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2024-11-14 33:16

10: ISUCON私観 (fujiwara)

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  • ISUCON
  • ISUCON1とfujiwaraさんのデビュー年
  • ISUCON2とRedis炸裂
  • ISUCON3からのISUCON発展期
  • ISUCON5でのfujiwara組再結成
  • ISUCONの変化
  • 有酸素運動とソフトウェアエンジニア

ISUCON

ISUCON1とfujiwaraさんのデビュー年

ISUCON2とRedis炸裂

ISUCON3からのISUCON発展期

ISUCON5でのfujiwara組再結成

ISUCONの変化

有酸素運動とソフトウェアエンジニア

サマリー

このエピソードでは、ISUCONの歴史や競技化の進展について、特に藤原さんとおだしょーさんの参加経験が語られています。ISUCONの運営体制の変化や参加者の増加、Redisの使用例など、技術的な進歩も重要なテーマとして取り上げられています。ISUCONでの戦いとその戦略についての議論が展開され、規制への適応や技術の活用方法、生成AIの導入に関する考察が行われています。運動とソフトウェアエンジニアの関連についても触れられ、有酸素運動が創造性に与える影響についての見解が示されています。また、マラソンや自転車レースの楽しさと難しさについても語られ、運動を通じた自己対話やモチベーションの維持の重要性が強調されています。

