教えて、ボドゲ先生へようこそ。この番組は、現在の教育が異なってに、ボードゲームを使った新しい教育を提案する番組です。
今回は、私、小田先生と、えみんさんの2人でお話しします。
えみんです。よろしくお願いします。
お願いします。さあ、えみんさんの回ということで、じゃあ、お悩みから始まるわけですね。
そうですね。あの、今日は、ちょっとこう、いろいろ知りたいなということがありまして。
はいはい。
これまでは、ボードゲームで、こう、非認知能力を高めるぞ、みたいなことで、いろいろお話しいただいたんですけれども。
そういえば、非認知能力とか教育でいうと、モンテッソーリ教育とかも結構効くなと思ってて。
効きますね。
はい。やっぱ、いろいろフォンとかもある中で、はい。
モンテッソーリ教育をもうちょっと教えたいなっていうのと、ボードゲーム教育と何か通ずるものがあるのかとか、
はい。
なんか、どの辺が特徴としてあるのかなっていうのを、聞きたいなと思っています。
はい。そうです。僕もね、前からモンテッソーリ教育って、もちろん知ってはいたんですけど、
うんうん。
これ、ちゃんと専門の人というかね、実践者に聞くのが一番いいと思って、
うん。
このね、テーマになってからお呼びしましたので、
おっ、ありがとうございます。
ゲストを交えてお話したいと思いますので、じゃあ、ゲストのたなべさん、ではお入りください。
はい、こんにちは。
こんにちは。
横浜市でモンテッソーリ教室を開いて8年になる、たなべ知恵と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。すごい、8年もされてるということで、
はい。
うわ、先輩ですね。
すごい、超実践者。
いえいえいえ。
先輩、ほんぼや、先輩や。
ほんと先輩ですね。
いや、ありがとうございます。
はい。
すごい、いろいろ聞けそうで、
そうですね。
これは楽しみですね。
実験しましたね。
うん。
モンテッソーリ教育とボードゲーム教育という実践者の対談みたいなところになるので、
はい、ぜひいろいろお話し聞かせてください。よろしくお願いします。
はい、お願いします。
よろしくお願いします。
では、まずお二人に聞きたいのが、ぜひそれぞれモンテッソーリ教育、ボードゲーム教育を実践されている方として、
実際にどんな教育的な効果があるのかっていうのをリアルに知りたいなと思うんです。
自分自身が受けてないっていうのもあったりするので、余計に気になるところなんですけど、
実際にどんな感じで、例えば年長さんがそれぞれの教育を受けるというか、実際に取り組むってなったときに、
どんなふうに教育的な効果があったり成長があったりするものでしょうか。
できれば具体的な何か例とかで教えていただけたら嬉しいです。
では、田中さん、先に。
モンテッソーリ教育の概要も含めてですね。
そうですね。
モンテッソーリ教育っていうのは120年くらい前にイタリアで生まれたもので、
モンテッソーリさんっていう女性のお医者さんが作られた体型になります。
どういったものかっていうと、感覚と運動を大切にする教育でして、
いろいろな教具、モンテッソーリの特別な教具があったりとか、
日常生活の練習を小さい頃、幼児圏で大切にするっていうことがあって、
お掃除をしたりとか、お料理をしたりとか、洗濯をしたりとか、
家事をちゃんと大切にやるっていうこともありますし、
教具を使って大きさを順番に並べたりとかします。
その中で大切なのが感覚と運動ですね。
感覚と運動を使うっていうことは、何でそれが大切かっていうと、
人間のインプットとアウトプットが感覚と運動だからなんですね。
いきなり一つ深い話から始まってて申し訳ないんですけど、
手を使うっていうことを大切にする教育なので、具体的なものを使っていきます。
なので、ひたすらプリントをするとか、そういうことではなく、
それだけ具体的な体験をしていくっていうことなので、
手を動かすっていうことを大切にしていて、手作業をします。
有名なのが藤井壮達さん、将棋の方が幼い頃されてたっていうことなんですけど、
編み物というか、紙で編んでいくハートのバッグっていうのを100個作ったって言うんでしょ。
そんなにすごい。
その逸話が結構有名で、それくらい、
手を動かしながら感覚も鍛えるし、やってる間にすごく集中力がつくっていうのがあって、
効果としては集中力がかなりつきます。
藤井壮達さんみたいな方が出るっていうのは、私はすごく自然に感じてますし、
あとは自分で考える力がつきます。
作業をしてると、例えばなんかちょっとうまくいかないことがあった時に、
もっとこういうやり方しようかなとか、こういう風にしたらいいのかなって自分で考えていくんですよ。
なので考える力が実践的につきますね。
あとすごく心が落ち着けます。
手を使うと心が落ち着くって言われていて、
大人でも何か作業的なことをして、ちょっとふっと終わった時に心が軽くなったり落ち着いたりすることってあると思うんですよ。
掃除めちゃくちゃやってよかったとか、これだけお料理たくさん作ってよかったとか、
刺繍をしてできたら嬉しいとか、そういうことをやっていくので、
じゃあすぐに計算がめちゃくちゃ早くできるようになりますとか、
そういうことではなくて、数のプログラムとかもあるんですけど、
非認知能力の方に寄ってるっていう感じですね、効果としては。
へー、なるほど。これ感覚とか体とかっていうところからの考える力っていうのが、
体とか感覚でもっとこんな風に作りたいとかっていう欲望というか、夢というか、
そういうのがあって、それを実現するにはっていう、そこなんですかね。
そうですね。最近言われてることが、幸せに生きていくためには学力よりも非認知能力だし、
非認知能力の中でも実効機能が大切だって言われてるんですね。
実効機能。
実効機能。実効機能っていうのは、本当に細かいことで言うと、
お掃除する時こういう風にした方がもっときれいになるとかね、
大きくね、こんな企画、例えば会社に入った時にこんな企画をやっていこうとする力ですよね。
勉強ができてもそういう実際の業務ができないと良くないというか、成果にならないし、
その機能を育てるっていう実効機能が育っていくと思いますね。
自分で何かやっていくことに対して。
なので、テストで何点取ってとかっていうのとはもうちょっと違う世界?
