2023-06-03 05:24

#177『質問』田中未知

#177『質問』田中未知

00:08
おおさかBookラジオ
自分が一番助けられた本なので、その本かなという意味で言うと、
どういう考えで本を置くかにもよるけど、
一つパッと思いつくのは、田中未知さんの質問という本で、
365個の質問が書かれている、ただそれだけの本。
お墓場に持っていくかどうかは分からないけど、
手元にずっと置いておきたい本。
そういう意味では、死後の人生は分からないので、
あると助かるなと。支えになるなという感じで。
寺山修司とのパートナー。
それは質問するときの設定の大前提が、
今の現世と死んだ後は変わるから、
その質問って生きている前提でされているよね、
みたいなことが分かるかもしれないし、
何か分からないけど、持っていったときに何が変わるのかな、
みたいなのは面白いかもしれないなと。
質問されてもらったことがあるけど、
それは思えますよ。
寺山修司ってどのバージョンで質問してるんですか?
ビデオレター。
ビデオレターって、これは靴下ですとかつって投げていくっていう。
寺山修司はそういうの好きですか?
好きです。
寺山修司は格好好きを好きにいますよね?
ん?
寺山修司は格好好きですか?
最近寺山修司が当時撮ってた質問をするところで
日の丸っていうやつが40年後にもう一回
日の丸って何であるんですか?
あなたにとって日の丸は何が好きかっていう映画を
それこそ見に行ったんです。
見て、それはTBSのディレクターが作ってる映画で、
40年前だから、今から40年前、
22年の40年前で、
40年ちゃうか。50年か。
時期がちょうど、例えば今って東京オリンピックがあった時期。
この間の。
その映画も東京オリンピックがあった直後に
当時寺山修司によって作られていて、
それで40年50年経った時に
同じ質問をした時に
何か考えがどう変わったかっていう社会実験をやっていて
そのことで寺山修司に影響を受けまくった
今まだ30歳くらいの若いTBSのディレクターが作った映画で。
いろんな意味で面白かったけど、全く同じ質問をして
当時の寺山修司が作った映画の映像と
今現在渋谷とか新宿とかで質問してるやつが
03:01
交互に流れるっていう編集になってる。
なかなかすごい普通だと思うんですけど。
でもそれもテーマは質問する。
どういう問いを作るとみんながまごつくかとか
みんなが本当に物事を考え出すかという意味で
質問を何を問うかっていうことを
大事にするっていうのがコンセプトになって
その時に日本の場合一つの象徴的なもんとして
日の丸についての質問を
ひたすらものすごい機械的に繰り返す。
あなたにとって日の丸って何ですかとか
あなたにとって、あなたが日の丸国旗を
家に掲げてますかとか
あなたの友達がもし外国人だって
その友達の国と日本が戦争しなきゃいけない時に
あなたはその人を殺せますかとか
強烈な日の丸についてひたすらしていって
それについて40年前の当時の
外島インタビューで答える人と
今の人たちがいかに変わったかとか
みたいなことをずっと実験してるっていうのが
なかなかそれは面白かったけど
質問を作るってすごい好きで
どんな質問をしたらどんな面白いことが起きるのかな
どんな話が発展するのかなっていう意味では
その質問集が365個あるみたいな
テナマ州人の秘書をやってて
パートナーとか中光さんがやったのも
すごいずっと生き続けれる面白さがあって
それはめっちゃ面白いです
なので話元に戻っても
無人島に持って行くのか死後なのかとかあるけど
やっぱりそれはずっとあると面白いなって思います
またきっと長らくちょこちょこやっていくんじゃないかな
ちょうど今年の2月くらいから
2月3月くらい上映始めたやつだから
一旦多分ニューロスペースもその辺から終わって
やっていくんじゃないですかね
05:24

コメント

スクロール