1. 亀山のお多福ラジオ
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2025-04-05 30:15

#33「生活の中の映画」【ゲスト:神保慶政】時間/撮影しない映画とは/to do list好きですか?/映画監督の仕事/時計がない/時間芸術/ミニシアターの存続/時間を何に使うか/これからしたいこと

神保慶政Lit.Link

https://lit.link/jimbo


「生活の中の映画」HP

https://seikatsu-eiga.studio.site


「生活の中の映画」予告編▶︎

https://youtu.be/xvqLdMqid4Y?si=mlScAJL8POwyb2PM


シネ・ヌーヴォ

http://www.cinenouveau.com


生きのびるための事務/坂口恭平

https://www.amazon.co.jp/生きのびるための事務-坂口恭平/dp/4838732708


プレーパークたねっこ

https://www.instagram.com/playpark2021?igsh=M2w2c3RxZm16a2li


🐢Lit.Link

https://lit.link/tperson?fbclid=PAZXh0bgNhZW0CMTEAAaZUaWU58IteskWmqbo-36NqEVqKPh8_g1CZUydS-sAJ7cQcBxKTiSDq71w_aem_8oErtBMIm5Ayi4xwqnBkWQ


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🐢亀山さんが思うこと(note・エッセイ)

https://note.com/otafukukikaku

サマリー

第33回お多福ラジオにゲストとして神保義政さんが出演し、映画監督としての経験や生活の中での映画の捉え方について語ります。特に、撮影しない映画や時間の使い方、ミニシアターの存続についての考えが詳しく紹介されます。このエピソードでは、神保さんの時間に対する感覚や、映画が「時間芸術」として持つ意味について考察されます。また、ミニシアターの存続の重要性や映画館と観客の関係についても語られ、今後の映画体験に向けた展望が示されています。神保さんが語る時間やミニシアターの存続についての考えに加え、映画を通じた人との繋がりや自身の作品についても触れられています。