そっちはそっちでっていう感じで私は捉えてますね。
アプローチが感覚とか、手先とか、手仕事みたいな、
そんなところからの集中とか、やりたいとか、なるほど。
そうなんですよね。
言われてることとして、非認知能力とおっしゃってたじゃないですか。
確かに非認知能力が大切だって言われてて、
非認知能力が伸びると、やる気とか集中力とか好奇心とか、
やり抜く力、レジリエンスとか色々あるんですけど、
あと社会性もあるんですけど、そっちが伸びたら学力は後からついてくるんですよ。
だってやる気があるから、やろうと思ったら計算の練習とか漢字の練習とかするから、
集中力もあるし、できるんですよ。
でも反対はないと言われてるんですよ。
学力が高く上げて、なんとなくいい子に育ちそうと思うかもしれないんだけど、
学力が高いからって言って、人と仲良く過ごせるとか、実行機能があるっていうわけじゃないんですよ。
なので、非認知能力を育てると、後のことも色々育ってくるっていうところがあって、大切かなと思いますね。
なるほど。なので、効果とか、私が単楽的な気持ちになっちゃいましたけど。
いやいやいや、とんでもないです。すごい大事なことですよ。
ありがとうございます。
一回ボードゲーム教育とお話ししてみましょう。
僕のターンですね。
お願いします。
ボードゲーム教育は、もともといろんなボードゲームをやっていくことによって、
様々な能力を身につけていくっていうことが根幹にあるんですけど、
今の田辺さんのお話で言うと、手を動かすことによってそこから認知にいくっていうのが、
大きな軸だと考えたんで、これボードゲームにもあるんですよね。
手を動かすことによって次に繋がるっていうのがあって、
今の田辺さんが話しているお子さんの年齢でいくと、
エイリアンエクスプレスというボードゲームがあります。
エイリアンエクスプレス。何だか、なんか不正そうだなこれ。
テーマとしては、エイリアンの世界で言葉が喋れないから、
具体的なものを粘土を使うボードゲームなんですけど、
みんながそれぞれ、例えば4人いるとして、
1人1枚カードをもらって、そこに絵が描いてあるんですね。
ハサミとか冷蔵庫とか書いてあるんですけど、それを各自に粘土を持っているんですけど、
その粘土でそれを表現してみんなに当ててもらうっていうゲームです。
自分のスタートがなくて、できたらできましたって言って置いて、
これ何だろうって言って当ててもらったら点数が入るし、
作った人も点数が入るっていうタイプのゲームなんですね。
なので作ってはまらなかったら一回引っ込めて工夫してとか、
近くだけでは冷蔵庫で伝わらんわって言いながら、
取っ手が必要かなとか、線とかつけようかなとかなるんですけど、
そういうタイプのゲームがありまして、
これはまさにその手指の高知性を使っていって表現するって方法ですけど、
一つ違いとしてはボードゲームは相手がいるので、
相手にそれを伝わらなきゃいけない。
相手に分かりやすくするという。
例えばハサミっていう粘土作ったとしても、
ハサミこれでいいわって自分で思えるのは多分個人だと思うんですけど、
相手に伝えたい。
よりハサミって分かるようにしたいから、
時に時にしたいなとかそういうことまで気にするので、
そういう相手目線のところがあるのがボードゲームの特徴ですよね。
あとは当てる側もあるので、
作っては終わりじゃなくて、
あれですかね、やっぱり幼少期からいろいろ教育を続けて、
何か感覚が自分のものになってたりとか、
作り出すものみたいな手段みたいな感じで、
自分の感覚と指の動きが合うというか、
そういうのがあるから。
そうですね。
楽しくなる。
なるほど。面白いですね。
そうなんですよ。
結構、世の中のお母さんって、
自分の子供を手が器用な子になってほしいなって、
あまり思わないと思うんですけど、
でも結構そこが大事だったりするんですよね。
なるほど。面白い。
なので、そういうのを意図的にというか、
そういう機会をモデルソフトの中でやってるし、
ボードゲーム教育も勝つためじゃないけど、
よりうまく作った方が勝てるっていうところで、
そういうのができるっていうところですね。
作るっていうのを鍛えていくと、