ISUCONの季節と運営の変化
はい、こんにちは。趣味でOSSをやっている者だです。 今回も藤原さんを招いて、ISUCONとかについてお話ししていければなと思っております。
よろしくお願いします。 よろしくお願いします。
ということで、今年もISUCONの季節がやってくるというか、今年はちょっと遅めで12月解散なんで、今は10月、11月ぐらいですけど、なんか皆さんチーム組とかされてる状況ですね。
藤原さん、今回はアドバイザーという形で参加で、競技には参加しないという感じですよね。
はい、そうですね。去年もアドバイザーで、引き続き今年もみたいな感じですね。
今年は運営体制が変わったので、くしぃさんが転職して、専業じゃなくなった。専業ってことはない。なくなったので、運営体制が変わって、そこら辺でやっぱりちょっと残って、いろいろ引き継がないと危ないかなというか、大変かなっていうのがあったので、今年も引き続き、来年はやらないつもりですが、いっぱいやったのでアドバイザー。
藤原さんがいないときが優勝するチャンスかもしれないと思っており、今年は頑張りたいなと思っております。
今年はね、なるぜじゅんもいないですからね。
ああ、そうか。そうですよね。とはいえ、今回僕のチームも一人、去年まで何年か連続組んでた人が出られないということで、今、今年はちょっと別の人に出てもらうつもりなんですけど、まあまあ、もう普通にエンジョイ勢なんで、楽しむつもりです。
おとといのイベントで、イスコンの話とかにちょっとなったときに、それこそ藤原さんがお話ししたチューニングの内容とかもそうだったけど、すごく低レイヤーなネットワークのところだったり、ディスクのところだったりとか、そういったところをイスコンでも気にすることが減ってきたなっていうのとか、
カーネルパナレメーターとか、なんかその辺とかをいじるみたいなのも、こう減ってきたなというのがあって、だいぶ昔と戦い方が変わってきてるし、そういうこう、なんていうか、イスコンが競技化してきたみたいなのを、もうそもそもみんな知らないなーみたいなのを思ったんですよね。
そうですね。競技、そうですよね。学問がやっぱりいっぱい出回って、練習できるようになってから、その肩に、で早いみたいな人たちが当然増えてくる。昔は肩がなかったので、みんな自分の思う最強の何かをこう持って行って、その場でええやってやるみたいな感じだったですけどね。そこが何段かあってきましたね。
変わってきましたよね。だから僕と藤原さんはもう最初から2011年のイスコンから出ていて、まあ組んでいて、まあそれで優勝しているわけですけれども、もうだから特にこう手ぶらで準備もせずに行って、みんなわーっとやって、なんかこう、わーっとやってたって感じでしたね。
おだしょー そうですね。最近は練習の仕方を教えてくださいみたいなこと言われるんですけどね。僕イスコンの練習したことないよって言って。
藤原 いや僕も何か一昨年初めて練習したんですよね。そうもうこれは真面目に練習しないとダメだと思って。そしたら何か結構あんまり良い成績が取れなくてショックでしたね。で去年はもう何か全然こうエンジョイ勢で行くぞってなったら、まあ15位だったのでまあまあ割と満足みたいな。
15位で満足しちゃう体になってしまったみたいなそういう。 おだしょー いやでも今はねチームが多いですからね参加チームが。あれでトップ30行くのなかなか大変ですよ。
おだしょー いや本当にそう思います。でもそうですねイスコン1の時とかってブログサービスってログインとかもないしブログバーでなんかサイドバーをうまくギャッシュするみたいなのがむずいみたいなやつだったと思うんですけど、あの時サーバー複数台でしたっけ?一応複数台でしたっけ?
おだしょー 一応複数台あったんじゃないですかね。 確かに100台ぐらいその時浮いてるサーバーがあって、それでそれを投入する前にやろうって言って30チーム集めたはずだから25チームかな。多分3台あった気がします。定かではない。覚えてないけど。
おだしょー そうですよね。あの時はデータホテルさんが多分サーバーがちょっと使えるやつがあったから、それでなんかタゴモリさんとかカゼブラさんとかクシーさんとかが中心になって始めたみたいな感じでしたからね。あれもなんか最初は本当初回はもうすごいお粗末だった気がして、サーバーにとりあえず入ったからコードが置いてあるみたいな感じだったから、それをなんか直接いじるなりなんなりして
こう頑張ってR-Syncとかで他の2台に巻いてみたいな。 そうですね。どうやって編集してましたかね。全く覚えてないですね。GitHubに上げてないことは確かですね。 そうGitHubに上げてないですね。 当時プライベートをね、タダで使えなかったしね。