生活の中の映画
こんにちは、お多福ラジオの亀山です。
このラジオでは、ゲストの話したいことを中心に、私が感じたこと、思ったことを織り交ぜながら、
時に真面目に、時に緩く、ゲストとのおしゃべりを楽しむトーク番組です。
第33回お多福ラジオ、今日のゲストは、神保義政さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ではまず最初に、自己紹介をお願いします。
神保義政と申します。出社は東京、住んでいるのは福岡なんですけれども、
今大阪は、今日が4月の初めなんですけれども、3月の末にシネの横という映画館で上映があって、
映画監督を10年くらいやってたんですけれども、その上映で来ていまして、この場に来るという次第です。
なので、映画監督です。最初にそれを言うべきでした、すみません。
よろしくお願いします。
さっき出会ったところで、1分くらいでラジオを撮りましょうってなって今撮ってるんですけど、
なんかね、不思議な講演というか、こんなこと私も初めてなんですけど、
なんかめっちゃ面白そうな方なので、ぜひということでゲストに来ていただきました。よろしくお願いします。
はい。
じゃあ一応テーマを決めてるんで、今回のこの第33回のテーマをお願いします。
テーマは生活の中の映画ということでお話ししていきたいと思います。
はい。お願いします。生活の中の映画ということはどういうことでしょう?
生活の中の映画というのは、もちろん映画って見るもので、映画館とかパソコンのディスプレイ上とかで見るものだっていうのが一般的な感じで、
僕は映画館って言ってみれば全部映画みたいな人間で、映画館じゃない場所にも映画を見てる時じゃない時も映画があるっていうような考え方で、
撮影しない映画、上映しない映画みたいのがあると思って、日々起きてることも全部、先ほど不思議な講演で言ってたんですけど、
それも全部映画だと思っちゃうような感じで、それぞれの物語が工作したみたいな考え方で、
全部映画に見える、上映しない映画、撮影しない映画っていうのがあって、それで生活というようになりたっているということを思ってたんですけど、
それはみんなそういうふうに思ってるのかなと思ってたんですけど、実はみんなそう思ってないということがあるきっかけでわかったので、
実はそれを上映しながらその考え方も広めようということで、今上映している僕の前作品状のタイトルが生活の中の映画って言うんですけど、
それについてお話しするといろいろお話しできることもあるんじゃないかなと。
今日お花見の場からお送りしているのは、上映でおサインになったプレーパークタネッコさんという、
大阪、西区、奈良区、大阪、西区、奈良区でプレーパークを作ろうとしている皆さんのところで、
その皆さんのストーリーっていうのをすごく感じながら過ごさせていただいたので、
そういうようなお話を交えながらお伝えできればなと思います。
プロジェクト管理とリストの葛藤
お願いします。
私本当に出会ってすぐちょっと軽くしゃべっただけなんですけど、
なんか私とすごい感覚が似てるなっていう部分も感じたし、
なんか正反対かもみたいな感じたこともあって、
なんかさっきおっしゃってたトレードリストが嫌いなんですよねみたいな、
どういうところが理由なんですか?
僕もなんかいろいろ仕事をする中で、
大きいプロジェクト、例えば大きい映画プロジェクトとか大きい撮影プロジェクトの、
自分が監督、映画監督と言いますか、
監督ってそもそも何してるのかっていうと、
現場で良いスタートとカットをかけて、
それがオッケーかオッケーじゃないかっていうのを判断する人。
例えばあと、テーブルの上に置いてあるのが缶なのか瓶なのか、
枝豆なのか、それともパンなのかアヒージョなのか、
みたいなのを全部判断する人が監督といって、
決める職業ですよね。
決める職業で決めなきゃいけないことがいっぱいある。
大きいプロジェクト、いろんな仕事をする中で、
大きいプロジェクトのしなきゃいけないことリストを作ることもある。
一方で作りすぎると、
それに固まりすぎて、
そうじゃないものが来たときに、
リストに入ってないけど、
した方がいいことを受け入れられなくなるっていうことがあるんですけど、
当然でも、いろんな方でやっていったり、
予算をうまくやっていく上で取り組みしたりするので、
嫌いだけどうまく付き合っていくっていう意味で、
結構それには向き合ってるんですけど、
決められたものとか、
分からないものっていうのを、
できるだけ受け入れられるようにする上で、
常にリストを作るけど、
これは決まってないぞっていうのをどこかで覚える。
根本的には嫌いだけど、
こいつとは付き合ってるみたいな。
いいやつだけど、嫌いなところもあるみたいな。
