- 日本で一人目のCRE
- 原義のCREからの解釈の変化
- a-knowさんが考えるCRE像
- ライフワークの話
日本で一人目のCRE
- Google の新しい専門職 : CRE が必要な理由
- セールスエンジニア 改め Customer Reliability Engineer (CRE) になりました
- CRE(Customer Reliability Engineer)という職種になった
原義のCREからの解釈の変化
a-knowさんが考えるCRE像
- サイト信頼性エンジニアリング(SRE)
- 「CSM」と「CRE」の2職種を新たに設けた背景や舞台裏
- List of system quality attributes
- CRE Camp #1
- ユーザー信頼をどうつくる? CRE CAMP参加と登壇レポート
- CREを立ち上げるにあたって考えたこと・やったこと
ライフワークの話
サマリー
このエピソードでは、a-knowがスマートHRでのCREユニット立ち上げの経緯や、セールスエンジニアからCREに職種名を変えた理由について語ります。また、CREという職種名が持つ多様性と、それに伴う新たな挑戦の重要性にも触れています。 CRE(Customer Reliability Engineering)の開発とその価値についても語られます。特に、SRE(Site Reliability Engineering)のプラクティスをどのように適用し、カスタマーサクセスに結びつけるかが重要なテーマです。エピソードでは、CREの理念や実際の経験を通じて新たな理解が深められています。 さらに、CRE(Customer Reliability Engineering)における4つのビリティについて議論されます。スケーラビリティ、トレーサビリティ、オブザーバビリティ、アクセサビリティの重要性が強調され、エンジニアリングの観点からの考察が行われます。また、CREキャンプの取り組みや個人のライフワークについても触れられています。 ライフワークを通じてインターネットでのつながりやフィードバックの重要性が語られ、個々の活動が他者に与える影響について考察されています。
CREユニットの立ち上げ
はい、趣味でOSSをやっている者だ。引き続き、 a-knowさんをゲストにお話をしていこうと思います。
ということで、後半は前半しなかったCREの話をしていこうと思うんですけど、
これ、a-knowさんだったら絶対上げてくるだろうなと思うんですけど、なんかどういう話から進めましょうか。
そうですね、前半の冒頭で自己紹介、スマートHRでプロダクトエンジニアっていう話をしたんですけど、
職種は引き継ぎプロダクトエンジニアなんですけど、ちょうどこの6月からですね、
CREユニットというユニットをですね、立ち上げたというところもあって、
ハテナでCREを立ち上げて、その後もですね、転職した先でもCRE立ち上げたりとかしてたんですけど、
またここでもCREを立ち上げてしまったかみたいな、そういう感じなので、ちょっと今回もネタとして持ってきたっていう感じですね。
そうですね、なんか結構そういったことを、それこそスマートHRに転職されてから、ちょっとこうやろうとしているみたいなことを伺ってて、
ちょうど今ぐらいがいいタイミングかもしれないみたいなことも伺ってたので、
そう、そのタイミングで今来ていただいてるっていうのはありますね。
ありがとうございます。
セールスエンジニアからCREへ
いや、そうなんですよね、もう江農さんといえばもう日本で一人目のCREなんでね、はい。
そうですね、私が一人目のCREです。
なんかその辺の話をしますか。
そうですね、結構でもこれ本当ね、CREっていう名前、てか元々あれなんですよね、僕ハテナに入った時はセールスエンジニアっていう肩書きやったんですよね。
そうですね。
で、セールスエンジニアで1年ぐらいかな、お仕事をして。
で、ちょっと職種名変えましょうかみたいな、そういったタイミングでいろいろな名前を考えて、
当時そのSREっていうところもちょうど出てきたというか話題になっていたところもあったので、
じゃあ僕たちはカスタマーのCREやっていう感じでやったんですけど、
それでなんかちょっと確かググったりとかすると、どうやらそのCREっていうのはグーグルも持ってるらしいというような話があって、
で、当時そもそもそのちょうどね、グーグルの日本法人、グーグルジャパンでいいんですかね、
に司令の方おられるというところもあって、
ハテナでもそのCREっていう職種を立ち上げようとしてるんですけど、
いいでしょうかみたいな感じで、ちゃんとというかね、お伺いというか筋を通していいですよという許可というかね、