そう、なんかどうやったっけな。 その場でGitEnitしてたかもしれないですね。 その場でGitEnitはしてましたね。 それを手元に持ってきてたかちょっと覚えてない。
なんか第2回目は確かタイプスターさんがベアリポジトリを作ってくれて、ローカルで接続できるようになったんですよね。 なんか第1回はサーバー上でGitEnitした気がします。
第1回は本当にもう忘れちゃいましたけど、まあ藤原さんの指示に従って戦ってたら勝ったみたいな感じでしたね。 本当2011年はなんていうか、藤原さんのデビュー年ですよね、本当に。
そうなんですよね。あの時も35歳だったんですけど、36歳かな。 遅咲きの業界デビューみたいな感じでしたね。なんか知らんけど。 そうですね。もともと知る人ぞ知るみたいな人ではありましたけど。
もともとブログとか書いてたから、ファール界隈ではそこそここうね、存在自体は知られたと思いますけど。 それで、そうですよね。イスコン優勝して、ヤップシーでもベストトークを取って椅子をもらうみたいなことが。 そうなんですよ。まだ今その椅子に座ってますよ、まだ。コンテッサー。いい椅子は10年経っても使えるので。
そうですね、イスコン懐かしいですね、もう当時。当時の荒削りな感じはもうなくて、今もうすごいですよ。運営に僕関わってるからやってるけど、もう半年くらい前から綿密にいろんなものが動いていて、すごい大規模イベントじゃんみたいな感じですね。
ISUCONの成長と参加者の増加
いや、まあめっちゃ大規模イベントですからね。1000人以上が参加するイベントですからね。 2000人集めてエンジニアを一同に叩かせるっていうちょっと恐ろしいイベントですからね。
それこそイスコン1は100人もいないぐらいだ。で、イスコン2ももうちょっと多いぐらいですよね、同じぐらい。 イスコン2も予選がないから100人いないと思いますね。
そうですよね。イスコン1は僕と藤原さんとスギャーンさんで出て、第2回はそのスギャーンさんがご転職されたので、
藤原さんと僕とタイプスターさんで出るというような感じでしたね。
この時は、チケットを取るみたいな、たぶんライブチケットを取るみたいなアプリケーションで、
で、それの座席を確保していくみたいなのがあり、それにRedisがめちゃくちゃハマって勝ったみたいな感じですね。
そうですね。その時、実装はデータベースでロックを取り合うみたいなコードになってたのが、Redisだとセット型に席を全部入れておいて、それを1個ずつポップしていくみたいな、そういうのに出てロックがなくなってめちゃ早いみたいな感じでしたね。
しかもちゃんとセットだからランダムに取ってくるのが簡単みたいな、もうすごくRedisのための問題みたいな感じでしたね。
そうですね。当時Redis使ってる人がほぼいなかったからね。あれをいきなり入れて勝つというすごい回でしたね、2は。
2は僕はあんまり仕事した記憶がないですね。だいたいタイプスターが全部やってくれたみたいな感じですね。
そうですね。タイプスターさんが当時Redisにハマってたから、もうRedisいきなり開始してしばらくしたら、じゃあっていってRedisブランチを立ち上げて、それが炸裂するっていう、それで業界に結構マジで激震が走るみたいな感じでしたね。
そうですね。いろいろ細かいことはね、僕もやったんですけどね。あれなんか、なんかやったな。なんか2台に1から5番までの何かの枠を、2台2台1台みたいな感じでアプリケーション分けてみたいなことを、そういう地味なことを裏でやってましたね、確か。つまらないように。
僕はなんか最後結局タイプスターさんとペアプロみたいな感じになって、最後のそのテンプレートがExlateってやつだったんですけど、そこのシンタックスがちょっと特殊なんで、タイプスターさんが困っていて、助言したり、ちょっと入れ替わりながら書くみたいなのをやった記憶があります。
当時パール強かったですからね。
そうですね。やっぱ、あ、そうそう、Exponse 2はだから、そのテーブルタグの中に座席を表示するみたいに多分なってたんで、なのでそのテンプレートの描画速度みたいなのが大事、それなりに支配的だったんですけど、そのExlateっていうGFXさんが作られていたテンプレートエンジンが当時のLL界隈だとかなりめちゃくちゃ早いっていう感じだったんで、
それでパールの優位性があったみたいな感じでしたね。
それでまあそうですよね、2連勝して、それでExponse 3になって、なんか2連勝したから出題してくれっていう感じになったんですよね。
