教科書と文学の思い出
おおさかBookラジオ
教科書とかで、昔の国語でいろんな人の作品が載ってたと思うんですけど、
なんかこれ覚えてるな、みたいな。
教科書でね、一般的やけど、
『走れメロス』とか、昔必ず載ってましたよね。
あとは、『都市春』っていうの。
あったあったあった。
あの辺とかはなんとなく覚えてないな。
だから、まあまあ教科書やし、学校の勉強やから、
あんまし面白いなと思ってなかったんやけど、
家に帰ったらおふころが国語の本を読んでて、
これ面白いやんか、とか言われたから、
えー、そのおもろい子なんだ。
自分からなんかちょっと本を読んでみようとか思って、
手に取って、なんか覚えてる。
あー、そうやね。
その学校の夏休みの課題で無理やり読むとかじゃなくて。
読んでたんかな。
あの、一時は、ゴタブに漏れず、
ダザエオサムにかぶれ、
うわー、読んでたけど、
ある一瞬、
こいつただのどうしようもないアホちゃうかと思った瞬間に、
もう全部本を読んじゃいました。
でも、消化したってことかもしれないですよね。
あー、かもしれないですね。
こいつ赤いやつ、思いません?赤いやつやん。
そばにいたらお金を借りたりとか、
赤いやつやん、こいつ。
でも、その破綻具合が人を惹きつける。
いやろうねんけどね。
まあ、そんなもんですね。
音楽と映画の影響
音楽で色々聴いてきたと思うんですけど、何回も聴いた?
あー、それはやっぱりね、
高校とか時代に聴いたやつは未だに聴きますね。
どんなもの聴いてた?
洋楽ばっかしやったかな。
僕らの時はフュージョンが流行ったりとか、
ロックやったり、
リアルタイムじゃないけど、ビートルズはまだ洋楽聴いてるし、
どっちか言うと、そっち系かな。
洋楽。
未だにビートルズ研究YouTubeみたいなのがむっちゃありませんね。
そんなの思わず見ちゃいますね。
今度アンソロジーのシリーズの4が出るんです。
今まで1,2,3でとって、
今度の4は途中で作ったじゃないですか、新曲とか。
出来かけのやつも入ってる。
そういうのとか、
1,2,3に入ってなかったものが含まれるらしい。
でもものすごい高額なんですよ。
セットになってて。
昔は3000円くらいだった気がする。
高額はええわ。
そこまでマニアックには。
アルバム単位で、このアルバムすごい好きみたいな。
ビートルズやったら、
最初聴いたのがアビーロードやったらアビーロードやったけど、
選べるとホワイト。
あれ面白い。
未だに面白い。
ホワイトは面白い。
具体的にどんなところが他のに比べていいところ?
昔最初ビートル聴き始めて、
やっぱりポールマカトンの曲の方が耳なじみやすいから、
そっちを中心に何か聴いてしまうみたいなことがあるんだけど、
だんだん歳いってきたら、
だんだんジョン・レノンの方が面白い。
ホワイトのジョン・レノンの曲って、
そんなキャッチーな曲ないけど、
サウンドはどれ聴いても面白いから。
おみません?
私は逆に、
ジョン・レノンが最初好きでした。
だんだんポール・マッカートニーのソロのことだった。
バンド・オン・ザ・ランド。
ああいうのを聴いて、ポール・マッカートニーすごい。
面白いですね、そのパターンがいろいろ人によって。
そう、触れ方がね。
どっちが最初に好きだったか。
聴き方もいろいろあるから、ビートルズって。
でしょうね。
ポール・マッカートニーだけでも、
ポール・マッカートニーのベースだけ聴いてても、
相当面白いし。
それぞれの聴き方がきっとあるんでしょうね。
100人いたら100通りの。
昔はそんなにハーモニーとか聴かへんかったけど、
今、えげつないコラスやってんなとか、
パッパッと入りませんやん。
ジョージもいいですよね。
ジョージはいいです。
後半になって急になった。
最初の頃は別に楽曲だけで。
ジョージはいいですよ。
いいですよね。
2枚組のオール・スイング・マスト・パスとか、
あれすごいですよね。
あのね、あの辺が好きなんです。
ビートルズ以外で音楽は他によく聴いたんですか?
幅広くは聴いてるんですよ。
一応今でもギター講師やったりしてるから。
最初聴いたきっかけ、サイモンとかがあったから、
ポール・サイモンとかは今だによく聴くし、
どうやろうな、キャロル・キングの
ダニー・プッチというギターが多いんですけど、
その人はむちゃむちゃ好きなんですよ。
その人が大体はギター弾いてるんですか?
その人が一番前世紀は、
つづれおりとか、あの辺の前世紀は全部弾いてる人やで。
あとジェームス・エイラーも弾いてるし。
あの人はちょっと神様。
そんな弾き方は全然。
なんか旦那さんは?
いや、旦那ではなく旦那はベースの人やで。
ベースの人か。
大ギタリストもええねんけど、
エリー・クラフトももちろん告知してんけど、
そういう人も結構面白いから。
だから、ディ・パープルは僕、
ビッチ・ブラックマンよりか、トミ・ボリュンの方が好きやで。
ああ、そういうなんか。
しかも年代によって変わったりとかするから、
あれなんか、
キャロル・キングいいですよね。
ミュージック、キャロル・キング・ミュージック。
茶色っぽいやつ。
はいはい、グランドピアノ。
犬がいるやん。
あれはすっごい気まぐれ。
あれかっこいいですよね、パーカッションとか。
あれもその人のこと?
リース・クラーというヒゲのベースの人と、
ラス・カンケルというドラムの人が、
セクションというバンドやってて、
それがまたええんですわ。
ものすごいプロフェッショナル集団みたいな感じやけど。
スタジオミュージシャン。
そうそうそうそう。
本音楽ときから最後に、
映画でこの映画何か。
えっとね、
自分でお金払って、
自分一人で初めて劇場へ、
子供向きじゃない映画を見に行ったのが、
最初のやつが、
ジャスティスというアルパチーノの映画。
それはよかったですね。
裁判系の映画。
だからあの時代の、
アルパチーノとか、
デニーロとか、ダス・ニホンマンとか、
あの辺は結構見ましたね。
それは裁判官役でしょ?
弁護士役で。
なんか変な、変な、
ニューヨークの映画がちょっと極端ではあるんだけど。
裁判でドラマが?
そうそうそうそう。裁判で、
裁判官が弁護する人を、
無罪にしなあかんねんけど、
やってるうちに、こいつほんまに悪いやつだって分かって、
裁判で、お前が悪いんじゃ!
言ってやって、それで終わりの映画です。
そんな!
じゃあもう、弁護士の職を放棄する?
放棄して、放棄して、そうそうそうそう。
だからもう、一番悪い人が裁判官なんですよ。
裁判官が訴えられて、それを弁護していて、
その裁判官はちょっともう、
いろいろ悪いことしてて、
で、そんな弁護してるうちに、そんなん分かってきて、
終わりにしもたまらんようになって、
お前が悪いんじゃ!ってやってもう。
そうそう。
長々と。