1. 琴音の音cafe-朗読タイムー
  2. 2026年8月19日配信分
2026年8月19日配信分
2026-08-19 10:09

2026年8月19日配信分

本日配信されたNFRSポッドキャストの最新エピソードです。いつもご視聴いただきありがとうございます!ぜひお楽しみください。

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00:07
琴音の音cafe
今夜の朗読タイトル 甘い約束
作者 琴音 虫の音が響く夏の夜
遠くでかすかに鳴り響くボン踊りの音と 氷が削られる乾いたシャリ
シャリという音が聞こえてくる ちょいとそこ行くあなた
夜の底に沈む忘れえぬ執念の物語を 少しだけ聞いてくれないかい
あれは人間だった頃の記憶 水に濡れた和紙のようにふやけて
もう元の形をとどめてはいない けれど胸の奥の最も深い場所
ただ一点だけ真っ赤に焼け焦げたような痛みが今でも生々しく波打っている
蝉の声が耳をつんざくような暑い夏の日のことだった 私たちは
まだ血の通った手をつなぎ古い商店街の細い路地を歩いていた アスファルトから立ち上がる陽炎の向こうで私は
ふと足を止め汗を拭いながら笑ったのだ 夏祭りまで生き延びられたら二人で一緒に大きなかき氷を食べましょう
頭がキーンとするくらい冷たいのを なんてことのないありふれた約束
どこにでもあるような甘い青春の一コマ 私は嬉しそうにうなずきあなたのシャツの袖をぎゅっと握りしめた
その時のあなたの体温指先から伝わってきた 確かな鼓動を私は今でも1分1秒たりとも忘れてはいない
忘れることなどできるはずもなかった なぜなら
その約束の日は 永遠に来なかったからだ
私はもののけへと落ちた 人の形を脱ぎ捨て
ドロドロとした執念と孤独の檻の中であまりにも長い年月を一人で生きながら えてしまった時が経つにつれて
03:05
恋は形を変えていった 慕わしいという切なさはいつしかねっとりとした執着へと変わり
私の魂を内側から食いちぎる 愛しているのか憎んでいるのか
もう自分でも区別がつかない ただあの人のすべてを私のものにしたい
私の内側に溶かしてしまいたい そう黒黒とした渇望だけが形のない私を
辛うじてこの世につなぎ止めていたシャリ シャリ
氷を削る音が喜んでいるかのように聞こえる そして今夜
私はかつての約束を果たすために 誰もいない暗闇の中で氷の山を築いている
目の前にあるのは純白のあまりにも冷たい氷の塊 あの日の私が夢見た
二人で分け合うはずだったかき氷 私は震える細い指で真紅の液体が入ったガラス瓶を持ち上げる
ドロッとした重い質感 傾けた瓶から鮮やかなあまりにも濃密な赤が白い氷の表面へと流れ
それはまるで白い肌を伝う鮮血のように容赦なく氷を染め上げていく したたるそれは何なのだろう
記憶の底でささやく声がある これはあの夏の日に流れるはずだった
屋台の甘いイチゴシロップなのだと 夏の祭囃子に浮かれた子供たちが笑いながら口にする
ただの人工的な甘味料なのだと しかし別の声が私の耳元で冷たくささやく
いや違う これは長い年月をかけて
私が追い求めついに なぶり殺したあの人の体から
一滴残らず絞り出した血なのだと どちらが本当なのだろう
どちらでもいいのかもしれない 視界のすべてが狂おしいほどの赤に染まっていく
06:07
鼻空をくすぐるのは夏の夜の匂いか それとも死の匂いか
私は真っ赤に染まった氷の山から スプーンでたっぷりとすくい上げる
じっとそれを見つめ怪しく そしてどこか悲しげに微笑んだ
いただきます 小さくつぶやき
私はそれを口へと運んだ 冷たさが舌を麻痺させ
その直後ねっとりとした甘さと 鉄のような生々しい匂いが口いっぱいに広がる
はあ 甘くて同時にどうしようもなくしょっぱくて懐かしい
喉の奥をすべり落ちていくその赤は 私の渇ききった内臓を焦がし
あの日の記憶を鮮烈によみがえらせる これは
いちごの味か それともあの人の命の味か
答えの出ない問いを飲み込みながら 私は闇の中で何度も何度も
その赤い氷を口に運んだ 最後まで聞いてくれてありがとう
あんたも一口食べるかい ほーら
遠慮しず口を開け 終わらない夏の夜風が私の冷たい風を優しく
そして残酷に揺らしていった おしまい
ありがとうございました 今回ねあのかき氷
あの甘いかき氷ですね リスミミちゃんはね何味が好きですか
私はやっぱりねいちごをねよく食べてました でもなんかこれからいちごのかき氷食べる時に
自分で書いたシナリオが頭ちょっとよぎるような気がする 自分で書いておきながらね
でもなんか赤ってね濃厚な赤でさ あのドロッとしてても何だろう
果肉が入ってたらドロッと出せるじゃない ねで今のかき氷って結構さ
果肉がいっぱい入っているかき氷多いじゃない それを食べてる時にね
ちょっとねこれが人のね味だったらどうなんだろうみたいなね
09:05
何を考えながら食べてるんだろうね私
でもわかんないよこのシナリオの中は本当のあの 甘いね果肉の入ったねシロップのかき氷かもしれないからね
それはねもうリスミミちゃんのご想像にお任せします で今回のこのシナリオをあのボイストランドのね
企画に投稿しようかなと思ってます で文字数がさ1500だから
ちょっと削らないといけないかなと思う なんか微妙に1500を超えるような超えないようなって感じなのでその辺をちょっと調節して
またちょっと内容を変えようかなと そしてもうちょっと短めのやつも投稿しようかなと考えています
10:09

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