そうですね。3は優勝賞金この回から100万円ですって言われて、出題したら100万円取れないじゃんってクシーさんに文句を言った覚えがありますね。
本当ですよね。そう、初回が総額10万円で、トップ6マークみたいな感じですよね。
第2回が30万円。で、喜んでたら第3回で100万になるって言われて、マジかって。
なりましたね。
でもこっからですよね、予選本選形式になって、爆発的に参加者が増えたみたいなのがありますよね。
そうですね。原理的にクラウド上で予選をやるようになったので増やしやすくなりましたね、参加者。
今までは決勝は結構物理サーバーを用意してそれでやるので、そんなに何百チームもそもそも用意できないみたいな状態でしたけどね。
そうですよね。この後、最初はデータホテルさんとかNHNさんとかがサーバーを用意してたのが、だんだんそういうパブリッククラウドベンダーとか、
さくらさん、GMOさんとか、そういう国内外のクラウドベンダーがISCONにサーバーを提供してくれるようになったみたいな感じになりましたね。
そうですね。クラウド化の流れに乗っているという、エヘは乗ってますね、それもね。
なので、ISCONすごい拡大して、これでまたISCON4があり、ISCON5でまた藤原さんとスギャーンと組んで、初代藤原組再結成みたいな感じになったんですよね。
そうですね。これで100万円取れてよかったですね。
100万円取れてよかったですね、ほんと。
いやー、この時はだからもう3人とも会社が違う感じになってたんですけど、同僚じゃなくて組んで、それでもちゃんと勝てたし、
あともうこの1000人規模の大会になってもちゃんと勝てたみたいなのは、やっぱ藤原さんすげえなっていうふうになったし、この時は僕も結構貢献できたなっていう感じはあったのかな。
この時はね、予選は結構、予選も本戦もなんですけど、本戦は僕がやってた作業が不発に終わって、動かなくった時に、これダメかなと思ったらソンムーさんがやってたキャッシュとかがめっちゃ効いて、
それで結果的には優勝できたんで、ちゃんと2系統で別々のことをやって、片方をこけても片方でカバーできて、優勝っていうすごいいい感じの勝ち方でしたね。
ISUCONの戦略と苦労
そうですよね。なんか、いい戦いできるときは、結構そういう捨てられる実装も出てくるぐらいにはずっと手を動かしていて、もうなんか、これはダメだとか、これはもうできないから諦めようみたいな感じにはなることが多いですけど、
なんか本当に苦戦する時とかダメな時は、ああもうやることないけど全然スコア伸びる気しねえみたいになって、最後はこうやることなくて暇でつらいみたいな感じになるなーって思ったりしています。
そうですね。優勝、僕何回か声してますけど、やっぱり最後まで手が止まらずに動いてる、全員の手が動いてる時はやっぱりいい結果になりますよね。
なんか、イスコンファイブ予選の時、かなりギリギリで、くじわらさんが勝負点みたいなのを入れて、それでトップ通過か何かしたんですけど、そうですよね。あれはすごいびっくりしましたね。
レギュレーション違反スレスレみたいなことをやったんですけど、予選GoogleクラウドのVMでディスクがものすごく遅くて、二重OPSとかしか出ないんですね。ハードディスクよりも遅いみたいな、ひどいストレージの上で競技しなきゃいけなくて、
データを再構成したかったんですね。テーブルのデータを詰め直したかったんだけど、それをやると1時間かかっても終わらなそうな遅さなんですよね、インスタンスでやると。
でも、ベンチマークを受けるインスタンス以外で作業しちゃいけないというレギュレーションはないので、SSDの仮想ディスクに一回変換して、別のVMの上で、速いディスクでガバッとデータを変換して、またハードディスクの遅いやつに戻して、書き戻して、時間をショートカットするっていう。
ちょっとレギュレーション満たしてるかどうか結構微妙なと思いながらやってたんだけど、それが結構ハマってデータの書き換えがスパンといったので、それで勝ったとかありましたね。
あと何だっけ、Redis入れたんです、あの時。Redisの初期データをリセットしなきゃいけないじゃないですか、ベンチマーク始めるときにあらかじめビルドされたデータを使いたいんだけど、それにリセットしなきゃいけないんだけど、
それも順番に入れてると確かタイムアウトに引っかかって5秒とかだったのかな、当時。終わらなかったので、RedisのAppend Only File、AOFファイルっていう一気に流し込める形式のファイルを一回外で作っておいて、
