃にはもうヨーロッパ戦線っていうのは終わってるわけじゃん。
その頃っていうかもうこの作戦を認可された時点で終わってるんだけどヨーロッパ戦線は。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからそこからの軍を再配備することができるよねっていう。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だからノルマンディ上陸作戦とかでもさかなりさあの人数使ってさ上陸しててさ、
だからそこにいた兵士たちっていうのを日本に今度全部向けられるわけよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だから最大であの100万人規模の兵力をこう準備できる作戦って言われてて。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこれもさっきのオリンピック作戦ともう本当に一緒なんだけど、
要はあのもう進行する前から空襲と艦砲射撃でもうほぼほぼ壊滅状態にさせておいてから上陸するっていう。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
ことをまあ狙ってたというかまあそういう作戦なんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でアメリカのまあ思惑というかちょっと考えの部分になるんだけれども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちょっと触れたけど1945年の3月の終わりから沖縄戦っていうのが開始してて。
で約3ヶ月かかったんだよね沖縄を制圧するのに。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
組織的戦闘を集結させるのに3ヶ月。
でアメリカのその時の上陸部隊の人数って約28万人って言われてて。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
実際バックにはもっといたんだよ50万人規模で来てたからね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ただ上陸してあの戦闘にまあ参加したないし支援したっていうのは28万まあ30万弱ぐらいって言われてて。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でこのうち35%の人数が死傷ないし戦闘外症病まあ要はダメージを負ったんだよね死んじゃったあるいはダメージを負った。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で35%ってまあ戦争に参加してて半分以下だったらなんか玉砕してる日本からしたら圧倒的に少ねえじゃんって思うかもしれないけど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
10万人なんだよね35%って。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
結構多いじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でさこの頃になるともうアメリカの価値は決まってたわけじゃんもう。
ここから日本が挽回するってことはもうまずまずなかったわけよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
だから要はここからさらに日本を叩いておくべきか叩いておかないべきかみたいな感じになるわけじゃん。
アメリカの計画と想定
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で叩くんだったらもちろんその分アメリカも死者が出るし死者っていうかあのダメージを食うわけじゃん。
ノーダメージで日本を叩けるわけがないから。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でも叩かなかったらこれ以上の犠牲は出ないわけじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
っていうところでまあ世論的にもそうだしあのアメリカの政府的あの軍関係者含めて全部もうアメリカ全体でどうするかっていうのは考えられたわけよ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
だって沖縄戦で35%死傷死するんだよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でさっきさあの上陸予定50万とか100万とか言ったじゃん。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
で本土の方が多分戦いきついんだよ日本は補給とか完璧に揃った状態で軍備も残してる状態だから本土は。
だから35%じゃなくてもっと死ぬんじゃないか怪我するんじゃないか病気になるんじゃないかみたいな見立てもあって。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう考えると犠牲が大きすぎるでしょアメリカは。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
もう勝てるからさ別にこのまんまさ何もしなくてもさいいわけじゃん本来的には。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからその犠牲を取るか取ってでもあの日本を完全に無条件降伏に追い込むべきかそもそも国体維持すらもう崩壊させるかみたいなところももちろん検討事故にあったと思うんだけれども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でそんな感じであの綿密にこう計画を立てようってなったんだよねちゃんと本土上陸作戦をやるとしたら大丈夫なのっていうところで。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でこれはアメリカ側の推計なんだけれども。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