応援事頂いて初めて立ち上げたっていうところもあるので、そういった意味でいくとね、本当にちゃんとなんていうか、
しっかりと考えてというか、CRE立ち上げたっていうのところもあって、
結構その一人目、日本国内のCREとしては一人目みたいなところは、
あんまり言えてないかもしれないですけど、僕もすごく大事にしてるところです。
そうなんですよね。
なんかこの時なんでセールスエンジニアからこう変えましょうみたいな話を、
僕からしたんですけど、その辺の話を聞きたいみたいな。
そうなんですよ。結構ね、そもそもCRE立ち上げた経緯をやっぱり話すこともこれまで多いんですけど、
そのセールスエンジニアからCREに名前を変えるっていうところに関してはやっぱり、
僕は単独でやりたい、変えさせてくださいっていうふうにできるものではないので、
そういった形でソンムさんからそういう提案をしていただいたんですって話をするんですけど、
じゃあなんでそういう提案をしていただいたのかみたいなところは、
当時も説明を受けたりとかして、もちろん理解はしてたと思うんですけど、
さすがにちょっと時間も経って、もう一回改めてソンムさんの口から聞けたら嬉しいなと思って、
そこの辺りも変えてみてたりしてたんですけど。
そう、なんかこれはオーダーした文書みたいなものが、
ドキュメントは多分まだハテナ社内に残ってる気はするけど、
もうアクセスできないので、僕もあんまり覚えてないんですけど、
もともとやっぱセールスエンジニアっていう名前がいろいろ不都合があるっていうか、
英農さんとか総代さんの仕事に即してないから、
やっぱちょっと名前を変えたほうがいいよねっていうのがあって、
で、あったんですよね。
なので、新しい名前を考えてくださいっていう話を、
英農さんとあと総代さんにしたっていうのがあったんですよね。
で、その上で、だからCREっていう提案を持ってきてくれたときは、
めっちゃいいじゃんってなって、そんないい言葉があったのかっていうのになったんですけれども、
でもなんかもともとやっぱり、セールスエンジニアっていうと、
セールスをしてるエンジニアっていう、
なんか多分ね、2つぐらいあって、話をもともとすると。
多分実態と合ってないっていう話と、
多分なんかその、英農さんにもっと楽しく仕事をしてほしいみたいなのもあったっていうのはありますね。
英農さん多分もともとすごいモチベーション高く入社してくださったし、
なんかその後すごいバリバリ働いて、めちゃくちゃ成果出してるけども、
なんかあんまり満足そうじゃなかったみたいなとか、手応えを感じてなさそうみたいなところがあって、
なんかここでもうひとかわ向けたら、なんかもっと爆発的な成果を出すんじゃないかみたいなふうに思った部分もあった。
なんか多分そういうのも当時思ってたっていうのはありますね。
ただなんか、CREになることでまさかここまで化けるとはみたいなのは、
なんかあんまり思ってなかったっていうか、っていうのはあるんですけど。
ただなんかそう、そうなんですよね。
セールスエンジニアってもともと名乗ってもらってましたけど、やることがやっぱセールスだけじゃないわけですよね。
むしろ終わって終わりなサービスではないし、やっぱその、英農さんめちゃくちゃカスタマーサポート、情熱持って取り組んでたし、
やっぱなんかその、売っておしまいのサービスではなかったので、そのまかれるっていうサービスが、
やっぱどう使ってもらうかとか、日々の運用にどのように寄り添うかみたいなところが大事。
そういうなんか、英農さん自体が売って終わりじゃなくて、SRE的なサステナブルな活動にすごい興味を持ってたっていうのがあるから、
それでそういうサポートだったりハンズオンやったり、コミュニティで発表したりとか、なんかいろいろそういうのもやってて、
そもそもそれがあんまり評価としてはオプショナルなものみたいな、アディショナルなものになってたっていうのも良くないなっていうのがあったので、
ちゃんとそういう名前にしてほしいなっていうのはあったっていうのはあります。
ありがとうございます。本当、今日は聞いてよかったですね。嬉しい。ありがとうございます。
CREの多様性と挑戦
やっぱり僕、なみなみならぬ思いでやっぱりハテナっていう会社には入ったっていうのもあって、
あとそれでいくとやっぱり本当の本当は、自分も一、ソフトウェアエンジニアとして入りたい会社ではあったんですよね。
ただ、なかなかそういう成功法と言ったらちょっとあれですけど、そういう入り方だともしかしたらこのまま一生入れないからみたいなところもあったりとかして、
あと自分自身、ブレイクスルーもやっぱりそろそろ欲しいなっていうことを思ってたっていうところも重なって、
セールスエンジニアっていう肩書きで挑戦をして入らせてもらったわけなんですけど、そういったようなところもあって、