初期化のときはそれをガバーンとRedisに入れておしまいみたいにして、それで2秒ぐらいで終わらせて、初期化を済ませてみたいなそういう結構インフラ側の小技が結構効いたんですね、Fiveの予選。
ああ、やってた。やってましたね。 で、それをやりつつもスギャンとムーさんがアプリケーションのコードバリバリバリっとそれぞれ独立の実装をいっぱい出てたから、完全にこう三並列で回線が入りまくってすごい伸びましたね、あれは。
すごいね、うまくいくときすごい気持ちいいですよね、あれ。 そうですね。 うまくいかないときの辛さは本当にひどいんですけど。そんなこともありましたね。
確かにその辺りから外部サービス依存みたいなのをどう考えるかみたいな話が出てきて、だんだんと多少はそれこそモニタリングサービスとかAPMとかそういったものをどれぐらい外部サーズみたいなのを使っていいのみたいな議論がちょっとあって、
だんだん受け入れられていくみたいな形だし、それこそニューレリックさんとかスプランクさんとかがスポンサーに入って、ちょっとそういうのを安く使わせてもらうプランみたいなのをチケットを提供してくれたりとかクーポンとかもあったりして、その辺りも変化があったっていう感じですよね。
そうですね、うまく時代を取り入れながら、レギュレーションもそれらに合わせて変わってきてますね。あと最近で言うと、生成AI使っていいのかどうかみたいな話もあるじゃないですか。特に今日プロとかだとね、簡単な問題は生成AIが全部解けちゃうからもはや、ISCONはまだコードを全部壊してもそれだけでは勝てない。普通にちょっとGPTに全部入れたぐらいでは別に優勝争いできるレベルにはまだならないから、
今、自由ですよってまだなってますけどね、今年の時点では。
まあ、そうですよね。本当に使い方慣れてくると本当便利だからなっていうのは。でも確かに今はちょうどいい塩梅な気はしますね。別にそれだけだと勝てないことは勝てないだろうからっていう。
コードの把握とかは結構早いのでね、人間が読むよりはね。そこら辺の使い方もだんだん肝になってくる可能性ありますね。
まあでも、ISCONそのレギュレーションちゃんと読むのがすごくこう大事だったりするので、まあだからISCON専用のそのLLMみたいなのが出てきたりするとちょっと面白いけど、まあさすがにはそれはいかんやろっていう。だから僕も1回ISCON7か8かなんかで結構いい順位まで行ったんですけど、
生成AIの影響
たぶんなんかレギュレーションというか仕様を見落としていてダメだった時があったんですよね。たぶんその時かやくが出題の時じゃないかな。
たぶんそのバルクプット、ログのバルクプットができるみたいな仕様があって、バルクプットすれば次の段階に行けるみたいな感じだったのにそれを読み落としていて、それをやってなかったみたいな。
で、僕はその次のボトルネック解消するコード書いてたからバルクプットできてたらかなりスコア上がってたのになぁと思って、すごいこう残念な時がありました。
まあ傍大なんですよね。意外とレギュレーションかね。漏らさず書かなきゃいけないから、そうすると読むのも大変。あれも割と、なんだろう、要約してもらったらいいかもしれないですよね。
ああ、確かに。そうですね。これはできそうだな。
昔はね、本当に200行300行ぐらいのパールスクのウェブアプリケーションで、レギュレーションもペラッと書いてあるぐらいだったから簡単だったけど、今やもう複数ファイルに分かれていて、みたいな感じで。
そうですね。専業レベルですからね。ちょっとパッと把握するには大きくなってきましたね。どんどん出題が大変になるからなかなか持続可能性があるのかと毎年思いながらやってますよ、あれは。
いや本当ですよね。僕もだから、6の時出題しましたけど、予選だけもうヒーヒー言いながらやってたし、毎年もう無理じゃないか無理じゃないかとか言いつつもう14まで来てるからすごいですよね。
でもやってる方は毎年来年はないかもしれないと思いながらやってますよね、なんかね大変すぎてね。
いやそうですよね、本当に。
あるだけありがたいと思ってて。
くじさんが移籍するっていうことでどうなるかって感じでしたけど、一応ギリギリ12月にやるってことで、やれるのかと思って。はい、楽しみにしております。
はい、ということで、たぶん最後にですね、たぶん藤原さん方も一番話したい話だと思うんですけど、最後にあれですね、有酸素運動とソフトウェアエンジニアっていう話を書いてくださってるんですけど。
運動大事ですねって言うか、年を取ると特に運動をちゃんとするってのはなんていうか、頭を使う職業であっても大事だなっていうのをすごく最近実感してますね。