オリンピック作戦はまあ13万人ぐらい犠牲が出るだろうと。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でコロネット作戦はまあ6万人ぐらいじゃないかっていう想定があって。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
で事故とか病気とかまあ要はさあまり良い環境じゃないからさ戦時化っていうのはさ。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
だからまあ病気とか事故とかそういった死傷者も含めたらまあ25万人は被害が出るんじゃないかっていう想定で。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
結構な人数アメリカも犠牲になるよっていうもう試算が出てたんだよね。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
でこれその証拠になんだけれどもアメリカってその戦闘を含むまあ作戦行動において死んじゃったり怪我しちゃったりとかまあその何かしらアメリカに貢献してまあ犠牲になった人のためにパープルハート賞っていうのがもらえるんだよ。
まああのバッチだね簡単に言うと。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
このバッチをダウンフォール作戦見越して50万個作ってたって言われるんだよ。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
もともとあったんだけど予備はそれじゃ絶対足んないから50万個次足したんだよね。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
でちなみにこれは余談だけどこの足した50万個含めた予備までは2010年まででやっと使い切ったんだって。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
そうだから逆を言うとダウンフォール作戦やってたらその2010年までに出るアメリカの被害者数が出てたってことなんだよね恐ろしいことじゃん。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
2010年って最近じゃんだからアフガン戦争とかさイラク戦争とかさそういったところでこう犠牲になってった兵士たちもこうもらっててでそれでようやく使い切ったんだよ。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そうもちろんベトナム戦争とかさ色々あるじゃんあのワンガン戦争とかアメリカが関わってきた戦争とかそういったものっていうのは。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
まあそんな感じでダウンフォール作戦っていうのはめちゃめちゃもう被害が出るっていうのはもうアメリカ側もわかってたわけよ。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
そうで1945年の7月にもうでもやるぞと決めたからオリンピック作戦の準備行動を開始するわけよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからこの頃ってその関西の空襲とかあの漢方射撃っていうのを日本各地で行われていったんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
で沖縄はさもうこの時陥落してるからでそこから飛行機飛び立たせられるからオリンピック作戦のもう南九州っていうのはとにかく重点的に壊滅的なダメージを与えたわけよ。
はいはい。
スピーカー 1
そう主要都市はもう全て焼き払ってっていう。
うん。
スピーカー 2
そんな中これ俺がやった回でもあるけれども7月16日にあのマンハッタン計画があったじゃんのあれで原子爆弾が完成するんだよね。
うん。
だからここで親待てよみたいな感じになるわけよ。
スピーカー 1
はいはい。
そんなに被害出さなくてもこれ原子爆弾使えばいけんじゃないみたいな。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でダンフォール作戦でその本来失うアメリカさっき試算で言ってさ25万人以上みたいな感じでであのパープルハートなんて50万個作ってるわけじゃん。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だからそれぐらいは被害が出る少なくとも被害出るだろうって思ってたわけアメリカとしては。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
でそれが原子爆弾を使うことによって多くのアメリカ軍の命が救えるんじゃないかっていうところで
まあ当時の大統領はもうトルーマンに変わってるんだけどルーツベルトから。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
トルーマンはあの原子爆弾の使用を決断してあとはもう小片郎の原子爆弾の回でも聞いてほしいんだけれども
8月6日と9日に原子爆弾を日本に投下するよね。広島と長崎に。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でソ連の対日参戦も決まったからもう日本というのはああもう無理だってなって降伏するんだよ。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
そう。で日本が降伏したことによってダンフォール作戦っていうのは結局行われることはなかったっていう。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
でちなみになんだけれどもこれ日本が降伏しなかったらダンフォール作戦っていうのは行われてたんだよね確実に。
スピーカー 2
あーはいはい。
スピーカー 1
そう結局日本があの15日にあの降伏しますって感じになるじゃん。
スピーカー 2
うん。
ダンフォール作戦と日本の犠牲者
スピーカー 1
8月の15日に。それまであのオリンピック作戦の準備行動っていうのは断続的にずっと続いてたのよ。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
だからもし日本が原爆投下されたってまだまだ戦うんだっていう感じになってて