セールスエンジニアって一般的に言葉からイメージする仕事内容あると思うんですけど、
ただハテナのセールスエンジニアって、あのハテナのセールスエンジニアがそれでいいのかみたいなところが勝手に自分の中で気負いというかあったっていうのもあって、
もちろんセールスエンジニアとしてまとめられる成果、いわゆる営業的なところがあったりするかもしれないんですけど、
それももちろんさることながら、ハテナのセールスエンジニアってそういうこともやるのか、やるんですねみたいなことをむしろ言われたいがためにじゃないですけど、
サポートだったりとか、いろいろやりましたよね、ハンズオンとかもやってたし、本当にいろんなことやってたなと思うんですけど、
挑戦させてもらって、そういったところを見て、さっきみたいなお声掛けをいただいたのかなって思うと、
なおさらなんていうか、いろいろやっててよかったなっていうふうに今改めて、何年越しかですけど、かみしめてます。ありがとうございます。
そうなんですよ。もともとマカレルすごい好きで、マカレル関係の発信とかもされてたので、そういうマカレルファンみたいなところもあったから入ってきてくださってたみたいなところもあるし、
あとなんか、さっきも言ったけど、セールスエンジニアっていうと一般的には開発エンジニアよりかは別に開発力があるわけではないみたいな、そういう見方をされてしまうような触手だったと思うんですよ。
っていうか当時も、まあだからそういうネーミングの印象の話とかもうちょっとあったっていうのはあって、でもその、はてなのセールスエンジニアって当時、栄能さんと総代さんみたいな、そういうやっぱめちゃくちゃ強力な夫人だったわけですし、
そういうエースクラスをそこに張ってることの価値みたいなのがすごくあって、そういったところの価値をちゃんと示せる名前にはしたいなっていうのは思ってたっていうのはあるんですよね。それこそ、やっぱり日本の市場において、そういう強力で現場感のあるエンジニアによるサポート、コンサルティングを受けられるっていうのが、
他のモニタリングベンダー、外資のベンダーに対するやっぱ優位性にすごいなってるなっていうのはあったので、やっぱそういったところでも、そのCREっていうのはやっぱめちゃくちゃいい言葉を持ってきたなっていうのは本当思いましたね。
おだしょー ありがとうございます。なんかね、さっきバケたっていう表現をしていただきましたけど、なんかCREって、ある種、いろんな受け取り方ができるというか、ちょっと言ってしまうとふんわりとした触手名だなというふうに思っていて、それが結構いい方面に作用したっていうのが、やっぱり何でしょうね、いろんな名前、いろんなイメージとして解釈できる触手名だったので、
こういうのをやっても別にCREっぽいよねっていうところに、本当により気軽に挑戦しやすくなりましたし、あと、まだ見ぬ仲間のことも考えるようになったというか、今後CRE、はてのCREになりたいんですっていうふうに文句を叩いてくださるような方であっても活躍していただいたり、飛び込んでいただけるような、
そういった意味でいくと、変にCREというのはこういうことをやる仕事ですっていうようなことを、かっちり決めすぎないようにしようみたいな、そういったようなものもすごくいい方向に作用したのかなというふうに思ってますね。
CREの初期の発展
いや、それはめちゃくちゃ思うし、そう、そこ、なんかふんわりしてたからよかったっていうのもやっぱりあるし、なんか僕はそういう、それは結構受け入れるようにはなりましたね。なんか、これ結構難しいなーっていうのは思ってはいて、
なんか、こういうのってやっぱ現役、最初の言い出した人たちとか、そういうのを大事にしないと、ある意味やっぱ文化の登用的な部分が出てきてしまうなーっていうのは思ってはいるので、だからこそ結構最初にSREのたぶんそのエントリーを、当時メルカリだったカゼブロさんのエントリーをオマージュのやつを書きたいから、
カゼブロさんにお断りっていうか、一つ一回伝えたし、Googleさんのほうにも、たぶんそれは公式に問い合わせちゃうと逆にやぶへみになる可能性があるから、一応僕の知り合いベースで、なんかこういうことやろうと思ってるんですけど、どうすかねーみたいな、そういうので一応断りを入れて使わせてもらったみたいなところはあるんですけど、
なんかその現役のCREみたいなので考えると、もともとはGoogleの専門職だったわけじゃないですか、で、もともとはSREのプラクティスをちゃんと顧客に適用していくみたいな、
で、Googleクラウドを製品をちゃんと売っていくときに、ちゃんとそのSREのプラクティスを一緒にインストールするし、一緒に伴奏するみたいな、そういうBPO的なこともやるみたいな舞台としてCREがあって、