有酸素運動、でもそうですね藤原さんもすごい走ってるし、風風呂さんもすごい走ってるし、かなりそういうSRE系の人は有酸素運動しがちっていうのがあるように。
金取派と有酸素派がね、いますからね、運動をつくって。
そうですね、金取派と有酸素派がいますよねっていう話を、前ヤパチーっていうイベントで、トンプさんとかファインディの佐藤さんとか、あと伊藤直哉さんとか藤原さんと僕で話すみたいなのありましたけれども、
こう、流派が分かれますよね。
なんでしょうね、なんか僕はランできついのは大丈夫なんですけど、筋トレの負荷のきついのはなんか嫌なんですよ。
嫌っていうか、辛さが何か違うみたいでね、あんまり楽しくなくて、なんで有酸素の方を思ったらやってるみたいな感じですね。
補助的なやつはやりますけど、一見肥大させるような、なんか高負荷をかけるのがどう思う?あまり苦手みたいな感じですね。
なんか僕もそういう感じですね。
でもなんかその、エンジニアだと、なんかそのエンジニア風鈴火山みたいな、古くから言われるのがありますけれども、割とその、こう、なんていうか、攻めっぽいエンジニアの人は筋トレが好きで、守りっぽいエンジニアの人は有酸素が好きなんじゃないかっていう仮説があって。
そういう傾向なんですかね。
なんか、そう、有酸素運動の方がやっぱ持続性とか持久力みたいなのが大事な感じがするけれども、まあなんか筋トレとかそういう側筋系だとやっぱり瞬発的な強さみたいなのがやっぱり、なんかそういう性格と何を好むかとかがかなりこう、近いものがあったりするんじゃないかなっていうのは感じたりはしますね。
そうですね。
まあでも、ランニングしてるとOSSの設計とかアイディアとか、結構浮かぶんですよね、走ってる時って。
走ってる時って何でしょうね、特に負荷をかけないでジョギングとかしてる時は暇なんですよね。
考えることがないから。で、コースもあんまりいつも走ってるコースだと刺激もないから、考え事がすごくはかどるっていうのがあって、仕事だったりOSSだったり、そういうコードのこういう風な実装にしたらいいんじゃないかとか、こういう機能があったらいいかなみたいな、そういうのを結構ね、考えながら走るのがいいなと思ってやってますね。
それはありますね。古来から馬の上はすごいアイディアが湧くみたいなのもありますし、やっぱランナーズハイ的なちょっと興奮状態、快感神経、快楽物質が出てるみたいな状態の方がいろいろなんかアイディアが湧き出てくるみたいなのもありますからね。
それは僕も感じるところですね。自転車好きとしても。あと、まあ有酸素運動は、だからそういう強度を結構調整することで楽しみ方を変えられるみたいなのもあるよなと思っていて、すごくやっぱりスローペースのランだったら、まあそういう多少考え事とかしたりとかリラックスしていけるけど、かなりもう追い込んだところの話だと、
運動とエンジニアリングの関係
もうとにかくなんか自分の体に集中し続けるみたいな、なんかそういうモードでも走るみたいなのもできるから。それはそれで楽しかったりしますよね。
そうですね。
藤原さんってフルマラソン出たことあるんでしたっけ?
フルは一昨年初めて出て、去年自己ベストなんですけど、3時間28分で走れたんですよね。年に1回しか走んないですけどフルは大変なので。
サブ3.5、すごいですね。
サブ3.5は割とすごいですね、俺ながら。だいたい市民ランナーの上位10%ぐらいがサブ3.5で、上位3%がサブ3なんですけど、それはちょっとね、やばいレベルなんで。
サブ3はほんとやばいですよね。
サブ3はちょっと健康を害するぐらいまで頑張らないといけない可能性があって、都市的にも健康を害するレベルで体を追い込むと本当にそのまま引退してしまう可能性があるので。
これぐらいかなって感じですかね。
もう脂肪も減っちゃって、風邪も引きやすくなるし、抵抗力も落ちちゃうし、骨密度も下手すりゃ落ちちゃうから、白折しやすくなるしみたいな感じで。結構大変ですよね。
そうですね。やっぱね、体を細くしないとサブ3にはいけなくてやっぱり、余計な重量を背負ったままはいけない領域なんで、
そうするとかなり体脂肪を10%に近いぐらいまで落とさないといけなくて、それはなーみたいな感じですね。
筋肉も減らすっていうか、つけすぎるとよくない話にもなってきますからね。
無駄なフォームとかを無駄を減らしてみたいな話にもなってくるでしょうし。
マラソンの楽しさと苦労
いやーそうなんですよね。僕も10年前とかスワコマラソンとかハーフマラソンまでは出たことありますけど、またスワコマラソンは出てもいいかもなーみたいなのはちょっと思っています。
そういう旅行がてらマラソンとか自転車レース行くのすごい楽しいなーって思っているので。