嫌いって言ったらいいですけど、
完全に信頼はしていないぞみたいな。
それは映画監督になられてからではなく、
やってからですね。
それまでは別に小学生の頃とかは、
そんな予定が決まってるのが嫌とか感じたことはなかったんですか?
そもそも多分その概念がなくて、
将来というか、
典型的なサラリーマン家庭に生まれたので、
自分って将来こうなるんだろうなっていうのは思ってたんですよね。
そういうイメージ。
留学でいろんな人生があるんだなっていうので、
ひとまず就職して、
それも割と変わった会社だったんですけど、
秘境専門の旅行会社。
ブータンとかパキスタンとかよく行ってたんですけど。
そこから、いわゆるフリーランスという生き方を選択して、
全部自由になった時に、
どうやって進んでいくか。
手がかりがない中でどうやって進んでいくか。
やっぱりツーリストっていうのは役に立つんですよね。
これはやろう、これはやろう、これはやろう。
でもなんか、作ってて叶わなかったら、
あ、叶わなかったってなんか、
作るけど作りたくないみたいなすごい葛藤があったんですね。
それを、でもなんか、これはまあ、
嫌いって言ったけど、もしかしたら好きかもしれないみたいな。
好きかもしれないみたいな。
謎の、謎の感じ。
でもなんか、わかるかもこう、
どんなことでも裏と表があるじゃないけど、
球体で見ると、ね、なんやろうな。
そう、球体ですね。
球体的にものをと考えてて、
まあ今撮ってる映画とかもその、
まあ多面体的、球体的、あるいは、
まあ機械画って、
物理学の結晶学、
雪の結晶とか、
結晶、研究生先生と話した時に、
まあ結晶的ワードもあったんですけど、
まあ今見えてる自分の世界、
まああるいはこう、初めてお会いして、
こういう印象があるっていうんだけど、
必ずしもそれだけじゃないっていう前提はあるんですよ。
多面体的に人とか世界を見るっていうのは
すごい意識してますね。
わかります。
じゃあ私も意識してるかも。
で、まあ多面体の方が良かったかもしれません。
まあ多面体的なのが生活の中の映画っていうことだと思うんですよね。
なんか、なんていうんでしょう、
ただ、こう、ツーって流れてるわけじゃなくて、
もっと複雑な、こうだったかもしれないし、
ああだったかもしれないし、
そうだったかもしれないっていう、
まあパラレルワールドみたいなのの、
でも実現しなかったシナリオも含めて、
人生みたいな感じだから、
あの、そういうのもひっくるめて、
ずっとこう多面体が続いてるみたいな意識はあるので、
そのリストを作って、
これだけだ、これだけだって思うと、
一面的になっちゃいがちだから、
あの、あんまり好きじゃないっていう意味で、
でも、もちろん僕自身もそのね、
あの、タスクリストみたいなのあるから、
あの、その一面的な世界に引っ張られないようにするっていう意味で、
あの、あんまり好きじゃないっていうお話です。
時間の意識と生活の自由
あえて言ってるみたいな。
えー、そうなんや。
時間とかって、
今聞いてて、聞いてみたいなって思ったんですけど、
私なんか、家の中にめっちゃ時計あるんですよ。
なるほど、それめっちゃ面白い。
僕、時計、ご覧の通り付けてないですよ。
時計…
僕の部屋はないですね。ない。
面白い!
私めっちゃあるんですよ、なんかあの、
例えばリビングに9個ぐらいあって、
なんやろな、こう、振り返るのが嫌っていうのもあるし、
ここでなんかキッチンで作ってたら、
目の前にパッて見上げたときに確認できる。
で、右見たときには、右にもあるんですよ。
右にあるのはガスの給湯器があるから、
電気、時間も書いてるなんですけど、
後ろ向いたら、後ろ向いたときにあるように時計があって、
で、こっち側、ラジオやから説明が難しいですけど、
とにかくどこを向いてても時計があるんですよ、部屋に。
で、それを結構、時計ありすぎってめっちゃ言われるんですけど、
なんやろな。
今時計付けてますか?
今は付けてないんですけど、普段は付けてる。
そういう意味だからフリーな、というわけだね。
でもなんか、ちょっと壊れちゃって、
今日は付けてないけど、
でも別に時間に縛られたいわけじゃないし、
なんですけど、なんやろな。
すごい時間にきっちりスタッフって、
なんかでも、きっときっちりされてると思うんですけど、
またそれとは違う、自由な、
だって時計がない生活ってことは、縛られたりとかどういったらいいんですか?
僕すごい、教育的なあれで、絶対時間遅れるなみたいな感じで教育されたから、
あんまり遅れるの好きじゃないです。
あと旅行会社に就職したので、旅行会社時間間違えたらアウトなんで、
そういう意味では時間は割ときっちりしたい方。
あと結構連絡とかのレスポンス結構早い方なんですね。