で、多分今でもポケモンGOの爆発的ヒットを支えるGoogleクラウドっていうので、ナイアンティック社が最初のCREの顧客だったみたいなことが書いてあって、そこでいかにここに書いてあるのは、GoogleCREチームはナイアンティックのチームと協力し、Googleクラウドの中核エンジニア及びプロダクトマネジャーの専門ノウハウを借りながら、ポケモンGOのアーキテクチャのすべての要素をレビューしました、みたいなことを書いてあって、
だからマジで、CREっていうのはそういうスペシャリスト集団なわけですよね、スペシャリストだし、そういうSREを顧客に適応するためのスペシャリスト集団であるっていうのがあったので、
そういう意味でやっぱりそのマカレルの当時の栄野さんとか総代さんがCREを名乗るのは、もうめちゃくちゃ理にかなってるなっていうふうに思ったんですよ。
だって同じことやってるじゃないですか、マカレルっていうSREとかが使うような、そういうプラットフォームで、
で、それをお客さんがちゃんと使えるように電柱したりとか、一緒にプラグイン書いたり、インストールに付き合ったりするみたいなことをやってたわけだから、そういう意味で本当にCREって名乗り始めたのはめちゃくちゃ理にかなってるなっていうのは思ったんですよね。
なので、やっぱりちゃんと強力なエンジニアがCREをやってるっていうことが僕としてはすごい大事なことだっていうのを思ってたので、
もともとセールスエンジニアみたいなっていうとあれなんですけど、そういうエンジニアはサブセットみたいな感じじゃないんだぞっていうのが結構大事なところだとは思ってたんですけど、
ただ結局その後の日本でのCREの広がりみたいなのを見てくると、やっぱこれだけすごい広がりを見せたっていうのは、結構そういったところから離れてふんわりしたからこそ、
すごく盛り上がりを見せていくっていうところはすごくあるし、この後多分江野さんがすごい話されると思うんですけど、その中でも軸となるような、
やっぱカスタマーサクセスみたいなところにみんなすごい意識してるみたいなのが、実はそういう逆に大事なところが抽出されてきてるっていう感じがあるのかなっていうのを思ったりはしています。
日本におけるCREの拡大
そうですね。ふんわりしてるからこそ、あれこれ挑戦できたっていうのはあるんですけど、一方でそのふんわりしてるからこそ、例えば、しわるいってどういうお仕事なんですかとか、
しわるい、そもそもカスタマーを選びてエンジニアじゃなくてエンジニアリングとは何なんですかとか、結構そういったようなことを言われたときに、
当初はそうですねみたいな感じで、なかなか即答できない自分に歯が良さを感じるとか、あとしわるい続けていって、今後キャリア的にどうなるんだ、しわるいならではの専門性ってどうなんだみたいなところもやっぱり誰も当然答えを持ってるわけじゃないですし、
どっちかというと自分が答えを見つけて出していかなきゃいけないみたいなところもやっぱり当初の自分にとってはすごく苦思いというかすごく難しいテーマではあったんですけど、
でも今こうやって振り返ってみるとやっぱりあの時というか、早くからそういった経験をして、いろいろ悩みもがき苦しんだ期間もあっての今だなと思うので、そういった意味でも非常に感謝しているところではありますね。
いやそう、なので一応そのCREって名前を変えてもらうときに、一応社内でも公式な肩書きにしたかったから、ちゃんと社内でそういう手続きをしたりとか、一応その説明みたいなのをちゃんと経営とか当時のマネージャー陣に含めて話をした上で承認してもらったみたいなのはあったんですけど、
そこはなんか僕としてはちょっとひと仕事だったなっていうか、あれでももうなんか僕の中ではそこでこう割と終わったっていうか一段落したっていう感じはあったんですけど、逆にもうそこからの立ち上げみたいなところで、
映能さんがすごいやっぱり苦労苦労してるみたいな、なんか結構その触手の立ち上げみたいなのをすごいしっかり受け止めてやっぱすごくやられてたっていうのが、やっぱりこう印象的でした。
やっぱりねすごく素敵な考え方素敵な名前であるからこそ、なんかね、なんていうかしっかりと受け止めて、なんていうかしっかりとしたものにしなきゃいけないっていうところはやっぱり一一倍思ってたところはあるかもしれないですし、
ただまぁそうなんですよね、CREふんわりしているっていうところも、懐の深さみたいなところもあってか、やっぱりねその後いろんな企業の方でCRE擁立みたいなところもあって、そういったところも何も思わないところがないっていうわけではなかったはなかったんですけど、
ただまぁ一方でというか、やっぱりねCREのCカスタマーっていうのは各社ごとに当然お客様だったり事業っていうのことは違うので、それを考えるとその各社ごとにそのCREっていう姿あり方があるのはある種当たり前だなっていうところも考えられるようになってきたので、