ただなんかマラソンの全泊で泊まると酒飲めないしなーみたいな、美味しいものも食べらんないから何のために泊まってんだろうみたいなね、うどん食って寝るみたいになりますからね、マラソンの場合。
まあまあって感じですけど、まあハーフまでなら大丈夫ですね。ハーフとフルは全然違うので。
全然違うでしょうね。
全然違うんですよ。
普通に体内のグリコーゲンだけじゃ賄えないからちゃんと補給、半端にグリコーゲン取得必要があるし、補給食もちゃんとしないといけないって感じですよね。
ダメージもね全然違うので、もうハーフはそれこそ毎週走っても別に翌日もなんともないしみたいなぐらい、20キロぐらいだったらなんともないんですけど、僕今30キロ超えるともう滅多にやりたくないレベルですね。
でフルは本当に年に1回で十分って、お腹いっぱいって感じのダメージの違いがあります。
フルは苦行になっちゃうんで、僕はもう出たくないなっていうふうに思ってました。結構走ってた時も。
そうですね、あれはちょっとね、あのマゾっぽいところがありますよ。
僕も今年、自転車レースっていうかヒルクライムレースですけど、15年ぶりぐらいに出て、松本で長野でやってるレースなんですけど、
20何キロぐらい登り続けるみたいなレースなんですけど、まぁ久しぶりに出て楽しかったし、まぁその年に1回ぐらいこれに出てもいいかもなぁみたいに思ってはいますね。
ただ結構それが6月の末だったんですけど、それの成績が僕が思ってたよりだいぶ悪くて、それでちょっとショックを受けちゃってるみたいなのがあったんですよね。
それでモチベーションが落ちちゃってて、この間藤原さんに指摘されたみたいにちょっと最近運動量足りてないじゃないですかって言われてギクッてなったんですけど、ちょっとねモチベーション落ちちゃってるんで立て直さないとなっていう気持ちになってます。
運動の効果と自己対話
あれですよね、人と比べないことですよね。レースに出るとどうしてもタイムとか気になっちゃいますけど。
人と比べないっていうか、その15年前の自分の記録に全然及ばなかった。
それはそう。
いやでもね、当時よりも今の方が練習してるんですよ、当時っていうか。
いや年齢が違うから。
それにしてもなんか全然だったんで結構ショックでしたね。いやもうそう本当にこう、年齢を結構初めてまともに感じました。
衰えるなっていうのはねしょうがない。僕は逆にあれですね、年取ってから初めて走り始めたから昔の高校生の時とかと比べる必要はないので楽なんですけどね。それはあるかも。
それはあるでしょうね。僕もその真面目に自転車乗り出したのとか大学生ぐらいの頃だったんで、その頃はもうとにかく運動すればするほどなんかこう昔の自分からすると信じられないようなこうなんかそもそも走り続けられる、動き続けられるみたいなのが自分からすると信じられないからなんかすごい楽しいですよね。
1時間連続で走るとか、まあランニングせよ自転車せよ、結構昔の自分からすると気が狂ってるんじゃないかみたいな話になるから。
全然運動しない人からすると1時間走るって想像がつかない世界ですからね。でも意外とすごいできるんですよね。1ヶ月2ヶ月ぐらい練習すれば1時間ぐらい走り続けることができるようになって何もしてなくても。
そうですよね。まあ10キロぐらいですからね、1時間で。まあ10キロはするとちょっと早く。
ペースをそのあまり上げなければ、割とそんなにすぐに結果が出る。どんなに半年とか1年とかかかんないから、割とちょっとやってちょっと結果が出ると嬉しくなってこうやり続けちゃうみたいなのありますよね。
まあ走るのはいいですよね。だからそういう自分との対話にもなるし、まあ割とお手軽に消費カロリーを稼げるから、ダイエットにもいいし。
そうですね。ご飯とビールがおいしいですね。
持久力もつくし。いいですよね。
まあ筋肉、まあ僕もそんなつけたいと思わなくて、まあでもボディビルとか見たりするのは好きなんですけど、
あんまり筋肉増やし始めると、なんかこうアプリケーションとかの機能と同じで、なんか増やし続けたくなっちゃうんじゃないかみたいな。
そういうのがあるから、割とそこはミニマムにスリムに保っておきたいみたいな気持ちがあります。
じゃあまあそんなとこですかね。
そんなとこですかね。
まあということで、趣味でOSSをやっているものだ、は今回藤原さんゲストに迎えていろいろお話させていただきました。
ということで、よろしければ高読などよろしくお願いします。
ということで藤原さんありがとうございました。
ありがとうございました。
33:16

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