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おおさかBookラジオ
千と千尋の神隠し、宮崎駿
再視聴と印象の変化
最初に見たのは、ほんと小学生とかぐらいやと思うんですけど、
もう一回改めて、大人になってから25歳とかぐらいにもう一度見直してみて。
最初は、たぶん家でVHSとかで見てたと思うんですけど、
一回目そうやって大人になってから見たのは、映画館でやっているっていうので見に行きました。
結構最後の方なんですけど、ユバーバが言ってたセリフで、
人は一度会ったことは忘れることはないんだよ、思い出せないだけでっていう言葉があって、
それを聞いた時に、やっぱ子供の頃は何も思ってなかったんですけど、
大人になってから改めて見たら、すごいその言葉が残ったというかですね。
そうですね、子供の頃はたぶん怖い印象、顔なしとかめちゃくちゃ怖い印象があったと思うんですけど、
大人になってから見たら、全然違う角度というか、違う見え方というかがしてて、
その中のその言葉が聞いた時、思い出せないことが山ほどあるなと思って、
で、普段何気なく過ごし過ぎてるんかもなみたいな。
25年、その時見た時は25とかやったんで、
けど思い出せへんことまみれで、なんか寂しいなとも思ったし、
けど自分の中の思い出してないだけで積み重なっては来ているんかなとかも思ったみたいな、
ものにすごい食わって来た一言でしたね。
千と千尋やったらおるかな。
でもやっぱりそのワンシーンが、その一言来る前までも、
たぶん結構後半の方やったんですけど出てきたフレーズが、
それ聞いた時だけグッと来てたから、それまでの、覚えてるけどそこも、
そこもなんかふわっとして見てたんかもなみたいなもん、
そのタイミングで気づかされたし、
そうやって普通に生きてても時間って過ぎていくんやなみたいな、
そこが印象的すぎた作品ですね。