そういった意味でいくと、自分が考えるCRE、CRE-ingですかね、なんだろうみたいなところを結構途中からは探求してきたみたいなところはあるかなと思ってます。
CREとSREの相互関係
そう、もともとはやっぱりGoogleとかそういうエンジニア向けプロダクトを作ってる、そういうテック、そのプロダクトを売ってる会社の職種っていう感じがあったけど、だから別にその普通のC向けのサービスやってる会社のCREって何なんだろうなって思う部分はあったけど、でもなんかそれはそれでなんとなく成立して、それぞれのやっぱりそうカスタマー像の上で成り立たせてるみたいなところは、
ちょっとね、面白い変化だなっていうふうに思うようにも僕はなりました。
で、なんかA農さんのそのCRE-ingみたいなのって、どういうふうに今は考えられてるんですか。
そうですね、やっぱりその名前が似てるっていうのもありますし、同じGoogleが提唱した考え方っていうところもあるんですけど、やっぱり僕が考えるCREっていうのは結構多くの部分でそのSREに習えるところって大きいんじゃないかなと思っていて、
あと自分自身が巻かれるSRE的なというか、そっちの領域もやってたっていうところもあって、そこは結構僕は軸としてあるんじゃないかなと思っていて。
で、じゃあSREってどういうものだっけみたいなところをちょっと考えてみると、まあもちろんね、SREとは何々であるっていう表現はいくつかあると思うんですけど、
でも僕の好きな表現にですね、どなただったかな、ちょっと今パッとは出てこないんですけど、SREとはソフトウェアエンジニアにウェブオペレーションを渡したときにできる、実現されるものであるかだったかな。
そういう表現があってですね、これめちゃくちゃいいなっていうふうに思ってて、じゃあこれは何かSREに置き換えたら何だろうなと思ったときに、
僕として思っているのがSREっていうのはソフトウェアエンジニアにカスタマーサクセスを任せたときに実現するものなんじゃないかなっていうところがあって、
今のところこれが自分のSREとはっていうようなところの一つの大きな軸になってて、今はそれを立証するためにじゃないですけど、はい動いてるっていうそんな感じですね。
いやこれめっちゃいいですね。ウェブオペレーションの話、これ結城さんじゃないかな、でも違うかもしれない。
なんだったかな。
でも確かにSREにおけるウェブオペレーションに相当するものが、CREだとカスタマーサクセスなんじゃないかっていうのは、いや結構これはその通りだなっていうのは思いました。
同じく結城さんが言ってたこととして、ウェブオペレーションは技芸っていうのがあったと思うんですけど、カスタマーサクセスももちろん科学的なところもあると思うんですけど、
結構技芸的なところに支えられているところも大きいのかなと思っていて、そういったようなところでも非常に符合するなとか、あとSREの場合だと今だとコンテナとかいろいろサーバレスとかあったりしますけど、
例えば非常に多くのサーバーに対する信頼性をコントロールするっていうところがミッションだとすると、
CREは非常に大きいプロダクトを使ってくださるお客様に対する信頼性をコントロールすると言うと、ちょっと人相手に使う言葉ではないのはあれなんですけど、把握して向上させるみたいなことを考えると、こういったような考え方をしても取ってもですね、SREとCREって結構似てる点があるんじゃないかなと思って、
そういうふうに考えるとどんどん面白くなっちゃって、今ここに至るっていうそんな感じですね。
なるほど、いやなんか、江野さんやっぱりこの書紙にもまとめられてますけど、いろんなブログ書かれてる時にその時に考えてたことみたいなのをちゃんと残してるから、こういう時に振り返られるっていうのはすごくいいですね。
ありがたいですね、過去の自分に感謝。でもそうなんですよね、とはいえそのカスタマーって当然CREのみが接するものではなくて、当然セールスの方、カスタマーサポートの方、カスタマーサクセスの方、当然接する中で、
そういったようなロールを自分が直接経験せずにそういうようなことを言ってもいいんだろうかみたいなところもあったりとかして、なんかちょっと過激かもしれないですけど、なんかそれが行き過ぎてじゃないですけど、実際に自分がそういったようなことをやってみる必要があるんじゃないかみたいなところもあって、
CREのビリティの重要性
もちろん1年ぐらいセールスエンジニアっていう方だけやってたことはあるとはいえど、そういうふうに思ったっていうのもあって、これちょっと若干後付けもあるんですけど、一時期CREっていうものからあえて離れて、サポートだったりカスタマーサクセス、CSMと名乗ってた時期もありますし、あとその後はセールス職ですね、とかもやってみて、なんとなくやっぱり自分が思ったことって正しい気がするっていうところになって、今改めてCREに戻ってきたみたいな、そんな感じですね。