私も早い。
アーティスト、これはあんまり一読みできないんですけど、
映画監督の時間感覚
事務仕事、それこそ最近坂口強平さんというアーティストの方が、
生き延びるための事務っていう本を出したんですけど、
結構事務作業が、アーティストとしてできる必要があるのかわかんないんですけど、
事務仕事は結構得意なんですね。
その時間とか、何時何時何時。
僕は映画監督の時間に関しては色々喋ることがあるんですけど、
まず映画って時間芸術って言われてて、その時間の芸術なんですね。
もう一個は、時間を、もう一個何言おうとしたのか忘れた。
全然大丈夫です。
もう一個は、時間の、やっぱり忘れました。
でも時間芸術っていうのは言いたかったです。
もう一つは、映画監督の才能みたいな、もちろん感覚とか、
僕はあんまり絵って考えないですけど、
いい映像が撮れるみたいなのもあると思うんですけど、
たぶんその、暇であること。
例えば、3ヶ月撮影が入ります。
これますか、これませんか、これませんかっていう時に
行けますっていうのは開けとかなきゃいけないですね。
開けとくけど稼がないといけないから、
それでいかにフレキシブルに稼げるかっていうのはあれなんで、
時間は結構、時計ないけど気にしてます。
部屋に時計なかったらどこで時間確認するんですか?
パソコンでもありますし、
これをやったら何分だっていうのは体内時計的にはあります。
朝起きた時とかは時計見ます?スマホとかで。
見ない?
見る、見ます。
それは見るんや。
目覚ましで起きるから、あんまり見ないかもな。
最近大阪に滞在してて、
わりと社交的な動きをしてるんで、
夜遅くて朝遅いんですけど、
もともとめっちゃ朝方で、
3時ぐらい、3、4時ぐらいに起きるんですよ。
脚本とか編集とか、
クリエイティブってあんまり言いたくないんですけど、
集中しなきゃいけない作業は朝にやるんです。
起きた時間は一応見るけど、
何時に起きなきゃみたいのはないので、
あんまり見ないです。
見るかもしれないけど見方は違うかもしれないですよ。
あと何分あるみたいな感じなくて、
今日はこの時間かみたいな。
面白い。
私常に時間を知っておきたいんですよ。
さっきも何時に出るんですかって。
自分の予定とかも聞いておきたいし、
何なんやろうな、何なんでしょうね。
全然人に人の感覚が違うから。
相手が何時まで大丈夫なのか知っておきたい人っていますよね。
僕その辺結構緩くやっちゃうんで、
仕事の時とか逆にめちゃくちゃ、
見積もり、予定、契約書を書くんですよ。
そういう仕事もしてる。
大きい現場のそういうのを取り仕切るって仕事もしてるんですけど、
それでやってる反動。
反動じゃないけど、
だからプライベートっていうか、
どっかでやっぱりガス抜きしないとですね。
多分根本的には人に迷惑をかけたくないっていうのもあって、
時間にきっちりできるだけしたいみたいなのがあるから、
なんかなぁと思ってたんですけど、
でも別に苦痛ではないんですよ。
時計が何個あっても。
こんなことを言っておきながら、
この間、宅地付き上映というのをやって、
それでプレパークタネコさんの一人だって、
結構いろいろ周遊しすぎて、
自分でもわけわかんなくなって、
プレパークタネコの大人さんと待ち合わせの日付を間違えたり、
いろいろ勘違いしたんですよ。
大人さんから来て、
あれ、今日12時半ですけど、いらっしゃいます?
すいません。
もうカッコ土下座みたいな感じで。
カッコ土下座。
そういう意味ではめっちゃ気にしてます。
面白い。
これめっちゃ面白いですね。
映画館の役割
私もすごい時間のことをめっちゃ考えるから、
多分めっちゃ考えるんですよ。
10秒経った、今ので20秒経ったとか考えちゃって、
あっという間に時計ずっと見てたら、
それだけで時間が過ぎていくし。
その上で質問があるとすれば、
映画館って最近行きました?
映画館、1ヶ月前ぐらいに行ったかな。
結構行ってる方ですね、その前は。
いつだろうな。
でも年間3、4本は行ってますね。
子どもが行きたがるっていう。
お母さんが行く。
それは例えばお母さんと一緒に行く感じじゃないですか。
子どもが行きたいって言ったら行くって感じですか。
例えばドラえもんとかそういうの。
ちっちゃい時はそういう本当見てたけど、
今ね、中1と中3やから。
そしたらいろいろ見に行きますね。
アニメ以外のものとかも見てるかな。
ぜひこのシネルウーボーとか行ってほしいですね。
お尋ねしたのは、
やっぱり映画館って今すごいシニア産業というか、
時間ある、特に平日午前中とか、
誰が来るのって言ったら、
年配の方々が中心で、
でも行ってみれば大学生とか、
夏休み中、春休み中とかの子どもたちも来れるわけじゃないですか。
