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2025-04-18 03:19

#284『プンク マインチャ』大塚 勇三 再話/ 秋野 亥左牟 画

#284『プンク マインチャ』大塚 勇三 再話/ 秋野 亥左牟 画

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大阪 Bookラジオ
僕は絵本を描いているんですけど、絵本だったら僕はプンクマインチャっていう、
もう1969年に出た絵本なんですけど、ネパール民話を再若化して、それに絵を付け張って一つの作品されているんですけど、
もう僕のバイブルみたいな本で、秋野勲さんという方、もう亡くなられたんですけど、
漫画っぽい感じの、なんか墨を使ったりとかですかね。
墨も使うし、岩絵の具が重いなんですけど。
あの人は絵本作家というか、画家の有名な人ですね。大画ですよね。
大画。お母さんが秋野福さんという日本画の大画さんで、お母さんの影響もあったりですけど、
秋野勲さんという人がこう、暴露するような人生を送りながらずっと絵を描いて、
そのなんていうんだろうな、ニュートラルなんですよ。
なんかもう無理がそこになくて、インドへ行くことになったのもちゃんと必然みたいな本人の中であって、
ネパール行くことになったのもそうで、それから北米のいわゆるインディアン、ネイティブの人らと住むようになったのも本当普通にそこにナチュラルな理由があって、
そういうところがなんか僕は好きで、長いこと会わなかったんですよ。
会える機会があったんですけど、好きな人に会って幻滅したくなくて、
古典とかされてても本人いるときはいかなくて、いないときにサッと行ってサッと帰るみたいなことをしてたんですけど、
あるときに会わずにオレン状況になっちゃって、会ったときにもうなんだろうな、涙が出て涙が出て、そっからなんか会えるようになって。
幻滅するんじゃなくて、むしろイメージのままだったって裏切られることはなかったんですか?
裏切られることはなくて、例えば話し声とか聞いたことがなかったんですよ。
初めて聞いたときに、なんと良い声してるんだろうなと。
その話を聞きながらイサムさんの絵を見てたら、これが正しい味わい方なんやなっていうのを感じるわけですよ。
あれは感激したな。
そのイサムさんが書いた最初の本がそのプンクマインチャーっていう本で、
いろんなとこ行って紹介したり、ぜひぜひ読んでくださいようなことをよく言ってますね。
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