共通点とアプローチの面白いなと思いました。
ありがとうございます。
では、次の質問に行きたいと思います。
はい。
子どもがそれぞれの教育で楽しく続くことって、
すごい大事かなと思っているんです。
体験だけじゃなくて、やっぱり次もやりたいとか、
楽しかったっていうところとか、
好奇心くすぐったりとかっていうのが、
子どもが継続して教育に立たされるポイントかなと思うんですけど、
それぞれの教育の中で続けていくポイントだったり、
楽しさっていうところだったり、
好奇心ってどんなところにあるかっていうのを教えていただきたいです。
モンテスト教育の七部先生からいきましょうか。
はい。
好奇心っていうのがすごく大切なことで、
それが一番学びに大切なことなんですね。
大きくなってからも。
好きなことをとにかく深める、
広げるっていうことを私は大切にしてますし、
分かりやすいのが、
例えば電車が好きなお子さんって、
電車の名前すごいいっぱい覚えるんですよね。
そうですね。
そういうところから記憶力も強くなるし、
電車だったら特に路線図とか地図とかに詳しくなっていくと、
地理とかも詳しくなるし、
どんなものが特産品があるかとか、
そういうこともそうだし、
あと時刻の計算とかも楽しくなってくるから、
なるほど。
そうすると自然と計算したりとかしてて、
それがすごく楽しいっていうのがあって、
好きなことから広げていくっていうことが大切だと思っていて、
教室でもそうしてますね。
通ってくる生徒さんのお母さんにもそれはお伝えしてて、
自然と記憶力とか計算力とかいろんなことが楽しく学べるっていうのが、
一番だなって思っているので。
お子さんにまず好きがあるっていう前提で、
それを大切にするっていうのはもうちょっと具体的に言うと、
教室の中でどういうふうにアプローチされてるんですか、
先生としては。
例えばこれはボードゲームとちょっとつながる話として、
国旗が好きの年長者の男の子がいるんですよ。
まず彼はもう名前を国旗と国の名前を覚える。
そういうアプローチの活動があって、
それを覚えたら次の活動として、
どの辺りの地域なのか、
例えばヨーロッパなのかアジアなのかっていうのを分類していくっていう活動もあるし、
それぞれの地域に住んでいる動物とかを学ぶ。
それもフィギュアとかを使って地図上に置いていくとかっていう活動もあるんですね。
それから歴史的な建造物、ピラミッドとか、
クロステウムとかそういうのを置いていくっていうのもあるし、
そこからすごく広がっていく。
国旗付きから広げていくと知識も広がるし、
すごい喜んでいるので、それを楽しく。
そういうことですかね。
次の活動をつなげるっていうか。
元々そういう国旗とか、歴史的建造物とか道具みたいなことがあるとして、
その入り口として、これが大事だよじゃなくて、
ご自身が好きなものからピポッとしていくというか、
それにつながっていくっていうことを先生としてはお伝えしたり、
いいタイミングで道具を出したりしながら広げていくっていうアプローチされているってことですかね。
それで、コッキングっていうボードゲームが今年の春に発売されたんですけど、
それをやったらものすごく挟まって、
それもちょっとレベルがあって初級とか中級とか難易度があるんですけど、
難易度が高くなったら、排他的経済水域が広いのはどっちかみたいなのをやるんですけど、
でも年長さんの男の子、6歳の子でもそれで言ったら結構理解するんですよ。
どっちが広いかなって。
海の面積。
海に面している面積が広そうな国っていうのを考えるとワクワクするんですよ。
どっちが大きいかなとかって。
用語だけで聞くとすごく難しそうに感じるし、
実際、小学校の高学年か中学生で習うと思うんですけど、
でも好きだったらちゃんと理解できるし、考えられる。
考えてワクワクするんですね。
すごくいいことじゃないですか。
実際、学校で習った時にそうだよみたいな感じでできるじゃないですか。
それがすごくいいと思いますね。
すごい。本当に好きっていう言動力を最大限活かすじゃないけど、
いろいろされている道具も使ったりっていうのがあるんですね。
好きなちなみに見つからないってお子さんっていらっしゃったりするんですか?