たしかにそれは、いいですね。でもサポートとかもね、えのさんめっちゃやってたし、僕もやっぱり営業やってたりサポートやってたりみたいな経験がやっぱりめちゃくちゃ生きてる部分もあるなっていうのを思うので、でも回り回ってまたCRE的な活動に戻ってきたの、すごく感慨深い感じが僕としてもするとありますね。
そうですね、僕もそうですね。
でもなんか書かれてる中で、4つのビリティを担うみたいなことが書かれていて、これすごく面白いなっていうのを思いました。これはなんかどういうお話ですか。
そうですね、これは厳密に言うと、前々職でのCREの立ち上げの際の、なんていうんですかね、CREの行動規範みたいなものなんですけど、ここに書いている4つのビリティは、スケーラビリティ、トレーサビリティ、オブザーバビリティ、アクセサビリティという4つ挙げてるんですけど、例えばスケーラビリティっていうのは、そうですね、お客さんがこの先どんだけ増えてもいろんなオペレーションを回せるようにっていうような意味だったりとか、
あとトレーサビリティは各お客さん、各ユーザーがどういう感じでプロジェクトを使ってるのかみたいなところを足したところに特定できるようにするだったりとか、あとオブザーバビリティはお客さんが今どういう状況にあるのかとか、それこそ極端な話だとお客さん側の組織改変とか、あとは何でしょうね、党配合だったりとか、買収されたしたとか、そういったようなものを含めてお客様の状況を把握できるようにするだったりとか、
あと最後のアクセサビリティっていうのは、そういったいろんなデータをCREだけが触れるじゃなくて、会社のいろんな人がアクセスできるようにするみたいな、そういったようなこともやっぱりCREの責務だよねみたいなところも含めて、この4つを担うのが当時いた会社のCREだみたいな形で立ち上げたっていうところになっていて、結構この辺りもエンジニアリングの考えがあってこそのCREだなというふうに思ってはいますね。
いや、ほんとそうだなって思って。これ完全にその、エディティーズの話だなっていうふうにこう思っていて、そういうなんていうか、なんとかエディティーみたいなものがたくさんあって、それをなんかエディティーズって最近は言うことがあって、そういうシステム特性とか品質特性みたいなものを表すなんとかエディティーみたいなのがたくさんありますよみたいなのって、
やっぱすごくソフトウェア開発の筆伝でも言われるし、当然SREでも言われるし、CREでも当然言われるし、てかCREでもやっぱ言われるんだなってこれを見て思ったし、最近だとやっぱQAとかそういったところでもすごいこう、なんかそういった話が議論がされることが多いから、やっぱその辺ってすごく繋がってるものなんだなっていうのを、今なんかこう、これを見て改めてすごい感じました。
そうですね、繋がっているし、で結構まだその繋がってるんだっていうことに気づいている方ってまあまだまだ少ないので、そういった意味でいくとまだまだその前例が少ない領域だと思うので、そういった意味でいくと本当にめちゃくちゃなんだろうな、エンジニアの方こそ楽しめる働き方なんじゃないかなと思うので、本当になんかそうですね、あの特になんて言うだろうな、
あの自分自身のキャリア、ブレイクスルーちょっと作りたいなみたいに思ってらっしゃる方は、なんか1回なんかCREとかとかサマーサクセスとか、はい、なんかそうですね、触れてみてほしいなと思ったりはしてますね。
そうですよね、今だからQAとかもすごく今なんかホットで成長してるし、すごく優秀な方がそこに取り組まれてるみたいなのがあると思ってて、なんか元々多分そこってそれこそテスターと何が違うのみたいに思われたり言われてる分野の人たち中で、結構QAの人たちが多分今すごい頑張って自分たちの活動内容みたいなのをブラッシュアップして価値を高めてるみたいなのがあると思うんですけど、
CREもまさしくやっぱそういう動きみたいなのが、なんか多分年単位何年か前からそういう活動、結構えのうさんがされてて、てか他の方々もされてて、なんかそういう似たような動きだなっていうのを今こう聞いていて思いました。
はい。まあそれでその、多分このエピソードが公開されてる頃には終わっちゃってるんですけど、CREキャンプっていうのをやろうとされようとしてるんですよね。そこで多分えのうさんが今やられてることとか取り組もうとしてることみたいなのをお話しされるのかなと思ってるんですけど、なんかこれはなんかどういう回で、なんかそこでどういうことをお話ししようとされてるんですか。