ソ連も対日参戦したけどいや日本はまだ戦うんだってなってたらダンフォール作戦は行われてて。
でダンフォール作戦が行われてた場合の日本の死者っていうのはこれも推計出してるんだけどアメリカが。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
一番少なくて300万人ぐらい。一番多いと1000万人ぐらい死ぬって言われてるんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
そう。でこれは沖縄戦をもちろんベースに考えててまあ本当に確かにそれぐらいにはなるんじゃないかなと思ってて。
スピーカー 2
すごい数だね。
スピーカー 1
そう。で最後ちょっともう本当にまあ1000万とか300万とか言われてもちょっとピンとこないかもしれないから一応当時の日本の人口ってだいたい7000万そこらなんだよ。
8000万いないぐらい。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だからまあ1分の1とかさ10分の1以上っていう数がダンフォール作戦で犠牲になったんじゃないかって言われてるんだよね。まあ1割だよね要は日本の人口の。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
1割ってすごいじゃん。まあうちらのテニス部12ぐらいいたじゃん同期って。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
絶対1人死ぬんだよ。もうそんなレベルだからね。もうやばくないそんなの。
スピーカー 2
まあそうだね。
スピーカー 1
うん確率論で言ったら。でやっぱそれだけの犠牲をだからアメリカの大義名分でよく言うんだよ原爆10日の大義名分で。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ホンド作戦だったらもっと死んでたよ日本人はみたいな。で原爆で死んだのってだいたい20万ぐらいじゃん。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
だから1000万が20万だよみたいななんかすごい言い方もするんだよね。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
もちろんその日本人だけじゃなくてアメリカの犠牲も全然あの原爆を突破したことによってダンフォール作戦も結果的になくなったから25万とか50万とかっていうあの犠牲になるって言われてた数は助かってるわけじゃん。
スピーカー 2
はいはい。
スピーカー 1
まあだからこれこそ歴史のたられ場なんだけれどもダンフォール作戦やったらもしかしたらアメリカ負けたかもしれないじゃんもしかしたらね。わかんないじゃんそこは。
スピーカー 2
はいはい。
原爆とダンフォール作戦の犠牲者数
スピーカー 1
ただわかんないけどやっぱそういうところにこう犠牲者の数、犠牲にもなってない数、犠牲にもなってないんだけど犠牲者の数でなんか原爆を正当化するとかそういったところにこう話を持ってくっていうのはまたちょっと違うのかなっていう気はしたよねっていう。
スピーカー 2
うんうん。
スピーカー 1
うん。
とまあそんな感じで今日ちょっとダンフォール作戦についてお話ししました。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
小片郎はダンフォール作戦についていかがでしょうか。
スピーカー 2
まあ本土上陸作戦っていうのはアメリカが計画してたっていうのはまあ知ってたけどさそれがダンフォール作戦っていう名前なんだっていうのをちょっと改めて今日初めて知ったかもしれない。
スピーカー 1
うん。まあそんな名前が有名なわけじゃないけどね。
スピーカー 2
うんうん。まあもし怒ってたらっていうのを考えると恐ろしいことだなあっていう思うし。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんで最後の方に長丸がテニス部で例えたんだろうっていうのがちょっとなんでだろう。
スピーカー 1
10人っていうのが何も思いつかなかったからまあ小片郎と共通でテニス部しかねえよなって。だってクラスとかだと40人とかいたじゃん。
スピーカー 2
ちょっと待って。そう大人の人全くわかんないじゃん。
スピーカー 1
うん。でも10人っていうのが俺の中で他になかったから。
スピーカー 2
ああそうなんだ。まあベトナム戦争とかにしてもさあの地上戦を行った国って本当にさひどいことになってるしもしかしたらさ地雷とかもさまあ今でも日本で多く埋まってるっていうこともさまあありえるっていうことでしょ。
スピーカー 1
まあそうだねそれを使うっていう作戦になればそうなったと思うよ。
スピーカー 2
であとはそう結構日本ってさ山とかさ自然が多くあるけどさそれも結構な範囲がさなくなっちゃったんじゃないかなって思うとねもちろん人もそうだしそうそうそういやなんかそう考えると戦争っても恐ろしいっていう一言というかのを感じました。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はいじゃあということで今回のテーマはダウンフォール作戦についてでした。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
じゃあということで以前ね大人の近代史のグッズを販売しましたっていうのをお知らせしたんですけどもなんとねあのその販売しているサイトのすずりっていうところで9月30日から10月8日まで全品対象でセールをやるということなのでよかったら覗いてみてください。
スピーカー 1
いやーセールですねいやもうこれ買いですよ。
そうですね私たちがセールしているわけではないんですが。
全くうちらはセールしてないけどね。
Tシャツとかは700円引きとかなるらしいですね。
いいねいいね。
スピーカー 2
そうそうまあ他にもっていうかアクリルキーホルダーしか出してないんだけどもなんかアクリルキーホルダーはちなみに100円引きらしいんで。
スピーカー 1
なるほど100円か100円か。
スピーカー 2
100円ってこれまあなんかよかったら他の人の商品も覗いてみてください。
スピーカー 1
いや誰のセールしてるんだよ。
スピーカー 2
まあということで最後まで聞いていただいてありがとうございました。
スピーカー 1
ありがとうございました。