でもやっぱり行って、
これ本当に面白いかどうかわからない映画に、
とりあえず1000円いくらと、
スマホオフで2時間ぐらいの時間を
持っていかれるというような
多分考え方が一般的だと思います。
だから、
結構幼少期とか、あるいは何かのきっかけで
シネルウーボーっていうすごい
すごい象徴的な場所で映画見て、
なんかこの映画よくわからなかったけど、
よかったなみたいな感じの体験がないと
どんどんどんどん、これめっちゃ面白いから見に行くっていう
映画しか残らなくなる。
だからすごい映画館に行くということと、
映画自体も時間芸術といわれる、
ある時間を区切って
違うカットとしていって、
時に2時間の中で
10年、20年、時に100年、200年見せるというのが映画だし、
映画体験の未来
映画を見に行くということ自体もすごく
時間感覚と関わってるなっていうのは、
僕は上映地に滞在しながら上映してるんですけど、
その土地の時間感覚ってすごく密接に関わってる。
大都市の傾向としては、
例えば、普段映画見に行かれるときって
たぶん近い映画館に行きますよね。
市内の予防ってミニシアターに来る人は、
あんまりそこに来る前の時間は関係ないんですよ。
1時間かかろうと来るんですよ。
例えば板見、僕が話したお客さんの中で板見とか、
京都から来てくれるとか、
そういう方々もいて、
そこでも時間かかってるし、映画でも。
でもどっちかというと近くの映画館で見るっていうのがたぶん、
2時間かけて映画を見に来たらたぶん、
時間は、時間感覚とすごく僕は戦ってるっていうのはあると思うんですね。
映画でも好きで、
私のね、ちょろっと過去の話なんですけど、
なんか私、めっちゃ根に持ってるっていうか、
親が、例えば小学校で、
私昭和60年生まれなんですけど、
その頃の小学生って夏休み前に
ドラえもんのドラビアンナイトとかのこれくらいのケースを
夏休みの前に配られて、
このケース持って行ったら消しゴム、
ミニドラの消しゴムもらえますよみたいなチケット、
ちょっと100円引きとかついてて、
それこそ、
当時は近所のイオンじゃない、
ジャスコとかであるっていうのも知って、
めっちゃ親に6年間言ってたと思うんですよ。
でもなぜか、多分それは親の価値観だと思うんですけど、
1回も連れて行ってもらえなくて、
だから聞いてもないけどきっと、
親の価値観的に映画に払うお金っていうのが
そんな重要じゃなかったんだと思うんですけど、
でも私、高校生くらいから
TSUTAYAとかでレンタルでビデオとか借り出して、
映画ってめっちゃいいってなって、
それも反面教師じゃないけど、
子供に映画を見せたいって気持ちがめっちゃ強くって、
やっぱり映画館で見るのって違うし、
迫力も違うし、
貴重な観客ですね。
だから余計に、なんであんなに固くない?
しかも映画も当時はきっともっと今より安かったと思うし、
そこには出してくれへんのに、
なんでか知らんけどそこの同じジャスコの中にある
ゲームセンターで1000円ずつ、
弟と私とくれて、
ゲームセンターで遊んでいいよ、
でもこの同じ額で多分映画見れたと思うんですけど、
映画館に放り込んで、
じゃああと2時間多いって言った方が楽なのに、
なんでしょうね。
時間が遅すぎて、
聞けずにこの都市まで来てしまったんですけど、
っていうのを今思い出しました。
聞いてほしい。
みんな行ってたし、
ミニカーみたいなのもらってていいなって、
ドラビアンないといいなって思ってて。
そういうおもちゃが増えるのが嫌だったんじゃないですか?
そういえば映画って全然見てないかも。
価値観の違いなのかな。
そもそも映画を見ないあれやったのかもしれない。
まあいろいろな巡り合わせ、
僕も割とツタヤで育った人間ではあるんですね。
でも僕の父親は、
それが定番みたいになって、
ある種楽だったっていうのもあると思うんですけど、
多分思いもあったと思うんですけど。
週末は映画っていう。
東京出身で、どちらかというと神奈川県よりなんですけど、
川崎のチネチッタっていうところで、
今では非常に考えにくいんですけど、
1000席ぐらいあるところとかで、
割と満員、今ではそんなことないですよ。
映画祭以外は。
そういう体験があるのも、
いくらか今している活動に関係あるかなとは思います。
他者と、
よく映画界はあるんですけど、
映画と時間芸術
よくわからない他者と席をおともにして、
暗闇で一緒に見るっていう体験。
が、このプレイパークさんの、
他者とどうやって一緒に生きていくか、
どうやって、
映画の可能性って面白いぐらいに、
作り手の特権かもしれないですけど、
驚くぐらいやっぱり違う。
全然僕が予想していなかったような、
一個人の記憶っていうのは誘発されるみたいなところがあるから、