はい。そうですね、あの会議自体はCREだったりとか、あとまあそうですね、顧客に対してエンジニアリングみたいなそういったような文脈でのいろんな話をするところ、意見交換するところっていうことだと思うんですけど、僕はまさしく今日お話ししたいなところと被るところはあるんですけど、やっぱり結構過去に3度CRE立ち上げた人ってまあ多分いないんじゃないかなと思うので、
まあそういったようなことをした自分だからこそ話せるような、しやるいってこういう難しいことがあるよね。で、今回3回目の立ち上げをするにあたって、その難しさっていうようなものに向き合って、なんとか今のところいい感じにできてると思うよっていう、そういう話をしようかなと思ってます。
なんかそのトイルの削減とかカスタマーオブザーバビリティー、オプスみたいなことを書かれてますけど、なんかだいぶ面白そうなキーワードが並んでますね。
そうですね、さっきのビリティーとかもね、関するところではあったり、やっぱり自分の中でしやりの根幹、大事なところみたいなところはぶれないんですけど、でもやっぱりとはいえそれの発露の仕方っていうのはやっぱり各企業ごとにお客様が違うっていうさっき話ありましたけど、それによってやっぱり微妙に異なるところがあるのかなと思っていて、
今のスマートHRっていうところだと、そうですね、そのトイルの削減だったりとか、カスタマーオブザーバビリティーをまず持つことだったりだとか、あとはCSOpsとか、そういったところが今の組織のシェアリングに求められるところかなっていうような感じで、この辺りを軸と定めていけるんじゃないかなというふうに思ってるっていう感じですね。
ライフワークの考察
なるほど、いやーなんか良い発表も期待してますし、今後の活動も期待しております。ありがとうございます。よし、じゃあ最後の話をしていきますか。ライフワークの話持ってきて。
全然下さってますけど、全然ちょっと打って変わってっていう感じですけど、そうですね、なんか最近、自分も年を取ったっていうことなのかもしれないですけど、なんか結構ライフワーク、自分にとってのライフワークってみたいなことをなぜか考えることが多くてですね。
で、そう考えたときに、じゃあ自分にとってのライフワークって何かなって思ったときに、やっぱり僕の場合だとパッと浮かぶのが、前半でも触れていただいた個人開発ピクセラだったりとか、あとは地域ITコミュニティですね、まかやま.なんかみたいなところが、趣味って言うと違うし、当然仕事でもないしみたいなところで、ライフワークってなるとこの2つは結構今は胸を張っているかなっていうところだったりするんですけど、
そもそもさんこの辺りどうですかみたいなところはちょっと聞いてみたいなと思ってました。
いや、そうですよね。もともとその趣味か活動かライフワークかみたいな、おっさんFMでも話されてたような話があって、なんかその上で結構ライフワークについて栄野さんが考えられたみたいな話だったと思うんですけど、理解してるんですけど、そうですよね。
なんかやっぱり、趣味って思えるほど情熱を傾けられるものも減ってきたなーっていうのも最近思うところではあるんですけど、日々活動はするけど、これは趣味って言えるのか何なのかみたいなのって結構やっぱりありますよね。
なんかすごく、趣味って中国語だと愛好って言うんですけど、なんかもうこれって愛好ってもうそのままなんですよ。もう愛好会の愛好ですけど、だからまあでも愛する好きであるっていうもうそのままのことなので、
そのなんていうか、淡々とやることってあんま確かに趣味ではなさそうだなっていうのはこうあるし、なんかそういう本当楽しいからやってるんだみたいなものがだんだんなんか減ってきたなーって思う部分はありますね。
そうなんですよね。ちょっと前までは趣味は何ですかってね、結構気軽に聞かれるんですけど、めちゃくちゃ返答に詰まる、本当に筆頭っていう感じの質問でしたね。
そう、昔は僕も趣味たくさんあったけど、たぶん30代の頃とかは本当困っちゃうことも多くて、まあでも趣味はなんかむしろ仕事かなーみたいな、仕事のことばっか考えてるからなーみたいなときはあったし、みたいな。
なんか最近はやっぱ家族とか子供と過ごすみたいなのがすごく楽しいので、まあ趣味とは言えないかもしれないけど、そういう感じにやっぱ人生が変わってきてるなーっていうのは感じますね。
ただなんか結構、趣味の先に結構なんかそのライフワークみたいなものがあるのかもしれない。ライフワークっていうとまあ趣味とは違う、もうなんか自分の活動、メインの活動みたいな感じはあると思うんですけど、趣味っていうとどっちかっていうとサイド活動みたいな感じはあるけど、でも結構趣味の先にライフワークがあるんじゃないかっていうのを最近思うようにはなってきました。
そうですね、なんかまだまだ全然働き盛りというか働かないといけないんですけど、仮になんかそういう収入面みたいなところの心配がなくなったときに、仕事をしなくてもよくなったときに、なんでしょうね、社会とのつながりって言うとちょっとあれですけど、なんかそういうお金とか土返ししても続けたいっていうか、
そこにやることに意味を見出せるものがまあ今で言うと僕のそのライフワークなのかなーと思ったりはしていて、で、なんかこういうの持っててるのは本当にありがたいことだし幸せだなーというふうに思っていて、なんか別になんかみんなも持つべきとかそういうこと言ってるわけでは全然ないんですけど、はい、なんかしみじみとそのありがたみを噛みしめていってるっていうそんな感じですね、今。
いやもうめっちゃわかりますね。やっぱまあ僕がこの番組のタイトルをだから趣味でOSSをやっているものだっていう趣味を入れているのもそうだし、OSS作家みたいなのを名乗ってるのもそうだけど、割とそこにこうライフワーク的な部分はあるなっていうのは思っていて、やっぱ僕としてはそういうインターネットでのそのまあ文章とかソフトウェアを中心とした表現活動みたいなものが結構ライフワークだなっていうのは
思うようにはなりました。
優しくですね。
ライフワークとインターネットの関係
なんかやっぱりそのこうそういう余暇ができた時とか、余暇の過ごし方みたいなことを考えてた時に、なんか昔はなんかずっと本読めるから楽しいなとかずっとゲームできるのとかすごくいいじゃんって思ってたんですけど、
今はそこにそんなにその、まあ多分それはそれで楽しいしそういうのは絶対やるんだけど、それだけだと多分満足できないだろうなっていうふうにも感じてきたし、
わかります。
そう。なので実はそのブログでの発信とか、なんかソフトウェア書いてフィードバックをもらえる予算みたいなのがすごくあるから、
なんかこう、自分からそういうなんていうかツリートを垂らすっていうか、なんか能動的なアクションをして、そこに対してなんか気が向いた人が反応を返してくれるみたいな、そういう
ゆるい社会とのつながりみたいなのを作れるツールとして、やっぱすごくインターネットだったりその上での
ブログだったりOSSっていうのは僕のすごくこう、ライフワークだなっていうのは思ったりはしていますね。
そう、このポッドキャストもきっとライフワーク的な活動なんだろうなと思いながらの質問ではあったんですけど、やっぱりそうだな、そうなんだなっていうのことが
わかったし、あとやっぱりこういう他の方がいそしんでいるライフワークってやっぱりすごく見ているだけでも聞いているだけでも
得られるもの、自分の参考になるものっていうんですかね、っていうのが本当に多いなっていうふうに思っているので、そういった意味でいうと本当に僕は今後も
欠かさず聞き続けるので、ぜひ引き続きそのソンムさんのライフワークっていうのものをインターネット越しで見せていただきたいなというふうに思っている
っていうことをお伝えしたかった、5日目のこのテーマでした。 ありがとうございます。いや僕も柳野さんの活動を見たいなっていうふうに思ってます。やっぱエネルギーを
もらえますよね、そういうのって。 めちゃくちゃもらえるし、あとはもう純粋にアイディアも当然もらえるし、こういうやり方あるんだ、自分でも取り入れようっていうものも
やっぱりあると思うし、やっぱりライフワークってなると、お金を稼ぐためにはこうするとかそういったようなものではない、また別のある種
人生を良くする、ちょっとうさぐさくなってきたけど、人生を良くするテクニックみたいなものが詰まってるなっていうふうに思うので、そういった意味でも僕もいい
なんていうか、内容活動をお見せできるように今後も取り組んでいきたいと思ってます。 ありがとうございます。そうっすよね、だからこの番組のゲストに出てくれてる人もやっぱりそういう人が
みんなそうだと思うし、やっぱチョヨンゴーさんとかもね、最近オッサンMにも出ててすごくタイミングが被ってて面白いなって思ったんですけど、やっぱなんか
彼の不思議なエネルギーとかも僕はすごい好きだし、なんかやっぱ皆さんそれぞれいろんなこう
まあライフワークって言うとあれですけど、そういう表現活動みたいなものがあって、それがやっぱりそう、なんかそういうのを楽しそうにやってるのを見るだけでも、やっぱエネルギーをもらえるみたいなのがあるから、お互いそういう刺激をし合っていければいいですよね。 いや、ほんとそうですよ。
はい。
よし、そんなところかな。はい、今日は。 よし、じゃあそういうことで、
趣味でOSSをやっているものだわ、A-NOさんをゲストにいろいろお話をしました。 ありがとうございました。
はい、こちらこそありがとうございました。
38:41
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