本当に違う感想を皆さん持っているので、
そういう意味ですごく存在意義があると思うんですけど、
なかなか現代社会文脈ではそれが証明しにくい。
人の頭の中のあれなので、
このシネエルボってミニシアターさんとかも、
全国のミニシアターとかも本当に、
技術的な話もあるので、
本当にその存続、
まずは存続しなきゃいけない。
存続して初めて、
いろいろ仕掛けというか、
コミュニティとか、
人の繋がりを作るコミュニティですけど、
とりあえず今、存続にいっぱいいっぱいだから。
ミニシネマが。
ミニシアターって言うんですけどね。
これも90年代ぐらいの言葉なので、
今、ネオミニシアターみたいな感じであるのは、
やっぱり多目的。
映画館の手前に、
例えばカフェとかあって、
ともすれば映画見なくてもその場所に来れるとか、
そういう構造をしてないと、
非常に難しい。
僕が今滞在しながら、
20年30年やり続けている映画館に対して、
僕がやりたいなと思っているのは、
映画館の、もちろん待合室があるんですけど、
そのもう一つ手前に、
場所的に飛んでいってもいいんですけど、
待合室みたいなものを作りたい。
映画パーセンテージが高い方。
それが今このお花見に来させていただいている、
プレーパークタネコさんの皆さんたちであったり、
これは個人の趣味もかかると思うんですけど、
いろんな飲食店とか行って、
昔はシネヌーボー行けてたけど、
シネヌーボー行けてないっていう人がやっぱりいたり、
九条のシネヌーボー近くの酒屋さんで、
シネヌーボーのお客さんが来て、
シネヌーボーは知ってないけど、
自分自身が行ったことはなかったっていう酒屋さんの方が、
今回条約してくださったりして、
そういう作家として何ができるかと考えた時に、
ハキマゼ役になって、
それはすごい時間感覚の話だと思います。
何に使うか。
2時間映画を観に行くために使ってみようっていうのに、
どうすればいいのかっていう。
なんかめっちゃいろいろ考えてる。
本当好きですか?
もちろん。
私も好きですとか、いろいろ考えちゃう。
だからすごいどちらかというと、
分かるものと分からないものがあった時に、
圧倒的に分からない方に行くし、
簡単なものと難しいものがあった時に、
難しい方に行く。
だからそれに対して、
最初の話に戻るんですけど、
分からない難しいものに対して
トゥー・ドゥ・リストって立てられないんですよ。
そのトゥー・ドゥ・リスト的な仕事しかできないと、
どうすればいいのかってなって、
とりあえず言いながら考えるんだよみたいな話で行って、
そのコラボレーターを見つけるのが非常に難しいって話になるので、
どこかで、
これだけは分かってる、これだけは分かってないっていうのの
コッピングの仕方みたいな。
このペースが、別に似てなくてもいいんですけど、
これをいろんな方々とやっていくっていうのが、
それもまた映画だなっていう感じです。
そうやって映画ってできていくんですよ。
分からないところから、よく01って言うじゃないですか。
神戸での特集上映
ないところからストーリーを越えられるから、
その分からないこととか難しいことは、
僕としては減っちゃうんですよ。
でもいろんなコラボレーターの方とやっていくときには、
ときにはリスト的なもの、スクリュー的なものを引かなきゃいけない。
っていうので、どういう風にやっていくかっていうのは
僕自身も知らない作品なんですけど。
いやー面白い。
だいぶ。
ありがとうございます。
ちょうど30分。
まだまだ永遠に聞いていたいんですけど、
時間もたっぷりお話ししていただいたんで、
じゃあ直近の何か告知とかがあれば。
今決まっている限りですと、
今4月の上旬なんですけども、
これから僕は元町、神戸に移動する。
今大阪の西区にいて、神戸に行くんですけど、
神戸の元町映画館というところで、
今のところ、現時点で6月の28日だったかな。
6月から7月の頭にかけて1週間ほど、
生活の中の映画、僕は神戸吉政と申しますけども、
神戸吉政監督特集上映ということで、
完成済みの6作品と、
制作中の1作品を3プログラムに分けた特集上映というのを、
6月から7月頭にかけて、
関西の近隣ですと神戸、
その他は大分県ですとか山口県ですとか予定しているところなんですけど、
今のところ関西ですと元町映画館を予定しています。
ありがとうございます。
神戸さんの今後の予定とかの概要欄にリンク貼っておきますので、
またご覧になってください。
今日はありがとうございました。
ではまた次回、おたふくラジオでお会いしましょう。
さよならー。
30:15

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